自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

7月14日

2017-07-14 | 登山
また山に行ってきました。なんとか月一ペースを維持できています。

都内組がレンタカーで来るそうなので、八王子で拾ってもらうことに。人身事故で電車が遅れてドキドキしましたが、それ以上に車が遅れていました。30分近く待ったところで、ステップワゴンが御到着。8人乗りって、やっぱりデカいな。

サンデードライバーしかいませんので、ここからは私が運転。うむ、パワーはあるから加速はいいな。高速での加速はイマイチだけど。若干の渋滞を乗り越えて、山道に入ったところで一人ダウン。寝不足だったらしく、完全に車酔い。途中、休み休みで降りて吐く。なんとか登山道の駐車場にたどり着きましたが、動けずお留守番。いったい何しに来たんだ…。

今日は日差しは弱めで風がそこそこ。非常に登りやすい気候ですね。ですが、即行でバテる。なんだ、息が上がりまくり。体が重い。ここ最近の体力の低下っぷりは危惧すべき事態。初心者たちと一緒に、ヒーヒー言いながらなんとか登頂。そこそこ急こう配だったけど、距離が長くないのが救いでした。

そこからは尾根歩き。これが超快適。景色はいいし、風が抜けて気持ちがいい。ちょっと寒いから上着を羽織りました。山肌を駆け上がってくる風は肌寒く、風向きが変わって尾根沿いに吹く風は暖かい。なんとも面白いね。

途中でお昼ご飯を食べて、今度は下り。下りルートはかなりなだらか。林の中だから展望はないけど、非常に歩きやすくて1時間ちょいで下山。なんて歩きやすい山なんだ…。

近くの立ち寄り温泉で汗を流して、帰路についたのはよかったものの、中央道が大渋滞。予想はしていたけど、ここまで混むとは思っていなかったよ。日曜の夕方なんて何もなくても混むのに、どうやら事故が起こったらしい。小仏トンネルどころか、手前の談合坂どころか、笹子トンネル過ぎたあたりから混んでたよ。

正直な話、電車で帰りたかった。でもそんなこと言えるわけないじゃない。電車なら1時間だけど、2時間くらいで着くかなぁと淡い期待を持ちましたが、3時間かかりました。電車ってすごい。八王子に着いた時には、みんなヘロヘロでした。

結構早めに下山したにもかかわらず、家に着いたのは20時。明日仕事なのに…。

6月27日

2017-06-27 | 登山
両足がつらい。久しぶりに登山したらこのザマですよ。老化が著しい…。

前回の登山から4か月ぶり。結婚が決まってから、年に2~3回しか山に登っていない気がする。不定休になったり、誘うのを遠慮されたり。みんな、もっと構ってよ!

5時ちょい前に出発。距離的には山に近くなったのに、経路的には遠くなった…。乗り換えを繰り返し、3時間かけて奥多摩駅に到着。が、同行者たちは不在。車に乗り合わせて来る予定が、30分前に『渋滞に捕まった!』と連絡がありました。うーん、残念。

今日は天気が最高!若干気温が高いけど、適度に風があるし、雲もないし、アウトドア日和だね!そうすると、めっちゃ混むよね!奥多摩駅にあり得ないほどの人の波。私が乗った電車でも混んでいたのに、そのあとに新宿から直通のホリデー快速が来たものだから、さあ大変。3つあるバス停はどこも大混雑。特に我々が乗る予定のバスは長蛇の列。臨時便でも捌ききれません。

バス「次のバスは、臨時便の折り返し待ちです!1時間後になるので、このバスに乗ってください!」

いや、そう言われても乗り切れませんぜ。同行者たちと合流するも、あと2台はバスを待たないといけない。ホリデー快速前に立て続けてバスが出発しているから、もしかしたら順調に乗れるかもしれないけど、まだまだ待つかもしれない。この時点で9時過ぎ。順調に行っても登山開始は10時過ぎ。今日登る予定の川苔山は、登りが4時間、下りが3時間。初心者もいるし、休憩を考えると日が暮れてしまう…。急きょ予定を変更して、別の山へ。遅れる原因となった車に救われたね!

車を転がすこと30分ちょっと。名栗湖に到着。ここから棒ノ折山を目指すよ。奥多摩と飯能って近いんだね。いきなりの暑さにガックリですが、風がほどほどにあるのでめっちゃ快適。ただ、同行者がヘトヘト。腰痛が全快してない状態での登山だったので、腰を気にして不自然な歩き方になってしまったのでしょう。早々にへこたれていました。1時間半ほど歩いたところで腰痛も悪化し、投薬。諦めようにも引き返すのも大変なので、頑張って登るしかない。

一方で、本日が初めての登山という人は、スイスイ登っていく。運動らしい運動はしていないということですが、足さばきは軽快で、ストックも使いこなしておりました。滑りやすそうなところはちょっとスピードダウンしていましたが、体力も問題なく、順調に登頂。なんという逸材…。

予定より30分遅れで登頂。この山は山頂が広いうえに景色もよくて最高。この時期特有のもやった感じではありますが、視界は良好。うっすら新宿まで見える。そよ風が気持ちよくて、休憩が快適すぎる…。快適すぎて出発が遅れてしもうたやないかい。日が暮れるほどではないにせよ、薄暗くなると危険ですからね。

下りは先ほどとは逆で、腰痛持ちが快調。『下りは得意』と豪語するだけあって、正直私より早いのではないか。一方で初めての人は、ちょっと遅れ気味。小柄な人なので、大きな段差が苦戦していました。それでもコースタイムより若干早く下山できたので、みなさん大したものだ…。特に大きな問題はなかったなぁ。私がスライディングしたくらいか。スライディングの際にカバンが汚れて『嫁に怒られる…』と呟いたのを聞かれてしまい、同情されたのはまた別のお話し。

下山後の楽しみといえば、お風呂とビールですね!登山道のそばにある日帰り温泉で一服。スゲー混んでる!つるつる温泉以来の混み具合だよ!小さ目な施設のうえに、今日は駐車場でお祭りをやっていたので、その影響ですね。洗い場待ちなんて久しぶりだよ。閉館まであまり時間がないので、サクッと入ってサクッと出る。

普段ならこれからビールってところだけど、今日は車で来ている人もいるので見送り。八王子まで送ってもらって、帰宅。登り始めるのが遅かったから、家に着いたのは20時だよ。なかなかに楽しい山だったから良かったけどさ。

しかし、アウトドアを増やさないと…最近、スーパーの中ばかり歩いている気がするぞ。

2月21日

2017-02-21 | 登山
凄く久しぶりに、雪山登山に行ってきました。2年前の初春に行った以来です。今回も北八ヶ岳。ヤージーや会社の登山部と何度も行っている、勝手知ったる山ですね。

今回は準備段階で頭を悩ませました。雪山装備を知人から借りて気を抜いてしまいましたね。まさかウェアがないとは…。登山用のウェアはゴルフ用も兼ねていて、先月元同居人とゴルフに行ったときに実家に置いてきちゃってました。うーむ、仕方ない、ありあわせでなんとかするしかあるまい。

毎度恒例のあずさ号ですが、私が引っ越してしまったため、乗るのは八王子から。そう、残念ながら西豊田駅が実現したかがわからないのです。少なくとも15年以上前から早期実現が叫ばれていましたからね、きっと実現していますよね。

茅野駅からバスで北八ヶ岳ロープウェイに行き、お昼ご飯を食べてから山頂へ。今日の天気は雪のち曇り時々晴れ。基本的には雪ですが、ときどき太陽が顔を出します。思ったほど寒くはないかな。私はスノーシュー(かんじき)ですが、他のメンバーはアイゼンです。私が雪を踏み固めて後の人たちの道を作ります。

30分くらいは人通りが多い道ですので、既に踏み固められていて快適。アップダウンもほとんどないので、雪道散歩を満喫できますね。しかしその後が大変。縞枯山の結構な急勾配を直登です。毎度ここでへこたれる…。履き慣れないスノーシューで挑みましたが、汗ダラダラですよ。顔中汗まみれで、まつ毛や髪についた汗がガチガチに凍ってます。山での発汗は体温が下がるから大敵なのに。ヒィヒィ言いながら登り切りましたが、気づけば夏の標準タイムの約半分で登ってました。そりゃへこたれるわけだ。メンバーからも非難轟々でしたね。

