望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話途中ですが、チロルです

2010-05-20 16:07:26 | 暮らし・花・趣味
友人のブログに登場した、

「白熊チロル」

ついに見つけてしまいましたぁ~~



これは買わざるを得ないでしょう。

・・・って、やめてたハズなんだけど。

まぁ、オトナの分別レベルで続けます  
(ホントか??)



で・・・、食べてみました。

中は、みんな同じ味。

外側は上が練乳チョコ、下が小豆チョコ。
中は、みかんチョコとザラメとフルーツ寒天ゼリー。


確かに、「白熊」だけど、
私、ちょっとアイスの「白熊」にもうるさいのよ
 

ち・が・う・でしょーーーっ


それに、「く」が4つもあって、
「し」が1個も入ってない。



ま、同じ味だし、いいんだけど、
これ、並べ変えたら「くろくま」になっちゃうよ


まぁ、「くろくま」でも「しろくま」でもいいけど、

断言します。
これはアイスの「白熊」の味にはなっていません


「白熊」と言わなきゃ、まあ許せる味だけど・・・。

さっ、明日から、
もうちょっとだけウラ話続けます


(こんなことで怒っている私もまったく・・・)
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昨日の話にまた後日談が発覚!

2010-05-19 21:52:42 | 舞台・ウラ話
昨日、おんぶオバケ(笑)の話を書いたところ、

演出助手&制作チーフの貴子さんから、こんな話が届きました。

             

尾崎少尉はその後の後日談もありまして(実は本番中)。

あの手足不自由なお芝居、熱演の余り、
三角巾で吊っている自分の腕で、肋骨を折ってました。

繰り出すパンチを外されて、どうっと倒れたあの瞬間ですね。

ちょっとは受け身とってもいいと思うのですがf^_^;

             

これ、びっくりでした 

我々キャストはまったく知らなかったんですよ。
彼が骨折してること。

ずっと激しい動きに変化はなかったし、
痛いような仕草さえ見せなかった。



特攻隊は、本番前に毎回必ず、
動きのある部分をしっかり稽古していたんですが、
 この写真も稽古ですね。特攻服を着ていないので)



そのときも、全然気がつかなかった・・・。

あとで悪化してなきゃいいけど。


しかし・・・、
よく我慢したなぁ・・・

楽屋でもいつもの飄々とした小池さんだったからなぁ。

胸を叩いたりしなくてよかった~
(叩くか? ふつう  )


まぁ、確かにね~、

受け身をとるのが賢いやり方ではあるでしょうけど、

・・・夢中になりすぎちゃったんでしょうね 
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昨日の話で思い出した、ウラ話

2010-05-18 18:25:28 | 舞台・ウラ話
昨日の、あのファンキーな傷病兵のことです(笑)

もちろん、わざとファンキーにしたワケではなくて、

たぶん、
大けがをして体が不自由な感覚を、
どうにかして味わってほしい、との思いから、

何かを体につけようとしたのだと思います。


確かに、大けがをしたとき、
自分の体がどうなるか・・・。

これは意外にわからないんですよね。

それも、力いっぱい怒鳴るセリフもあるから、
つい元気になってしまう。

気をつけてても、どこかでフッと、
健康体になっちゃったりする。


そこで 

演出の主宰は何をしたか??



・・・何だと思います?



あのね。


女学生の1人を呼んだんです。


それでね。



「ちょっと、小池君(尾崎少尉)の背中に乗ってみて」


つまり、おんぶオバケというか、子泣き爺というか、

ずっと女の子を背中に背負ったまま、
あのシーンを演じさせたんです。



松葉杖でびっこをひくときも、

相原に殴りかかろうとして倒れるときも、

そこから片足で立ちあがるときも、



ずっと、おんぶオバケ、
 じゃない、
女の子を背負ったまま。



尾崎少尉役の小池さんは、ものすごく体力のある人で、
体もがっつり鍛えている人です。


乗っかる女学生さんも、大人とはいえ、
小柄でやせています。


でもね、

それでも、

その大変さといったら!!


