施設の近くには、中道往還という昔の古道があり、そこに続く道は、利用者さんとのいい散歩コースになっています。
その途中には、山崎方代という中道出身の歌人の生家跡地など、ゆかりの場所が点在しています。
ここは、そのひとつ、山崎方代歌碑の道です。
そこに、大きなザクロの木がありました。
確か春に綺麗な花が咲いていたのですが、ザクロだとは思いませんでした。
階段上にある御堂まで、山崎方代の歌碑を見ながら歩くことができます。
その小道にたくさんザクロが落ちていて、これはもったいない・・・と、木からいくつかいただきました。
歌碑の石の台に、並べてみました。
昔は、母の実家にも、どこにも、庭にはザクロの木があり、この時期に遊びに行くと、おじいちゃんがたくさん取ってくれて、美味しく食べたのを思い出します。
まだまだこのあたりは、のどかなザクロの庭木があるような田舎家がたくさんあります。
古い宿場町の街並みも偲ばれるようなところです。
家で、石榴の実を割ってみると、ぎっしりときれいな粒が入っていました。
宝石のガーネットはザクロ石というくらいですから、本当に宝石のようですね。
女性にいい栄養が入っていると取り上げられたこともあったようですが、どうもエストロゲンは検出されず、エストロンとかいう成分が入っているようです。
でも、ちょっと酸味があり、みずみずしい実は、本当においしいです。
娘羊が、テレビでやり方を見たといって、粒をほぐして洗ってくれました。
私みたいに、そのまま洗いもせずにパクパク食べないのがさすがというか・・・
実が宝石のように光ってとてもきれいでしたし、味も最高でした。
まだたくさん実がついていたので、取りたいんですけど・・。
田舎道の散歩は、思わぬ発見もたくさんあって、自然を四季折々に楽しめます。