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望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑧・役者の生態観察

2023-04-21 11:16:38 | 舞台・ウラ話

 

さて、昨日お見せしたこの写真。
何をやってるか、わかります?

これね、座布団を1枚ずつ叩きつけて、
5回終わったところなんです。

座布団くばり、ならぬ、座布団投げ(笑)


物語の最後近く。

怒りのあまり、
しのぶが銀治郎に座布団を投げつけるというシーンで、

座布団投げが披露されるのですが・・・、


それが最初は、うまくいかなかった・・・らしい。

私、後ろ向いてるのでまったくわからないのですが、

意外にいい場所に行かないというか、
パワーが出ないというか。



でも、稽古を重ねるたびにパワーアップして、
背中で聞く「ドサッ!」がどんどん大きくなっていたのですが、


その腕が鈍らないように、常に投球練習をしていたようです(笑)

横で、投げられる銀治郎が楽しそうに見ていますね。


      


さて、こちらの2人は真剣な顔で打ち合わせ。


そこに私も参戦して、3人で語り合って。


・・・って、どんな真剣な話かと思いきや、
たしか、銀治郎が信一をどのぐらいおちょくるか、みたいな話だったかと


といっても意味不明ですよね(笑)

つまり、
信一がやっと由紀と2人になって、よしっ、告るぞ!

ってところで、銀治郎が帰ってきちゃうんですよね。

その上、由紀に会うためにセットしてきた髪をぐちゃぐちゃにされる。

で、それが私の登場まで続くので、

私があんまり早く出てくると面白くないし、あんまり長いとダレる。

「昨日のはどうだった?」「もうちょっとゆっくりでも」

みたいな打ち合わせをしているんだと思います。

 

くだらないと言えばくだらないけど、ここのタイミングって大事なんですよ。


ちなみに、信一をどうおちょくるかは銀治郎役の役者さんに任されているので、

皆さん、それぞれ、いろんなパターンを試していました。


      


はたまたこういう儀式も。

それぞれ結婚指輪を相手にはめてあげるという、
なんてことない話なんですけどね。

でも、こういうことが、
親密さとか、そういったことへの足がかりになったりするんです。

はい、インスタント夫婦誕生(笑)



そんなこんなで、だんだん開演時間が近づいてきます。

次回は、本番寸前の役者たちの生態を。


 <つづく>

 

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑦・役者の生態観察

2023-04-20 12:47:56 | 舞台・ウラ話

 

劇場に入ってからは皆それぞれ。

ストレッチや声出し以外にも、

それぞれの役によって、いろいろな稽古があります。

中でも、本当に頑張っていたのが、この人

銀治郎役の如月さんは、
太鼓とか歌があんまり得意じゃないらしくて、

みんなに教えてもらいつつ、

 

稽古場でも、



劇場に入ってからも、暇さえあれば太鼓の稽古。




いつも明るくてムードメーカーの彼が、
遠い目になっているのは、ちょっと太鼓に疲れすぎ?

それをさくっと撮っている人(笑)



一方、由紀役の理奈ちゃんは、
なんといっても、歌って踊れる人なので、

リズム感抜群で音程も確か。

もちろん祭文は「節はどうでもいい」というものなのですが、
やはりなんとなく、あるんですよね。


一番最初のシーン。
由紀が下手な祭文を唱えて、私がその一節を直します。

なんだけど、
どうしてもきれいなメロディーになっちゃう(笑)

 

何といっても、最初の最初。
由紀のこの祭文からスタートするワケで、

理奈ちゃんも必死だから、さすがに音を狂わせる余裕がない。


なもので、これじゃ出来すぎで、直せないよーーー。

けどー、そうも言ってられないからーーーー。


と、

反対にこっちが少し節を狂わせて、
かなりむちゃぶりの直しをやってました。

どう聞いたって、由紀ちゃんの方が正しいよね、
って思えちゃうんですけどね。

そこはもう、仕方がないっ!

毎回、それなりの緊張がありましたが、

とにかく「先生」が正しいの!(笑)




はたまた、こういう練習をしている人も。

何をやってるか、わかります?

