先ほど、H市の出張から戻りました。月に一度ですが、手仕事の会の出張アトリエです。
本日は、人形作りといっても、動物ぬいぐるみづくりでした。Mさんはきりん、Kさんは、豚さん。ぬいぐるみといっても、シュタイナーのお人形なので、あくまでも、ただの動物ではありません。その動物の特徴を簡素に捉えて作る、りっぱな教育的お人形なのです。変なディフォルメされた形状のおもちゃとは違い、素朴な形が、なんとも可愛い動物です。
海外のシュタイナー学校では、5年生になると、自分の好きな動物をスケッチし、立体化するための型紙を作ります。このとき、教師は、動物の特徴を最初は緻密に描くこと、それから、特徴を簡素にとらえることを指導し、物の本質をつかむ訓練をしていきます。猫は猫としての豚は豚としての形態を的確に捉えるわけです。スケッチしたものを立体化する型紙を作って、いざ、動物づくりをしますが、どの科目というわけではなく、全ての教科が網羅されているわけですね。
ま、そんなことはいいとして、この出張アトリエでは、大人たちが楽しく作る趣旨でありますので、あしからず。
さて、参加者は動物作りに奮闘中。細かい作業ですが、真剣にかつ、楽しく会話しながらの作業です。
というわけで、本日は、Kさんの豚さんが、羊毛を詰め終わり、Mさんは、きりんが縫い終わりました。なんでもないことのようですが、結構小さい人形は大変なのです。ここまで、できるまでにかなり苦労いたしました。
パチパチパチ。
今日のところは終了です。
Mさんには、羊飼い主催のクリスマス展にも出展してもらう予定でいます。
こんな感じのピンクッションを展示販売してもらいます。この他、羊毛フェルトの動物なども出展お願い中です。楽しみですね。ちらっとお見せいたします。よろしくお願いしますね。
参加したい方、どしどしお問い合わせしてね。
自分もがんばらなきゃいけないのですが、皆様の胸をお借りしております。
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