この辺りで雪はやんで、ときどき雲の隙間から日が差す。一瞬景色がよくなりますが、すぐに雲に入ってしまいます。そして風がキツイ。遮蔽物がないので、氷点下の風が容赦なく吹き付けますからね。展望台とか、写真を数枚撮って早々に撤退ですよ。

縞枯山から茶臼山までは何事もなく進みましたが、茶臼山からの下山が大変でした。人通りがほとんどなかったようで、雪がふっかふかなんです。スノーシューでも膝まで埋まるよ。後続のために踏み締めようにも、足を上げるときに周りの雪が崩れてくるから、かき回しているようにしか見えない。崩れた雪がスノーシューに乗るから重くなるし。しかもスノーシューを左右間違えて履いていたようで、足の裏が痛い。後続メンバーはズルズル滑るのを楽しんでいますが、私はヒィヒィ言ってますよ。

やっとこさ山小屋に着いた時は、本当に安堵しました。そう言えば山用のウェアがなくて心配でしたが、上はヒートテックのおかげで快適で、下は綿のズボンでしたが雪がサラサラだったので事無きを得ましたね。毎度のごとく部屋で飲み会になり、夕飯を食べ、19時に就寝。最近また一段とお酒に弱くなってね、ビール500ml缶で潰れちゃうんだよ。

翌朝は5時に起床。途中トイレに2回起きたけど、なかなかに快眠でした。以前より寒くなかったのは角部屋じゃなかったからかな。荷造りを終えて、6時から朝食。朝食を終えたらすぐに出発です。

今日はものすごく寒い!手元の温度計で、氷点下20℃前後。二重の手袋でも手先が痺れるし、爪先はじんわり痛い。昨日より一枚多く羽織って出発。ヒートテックインナー、ヒートテックのフリースシャツ、ネルシャツ、ウインドブレーカーなので、下手な平地より薄着ですけどね。

歩き始めは吹きさらしで寒かったのですが、森に入ってしまえば風がないので穏やか。爪先は冷たいままだけど、手先は暖かくなりました。緩いアップダウンを繰り返して白駒池を通り過ぎて高見石へ。高見石はスノーシューでは厳しいので、手前の小屋に荷物とスノーシューを置いて登山靴で登頂。荷物がないとめっちゃ身軽で快適だけど、靴だけだと雪が滑って怖い!そして荷物がないと背中が寒い!

ここまでめっちゃ順調で、若干油断したと思う。お風呂入っても1本前のバスに乗れそうだから、早く帰れるねーなんて話しながら進みました。

賽の河原と呼ばれる場所に到着。この一帯は木がない岩場で、風が抜ける場所だからめっちゃ寒い。覚えていた私が注意喚起をしましたが、なんとかなると甘く見て突入。私もまだ着れるウェアがあるのに、目だし帽だけ追加して突入してしまいました。

甘かった。前回を超える強風。降雪だけでなく巻き上がった雪が吹き付けて、顔が痛い。目だし帽+サングラスでほぼ全体をガードしているにも関わらず、目を開けるのがやっと。そして風が体温をバンバン奪っていく。さらに、雪が舞い上がるので道が埋まってしまい、ただの雪原にしか見えない。初めの5分くらいは『オレが道を作ってやるんだぜ!』なんて冗談を言いながら進みましたが、ふとももまで埋まってしまうので体力の消耗が半端ない。そしてあまりの寒さにメンバーが防寒着を追加。止まっていると寒いんで、早くしてください。

ザクザク雪をかき分けながら進みますが、ここは岩場です。平らに見えますが、足元は大きな岩と高山植物で起伏が激しい。岩の上に積もったところを歩くのはいいのですが、踏み外してしまうと腰まで、下手すりゃ胸まで埋まってしまいます。というか埋まりました。雪を踏み抜いてしまったので転ぶような形で埋まってしまい、にっちもさっちもいかない。唯一の救いは、雪の中は風が防げるので寒さが和らぐってことくらい。

すわ遭難かという場面で、別のパーティーが登場。この時期にテント泊するようなベテラン夫婦で、スノーシューより一回り小さい和かんというかんじきを装備。埋まっている私を引き起こしてもらい、さらに先導して道を作ってくれました。夫婦が変わりばんこに前に出て道を作ってくれますが、かなり苦戦している様子。スノーシューを履いている私も前に出るべきかと思いましたが、足手まといになること確実。さらに別のパーティーが合流しましたが、かんじき系を装備していないので戦力外。

結局、ベテラン夫婦が最後まで道を切り拓いてくれました。20分くらいの道のりのはずが、1時間かかりました。我々だけだったら途中であきらめて大きく迂回するしかなかったし、最悪の場合は動けなくなっていたかもしれない。慣れた道と言えど、油断してはいけない。かなり反省。

地味に腹立たしかったのが後から来た別のパーティー。先頭が四苦八苦しているのに、早くしろよ的な雰囲気。なんかイラッ☆とした。

賽の河原を通過したところでご夫婦にお礼を言い、下山継続。かなり体力を消耗したようで、若干フラフラだし、お腹が空きました。さっきと比べれば格段に歩きやすいことが救い。1時間弱で、無事に下山終了。バス停まで戻ってこれました。生きてて良かった…!

次のバスまで40分。お風呂に入ったら間に合わないけど、強風の中40分待つのもつらい。このバスを逃すと、次は3時間後。協議の末、タクシーで帰ることになりました。風呂上りくらいに来てもらうようにタクシーを手配して、お風呂へ。

ここの風呂、あんまり好きじゃないんだよなぁ…。店員は愛想がないというか高圧的というか。マナーの良くない登山客が多くて辟易としているのかもしれないけど。脱衣場も浴室も暖房がないからめっちゃ寒い。外は氷点下だし、建物は古いし。どれくらい寒いって、浴室のドアが凍り付いて開かないくらい寒い。浴室は広く、入り口からシャワーまでがまた遠い。床の冷たさに爪先立ちになった結果、盛大に転倒して後頭部を強打。30秒くらい起き上がれない。床が木で良かった、タイルだったら大変なことになっていたかも。まぁ、後日急にくも膜下出血とかになるかもしれないけど。今のところ元気です。

風呂上り、吹雪いているなかで荷物整理。風呂へのバッグ持ち込み禁止だからね。1000円払えば持ち込ませてくれるけど。体冷え冷えで、風呂入った意味はあったのだろうか。荷物整理中にタクシーが来たので、慌てて乗り込み。タクシーの中、温かい…!

30分ちょっとで茅野駅に到着。料金は7,600円。4人で割れば、バスの倍はしない。許容範囲ですね。あずさ号のチケットを手配して、立ち食いそばで昼食。そこそこボリュームがあっていいね。たっぷり食料を持ってきたけど、ほとんど食べなかったわ。

あとはあずさで家に帰るだけ。嫁が怖いから車内は飲まないつもりでしたが、元上司に勧められて断れず。という体で飲みました。下山後のビールは格別…!在来線を乗り継ぎ、帰宅したのは18時。東京は暖かかった。

今回は命を危険を感じる登山だった。賽の河原と風呂ね。風呂はともかく、雪山は舐めちゃいけないことを再確認しました。新雪は楽しいので、次回からは気を引き締めて、安全に留意して登ろう。

10月22日

2015-10-22 | 登山
シルバーウィークに体調を崩して以来、動悸と腰痛がなかなか回復しない。その状況で、また登山。仕方ないね、体調を崩す前に約束しちゃったからね。

朝4時に起床して、隣駅のレンタカー屋まで徒歩で移動。何故徒歩かと言えば、勘違いしていたから。もともとは3時に出発する予定だったので、始発がないので徒歩移動の予定でした。それが雨で予定変更となり、レンタカーも5時過ぎに変更。始発が動いている時間になったにもかかわらず、始発前だと勘違いしていたのだよ。結構歩いてから気づいたよ。今から最寄り駅に行くと、10分後の電車に乗れるな。このまま歩いて隣駅まで行けば15分だ。うん、大して時間変わらんな。

しかしアレだな、最近物忘れとか勘違いが多すぎる。いろいろとやばいのかもしれん。

5時過ぎにレンタカー屋に到着。今日は4人なので、ちょっと大き目の車をチョイス。登山バッグ4つだと、コンパクトカーだとちょっとキツイと思うんだ。セダンタイプがいいよなぁと思ったら、ハイブリッドのワゴンタイプがちょっとお安くなっていました。ワゴンタイプなら荷物も余裕やんけ!と即予約。フィットシャトルハイブリッドか、カローラフィールダーハイブリッドのどちらか。まぁ、フィットやろうなぁ…と思ったらカローラだったぜ!やったぜ!