 

 <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑥・役者の生態観察

2023-04-19 12:25:52 | 舞台・ウラ話

 


さて、ここからは普通に、

小屋(劇場)に入ってからの、役者の生態観察でございます

 

劇場に入ってからは皆それぞれ自分のペースがあるので、
集合時間以外は本当に勝手に動いています。

一番多いのが、やはりストレッチと声出し。

 

それも、本番の何分ぐらい前にストレッチをするとか、

みんなそれぞれあるんですよね、こだわりが。


これは妙にまったりした雰囲気。
ストレッチをやるつもりで、お喋りに移行した?

また、こんな時間が楽しいんだなぁ。

といっても、個々の時間配分はシビアに守らないと、
あとで自分がエライ目に遭いますが。

 

しかし舞台に畳があるというのは、本当に落ち着くんですよね。
ゴロゴロしやすいというか。

特にストレッチには、なんといってもこの畳が一番です。

とはいえ、これ、実は畳じゃなくて(笑)

畳に見えているだけで、板に薄敷きを敷いただけだから、
めちゃくちゃ硬いんですけどね。

でもなんとなく寝転がりたくなるのが畳のいいところで、

まるで合わせているかのように同じ形でストレッチをしている2人(笑)



ストレッチをしているつもりがだんだん眠くなってきた?


向こうの1人はしっかりストレッチしてました!


こちらは完全におばあちゃんの茶飲み話

 

わざわざ畳から降りて・・・。
まぁ、下の硬さは変わらないんですけどね。

しかし、なかなかいいアングルで撮ってます(笑)

 

かと思えば、かなり珍しい「練習」をする人も・・・。


 <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編⑤・西村写真館

2023-04-18 12:37:59 | 舞台・ウラ話



家族写真

 <カミサマと弟子>

もうさんざん書いてきたので、書くネタはありません

 

 

 <なんとなく家族っぽい5人>

 

なーんとなくつながっている5人。


「あの家族はこれからどうなるんでしょうね」
と、何人もの方に言われました。

「ちょっぴり情けないところのある銀治郎さんだけど、
 いろんな女性に愛されて、これからもきっと情けなさを持ったまま、
 人生を全うされるんだろうなと思いました」

とDMに書いてくださったお客様も。

きっとそうなんでしょうね~。


これから先を想像させるような作品って、
作家の「力」を感じます。

さすがに人気のある作家さんです。

まぁこれからも何かとありそうですけどね。

でもきっと怒ったり泣いたり、大騒ぎしながらも、
そこそこ幸せに生きていくんじゃないかな。

 

そんな銀治郎ですが、家族写真がないことを発見!

せっかくなので違う写真を出します。

自撮りの苦手な私が銀治郎とのツーショットを撮ろうとして、

でも、なかなかうまくいかなくて、

たったこれだけに、すごく時間がかかってたんですね。


その間に、なんか、

後ろでキャッキャと言う声が聞こえてて。

なんだろうな~、って思ってたんですが、

なるほど~~、こういうことか。

隙間にうまく3人入っとる(笑)

 

 


そして、今気づいたことは・・・

もしかして、これを撮ってくれた西村写真館の当の本人、

久米田夫妻の写真がない?


これだけみんなの写真を撮ってくれてるのに、ない?

それも、多分、

  今まで誰も気づいてない?!

いやー、そういうものよね~。

そして彼はいつも、こういう損な役回りになる人なのです。

こんな劇場への道案内も彼が作ってくれたのに。


本人の写真がないっ

いますよね~?
本当にいい人なんだけど、損ばっかりしてるって人

あぁ、どうしようかなぁ・・・。

まぁ、楽屋でのこういう写真が見つかったから、

これでよしとしますか。



玲子を訪ねてきた久米田先生の図。

楽屋でわざわざ、こういう姿を撮ってるんです。

全く役者って生き物は


 <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編④・西村写真館

2023-04-17 15:40:42 | 舞台・ウラ話

 

最後まで「お茶待ち」だったシーン。


あ、ちなみに、オレンジや黄色のマルは、
私が忘れないように付けているだけで、これは関係ありません。

ここで、

「由紀、お茶」
「すいません。ポット出してませんでした」

と、由紀が慌てて退場して、

その後、12行の短い台詞があって・・・。

その間に奥からポットを持ってきて、お茶を淹れて、

「どうぞ」と出す。


これが大変だったんですよね。

ポットを持ってくるだけでも、かなりの距離があって。


大変、というより、はっきり言って無理!


