のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

テラコッタの赤い鍋

2008-06-23 | 日記
 あるお店で赤いテラコッタの鍋を見付け、とても欲しくなりました。置いてあるだけでかわいい鍋。そしてこの土鍋でご飯を炊いたらおいしそうです。
 先週会った友人に、その鍋のことを話し、煮込み料理にも野菜を蒸すのにもいいらしい、などと話しました。「それは面白そうな鍋。それで、どうして買わないの。その値段で一ヶ月以上も悩んでいるの。」と笑われました。「明日買いに行って下さい。」
 彼女に言われたように、翌日、いつもの週末と同じように鍋を見に行きました。そしていつもの週末のように、手にして、眺めて結局買わずに帰ってきました。
 私が彼女に言ったのは「値段じゃなくて、本当に必要かなのよ。今ある鍋の数で足りているわけだし、ご飯だって今の鍋でおいしく炊けているから。まあ、寒くなった時にこの鍋で鍋物をしたら楽しそうだけれどね。」
 そして、また今週末も同じようにお店に行きました。すると、二つあった鍋の一つが売れてしまっていました。こうなると、焦ります。急に“今”買った方がいいような気がして、「少し、いや、だいぶ早いけれど、誕生日のプレゼントにしよう。」と、ついに買ってしまいました。結局買うことになるのなら、早く買えばよかったのに、ということは十分に分かっております。
 今朝はいよいよ、テラコッタの赤い鍋にてご飯を炊いてみました。鍋からは汗をかくように細かい水滴が出てきました。「おもしろい!」沸騰するまでに7分ぐらい掛かり、その後は火を止めそのまま20分。コンロから下ろし、蒸らして開けると、おいしそうに炊けていました。
 いただくと、ふっくらぱらっと炊けていて、土の香りがするようでした。お弁当を持って行くようになり、ご飯を炊く機会が増えたので、テラコッタの赤い鍋、これから大いに楽しませてくれそうです。