フィールダー、荷物スペースでけぇ。その分長いけど、少し前までオデッセイ乗ってたから違和感はないな。途中で他の3人と合流して荷物を載せたけど、登山バッグ4つでもスカスカ。5人でも、誰かがテント持ってきても全然余裕だな。6人は人数的にミニバンになるけど。

しかしここからが大変で、5時間走りっぱなし。レンタカー屋から集合場所まで40分、そこから首都高と東北道で2時間、山道を2時間、あとトイレ休憩。車の運転はキライじゃないので構わないのですが、何がイヤって雨が強い。もともとは2日連続で登る予定で3時出発だったのですが、雨なので初日は散策に変更になったので5時過ぎ出発でした。だから雨は覚悟していましたが、フロントガラスが全然雨をはじかないんだよ!ワイパー全力だよ!ガラコでもしてくれよ!しかも、若干タイヤが滑るんだよ…。発進時とか、金属の上とかで。こんなに気を使った運転は久しぶりです。

5時間走って到着したのは、尾瀬です。夏がくれば思い出すところです。あんなに雨が強かったのに、尾瀬についたら止んでくれました。やったぜ。でも、めちゃめちゃ寒い。風が冷たすぎ。インナー、ジャージ、レインコートでも肌寒い。フリースも着ちゃおうかと悩んだよ。アップダウンが少ないから、体温が上がらないのも要因だね。

尾瀬と言っても尾瀬ヶ原ではなく、尾瀬沼を挟んで反対側の沼山から入山。尾瀬沼まで1時間ちょっと、木道を歩きます。峠を越えて湿原に出たときは、広大な景色に感動しました。ちょうど草紅葉でキレイでした。尾瀬ヶ原はもっとすごいんだろうなぁ。尾瀬沼まで行って、ご飯を食べて、景色を堪能して引き返し。沼を一周する時間はない。

そこそこいい時間なので、本日の宿へ。日本秘湯の会に加入しているだけあって、なかなか趣のある感じ。ちょっと建てつけが悪かったり、防音性がなかったりするけど、汚いわけじゃない。古めかしさはあるけどね。古き良き峠の旅館って感じ。お風呂は温泉で、加温のみで加水なし。思ったよりサラサラしたお湯だったなぁ。夕飯は大広間のはずが、団体さんとの兼ね合いで個室になったのもありがたいね。料理は全体的に美味しかった!『はっとう』という郷土料理とか、蕎麦を使ったすいとんとかが良かったなぁ。明日の朝は早いので、21時半に就寝。もっかい風呂入っておけばよかったな。

翌朝、4時起き。眠いよー、寒いよー。気温、7℃ですって。もそもそと準備をして、5時出発。登山道はすぐそこなので、5時半には登りはじめました。念のためヘッドライトを持ってきましたが、ずいぶん明るくなってきました。これならヘッドライト無しでもなんとか歩けそう。しかし、登りはじめはそこそこ急登。体調が万全ではない私は、あっという間に息切れ。置いていくわけにはいかないということで、私が先頭を歩く羽目に。

1時間ほどで、日の出に遭遇。山の上から登る太陽はなかなかにキレイ。そして、そんな太陽に照らされた紅葉がめちゃめちゃキレイ。人生で初めて紅葉をキレイだと思いました。今まで、紅葉はくすんだ感じでパッとしないと思っていたんです。それが朝日に照らされて鮮やかに輝き、真っ青な空とのコントラストが超キレイ。ちょっと元気になった。

序盤の急登を乗り越えると、中盤は緩やかに。ただし、地面がぬかるみまくり。昨日の雨だな…。勾配的には非常に楽だけど、気を付けないと泥だらけになっちゃう。泥が付いた靴だと、岩の上で滑ったりするしね。そして泥を越えると、終盤は木道。朽ちてたり傾いていたりするけど、格段に歩きやすい!ウッキウキで歩いていたら、盛大に滑ってあわや転倒。木道、凍ってる…!日向はいいんだけど、日陰はツルッツルでした。やべぇ。

木道が凍るくらいですが、気温は非常に低い。日差しを受けると若干ポカポカだけど、、風が吹くと凍えるよ。そりゃ水滴も凍るわ。体温調節が難しいね。登りはじめの急登では、ジャージにフリースという完全防寒だったけど、30分でフリースをキャストオフ。中盤ではジャージもキャストオフしたけど、遮蔽物が無くなった終盤ではジャージを再装備。休憩時はフリースも再装備って感じ。

ツルツルの木道を頑張って歩いたのですが、最終的には身の危険を感じて降りました。こけて怪我したらシャレにならないよ。運転手、私しかいないし。木道から外れるということは、草が非常に生い茂っていたりして歩きづらい。どっちにしても苦行でした。精神と体力を摩耗しつつ、なんとか登頂。死なない程度のペースを維持して登り続けたところ、見事にコースタイムどおりでした。みんなに褒められたぜ。

15分ほど下ったところの小屋の前で、かなり早い昼食。幸い風が穏やかで、快適にご飯を食べられました。コーヒーを沸かしてもらわなくても大丈夫だったよ。しかし景色がいいなぁ。山の上が湿原になっているの、初めて見たよ。天気も良くて、近くの山々がキレイに見える。中腹は紅葉しているしね。ちょっと元気になりました。

ここからは下り。ツルッツルの木道に戦慄し、泥濘に辟易し、急登に茫然。久しぶりに膝にきたよ。サポーター、車の中に忘れてきちゃったしね。木道も泥も滑るから、スピードを抑えるために膝に負担がかかったんだろうね。最後の急登を下るときは、足を出すのもイヤになったよ。みんながコケまくるなか、3回盛大に滑っただけで、転倒はゼロでした。滑った時の踏ん張りのせいで、膝が死んだ気がしないでもない。

下りもほぼコースタイム通り。オレ、すげーな。車に乗り込み、温泉で汗を流す。宿と同じお湯のはずなのに、こっちのほうがぬるぬる感が強いかな。途中の道の駅でおやつにきのこ蕎麦を食べて、山道をまた延々と走って、レンタカーを返して新幹線で帰宅。だって、連休最終日だから高速道路は絶対混むもん。実際、ナビ上では東北道は真っ赤で、IC入口の渋滞に巻き込まれたよ。新幹線も、2時間前にネット予約したけど、その時点で空きはほとんどなかったよ。1時間前に駅に着いたときには、空きなしになっていました。

新幹線の時間までお茶して時間つぶし。しかし、駅前に店がほとんどないぞ。あるのはレンタカー屋と民家だ。ここ、新幹線が止まる駅ですよね?いや、母方実家の新幹線が止まる駅もそんな感じだけどさ。

新幹線に乗ってみたら、私の隣は不在。アレ、満席じゃなかったのかな。次の駅で乗ってくるのかな。3列シートの窓側席でしたが、結局私が降りるまで、隣の2席に正規の客は来ませんでした。乗り遅れたのかな。しかし新幹線、乗り心地いいねぇ。スーパーあずさより揺れないし、足元広いし、リクライニングは倒れるし、ヘッドレストも動くし、背中と腰が痛くなりづらい形状でした。そして速い。高いだけあるぜ。

1時間ちょい、停車駅4駅。うとうとと覚醒を繰り返していると、あっという間に到着。車より断然早いし楽だ!在来線に乗り換えて、20時前に帰宅。比較的早い時間とはいえ、4時起きだから眠いよ。22時半には寝てた気がする。

いやー、なかなかツラい山だったけど、景色は言うことない素晴らしい山でした。下調べを全然しなかったので、そのぶん感動も大きかったかな。翌日は若干膝が痛かったけど、足が上がらないような痛みにはならず。山に歩き慣れたのかな。これからは、低山か雪山かって感じ。防寒具を見直さないとなぁ。