そこで何故か、志野さんと私が、
ここだけゆ~~ったりと喋ってました(笑)

私は後ろを向いているので、

志野さんがお茶の進行具合を見つつ、

台詞の間を微調整していたんです。

とにかく、由紀の「どうぞ」がなければ、
次の台詞に行けないので。


そして、お茶を飲んだ途端に、

喋るスピードが一気に加速した!!!

ま、お茶を飲んで舌が回るようになったってことで



あ、ついでに、この台本の説明をしますと、
ここの書き込みは、ほとんど津軽弁のアクセントですね。

マルの中になにか漢字を入れているのは(標)という字。
つまり、ここのアクセントは標準語と一緒ってことなんです。

抜けそうな言葉を色で囲んだりしていますが、
ここまでは自分のチェック用。

これに演出家のダメ出しが入ると、
付箋やら色鉛筆やら、もっとにぎやかになります。



・・・と、これが私の台本ですが、

台本の使い方は、本当に十人十色で、

役者によってまるっきり違います。

また作品によっても変わってきます。

もし全部が標準語だったら、
こんな書き込みは要りませんから。

    

台本に関しては11年前にこんなブログを書いています。
よかったらご覧ください

「人の台本、のぞいてみれば」 その1 その2 その3

    

 

って、あれ? 西村写真館じゃなくなってる?

ま、これもウラ話なので


ということで、このまま家族写真を続けます。



家族写真

<おばあちゃんと孫娘>

この私たちのシーンでは、
稽古が始まったばかりのころに、

なっかなか忘れがたい、ショッキングな発言がありまして・・・。

 

たまたま稽古場に来ていた、ことのはboxの酒井さんが、

我々2人の稽古を見て、ひと言、言ったのです。

 

 「仲悪そーう」

 

えーーーーーーっ

ちょちょちょちょっとぉ。んなバカなぁ

久しぶりに会えたおばあちゃんと孫娘の、
仲のいいシーンなんですけどぉ。

いや、そりゃ、マズいでしょーー

このひと言には頭を抱えました。

結局、まだ形でやっていた、というか、
「仲のいいフリをしていた」んでしょうね。

こういう「演技のウソ」はすぐバレちゃいます。



もちろん、その後は、
だんだん信頼関係を構築していって、

ウソのない関係が作れましたよ!


 <つづく>

 

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編③・西村写真館

2023-04-16 11:37:56 | 舞台・ウラ話


家族写真

<姑と息子夫婦>

何度も書いていますが、
この作品唯一のコメディパートの3人です。

とにかく毎回、
このメンバーと必死でやっていたのですが、



実はもう1人、
このシーンで必死だった人がいました。


それがこの人。

何故かわかります?

このシーンが、一番たくさんのお茶を出すんです。

それもカモミールティーまであったりする。

 


誰も喋らず、シーーンとした中で、

背中に不穏な空気を感じながら、

お茶を淹れる。

 

由紀がお茶を出すまで、

全員が無言。




映像だったら完全に放送事故レベル。

もうこうなると、演技なんて全く必要ないんです。
本気で焦って必死にお茶を淹れていれば、

それで充分に成立しますから(笑)



しかしこのシーンだけでなく、
とにかく由紀のお茶出しは大変で・・・。

さすがにティーバッグを使っていましたが、

人が変わるたびにティーバッグを捨てて、また入れて、出して。


それも何が大変って、

当然のこととは言え、

そこには「台本」という厳しい縛りがあるわけです。

たとえば台本に、お茶を出して「どうぞ」と言う台詞があれば、

由紀がお茶を出して「どうぞ」と言わなければ、
その後の台詞が喋れない!

