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望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・その18

2012-02-04 01:40:08 | 舞台・ウラ話

ちょっと遅くなりましたが、
突然思い出した番外編に行ってみたいと思います。

なぜ思い出したかというと、

前回までのスカート事件の、
その公演中の出来事だったからでゴザイマス。



突然ですが、私、よく稽古の内容を録音するんです。
(ホントに突然だ・・・

自分がどういう芝居をしているか、
ってことも、もちろん気にはなるんですが、

ハッキリ言って、そんなもん、
あまり役には立ちません。


落ち込むだけだし、
自分のことばかり気になって、
周りが見えなくなってしまいます。



では何で録音するのか?

といえば、

「ダメ出しを聞き直す」ためなんです。


ここでどんなダメ出しが出たか、
もちろん大筋は忘れないんですが、

その場の混乱した頭では理解できなかったことが、
ゆっくり聞き直してみると、見えてくるんです。


細かい言葉のニュアンスとか、って、
いくら懸命に聞こうとしても忘れちゃうんですね。

特にトシのせいか、性格なのか、
なかなかスラッとダメ出しが体に落ちてくれない。



冷静に聞き返してみて、
やっとわかって、

ありゃ私、
まるっきり理解できてなかったんだ 

何度やっても、
できなかったワケだわ~。

という事実を突き付けられて、
愕然とすることもあります。


今はビデオカメラが小さくなったので、
録音より録画している人の方が多いんですが、
私は相変わらず録音だけ。

いや、そりゃ録画もしたいんですけど、
カメラが古くて、デカくて重たいもので・・・



コンパクトなビデオカメラで、
楽しげに撮っている若い子を見ると、
ちょっと嫉妬を感じますが、

これがまた、
トンチンカンなのもいたりするんですよね。


ビデオをお互いに撮りあっているから、
「おお、頑張ってるね」とのぞいてみたら、


 (???)


画面に映ってるのは、どアップの顔のみ。
「舞台なのに顔のアップ撮ってどうすんじゃーーっ!」


そうかと思えば、

芝居は全体を撮らなきゃ意味ないよ、
と、何度言っても、
自分の姿だけを撮ってもらう役者とか、

ワケのわからないのもいたりしますが、


まぁ、彼らは特殊な例で、
ほとんどは第三者の目でチェックするために、
録音や録画をしていると思います。

・・・って、
前置き、長すぎ・・・。

すみません!
明日に続けます!


        (つづく)






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