9月29日

2015-09-29 | 登山
体調と腰痛が行ったり来たり。よくなったかなと思った翌日には超絶悪化。これを書いている現在、腰は日常生活に支障がないくらいになったけど、動悸と吐き気が止まりもはん。

これが中年になるってことなのかな。



シルバーウィーク前、何故か仕事が慌ただしくてワタワタ。そしてようやく訪れた連休は、初っ端から登山でした。6時間ほどの睡眠で起床。喉に違和感があるけど、バリウムの誤嚥が原因だと思い込む。朝ごはん食べて、薬を飲んで、出発。毎度おなじみ、7時発のスーパーあずさに乗るんだよ。乗ったのはいいけど、私の席には知らない人が座っているし、元上司たちの姿もない。おかしいと思って外に出てみたら、臨時のかいじでした。ちゃんと確認しましょう。

無事に元上司たちと合流して、茅野まで一眠り。のはずが、うるさくて眠れない。我々が座ったのは、7号車の最後尾。その後ろはデッキで、後ろの車両は自由席。連休初日で大混雑の自由席に入れなかった人たちが、デッキにも入りきらずにこっちまで来ているんだよ。私の席の後ろに荷物を置き、新聞をバサバサ。非常にうぜぇ。これには元上司も『自由席のそばは予約しない!』とお怒り。臨時便の影響で、普段より2分遅れで到着する予定が、諸々あって5分遅れで到着。幸先いいぜ。

今日はレンタカーじゃなくて、山荘の送迎車です。うわぁ、めっちゃ楽ちん。車に揺られること1時間弱。文字通り揺られまくり。何かのアトラクションかってくらいの揺れでしたよ。登山道の入り口で下車。送迎車は、我々の荷物を積んだまま、そのまま山奥へ。いや、どうせ宿まで行くなら、そのまま乗せてくれてもよかったんじゃないか。きっといろいろ取り決めがあるんでしょうね。

30分ほどお散歩気分で歩いて、山荘に到着。早々にチェックインして、不要な荷物を置いて、登山開始。本日の目的地は、八ヶ岳の硫黄岳。爆裂火口という、崩れた火口が見られるんだよ。しかしアレだね、前日までは雨だったけど、今日は打って変わっての晴天!だったんだよ、麓は。立ち込める霧。幻想的だけど、今日はそういうの求めてないかな。登っているうちに回復することを祈ろう。

高度が上がるにつれ、視界はどんどん悪くなります。霧が流れているのがよくわかるよ。森林帯では非常に幻想的でいいんですけど、森林限界を超えたあたりですと若干危険を感じるね。ヒィヒィ言いながら登ること2時間、無事に硫黄岳山頂に到着。送迎使うと楽でいいな!

景色は全くなし。爆裂火口も見れなければ、近隣の山も見えない。嗚呼、あっちに最高峰の赤岳が見えるはずなのに。諦めてお昼ご飯にしましょう。山頂が広すぎて、どこで休むべきか悩むね。岩場だけど凹凸が少なくて、座る場所に困る。ちょっと大き目な岩を見つけたので、そこで休憩。森林限界を超えていますので、風が若干強め。登りの時とは風向きが違うのか、非常に冷たい。完全夏装備の私はガクブルですよ。ジャージを着て、フリースを羽織ってもまだ寒い。困っちゃうぜ。

1時間弱休んで、下山開始。すると、みるみる晴れてくる。近くの山々が見えるようになってきたよ。遠回りして近くの山に登っていたら、硫黄岳の山頂がクッキリ。なんだよ、どうなってんだよ。タイミングが悪かったねぇ。でも、1時間とか時間がずれると、夕飯の時間に響くしね。今回は縁がなかったと諦めよう。

それはいいんだけど、さっきから鼻水が全然止まらない。花粉症の時みたいな、スゲー水っぽいヤツ。そして体が重い。もしかして…体調不良?全然ペースが上がらず、みんなから遅れてしまう。登り以上にヒィヒィ言いながら、やっとこさ下山。あー、お風呂が気持ちいいんじゃー。体冷え冷えやねん。

お風呂上りも体調は回復せず。せっかくのビールが大して美味しくない…。鼻水が止まらず、鼻詰まり気味なので、食事も大変ですよ。息苦しくてしょうがない。ご飯は美味しいんだけどね。鍋がうまうまですよ。魚の煮つけも最高さ。食後のデザートには、リンゴ味のアイス。器は半分に切って身を取ったリンゴ。スゲー美味しいんだけど、寒いっす。

この時点で7時。消灯まで2時間あるので飲み直しというところですが、体調があまりにも優れないので風邪薬をもらって早々に就寝。まぁ、部屋では他の人たちが飲み続けていたけど。

翌朝。うーん、体調変わらず。無理できないこともないけど、無理しても仕方がない。朝食の時に、朝の送迎のついでに駅まで送ってほしいとお願いし、快諾頂く。山荘側からしても、お迎えのついでだからね。登山の準備を進める人たちを尻目に、朝風呂へ。あー、ポカポカで気持ちいいんじゃー。風呂から出たら、もう誰もいませんでした。宿の人たちが朝食食べてたよ。

送ってもらうにしても、来た時と同様に登山口までは歩かなければならないらしい。荷造りして、ちょっと休んでから出発。下りだし、荷物は車だから楽ちんではあるものの、やっぱり息が上がるなぁ。こりゃ登ってたら大変なことになってたなぁ。ゆっくり歩いていると、登山口に着く辺りで丁度車と合流。これで歩かなくて済むぜ!

しかしだね、ここからがまた大変。基本的に相互交通なんて考えられていない山道。まだ朝早く、登りの車がいっぱい。昨日からいる人たちの路駐も多く、すれ違いに難儀。一応、通行許可をもらっているこちらが優先なのですが、観光客はそんなのお構いなしに突っ込んでくるよね。途中、ホントに数センチくらいしか余裕がないことがあったよ。ま、もとよりボロボロの車なので、こっちの被害は大したことないんでしょうけど。

1時間弱で茅野駅に到着。すると、特急が既に駅に停まっている。こりゃ走っても間に合わないと諦め。次の便で帰りましょう。連休2日目の午前中の上りなんてガラガラだろうと甘く見ておりましたが、実際ガラガラでした。窓側は取れなかったけれどもね。40分後のあずさで帰宅です。さよなら、八ヶ岳。

そして電車の中で体調が猛烈に悪化。やべぇ、朦朧としてきた。こりゃ寝るに限る。でも体勢が微妙だから、口呼吸になってなおのことツラい。そしてエアコンが寒い。早く新宿に着いてくれないか…と願っているにもかかわらず、人身事故で運転見合わせ。誰だよ、こんなときに飛び込むなんて。救助作業が終わったって言ってたから、事故かな。

結局、30分遅れで到着。電車が止まったのが八王子を過ぎてからなので、立川で降りて実家に帰ろうかと悩んだわ。隣の席の人も同じような考えだったらしく、立川で席を立ったと思ったら戻ってきたわ。新宿で降りたら、今度は暑さでフラフラ。気温が高いのか、体調なのか、どっちが原因かわかんねぇな。電車を乗り継いで、最寄り駅に着いたのはお昼過ぎ。フラフラとドラッグストアに入り、風邪薬を買って、フラフラと帰宅。あ、シャンプー買い忘れた。

とりあえず洗濯機だけ回して、お昼ご飯。山に登るつもりだったから、山荘でお弁当を作ってもらっていたんだよ。内容的には、これで1,000円か…というレベル。山で食べるには相応だけど、家で食べるとなると、大変寂しい。食欲はそこまで落ちていなくて、白飯は完食。おかずは、夕飯用に取っておくぜ。洗濯物を干して、グッタリして、ストックしておいたレトルトのおかゆと残したおかずを食べて、就寝。

翌日も大して回復せず。結局連休はグッタリして終了です。早く回復せんかなぁ。

9月7日

2015-09-07 | 登山
夏も終わりに近づきました。今年はOffing
Ropeが控えているので、夏らしいことはあまりやっていません。花火を見たくらいか。このままじゃアカンということで、登山兼バーベキューに行ってきました。