だから何が何でも、それまでにお茶を出さねばならない!


だんだん慣れてきて、
最後は由紀が時間を調節してくれていたようですが、

 

1ヶ所だけ、最後まで「お茶待ち」だったシーンがあります。

一番最初・・・。


このぐらいなら台本見せちゃってもいいかな。


ここなんです。



 <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編②・西村写真館

2023-04-15 12:27:27 | 舞台・ウラ話


家族写真


<新旧ペア>

家族ではないけど、ま、同一人物ということで。

右は演出の岡崎さん。
彼、実は初演の信一だったんです。

私とは別チームだったので、私は見ていないんですが、

信一が由紀を追いかけながら喋るシーンは、
初演の時も、散々稽古させられたようですね。

演出をしながらも、そんな話がポツリポツリと出てくるので、

「あ~、大変だったんだね~」
って気分で聞いてました

初演の演出の酒井さん、厳しかったからなぁ・・・。
(酒井さん、読んでないよね?


今回、あのシーンの演出に特にこだわりを感じたのは、
自分が散々苦労したから、なのかも。

 


<中学の同級生ペア>

雅春(佐藤ケンタ君)は、ワンシーンの出番で、
がっつり、大切な長ゼリを語ります。

これが、雅春にとっても、信一にとっても、すごく大事なシーンで、

ここでの雅春の長ゼリの出来次第で、
信一がどれぐらい「いいヤツ」なのかが変わるんです。

 

一方、私はほとんど台詞がないもんで、
やっとほーっとして(オイ)、

雅春の話を、
ああ、そうだったのか~、
なんて思いながら聞いていたんですが、

自分の台詞が少ないと、かえってトチる、
という典型的なシーンで(オイッ!)

3つほどしか台詞がないのに、
なぜかよくトチりました(オイオイオイオイ!)

ははは(笑い事じゃない!)

 

 


<おばあちゃんと孫息子ペア>

気がついたら、信一(横山岳君)3連発になっていた!

そして、横にいる人によって表情が変わってる!

図らずも(いや、図ってないからか)
本当にいい表情をしてくれてます

おばあちゃんと一緒にいるときは、子供みたい!

我々、普通に生活しているときには、
何も考えなくても、人によって表情を変えてますよね。

でも、いざ演技として考えちゃうと、
その自然なことができなくなったりするんです。


この2人、稽古場でもいろいろおしゃべりして、
すごくいい雰囲気でした。
さて、何を喋ってたのかなぁ。

信一役の岳君、
よかったらツイートかブログにコメントちょうだいね!

(この場で頼むか??)

 

 

 

こちらも <おばあちゃんと孫息子ペア>

いつも本番前に、

「雅春ーーー」と叫ぶのを日課にしていたおばあちゃん。

最初は突然叫ばれて、みんながびっくりして注目したけど、

これが本番前のルーティーンだったんですね。

舞台上では顔を合わさない、孫への愛情の確認?

なんか、わかる気がする。


  <つづく>

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「カミサマ」ウラ話&ウラ写真・劇場編①・西村写真館

2023-04-14 13:41:22 | 舞台・ウラ話


さて、気がつけばどんどん時間が過ぎていき、

どんどん長くなっていき・・・。

いい加減最後にしようとは思うのですが、
まだ劇場に入ってからのことを何も書いてない!

やっぱりここは書かないとね。

ということで、写真祭りっぽくなりますが、

劇場での日々、色々と出していきたいと思います。

 

 西村写真館

さて、写真といえば、なんといってもこの人。



本当にみんなの写真をよく撮ってくれました。

人物の写真だけじゃなくて、
グループLINEでの連絡の写真まで。




 

だんだん合成写真も上手くなって、
いかにも仲の悪そうな2人を作ってみたり。

これ 本当は下の2枚の合成です

 

 

そして劇場に入ってからは、
ご家族ならびに関係者の記念写真をたくさん!