お前は星飛雄馬かっ、ってくらい 


特に、バッタリと倒れた後、

片手と片足だけで、
人を背負ったまま立ち上がるのには、

さすがの小池さんも「ううううう」とうなっていました。


自分が悪いんじゃないのに、
女学生さん、すごく申し訳なさそうで・・・。

そりゃ、なんとなく、つらいよね(笑)


乗るのも大変なので、
おんぶオバケ、じゃなくて女学生さんは(しつこいよ!)
2人で交代に乗っていました。


でも、乗せる方は1人ですからね。




でもね、

これで見えてきたんです 

大けがをして、体がマトモに動かない姿が。




そして、ただ体を動かすだけで、
どれほどのエネルギーが必要かということも、

怒鳴ろうと思っても、
そう簡単に大声が出ないことも、


イメージだけでお芝居していたのではわからないことが、
しっかり体に入り込みました。


さすが・・・ 

もう、本当に感心しました。

これはすごいです。

やっぱり演出って、すごいと思います。

理屈を言えば、これは演技指導なのかもしれないけど、
でも、これで、
このシーンが一気にリアルになったんですから、
演出といっていいでしょう。


あ、いや、でも本当は、


こういうことまで、できてこその、演出じゃないかな、
とも思うんですよ。



なーんて、自分が演出しないからエラそうに、
・・・スミマセン!


うーーん。でもね、やっぱりね。

演出家には、それだけの力のある人がなってほしい。

いや、あの、うーーん。ムニャムニャ・・・(以下略  )

      

ちなみに今日の写真は・・・、



こんなシーン、あったっけ?

って、あるワケないです。
連ドラじゃないんだから!

ちょっとやってみました、のお遊びバージョン(笑)

まったく役者ってイキモノは・・・。
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いいかげん区切りをつけないと、のウラ話

2010-05-17 22:55:33 | 舞台・ウラ話
さて・・・と、
なんでここまで引っ張ってしまったか、
本人も理解できないまま、
たぶん(?)本編に入ります 


今回の芝居のラスト近くのシーンで、

1人特攻から外され、やけ酒をあおり、
泥酔して有島食堂に来た相原少尉を、
大けがをして帰還した尾崎少尉が怒るシーンがありました。

後半のひとつの山場。
尾崎の迫力のある切なさが出ていて、
稽古場で観ていても好きなシーンでした。


ここで尾崎は、
松葉杖にギブスに三角布、頭にも包帯ぐるぐる、
といういでたちで登場します。

で、慣れる必要もあって、松葉杖だけは早めに借りたのですが、
他のものはまだ作っていなくて、
(小道具作りの担当者はすっごく大変なんです)

でも、何かあった方がいいよね、と、
早替えの担当者が考えたのでしょう。

とりあえず、代わりのモノを用意して、


「相原~~~っ、お前はぁ~~~~っ


と大迫力で尾崎少尉が登場!!


・・・・・・・・・・


登場!
 

・・・・・・・・・・


登場!


・・・・・・したものの、


それを受ける、

相原少尉と、有島食堂の満寿子さん、


・・・完全にフリ-ズしてしまいました 




でも、


とりあえず続けなければ!

という使命感から、
何とかセリフを出しているものの、


2人とも声は震え、体もフルフル震えて・・・。



普通に芝居しているのは、
当の尾崎少尉だけ。

そりゃそうです。
自分の姿は見られませんから 

 
「ははははは。
ちょっと、止めるよーー!
無理だよ、そりゃぁ」


大笑いしながらの演出家のストップに、
我慢していた2人が、倒れこんで笑い始めました。



そりゃ、そうでしょう。

登場したときの尾崎少尉のイデタチは・・・



ギブスの代わりに、
・・・ピンクとイエローのストライプの、
   もこもこソックス。


腕に吊るす三角布の代わりに、
・・・これまたかわいいポップな柄のタオル。


頭の包帯の代わりも、
何だったか忘れましたが、ヘンなモノが乗っかってた。


なんちゅうファンキーな傷病兵!


写真、撮っときゃよかった~~


はい。
もちろん、ファンキーな代替品は全部取り去って、

あらためて、稽古がスタートしました。

が、

しばらくは、お2人とも、
背中がフルフルしていたような・・・。

      