場所は、去年も登った金峰山。今年は2日目に登るので、朝が超ゆっくり。9時に新宿駅に集合して、あずさで一路韮崎へ。3時起きだった去年とは大違いだ…。韮崎に到着したら、レンタカーを借りましょう。今回は人数が多いのでミニバンです。WISHを借りましたよ。走行距離がまだ6000kmもいっていない、キレイな車です。傷つけたら目立つな…。

当然下っ端の私が運転です。レンタカーでコンパクトカーじゃなかったのは超久しぶり。ミニバンクラスの運転は、親父殿がオデッセイを手放して以来だよ。若干パワー不足な感じはしたけど、コンパクトカーと比べて格段に優秀な加速。ボディが大きいので、山道のワイディングはちょっと大変だった。途中で夕飯の買い出しをして、1時間半ほどで廻り目平キャンプ場に到着。

駐車場は結構いっぱい。あそこさ、地面が砂利なうえに結構坂になっているんだよね。車が重いので滑る滑る。細かな調整なんてできず、とりあえず枠に収まったからそれでよし。キャンプ組は早速宿営の準備に取り掛かります。私は山荘に宿泊なのでチェックイン。軽食と水分だけ持って、テントの組み立てを見学。みんな器用に組み立てるなぁ。

軽くご飯を食べて、ボルダリングに行く人と、散策に行く人に分かれる。金峰山の前に、ちょっとした登山で足慣らし。1時間半のコースでしたが、梯子の崩壊により登頂できず。かなり景色が良いらしいので、大変残念。距離は短いものの高低差が大きく、意外と汗だく。ふむ、風呂に行こう。

去年ブチ切れたシャンプーの小袋は、見事に改善されていました。ちゃんと開くやん!ただ、キッシキシは相変わらず。どこがリンスインやねん。風呂上り、キャンプ組が火起こしの準備を始める中、山荘組は部屋で乾杯。そんなに大人数で行ってもね。1本空け終わったところでキャンプ地へ行ったら、もう始まってました。

まずは去年同様、トウモロコシの丸焼き。思い出補正もあると思うけど、去年のほうが美味しかったな。それでも、十分甘くて美味しい。しかも安い。お次は、信州名物の【とりじん】。にんにく醤油漬けみたいな感じかな。めっちゃ美味しいよ。猪の【ししじん】も美味しかったけど、苦手な人がいたのと高いのが難点。カナダ産牛肉の焼肉セットを貪り、何故か途中で焼きそばが入り、再び牛肉からの再度とりじん。満腹じゃー!

バーベキューはいいんだけど、他のキャンプ客が不愉快。大学生のサークルと思わしき男女グループは色んな意味で不快だけど、通路に堂々とテントを張るアホが3組、子供を放し飼いにしているアホが2組。放し飼いになっている子供が我々にちょっかい出してくるんだよ。

残念ながらこの日は雲が出ていて、星を見ることはできませんでした。一瞬だけ雲の隙間から見えたけど、やっぱりキレイだなぁ。星の代わりに、カエルくんが現れました。面白がってランタンのそばに置いてみると、灯かりに群がった虫を食べまくる。捕食シーンを間近で見ると、意外とスゲーぜ。ヤツの攻撃範囲は、前方180°だよ。まさか真横に舌が出るとは。

一通り飲んで食べたので、今日は解散。キャンプ組はテントに入り、山荘組は部屋に撤収。しかし全身炭くせぇなぁ。部屋で軽く飲んで、おやすみなさい。

翌朝。去年と比べて寒くないなぁ。毛布一枚で十分だったよ。そして外は雨。ガッツリ雨。NHKを点けてみる。『5時からの1時間で、長野県内で1mm以上の雨を観測した地点はありません』なるほど、ここは長野ではないと。とりあえず様子見ということで、個別に朝食。当初の出発時間になったのですが、まだ雨。『6時からの1時間で、長野県内で1mm以上の雨を観測した地点はありません』じゃあここはどこなんだ。

協議の結果、本日の登山は中止。天気予報では、このあと回復に向かうと言っているけど、山の上は雲の中だし、岩場もあるから危険だし。各々撤収を進めて、後ろ髪を引かれながらキャンプ地を後にしました。高度が下がるにつれ、天気は回復。まぁ、こんなもんだ。向かった先は、別のキャンプ地。そこは景色がいいので、小休止と精算のために立ち寄り。うむ、確かに山々が近くていい景色だ!何故みんなトウモロコシ食べてるんでしょうか。昨日食ったやんけ。

ア「あれ、サブリーダーは食べないんですか?」
サ「朝ごはん食べ過ぎて…」
ア「何食べたんです?」
サ「レトルト米とチキンラーメンの雑炊。実質二食分だった」
ア「そら無理ですわ」

近くの山は、やっぱり雲の中。残念だけど、最近の体力低下が半端ないので、ちょっと安心。最近はちゃんと山に登ってないからなぁ。9月は10月は山の予定が多いから、リハビリしないと。

1時間ほど休憩して、出発。予定より早くレンタカーを返却できたので、ちょっとお金が浮きました。やったぜ。その代わり、電車の乗り継ぎが微妙。30分駅で待って、甲府駅で30分待って、かいじに乗り換え。今日の予定はボロボロなので、美味しい駅弁でも食べよう!甲府駅は、そこそこ駅弁が豊富らしいんだよ。お昼過ぎだから在庫が心配だったけど、まだ少し残っていました。

購入したのは【山陰鳥取かにめし】。うん、わかってる。ここは鳥取でもなければ、山陰でもない。むしろ海がない。いろんな地方の駅弁があるみたいなんだよ。他にも柿の葉寿司とか、牡蠣飯とか、穴子飯とか、ハンバーグ弁当とかあったよ。

みんなが立ち食いそばで一杯やっている中、私とAさんは下戸なのでホームで弁当。気温は高めだけど、風が涼しい。公園でお弁当食べるみたいでちょっと楽しい。非常にのどかだね。かにめしは、こんな可愛いパッケージ。


そして中にはカニがギッシリ。


非常に満足ですが、ちょっとカニの味が薄いのが残念。長期保存用にガッツリ茹でているのか、保存方法の問題なのか、そもそもズワイガニじゃないのではないか。原材料を確認してみたところ、『カニ』としか書いていませんでした。ずーるーいー。

電車で寝ようと思ったけど、まだお昼過ぎなので眠れず。仕方がないのでPSPでアニメを見ておりましたよ。隣に座ったのは、謎の外国人。肘掛を占拠されるのはまだいいんですよ、私が窓側なので。ただ、香水の匂いがキツイ。頑張れオレ、鼻がマヒするまでの我慢だ。

大月を過ぎたあたりで、前に座っていたサブリーダーからビールの差し入れ。え!?このタイミングで!?美味しく頂きましたけど。八王子過ぎたあたりだったらやばかったなぁ。かいじは三鷹にも停まるんだね。

新宿に着いたのは16時前。早いね。駅弁食べたばかりだし、飲み会も無く解散。スゲー、家でゆっくり出来るぜ!こうして、この夏最後の登山は終了しました。楽しいバーベキューでした。

7月10日

2015-07-10 | 登山
友人一同へ。

ワタクシの誕生日、百式キャディバッグを買ってくれとは言いません。大人のおもちゃでいいですよ。

実際もらったら困るけどな。



梅雨の晴れ間に登山してきました。と言っても、2ヶ月近く山に行っていなかったので、今日は足慣らしに奥多摩へ。

最近の寝不足もあり、スタートは少し遅め。6時40分発の電車で出発。うん、奥多摩だったら実家に泊まれば良かったかもしれん。電車を乗り継いで、9時に登山開始。地図読みイベントをやっているらしくて団体さんがいましたけど、その人たちより早く出発できたのは良かったね。

30分ほど舗装路を歩いたところで、登山道に突入。むむ、道が狭いうえに階段が多い。前日のお昼まで雨だったので地面が心配でしたが、ぬかるんでいるところは少なかったよ。ただ、湿度が半端ない。林の中なので風もなく、汗が止まらない上に乾かない。あっという間にハンドタオルがびっしょりさ。久々に『オレ、なんでこんな苦行しているんだろう…』って思ったよ。川沿いを歩いているから、涼しげではあるんだけどね。

20分くらいで階段がなくなり、さらに20分ほどで道が広くなって歩きやすくなる。登山道に入ってから1時間ほどで、一つ目の山に登頂。ひー、しんど。既にペットボトル一つが空になっているよ。熱中症に気をつけねば。山頂は木が多くないので、風が爽やか。10分ほどの休憩で汗も引いたよ。よっしゃ、次の山に行くぜ!

