望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話あれこれ<舞台の上・その3>

2016-03-20 12:43:16 | 舞台・ウラ話

今回、大量の台詞を、
喋り倒さねばならなかった人たちがいて、

というのが昨日までの話でした。


いや、もちろん、どの公演でも、
必ずそういう役回りになる人がいます。

オバちゃんキャラの多い私も、
よくそういう役回りになって、
ひいひい言いながら覚えたりしますが、

それにしても、今回のはハンパじゃなかった


それも、編集部チームの3人は、
もうギリギリになってまで台詞が増えて、

覚えの悪くなった私など、
見ているだけでパニくりそうでした。

これはたぶん、小屋入りの2日くらい前かな?


PCやスマホをいじっていますが、
遊んでるんじゃないんです。

新しい台詞がドンと増えて、
紙にプリントする時間も惜しんだ主宰が、

出来たてほやほやの台詞を、
担当する彼らだけに、まず送ったんですね。


もともと大量な上に、
どんどん新しいのが積み重なって、

それも当然のことながら、
テンポの良さは絶対条件。

こんな状態で本番に臨むワケですから、
本番前に毎回、当たっておかなきゃ、
とてもじゃないが、怖くてできません。


しかし、ストレスフルだったのは、
彼らだけじゃなく、

役が替わる人たちも、また大変で

この写真は、昨日のものと日が違います。

大楽と呼ばれる、本当に最後の回のものです。

アスミス(阿澄佳奈ちゃん)が、
  昼の回で千秋楽となったため、

アスミスのやっていたヒロインが、
  劇団員の早野実紗さんに替わり、

実紗さんのやっていた居酒屋のおかみさんが、
  劇団員の紅林里美さんに替わり、

紅林さんのやっていた医師が、
  劇団員の神田友博くんに替わり、

神田くんのやっていた「ユウ」という役が、
  ゲストの桑野晃輔くんに、

  ・・・という、

ボールを1個ぶつけて、
そこからコンコンコンコンと、
全部が動いていく、
みたいなすさまじさで。

それも、
ボ-ルじゃなくて生身の人間だし(笑)


役は倍、稽古量は半分、
その上、劇団員さんは雑用がいっぱい。

本当に頭が下がりました。


なもので、手前の病院チーム、
奥の居酒屋チーム、

昼の回と違うメンバーで、
全シーン、台詞を当たっているところです。


   と・・・、

そう思えば、私はラクだったなぁ(遠い目)


というところで、
明日からは、
本当の舞台裏に回ります!


   <つづく>




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