写真はその尾崎少尉。
桜のバックがきれいです。 

  
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昨日から何となく続いているウラ話

2010-05-16 17:01:25 | 舞台・ウラ話
昨日は、なぜか話が違う方に行っちゃいましたが、
今日こそ書きます。

あの、稽古中は、なんでもいいから、
代わりのモノを使って稽古をする、という話です。

今回、私が使ったもので言うと、

折りたたみの木の小机は、最初はパイプ椅子で、
魔法瓶はやかんで、
どら焼きはあり合わせのお菓子で、
おつまみは、食べ残したおせんべいやお菓子で、

とりあえず間に合わせて、稽古していました。


これね~~、
たまに思うんですよ。

こういうあり合わせのモノで稽古してるのを見てて。


いや、今回なんて、日常的なモノが多いから、
そんなにヘンじゃないんですけど、

これが非日常の世界だったりすると・・・、





「この、魔法の剣が

って、


・・・スリッパ持ってたり、





「早くこの舟に

って、


・・・床に敷いたタオルに必死で飛び乗ったり。





かなりヘンです。


でも、みんな、

スリッパに畏れおののいているワケです。


公共の施設によくある、ブルーのビニール製で、
時には施設の名前入りだったりする、

あのスリッパに。



大の大人が、大勢で、
真剣そのもので、やってるんです。


普通の人なら、やってられませんよ。
アホらしくて 

慣れとはオソロシイものです。


あ、いや、お芝居自体、
そんなものですよね。

石坂浩二さんだったか誰かが、TVのトーク番組で、

「芝居は大人のままごと遊び」

といった発言をしていらっしゃいましたが、
ホントにそうですね。

なんでこんなことが、恥ずかしくなくできるのか、
よく考えると不思議です。


あれ?
また長い?


じゃぁ、今日は、道具つながりで、

「加藤上等飛行兵曹、女学生の洗濯桶を修理す」

の写真で、とりあえずお開きに 

 

劇団員の長縄さんは小道具担当。
ランニング姿で修理している雰囲気が、
とても現代とは思えません。

そういえば、
別に制服を脱がなきゃ、Tシャツでも良さそうなものなんですが、
全員、ランニングを着ていました。

昭和、な姿です。

なーんて写真でゴマかしつつ、また明日っ
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今回のじゃない、ウラ話

2010-05-15 21:48:50 | 舞台・ウラ話
こんなタイトル、よけいわかんないかも・・・

要するに、昨日の勢いで、
代わりの道具の話を少々したいと思いまして・・・。



本物の道具が揃うまでは、
何でもいいから代わりのモノを使うという話でした。

まぁ本当に、いろいろと、
ワッケのワカラナイ道具を使ったりするのですが、
私の経験の中で、一番大変だった「代替品」は、



・・・担架、


・・・の代わりに、スチールの長机を使ったこと。



はい。あの、事務所なんかによくある、

極めて事務的なたたずまいの、あの長机です。


で、担架だから、
2人で持ち運ばなきゃいけないんですよね。


でも、長机だから、かなり重い!


な上に、担架だから人が乗る。

・・・実は乗っていたのは私だったんですが、



もう、持つ方は、汗だくで、
横たわっていても、持ち手の荒い息づかいが聞こえてきて、
「ごめんね~~」という感じでした。


でも、傍からみると楽そうに見える「乗り手」も、
実はものすごく大変で・・・



長机ですからね~。

ものすごく安定が悪いんです。

ちょっとバランスを崩すと、
重いけが人のはずなのに、ドカッと落っことされるので、
もう恐いのなんの。


何度か稽古を繰り返して、
持ち手がフラフラになってきた日には、

タテヨコ、前後ろ、
もう、ぐらんぐらん動いて、

スチールで下が固いから、体も痛いっ


ぐったりした芝居をしながら、

「いーかげんにしろよ~~
と、地味に怒りを表しつつ、

テーブルの両脇を握りしめて乗っていました。


本物の担架が来たときのうれしかったこと!


・・・と、
そうそうそうそう!

今回の公演のウラ話に戻ります 



今度こそ、できたてホヤホヤのウラ話をばっ!

すみません。明日にします 

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そろそろ今回のウラ話でも~~

2010-05-14 20:30:57 | 舞台・ウラ話
書いてみたいと思います。

といっても、いつも書いているほどの波乱万丈はありません。

いつもあんなことやってたんじゃ、たまりませんから。

でも、ちょこっと、それなりに、
面白いことはありました。

そんなことを思いつくまま、
しばらく書いていきます。

で、最初は、道具の話でも・・・。


芝居の稽古って、
ちゃんと小道具や衣装が揃うのは、
かなりギリギリになってからなんですね。

借りるにしても、そんなに長い間借りていられませんから。

で、モノがない間、どうするか?

マイムでやることもあります。

でも、出来る限り、何かを使います。



マイムでやると、何が問題か、わかります?