ググっと下って、しばらくは尾根歩き。勾配は少ないし風が通るしで、歩いていて大変快適。さっきまでの苦行とは雲泥の差だね。いやー、気分がいいね!20分ほどで登りになりましたが、そこまで急登ではありません。お腹が空いたのが厄介ですが、これくらいなら順調に登れますね。サクッと二つ目の山に登頂。

ここでお昼ですが、ベンチが埋まっています。仕方がないので倒木に腰かけることに。景色はちょっと残念ですね。雲が厚いしガスっているので、スッキリしない感じ。まぁでも遮蔽物はないし、閉塞感はないね。風も心地よいっつーか、ずーっと止まっているとちょっと肌寒い。そのぶん、コーヒーがうまいぜ。100均で買った焼きドーナツ、スゲーうまいぜ。どっちかと言うとクッキー系だけど。今度買い貯めしとこ。

40分ほどの休憩で出発。ググッと下ったところで、団体さんと遭遇。すれ違いで5分くらい待たされた。いやいや、登り優先とはいえ、気を遣えよ。その後は若干下ってから、ほぼ平坦。なんて歩きやすいんだ…。まぁ、最後に結構な登りが待っていたんですけどね。岩場っぽい感じで、なかなか強烈。大岳山もこんな感じだったなぁ。高低差はそれほどでもなかったけどね。

無事に最後の山にも登頂。展望は無く、何組かがお昼休憩していました。うーん、別にゆっくりしなくてもいいかな。軽く水分だけ摂って、ササッと下山。反対側は、緩やかな下り道。うむ、これは歩きやすい。そのぶん、距離は長いけど。延々と、延々と、延々と下る。坂自体は緩やかだけど、こうも続くとイヤになるね。途中で多少の登り返しもあったものの、1時間半下り続けて無事に下山。今日は結構ゆっくりで、見事にコースタイムどおりでした。

電車が来るまで20分待ち。青梅線の青梅-奥多摩間は本数が少ないからね。まだ時間が早いので、無事に座れました。青梅駅で乗り換えて、河辺駅で下車。いつもの温泉でゆっくり。さすがに時間が早くて、結構空いていますね。しかし残念ながら寝湯はいっぱい。お昼寝したかったのに。ボーっとお風呂に浸かってリフレッシュ。今日は汗かいたからなぁ。

早目に下山できたので電車もお風呂も空いていましたが、時間が早いのでお店が開いていません。すいていないんじゃないよ、あいてないんだよ。困った、オレのビールが…。温泉内の飲食スペースで済ませるか、ファミレスにするか。飲食スペースでは、みんな美味しそうにビール飲んでるなぁ…。でも高いのでパス。いま流行りのファミレス飲みにしようぜ。

5分ちょい歩けば、バーミヤンがあるんだぜ。餃子でビール、最高じゃないか。時間が早いこともあってガラガラだぜ。ビールの値段は居酒屋と変わらないけど、おつまみの値段が安いよね。餃子、299円(税抜き)だからね。汗をかいた後の風呂上がりのビールは、相変わらずうまい!これがプレモルかアサヒだったらなおいいんだけど。アサヒはあったけど100円高いんだよ。2時間ほど飲んで、〆に五目焼きそばを食べて、これで一人2,500円。安い。どうでもいいけど、バーミヤンのしゃぶしゃぶ食べ放題が気になった。サイドメニューも豊富で、これで2,000円ちょいか。こんど元同居人たちを誘って来てみるか。

あとは帰るだけ。最近の寝不足気味と、今朝の早起きと、さっきのアルコールで、大変眠い。電車内で週刊バイクTVを見ながら半分寝てた。V-Strom
1000ABS、いいバイクだよね。

久々の登山は、非常に暑かった。登りで体力を使う上にほぼ無風だったからなぁ。もうそういう季節ですね。来月のOFTが本当に心配です。というか、来月こそOFTが行われるといいですね。既に2ヶ月連続延期中だぜ。

5月21日

2015-05-21 | 登山
会社の登山部で雪山に行った翌週、箱根に山登りに行きました。しかし箱根の山はキライです。バスの情報がわかりにくい。西東京バスとか西武バスは、どこからどこのバス停まで行きたいって調べれば、乗るべきバスの行き先はおろか、そのバスの発車時刻まで出てきます。ところが伊豆箱根バスも箱根登山バスも、路線図と時刻表しかなく、非常にわかりづらい。えーと、乙女口から御殿場に行くバスの時刻表がこれだから、箱根湯本は…行き先が多くてどれかわからん…。みたいな感じ。Yahoo乗換もGoogleマップも対応してないし。キライです。

結局バスは諦めて、電車で行ける範囲にしました。箱根湯本駅から、浅間山を経由して小涌谷に降りるルートです。アップダウンも多くなく、ハイキングにはもってこい。もう少し早い時期なら桜がキレイだそうです。予報では天気もいいし、いいお散歩が出来そうだ!

まぁ、登山口で迷ったんですけどね。私の持っている地図アプリでは、ここの登山口が乗っていないんですよ。箱根町観光協会のホームページを見ながら歩いたのですが、温泉場入口ってどこだよ、の湯ってどこだよ、そもそもこの画像で登山口どこだよ。箱根の山はキライです。

15分ほどさまよって、登山口に辿り着きました。なんだよ、芦ノ湖方面に国道1号を歩いた脇にあるじゃねぇか。『現在はハイキングコースとして多くのハイカーで賑わっており…』とか書いてありましたが、人が全然いません。道も、枝に枯葉に小石だらけで、歩きづらい。どうなってんだよ…。まぁ、ちょっと歩いたら登山道っぽくはなりましたけどね。

序盤に一気に登って、あとは緩やかに上り下り。聞いてはいたけど、全然展望がないので歩いていてもさほど面白くないね。林の中を歩くので、風がなくて暑いし。ただ、どこからか桜の花びらが降ってきているのはキレイ。桜吹雪の中の登山ってのも乙だね。途中、まだ散り切ってない桜もあったし。

特に何もなく順調に歩くこと2時間、目的の浅間山に到着。浅間山も展望はよくないけど、開けていていい感じ。ちょっと早いけどお昼にしましょう。タッチの差でテーブルをおばちゃん軍団にとられてしまったので、芝生の上でパンを頬張ります。しかしですね、止まると寒い。開けているせいで、風が通るんだよ。上着を着てもブルブル。これは予想外。しかもおじさん軍団が現れて、騒がしいことこの上ない。早々に切り上げて、別の山でお昼にしましょう。

小涌谷とは反対方向に歩くこと30分、急登を登り切った先にある鷹巣山でお昼ご飯。あんまり山頂っぽくはないけど、テーブルがあるぞ。老夫婦が一組いるだけだ。あまり開けていない分、さっきよりは寒くないかな。昼食を食べていると、反対方向からおじさん集団が登場。ビニールシートを敷いて、酒盛りを始めました。反対方向は緩やかとはいえ、一升瓶を何本担いで登ってきたんだ…。つーか、おじさん軍団から逃げてここに来たのに、またおじさんかよ。さっきよりマシとはいえ、やっぱり寒いのでサクッと下山しましょう。

浅間山を経由しない道で、小涌谷へ下山。まったく人気がないらしく、足元がよろしくないね。でも、山ガール2人組とすれ違ったからよしとしよう。30分ほどで舗装路まで降りてきて、20分ほどで小涌谷駅に到着。予定より1時間も早いぜ。到着と同時に電車もきたよ。ラッキーですね。芦ノ湖方面の電車は超混雑しているけど、湯本方面は比較的空いてました。みんな、これから芦ノ湖に行くんだなぁ。

塔ノ沢で下車。この駅で降りたのは我々だけ。無人駅らしく、改札のために運転手さんが飛び出してきたけど、ICカードで精算しているのを見て微妙な表情で運転席へ戻っていきました。なんかすみません。駅から5分ほど歩いたところに、元上司お勧めの立ち寄り温泉があるんだよ。

