ちょっとよくわからない。嘉手納基地にF22が12機、暫定配備されるそうです。前回の暫定配備終了から3ヶ月しか経っていなくて、『常駐化のおそれがある』として抗議決議を提出するそうな。
なんでF22が居たら悪いの?飛行機を置いちゃいけない基地なの?防衛力が高まると問題なの?
また山に登ってきました。今回はマッターホルン。やっぱり登ってみたいよね。
普段の登山くらいの時間に起床して、テレビ見ながら飯食ってたら、あっという間に家を出る時間。おかしい、ちょっと早起きだったのに。ダッシュで最寄駅から東京駅へ。今日は高速バスでの移動です。
高速バスは楽でいいねぇ。そもそもバスが好きだし、電車の特急と比べて安いし、なぜか電車より寝やすい。ただ、残念ながら椅子がイマイチでケツが痛かった。気づいたら房総半島に上陸していました。アクアラインを走っているところ見たかったのに…。
そう、今日は
Chiba。房総のマッターホルンこと、伊予ヶ岳(336m)。千葉なんて滅多に行かないからなぁ。ネズミー王国とか、デートで船橋とか、学校の行事で潮干狩りくらいか…。とか思ってたけど、仕事で幕張メッセも行ったし義兄が千葉在住だったし結構行ってた。
道の駅で高速バスを降りてからはタクシーに乗り換え。町営バスも出ているけど、1時間待ちだし…。タクシーなら2,500円だから、1人1,000円弱だし。今日は3人だからね。因みに、夜明け前に雪が降ったそうで、路面凍結しまくり。途中で車同士の事故もあった。うーん、山は積もってはいないと思うんだけど…。
登山口で準備運動をしていると、続々と現れるシニア団体。一同に走る緊張。これは…混むぞ…。そもそもシニアは登るのが遅いうえに、今日は鎖場があるから大渋滞になるのでは…。準備運動を終えて、登山開始。
案の定でした。ただ、意外とみんな道を譲ってくれるので、そこまで遅延は無し。ちょっと騒がしいくらい。いい人たちで良かったなーと思っていたのですが、鎖場に着いた途端、絶望した。これはひどい。鎖場ってね、勾配が急だから鎖やロープがかかっているんですよ。当然、すれ違いなんて出来ないので譲りあいですよ。待ち行列ですよ。谷川岳を思い出すなぁ…。
結局、30分で登れるところを1時間かけて南峰に登頂。そして頂上も人だらけ。崖の先端からの景色がすごいんだけど、そこまで行けず。順番に並んだりして、ここでも時間を食ってしまった。混んでいるので写真だけ撮って、北峰へ移動。ここは谷川岳と同じ双耳峰なのよ。
北峰への道は、日蔭のせいで雪+凍結。超滑る。チェーンスパイク置いてきちゃったよ…。慎重に進むけど、勾配が結構急で何度か滑った。とほほ。10分もかからず北峰に到着。うん、人も少なくて景色満喫。ふと南峰へ目を向けると、さっきまで人で溢れていたのにガラガラだった。団体さんといいタイミングでかちあっちゃったんだなぁ…。少しのんびりしてから南峰へ戻ると、夫婦が一組休んでいるだけでした。ガッデム。
どうせ急いで下りても団体さんが四苦八苦しているだろうし、ちょっと休憩してから下山開始。おぉ、結構下りづらい。こりゃシニアが遅いのも納得だわ…。一番最後のロープで団体さんに追いついたので、まぁいいタイミングだったかな。
この時点でまだお昼前。これで終わるには早いので、富山まで足を伸ばします。ふれあいの道的な舗装路を1時間ほど歩いて、富山のふもとに到着。登山道も舗装路で、林の中をひたすら登る感じ。御岳山に近いかも。ここでも団体さんと遭遇したけど、道が広いので追い越しも楽ちん。
1時間かからず登頂。ここの展望台の景色がなかなか素晴らしい。突き出した舘山の奥に見える伊豆大島や三宅島。東京湾を挟んだ富士山は伊予ヶ岳からも見えたけど、富山のほうが東京湾を一望している感じ。かなり気に入った。
