さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

豊川稲荷はお寺さんです!

2023年02月12日 | 巡拝日記

   

美濃・尾張・三河の各地区に展開する三十三観音霊場を

総して「東海百観音」と呼ばれています

99ヶ所の観音霊場を巡拝した後はここ豊川稲荷にも

詣でて御礼参りをすることで「結願」に至ります

         

11年ぐらい昔に東海百観音の結願詣でに訪れた

豊川稲荷に再訪・参拝して来ました!

「豊川稲荷」

豊川稲荷は神社ではありません

「圓福山 妙厳寺」

1441年の室町時代に創建された「みょうごんじ」

と云うお寺で年間約500万人もの参拝客が訪れる

東海地区で有名なお寺さんです

鳥居があって狐を奉るので神社のようですが・・・

「吁枳尼真天」(だきにしんてん)という天女が寺の

鎮守として祀られています またこの天女は白い狐に

乗ってしかも稲穂を担いでいる姿をしていることから

豊川稲荷と呼ばれるようになったそうです

豊川稲荷は商売繁盛の神様として広く知られていますが

子宝授かり、災難除け、縁切りにもご利益があるそうです

11年ほどの昔、千本を超す "のぼり" が立ち並ぶ参詣道

進んで奥之院にも詣でた後、御朱印帳に「結願」の印

頂いた時、心に滲みわたる温かな労いの言葉を記して

くださったことを有り難く鮮明に思い出しました

         

今回の豊川稲荷の参拝で

四国八十八観音霊場を巡って高野山奥の院で結願したこと

そして西国三十三観音霊場、坂東三十三観音霊場を巡って

長野 善光寺で結願した喜びも同時に蘇ってきました

しかし、心残りなのは

4年間も諸事情で足止めのままに未結願となっている

秩父三十四観音霊場への巡礼巡拝です

東海百観音とは桁違いの難易度のある西国・坂東・秩父を

合わせた「日本百観音」の結願を何としても今春、四月に

実現しようと目論む日々です

    

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