先日、テレビ番組で中国の四川省の世界遺産である
「九寨溝」(きゅうさいこう)の特集が放映されていました
「九寨溝」には六年前(2014年)の秋に友人らと渡航して
その素晴らしい景観に感動し、日本にはないスケールの
大きさにも驚きを感じた旅の思い出が蘇りました!
当時、日本と中国の関係は今ほど良くはなく中国人の対日感情は
反日の厳しい報道がされていました そうした折にここ九寨溝の
世界遺産観光地にはもの凄い数の中国人が入場ゲート前に集まっ
ていました ゲートが開くと同時に我先にとばかりに力づくでの
押し合い、ののしり合いが中国人同士で始まり我々、外国の観光
客は身の危険を感じつつも中国人気質を目の当たりにした気まず
い体験をして来ました
そんなゴタゴタの気まずい思いを吹き飛ばすかのように
九寨溝の景観が目に飛び込んで来ました!
エメラルドグリーンの湖沼は1970年代に森林伐採の
労働者たちによって発見されたそうです
標高3000~3500mもの高地にいくつもの湖があって水に
溶けた石灰の浄化作用で透明度が増し湖底に沈んだ倒木が
クッキリと見える姿に見入る世界遺産巡りでした!