さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

坂東三十三霊場 30番札所

2018年11月28日 | 巡拝日記

    

千葉市から木更津市に移動し本堂の建築様式が

大変、珍しいと云われる古刹の札所を訪ねました!

 坂東三十番札所 「平野山 高蔵寺」

〔へいやさん こうぞうじ〕

「山門」

高蔵寺は別称、高倉観音とも呼ばれて栂〔つが〕や杉の

巨木に囲まれた山の中に在りました

「本堂」 

 創建は用明天皇の時代、西暦586年頃と伝わる古刹です

 徳義上人と云う高僧がこの山に籠って修行中に飛来してきた

観音像を得て一寺を建立したのが始まりとされています

 西暦650年に藤原鎌足によって構築された本堂は焼失

後の1526年に藤原時重が再建したのが現在の建物です

本堂としては大変珍しい高床式の重層入り母屋造りで

床柱が88本、床の高さが2.35mにもある壮大な本堂です

 本堂から眺める境内

 境内のカエデやモミジが色付いていました!

境内の一角には池や六地蔵尊が施され柔和でほっこりする

雰囲気が醸し出されていました そのお陰で道路渋滞での

イライラ感を拭い去る事が出来た札所参拝になりました! 

   

 

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