さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

尾張三十三観音霊場巡り ⑥

2011年08月13日 | 巡拝日記

       真夏の観音巡礼の続きです!!    

 第十二番 荒子観音は奈良時代(729年)の開基だそうです!

   

     仁王門の大きさに圧倒されます!

                       

                 本堂は1576年に戦国武将の前田利家が再建したそうで

               利家はこの荒子観音の極、近くで生誕したとのことでした。

  仁王門より本堂を見ると松の木が一対になって参道を覆っていて

         盆栽好きの私にはその樹形はとても見応えがありましたよ!  

  

   

    室町末期の1536年に建てられた多宝塔 

                        

                         鐘楼と六角堂

     この日は外気温が36度を超える暑さでしたが境内はとても静寂で

                          気分良く巡拝することができました。

            

 

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尾張三十三観音霊場巡り ⑤

2011年08月04日 | 巡拝日記

 

    第十番 大智院もいろいろな言い伝えがありました!

       

         大智院山門

   弘法大師が知多巡錫した折に自らの尊像をこのお寺に残したそうです。

            

       安政年間(1854~1859年)に盲目の老人が残された尊像に一心に

     お参りしたら何と目が見えるようになったそうです!!  

          そして御礼にと自分のめがねをお寺に残したことから

                  "めがね弘法"と呼ばれるようになったそうですよ。 

 

            

  若狭の国で不老長寿の薬を授かり800歳までも生きた八百比丘が

  植えたと伝わる大樟は高さが16m、胴周り12メートルの巨木でした。

  

                                      

  第十一番 観音寺  このお寺は小高い山の上に在って、今では車で境内まで

  上がれる道が整備されていました。   知多四国八十八カ所の札所でもあって

  参拝客は多く、お庫裡さんも親切に応対して下さいましたよ! 

  東海市荒尾町に在するすることから荒尾観音とも呼ばれています。

   観音本堂

  

  このお寺にも大樟の木がありました。

                 樹高は23m、幹周りが10mもある巨木でした。

             

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尾張三十三観音霊場巡り ④

2011年08月03日 | 巡拝日記

    歴史深いお寺が続きました!!  

     伊勢湾を眺めつつ知多半島を廻りました。  

   野間燈台  お寺とは全く違う風景に時間を忘れて眺めていましたよ!

 第八番の大御堂寺 野間大坊    

    本殿へと進む参道には"さつき"が植えられていて

                            きれいに丸刈りにしてありました。

   

            

    源 義朝が京都六波羅の合戦で平氏に敗れて野間に落ち延び

     家臣に謀殺される様子を描写した絵が今もこの寺に残っているそうです。

 

    鐘楼堂には鎌倉五代将軍の源 頼嗣公が寄進した梵鐘があり

                         国の重要文化財に指定されているそうです。

                                             

 

      第九番 萬松山 斉年寺は知多半島を治めていた大野城主 

          佐治家の菩提寺だそうです。

     そしてこの佐治家の四代目佐治一成の妻となったのが

                      あの大河ドラマの主人公 "お江" なのです !! 

       

       参道入口の総門

                        

                              山門

   本堂はコンクリートで建て替えられてとてもモダンな造りでした。

   私の参拝後には "お江" 効果なのでしょうか

                                  大型バスのツアー客が大勢やってきていましたよ!!

 鐘楼も立派で境内は綺麗に整えられていて清々しく思いました。

 そして大鉢に植えられた"ハス" が花開こうとしていて開花が楽しみですよ!!  

 それに温厚なご住職が親切にお寺の沿革など丁寧に説明してくださいました。

                                        

 

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尾張三十三観音霊場巡り ③

2011年08月02日 | 巡拝日記

   家康公の生母の菩提所でした!! 

 第六番は久松寺洞雲院(きゅうしょうじ とううんいん)というお寺で徳川家康公の

                   生母、於大のお方の遺髪が分納されているお寺でした!!

  毎年、3月16日は於大の方が女性たちの幸福招来を願って始まった

                      観音撰法会が今も続いて催されているそうですよ。

 山門の奥に見える大イチョウの木は本堂建て替え工事のためにバッサリと低く

                         切られていてちょっと可愛そうな気もしましたよ!!

     

                      

       "今年の11月には完成します"  とお庫裡さんが説明されて

                完成後に是非、お参り下さいと優しく応対してくれました。

 

                                

 

  第七番の岩屋寺は通称、尾張高野山と呼ばれているお寺でした。

   参道から見る鐘楼や石垣には趣きがありましたよ!

   

      本堂

                

    尾張高野山と呼ばれる由縁に背景の山の頂上には

                      弘法大師像や山中に奥の院があります。

  経蔵の屋根には鳳凰が金色に輝いていたのが印象的でしたよ。

 

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