さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

滋賀・立木観音

2015年06月24日 | 巡拝日記

     滋賀県大津市石山に弘法大師が

建立したと伝わる古刹に行って来ました!

通称、「立木観音」と呼ばれる古刹は瀬田川沿いにあって

京滋バイパス南郷ICから約5分のところにありました

清流 瀬田川

参道の石碑

美しく流れる瀬田川に面してそびえ立つ標高305mの立木山中腹まで

急な石段が800余段も続く先に観音堂があります

800余段を昇り切ると弘法大師が1200年前に刻んだとされる

聖観世音菩薩像が安置されている立木観音堂です

意を決して、息を整えて出発です!    

四国遍路でいろんな石段を昇ったので脚力には

自信のようなものがありましたが・・・・ キツイです!

石段の参道には昇りの苦痛を    

和らげるいろいろな工夫がされていました!

「今日もまた導き給う観世音 立木の山に詣る嬉しさ」

「空海やここに立木の観世音 まよいを救う佛なるらん」

            

所々にこうした句碑が立ててあるので休みながら詠み、

なるほどと納得しつつ石段を昇って行きます!

立木観音の入口に到達です!

 立木観音の縁起

立木観音 本堂

正式名称 「立木山 安養寺」 (たちきさん あんようじ)

平安前期、弘法大師が厄年42歳のとき、一本の立木に等身大の

観音像を刻み、安置したことが始まりとされる古刹で

厄除け観音として広く信仰されています

開創1200年記念のご開帳による観音像に参拝です!

観音堂の周囲は新緑に囲まれ清々しさに包まれていました! 

境内の一角には急流のために瀬田川を渡れずにいた弘法大師を

白い鹿が背に乗せて岩を跳んで渡ったとの謂れを

表わす鹿と空海の像がありました

    

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