入湯料は1,400円。たけっ!この値段でタオルもバスタオルもついてないとか、たけっ!でも、建物はキレイだし、さほど混んでないし、囲炉裏でゆっくりできたり仮眠スペースもあったりで、のんびりするにはいい感じ。未就学児はお断りだし、値段が高めだからかファミリーが少ない。静かだしお風呂は広いしで、非常にゆっくり出来ました。露天風呂で仮眠しちゃったぜ。シャンプーとボディソープは有名ブランドで、泡立ちが良かったのが地味に好印象だぜ。立ち寄り湯とか、泡立たないところが多いからな…。

お風呂上り、まだ15時です。お酒を飲みたいけど、まだ早いかな。食事処も併設されているけど、高そうなのでパス。コーヒー牛乳を飲みたいけど、高いのでパス。150円はなぁ…。持ってきたスポーツドリンク残ってるし。仮眠スペースで少しゆっくりして、無料送迎バスで箱根湯本へ。こりゃ便利。ちょっと高いけど、悪くないな。

箱根湯本に着いたのは16時前。あまりにも早い。駅前の商店街をウロウロしたものの、特に面白いものは無し。物産館とか覗いたけど、我々以外はトイレを借りに2人入ってきただけだぞ。いいのかそれで。仕方がないので小田原駅まで戻りましょう。

小田原に着いたのが16時半前。ちょっと早いけど夕飯にしますか…。小田原に来たらここっていうお店へ。何気に登山鉄道に中吊り広告が出てたんだよな、この店。ちょっと早めが功を奏して、すんなり入店。喫煙席だったけど。刺し盛りと、金目の煮つけと、アナゴ天をオーダー。相変わらずの美味。毎度、煮つけはもう少し味が滲みたほうがいいと思うんだけど、しょっぱくなって苦手になる人も出てくるのかな。タレを絡ませながら頂くよ。〆はお寿司。せっかくだから、一番高いヤツを頼んでやったぜ!これだけ食べて飲んで、一人3,000円。お得である。

早目の夕飯だったので、帰宅も早め。東海道線が乱れていたけど、21時には帰宅出来ましたよ。しかしケツが痛い。やはりグリーン車にするべきだったか…。インド系の親子がスゲーうるさかったし。

5月15日

2015-05-15 | 登山
翌日、5:30起床。途中で何度か目が覚めたけど、ここ最近の登山では考えられないくらいの快眠。途中で目が覚めたのは、酒のせいで眠りが浅かったに違いない…。とりあえず朝風呂に入って、荷造りをして、6:30から朝食。本来は8:00なんだけど、貸し切りってことで6:30にしてもらったんだよ。いい宿や…。

朝食は、サラダとベーコンエッグとソーセージとカレー風味ポテサラ。オーソドックスだね。焼きたてのパンがめっちゃ美味しい!さつまいもパンは毎度最高だ…。デザートにイチゴの練乳かけを頂いて、コーヒーを飲みまくって、トイレにこもって、出発。いろいろあって、何故か夏に来ることを約束させられましたが。

さすがに山間部は気温が低い。現在、ギリギリでプラスですが、朝食前は氷点下でしたよ。道路の凍結が心配でしたが、そこは大丈夫でした。登山口までは車で20分。メインの駐車場は8割埋まっていましたが、ちょっと離れた駐車場はガラガラ。リーダーは『思ったより車が多い』と言っていましたが、雪山と春山の間ですし、こんなものですかね。

軽く準備運動を終えて、9:00過ぎに登山開始。登山道に入ってすぐ、雪です。雪を踏みしめながら歩きますが、日当たりの良い斜面は雪がほとんど残っていません。なので、まだ雪山装備はしません。この山、坂が結構急なんですよね。普通、登山道ってつづらおりになっていたり山を回るようになっていたりするものですが、この山は山頂まで真っ直ぐなんですよ。こりゃ大変だ。

30分ほど歩いたところで、足元はほぼ雪になったため雪山装備。私と元上司はチェーンスパイクですが、他の方々はちゃんとしたアイゼンです。この差が吉と出るか凶と出るか。今日は非常に天気が良く、気温がグングン上昇中。このままだと雪が融けはじめるんじゃないか…という心配を持ちながら歩きますが、今のところ、雪は締まっています。スパイクの刃が雪に食い込んでいい感じ。でも、ところどころ雪が融けて岩が顔を出しています。チェーンスパイクは鎖ですので岩場でもさほど苦労しませんが、アイゼンは板に刃がついているうえに刃が長いので歩きづらそう。吉と出たぜ!

しかし、30分もすると雪に埋もれて岩場はほぼ無し。日差しがジリジリと暑い。雪の照り返しがキツイぜ…。若干雪が融けているけど、まだ許容範囲。でもさ、かなりの傾斜なうえに、この気温。帰りが心配で仕方がない…。久々登山のサブリーダーがここでダウン。なんとか登り続けるけど、発言がなくなりました。おしゃべりな人なのに…。このとき、勇気ある撤退も視野に入れていたらしいよ。サブリーダーがヘロヘロのおかげで、ペースがゆっくりで私は快適ですが。

頂上まであと一息というところで、木が無くなって完全に岩場。遮蔽物がないので風が強く、雪が積もりにくいんだね。ここでもチェーンスパイクは大活躍。岩陰の雪でも滑らない、岩場でも歩ける。やったぜ!ちょっと踏み外すと100mくらい真っ逆さまな、デンジャーな岩場でしたが、今日は風が穏やかなので比較的安全。これ、厳冬期に強風だとすごく怖いな…。

雪による足場不良とサブリーダーの体力不足という不安要素がありながらも、ほぼコースタイム通りに登頂。コースタイムで歩くと、そんなに疲れないんだね。さすが独立峰、360°最高の眺め。天気もよくて、八ヶ岳、浅間山、北アルプス南アルプス、よくわからないけどその辺が一望だよ。しかし朝食を食べ過ぎた。あんまりお腹空いてないぞ。パンを2個だけもらって、下山開始。

下山が厄介だった。案の定、雪の表面が融けはじめていました。アイゼンは刃が長いので、融けていない部分まで刺さりますが、チェーンスパイクでは融けた表面までしか刃が刺さらない。つまり、ストッパーにならないだよ。しかもこの急斜面、死が見える。ストックでバランスを取りつつ、かかとで思い切り踏みして段差を作りながら下ります。バランスを崩すと、10mくらい直滑降。滑るのはそれはそれで楽しいけど、マジで止まらないから危ない。

集中して慎重に下っているのですが、アイゼンデビューのサブリーダーが『アイゼンは滑らなくて安全だ』とか『下りは楽だね』とか『おすぎくん、ペース遅いんじゃないの』とか、茶々入れまくり。くそ、登りではほぼ無言だったくせに…!1時間ほどで、急斜面終了。ペースは速くないはずなのに、汗だくだよ。足も思うように上がらなくなってきた…。急斜面が終わるころにはサブリーダーの体力がまた切れて、静かになってました。『アイゼン重い…』下りは楽しいんじゃないんですか。

そこからさらに1時間ほど歩いたところで、本日の登山終了。ふへぇ…疲れた。いったい何度コケたことか。大きなケガはなかったけど、滑った時に岩に突っ込んで膝をぶつけたぜ。荷物を片づけて、さっそくお風呂に行きましょう。今回はレンタカーなので自由に動けるのがいいね。白樺湖方面の立ち寄り湯へ。白樺湖と言えば池の平ホテルですよね。

立ち寄り湯は、ガラガラでした。ふむ、オフシーズンのおかげですね。広いお風呂にのんびり浸かるのは気持ちがいいね。軽くマッサージをして、スポーツドリンクをがぶ飲みして、フルーツ牛乳を頂く。このフルーツ牛乳はサブリーダーに奢ってもらいました。仲直りのしるしです。

さて、あとは帰るだけですが、やっぱりお酒は飲みたいよね。と言うことで、車の中でスマホをいじったのが悪かった。久しぶりに乗り物酔いしたぜ…。結構水分摂ったつもりでも、脱水気味だったのかな。疲労もあるだろうし、しかも峠道だし。死ぬ…。

駅に着いて、グッタリしながら帰りの切符を買って、改めてお店探し。近く(と言っても車でないと行けない)のファミレスでもいいかという話になったのですが、何度か行ったことのある蕎麦屋が開いていたので蕎麦に決定。以前は17時開店だったのに、早まったんですね。