名付けて西村写真館!

ということで、明日からは、
西村写真館で撮影した、家族ならびに関係者の記念写真を、

エピソードを絡めながらご披露いたします。


  <つづく>

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「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき②

2023-04-13 13:15:18 | 舞台・ウラ話


ダメ出しで、まずやることといえば、これ

演出家のダメ出しを、せっせせっせと書き込みます。

その場で書かないと絶対に忘れるから。

あっちでもこっちでも書いております。

 


こちらは、

どう動くか、演出家のプランを懸命に聞いています。

みんなすごくキツい顔してる(笑)

で、こっち行けばいいんですね?

と言う瞬間を撮られてしまった鳥住奈央ちゃん。

一生懸命がゆえの姿です。

 

こっちにも似たような人がいますね。

かばん、こっちに置きますか?とかかな?

 

 

あ、ちなみに演出の岡崎さんは、
「ダメ出し」という言葉は使わず、
「ノート」といいます。


そうなんです。

ダメ出しという言葉がきついからと、
最近、ノートと言う演出家が増えてきました。

これもひとつのハラスメント防止対策なのかもしれません。


ただねー、ここに書くときにねー、

ノートじゃ伝わらないじゃないですか。

なので、ここではダメ出しと書かせていただきます。

というか稽古中も、

「じゃぁ、これからノートを」

「はーい。ダメ出し始まるよー」

なーーんて、ははは

トシとると、
長年の習慣を直すのは難しいんです

 


素と言えば、これも完全な素ですね。

台本を見たり、場(アクティングスペース)を見たり。

写真も撮ってくれてます。


みんな真剣な表情。

当たり前だし、これが正しい。

なんですが、ちょっと表情が硬すぎ、かな?

まだ稽古スタートから間がないときだから、
まったく楽しめてないんですね。

これが少しずつ、真剣だけど楽しめる心境になってきて、

気が付けば本番、ってことになる、

 ・・・のがベストなんですよね~。

そんなにうまくは、なかなかいかないんですけどね~


 <つづく>

 

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「カミサマ」ウラ話・役者が素に戻るとき①

2023-04-11 14:17:36 | 舞台・ウラ話

 

昨日お見せしたコメディパートは、
とにかくハイテンションで、何度も何度も繰り返しすため、
もうお疲れさん状態でしたが、

前も出した、この2人のシーン。

この稽古も、ハイテンションで本当によく繰り返されました。

動きとセリフと、感情がぴったり合わないと、
何をやってるのかわからない。

でもこの3つを合わせるのがとても大変で。


結果的にこういう走り回る稽古までやらされて、



はい、お疲れさんの苦笑い。

それでも若い2人には、
まだまだダメ出しが続きます。

お疲れさん!

 

 

 

たぶん、玲子の「弟子にして下さい」シーンかと。
とにかく真剣に話を聞いてます。


終わって・・・。演出家に何か聞いてますね。
何をしてたんだろう??
こっちに動いてみますか?みたいなことかな?

 

うーん。
どうすりゃいいのかなー状態の私と、
なんか笑ってる由紀。

 

あれ?撮られてる!

そうか、笑ってたのはこれだったのか!

私は照れるだけだけど、由紀の対応力はさすがアイドル?

 

 

私の手が謎の動き?

これは多分、私が2人に説明をしてるんだと思います。

このチームで唯一の初演キャストなので、
ここにテーブルがあって、由紀がお茶を置いて、
みたいな情報はできるだけ伝えていきました。

が! 6年前の記憶は既にあやふや

「あ、違った、ゴメン!」って謝ることも




奥で雅春がスタンバっているのを見ると、
これは道子の長ゼリの前ですね。

もう一度台本を読み直して、
でもここは常に新鮮にやらないと、道子の気持ちが嘘になる。

でも台詞が詰まったらおしまいだし・・・。

演出家の「いきます。どうぞ」の声を待ちながら、
頭パッツンパッツン、神経ピリピリ。

由紀も邪魔しないようにじっとしてくれています。

 <つづく>

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