すでにお昼ですので、ここで軽くご飯。パンを1つだけ頂いて、コーヒーブレイク。もう少し遅かったら、テーブルを団体さんに占拠されるところでした。まぁ、テーブルも雪が融けてびしょびしょですけどね。
富山も双耳峰ですので、もう片方の山頂へ。行ったのはいいのですが、あったのは朽ちそうな観音様と、ケータイの電波塔と、名ばかりの展望台。木に囲まれて、展望なんかありゃしない。なんかこう、よくある地元企業のための発注っぽい香り…。
富山からもサクッと下山。低山は楽でいいのぅ…。下りた先には、伏姫籠穴という謎の施設。この辺りは里見八犬伝の舞台なんだね。その中で、八犬士の母親(?)である伏姫が逃げ込んだ洞穴があるんですって。覗いてみましょう。洞穴までの道はすごくキレイに整備されているのですが、人が全然いないので逆に寒々しい。ここにも地元企業のための発注の香り。舞台とか休憩所とか作られているけど、何に使うんだよっていうレベル。
肝心の洞穴は、うん、まぁ穴だね。穴の中に珠が置いてあるけど、デカ過ぎだろ。ナメック星のドラゴンボールか。数珠の設定じゃなかったのか。こんなもん持って生まれてこれるか。なんと言いますか、ひどくがっかりしました。
ここからまた歩いて、行きに降りた道の駅へ。帰りの高速バスはここから出るからね。予約しているバスまであと2時間弱、さて、昼飯食うぞ!道の駅併設の海鮮料理屋へ。東京湾が近いし、ちょっと行けば太平洋だし、海の幸がうまいに違いない。
案の定うまかった。お値段もそこまで高くないし。お昼を全然食べてないからね、貪るように食べるよ。あら煮はもう少し味が染みたほうが好みだけど、安くて十分うまいし、食べられる部分が多くて満足。海鮮丼はちょっと高いけど無難に美味しいし、ハマグリの酒蒸しとか、大トロ握りとか、めちゃうまっすよ。超満腹。
次はスナックコーナーでコーヒーブレイク。コーヒーフロートうめぇ。ただ、氷多くて邪魔。低山だったのでほとんどハイキング状態で、うまい海鮮食べながらビール飲んで、満腹になってコーヒーで一息。最高過ぎる。これで風呂があれば文句ないなぁ。銭湯でいいから併設してくれないかな。
さて、そろそろバスが来るので並ぶか。10分前からウロウロしているのですが、一向にバスが来ない。出発時間になっても、5分過ぎても来ない。行きのバスが10分前くらいに到着しちゃったからなぁ…もしかしてもう行っちゃった?若干不安に思いながら待っていると、10分遅れで到着。バスはこれがあるのが難点。
帰りのバスは、行きよりもシートがフカフカ。軽い疲れにお酒と満腹で、こりゃグッスリ眠れるぞー!と思ったのですが、意外と眠れないもんですな。ようやくウトウトきたかと思ったら、PAで休憩の案内で覚醒。うーん、眠いんだけどなぁ。
結局睡眠は諦めて、音楽聞きながら車窓の景色を眺めておりました。お、アクアラインだ。本当に海の上を走っているぞ。アクアラインから見えた富士山が幻想的だった。ちょうど夕陽を隠す角度で立っていて、赤い空に真っ黒な富士山。イカす。
大した渋滞もなく、無事の東京駅に帰着。首都高からの日本橋を始めてみたよ。ご飯食べてからそんなに時間も経っていないので、今日はこのまま解散。帰宅したら19時、夜にゆっくり出来るのもいいね。
なかなか楽しい登山でした。低山は、夏はクソ暑いから晩秋から初春にかけての今のシーズンくらいしか楽しめない。今日も風がなくて日が照っていたら汗ばんだもんなぁ。この日は荒れた天気だったらしく、風が吹いたらめっちゃ寒くなったけど。
房総は遠いイメージがあったけど、高速バスなら意外と近いのもいいね。低山の宝庫だから、温かくなる前にまた行ってみたいな。