ビールを飲みたいところですが、車酔いから回復していないのでお冷で。何故かお通しがきました。ナンテコッタイ/(^o^)\
天ぷらそばを頼んだのですが、ちゃんと湯切り出来ていないんじゃないか。一言でいえばイマイチ。私以外はみんなザル系の蕎麦を頼んでいるのですが、皆さんはそうでもないらしい。水で〆てるからか。非常にモニョっとしたまま退店しましたが、お通し代取られなかったから許す。超許す。

水分を取りまくったおかげか、気持ち悪さがだいぶ減りました。これなら特急に乗れるね。新宿に着くまでの約2時間、寝るしかない。PSPでテレビ見たいけど、下向いて悪化したら泣ける。幸い、隣に座った見ず知らずの人もおとなしく寝ていたので、心配なく寝られました。そして相変わらず、帰りは停車駅が少ない。小淵沢と甲府の次が、もう八王子だったよ。何事もなく新宿に到着。既にご飯も食べ終わっているので、もう解散。お疲れ様でした。

いやー、今回は久しぶりに大変な登山だった。登り自体は、急勾配ではあったもののペースがゆっくりだったのもあって、比較的簡単な山でしたね。ただ、下山が本当に大変でした。集中しまくりで疲れまくり。ペースが速くないのに、汗だくでしたよ。そして翌日、太ももが筋肉痛。足が筋肉痛になるのは何年振りだろう…。膝が痛くならなかったのは、歩き方が進歩しているからかな。

下山中、大学生と思わしき集団に会いました。これがまたオシャレな恰好をしているんですよ。その格好でよく山に登ろうと思ったなって感じ。スニーカーだし。この雪道を、よくここまで登ってきたよ。でもね、登りより下りのほうが大変なわけですよ。登れないと思った時点で、下れないんです。案の定、降りられなくてキャーキャー言ってた。こういうやつらが遭難するんだろうなぁ。日暮れ前に下山できるといいですね。

リーダー「あいつら、下山できたかなぁ。ヘッドランプなんて持ってないだろうし、心配だよな」
ア「自業自得でしょ。ケータイ電波が入る山だし、ダメだったら警察呼ぶでしょう」
リーダー「お前、意外とシビアだな」

遭難したってニュースになってなかったので、大丈夫だったんじゃないですかね。

やっぱりアイゼンは羨ましいなぁ…買っちゃおうかなぁ…。

5月14日

2015-05-14 | 登山
春になりました。冬山シーズンも終わりです。会社の登山会のサブリーダーが先日アイゼンを新調しまして、今シーズン中に行っておこうということで、今シーズン最後の雪山に行ってきました。今回も八ヶ岳だよ。

某さんたちに『いつも体調悪いじゃん!』と突っ込まれがちな昨今、珍しく体調が快調。やったぜ!ただ、仕事はまだまだ落ち着かず、前日に帰宅出来たのは22時。荷造りして風呂入ってエロサイト我慢して寝たのが23時半。参っちゃうね。

当日、5時過ぎに起床。まずは身支度を整えて、ご飯を食べながら攻殻機動隊を見て、荷物を確認してから出発。のはずが、雨降ってるし、ゴミは出さないと行けないし、コンタクト付けてなかった。追加で鷹の爪団なんて見てる場合じゃなかった。結局、予定より5分遅れで出発。もうね、わかったよ、登山の時は普段より5分早く家を出るつもりじゃないとダメだ。

ヤージーの時と同じく、結局乗る予定の電車には乗れず。今回は家を出る時点で諦めてたから、体力の消耗は抑えられたよ。今日もまた乗り換えがシビアなのか…。都営新宿線で新宿駅に到着。前回はそのまま改札を出て西口まで歩いたけど、今回は京王線ホームを経由しての乗り換えにチャレンジ。こっちのほうが早いんじゃないかと思ったけど、ちょうど京王線が到着して階段が激混み。スーパーあずさのホームに着いたのは、発車の1分前。乗るのは先頭の12号車ですが、そこまで辿り着けずに発車。仕方がないので、電車の中を移動ですよ。初めてグリーン車に足を踏み入れましたが、確かに広い。元上司たちから、『乗れなかったと思った』と言われました。ご心配をおかけしました。

さて、茅野までは2時間8分です。のんびり寝るぞ!と思ったけど、隣に座ったサブリーダーが寝かせてくれない。他の人たちは、私を生贄にして寝てるし。ずるい。結局そのまま茅野駅に到着。うん、結構薄着だけど全然寒くない。

本日はレンタカーでの移動です。天気予報は雨でしたが、実際にはときどきポツポツ降ったり晴れ間が出たりと、慌ただしい。登れなくなさそうだけど、平地の天気と山の天気は違いますので、本日は観光だけにしておきましょう。まずは、そこそこ有名な桜の名所へ。東京では散ってしまいましたが、ここは素晴らしく満開。おー、いい感じ。名所とはいえ、都内より人が少ないので、お花見も快適。桜とスイセンのコラボや、桜並木が本当にキレイ。八ヶ岳スモークなる燻製を売っていたので、頂きました。空腹と相まってめちゃうま!

そろそろお昼なので、ご飯を探しましょう。蕎麦が食べたかったけれど、なかなかいいお店が見つからなかったので、予定を大きく変更。サントリーのウイスキー工場まで足を伸ばすことにしました。白州の工場ですね。併設レストランでお昼ご飯を。観光地価格ではあったけど、ちょっとお安め。その分ボリュームはイマイチだったけど、味は良かったよ。

食後は、工場見学。もうね、ものすごいアルコールの匂い。ここにいるだけで酔っちゃうんじゃないかっつーくらい。40分ほど見学して、お待ちかねの試飲会。みんなワクワクしていたのですが、出てきたのは白州だけ。『山崎とかと飲み比べ出来るのかと思った』『せめて白州12年とかも飲ませてほしい』『あ、水割りよりハイボールのほうが好き』と、みんなガッカリ。私はもともとソフトドリンクのつもりだったので構いませんが。飲み比べとかしたければ、有料の試飲会に申し込むとかしましょう。

途中、河川敷に立派な桜の群生地を発見。地元の人たちがパラパラとお花見中。いやいや、こんな素晴らしいところ、観光地化すべきでしょう。来年はここでお花見でもしようかと話ながら、再びお花見。ここならのんびり酒でも飲みながらお花見ができますね。穴場にもほどがある。

観光はこれで終了。満開の桜が楽しめたので、結果オーライでした。のんびり車を走らせて、本日の宿、お気に入りのペンションへ。本日は貸し切りですって。スキーシーズンが終わって、GWに向けていろいろ準備しているところですからね。わざわざ泊まりに来る客もいないのでしょう。

ビールと明日のお昼を買い込んで、チェックイン。約2年ぶりですね。さっそく露天風呂へ。茅野の街を一望しながら、ビールで乾杯。ちょっと肌寒く、温泉が大変心地よい。最高ですね。風呂上りは談話室で酒盛り。普段ならペンションのビールを飲むのですが、今回は持ち込みだけ。これでいいのか。ウイスキー工場で買った飲み比べセットを回し飲みして、順調に撃沈。みんなで持ち寄ったand途中で買い込んだおつまみが大量に余っているんですけど…。

お楽しみの夕飯ですが…今回もフレンチでした。本当にイタリアンメニューがあるのか。美味しいから全然いいんですけどね。前菜がカニと大根のサラダ。相変わらず絶妙な味付けで、カニのうまみが引き立つね。スープはクラムチャウダー。焼きたてのパンによく合うね。魚料理が手長エビと貝柱と白身魚のグリル。エビのミソを使ったと思われるソースがかかっていて、めちゃうま。肉料理は、シンプルにステーキ。程よい柔らかさで食い応え抜群。デザートはベリーのケーキとアイス。サッパリとして美味しかった。

お腹いっぱい。アルコールもいっぱい。あとは気持ちよく寝るだけ…のはずが、おじさんたちが寝かせてくれるはずもなく。完全にアルハラっすよ。もう飲めないっていうのにビール開けはじめて、もったいないったらありゃしない。とりあえず注がれた分だけは完飲。おじさんたちが沈み始めたので、9時半過ぎに終了。比較的すんなり寝かせてくれたのでよしとしよう…。