途中でモノが消えちゃっても、
そのまま芝居は進んでいっちゃうでしょ?



たとえば、最初、持っていたコーヒーカップが、
喋っているうちに消えて 
そのまま消えたままになっても、マイムならOK。


で、実際にモノを持ってやってみて、
「ありゃ、私、コーヒーカップ持ってたわ」
なんてことに気づいたりして。


コーヒーカップがあるのとないのとでは、
人間の動きも、小道具のハケの作業も、
まるっきり変わってきちゃいますからね。

ある程度わかってくれば、もう大丈夫なんですが、
稽古の最初の方で、みんながテンパっているときには、
よくこうやってモノが消えるんです。



だから、どんなに「似てない」「あり得ない」モノであっても、
何か、現実にあるモノを使うようにするんですね~。



一番よくやるのが、えんぴつ2本でお箸、とか。
椅子がテーブルの代わり、とか。

台本も、鏡になったり、お盆になったり、
はたまた、刀になったり(ボロボロになるぞーーっ



まぁ、こんな程度ならいいんですけど、
そういえば一度、
代わりの道具でえっらい苦労したことがありまして、

・・・って、

あ・・・「今回の」ウラ話でしたよね?

また思い出話になっていくなぁ・・・。

まっ、いいか。
こういうのは勢いですから 

じゃあ、明日だけ、
今回のとは違うウラ話を書かせて頂きま~~す 
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へそ

2010-05-13 18:50:03 | 演劇・舞台・小劇場
舞台の「へそ」です。
実際に、「へそ」と呼んでいます。



舞台のちょうど中心。
蓄光テープで、たいがいこんな感じに貼って、
目立つようにしています。

客席側から見ると、こんな感じです。



見た目のバランスから言っても、
芝居は基本、センター中心に作られますから、
このへそは本当に大切です。

位置取りをするときなどは、

「左足のかかとをへそに」とか、
「へそ中心で2人並んで」とか、

へそから決めていくことが多いですし、

今回の私の場合などは、

「へその上がテーブルの中心になるように置く」とか、
「へその真横に座って、お盆を斜めに置く」とか、

きちんと決めておくことによって、
照明さんの狙う位置に入ることができます。

そして、暗い中でも、
たいがい一番目立つようになっていますから、
暗転のときは、「灯台」のような存在で、

真っ暗の中、へそに向かって進む、なんてことが、
よーくあるんですね。


今回はありませんでしたが、
たま~~に、

最初に出て、へそを踏んずけたまま気がつかず、
みんなを困らせて、
あとから大目玉を食う新人さんもいます(笑)

ま、ほかにも目印はあるので、
たいてい何とかなるんですけど、

でも、今回みたいにセットが少なければ少ないほど、
中心で燦然と輝いてくれる存在は、
暗転の最大の味方!

「灯台」とは我ながらうまいことを言ったなぁ。
(自画自賛だけど
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閑話休題・スーパーにて

2010-05-11 21:05:14 | 暮らし・花・趣味
公演ネタはまだまだ続けますが、
今日はこれで・・・。

「みにくいアヒルの子」じゃないけど、
みんなとちょっと違っても、
堂々としているコイツが愛おしい 

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開演1時間前!

2010-05-10 19:19:20 | 演劇・舞台・小劇場
外では、呼び込みスタート 



当時の衣装の女性たちが、
女学生2人の声と共に、
チラシを配ります。

途中で、ついに主宰も登場。



木(柝)を入れる音が響き渡ります。


私は・・・というと、昭和64年チームなので、
どこにも出ずに楽をしていました。
(こんな写真撮ってたり 


    

一方楽屋では、
そろそろ特攻隊チームが、メイクや衣装の準備スタート。



まだなんとなく、ぬるいムードです。

ちなみに、お父さん役の主宰、のぶさん。
ものすごく楽な格好をしていますが、
これ、実は衣装。

みんな、なかなか、これが衣装だと認識できずにいました。
(当たり前! 稽古着より楽そうなんだもの)

あ、その代わり、このあとから、
綿入れのどてらに、毛糸の帽子と、
地獄のような暑いものを着なくてはなりません。

やっぱり楽な衣装はないんですね~(笑)

舞台でやり取りをしているうちに、
のぶさんの顔から、みるみる汗が噴き出して、
見ていても痛々しいほど。

「お父さん、こんなに無理して大丈夫だった?」
  (年上の娘より 
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