半年間の沈黙を破り、遂にOFTが活動を再開。この半年、各々訓練に励んでいたことと思う。今日はその成果を存分に見せてほしい。
というわけで、雪山特訓に行ってきました。
お仕事が大変なことになっている中で、なんとか予定をやりくり。よし、今日は早く帰れるぞ!と思ったものの、偉い人から決裁は下りないわ突発打ち合わせに呼び出されるわで、結局20時退社。うん、まぁ、早めかな。
お買い物して帰宅。荷造りを終えて、テレビを見ながら明日の予定を再確認。確か6時半に家を出るんだったっけかな?と思ったら、5時50分の電車でした。6時半は新宿駅に着く時間だ。そりゃそうだ、6時50分集合だもの。やべぇ、今から寝ても5時間半しか寝られない。急いで就寝。おやすみなさい。
当日、5時起床。テレビを見ながらご飯を食べて、ボーっと歯を磨いていたらもう5時半。あと10分で家を出ないと電車に間に合わない。今日はバスツアーだから、遅れたら目も当てられない。急いで着替えたけど、コンタクトをつける時間は無いのでザックにねじ込んで、駅までダッシュ。7分でホームまで着くのか。5分で駅まで行って、2分で階段を駆け上がれば…!
6時15分。何故か新宿駅をうろついている私。おかしい、ヤフーは6時半に着くって言ってたのに。これなら1本後の電車でも間に合ったよ。朝から全力疾走しなくて済んだよ。コンタクトつけられたよ。ちなみに、最寄り駅の階段を駆け上がりきった直後に電車が来ました。信号に引っかかってたらアウトだったな。アウトでも大丈夫だったんだけどさ。
早めに来ていたヤージーと合流。ヤージーの昼食をゲットして、集合場所でフラフラ。ほぼ時間通りにバスが到着。荷物を預けて早速乗り込み。何故かヤージーはザックを車内に持ち込んでた。邪魔じゃ。ナチュラルにヤージーを窓側に座らせ、駄弁っているとバスが出発。もう7時やん。オレ、ホント何のために全力疾走したんだろ…。
『トイレついてないけど、行きたくなったらどうしよう』『さすがに途中で休憩あるだろ』『あーそっかぁ、談合坂とかか』『うーん、どこのICだろうね』『いや、ICは初台とか幡ヶ谷とかだろ…』『あー、間違えた、SAだ。ICじゃねぇ』『うん、このまま20号をひた走るのはつらいよね』
相変わらずバカな話しかしません。初台から首都高に乗ったところで、睡眠宣言。寝不足はまずいので寝かせてもらいます。『ちょっとタイムスリップするわ』『えー…じゃあオレもタイムスリップするよ…』気づいたら八王子料金所でした。ヤージーは彼女の職場を写真で撮ってました。お前、毎回それやってるな。そしてまたタイムスリップ。双葉SAに入るところで目が覚めました。
『確か双葉SAには展望台があったはず…ほら、あった!』『お、意外と記憶力いいな』というどうでもいい会話をしつつ、トイレ休憩。そういえば、出発時間のアナウンスがなかった。適当だなぁ…。意外とみなさん買い食いするようで、肉まんだのたこ焼きだのと車内がいいにおいです。
このあとは1時間ほどで着くらしいので、タイムスリップはせず。『車欲しいねん。ケータハム スーパー7』『いやぁ、コレは微妙っしょ』『ほちぃ。誕生日に買って』『雨の日どうすんだよ』『いや、趣味だから』『バイクとかぶるじゃん』『でもマニュアルだぞ?ガチャガチャできるぞ?』みたいなどうでもいい話をしているところで、ヤージーゆかりの地に近い、富士見パノラマリゾートに到着。もうちょっと行けば八ヶ岳だね。
スキー客をかき分け、コンタクトレンズを装備し、何故か自己紹介。圧倒的な女性比率。男性は我々を含めて5人、女性は15人くらい。スノーシューは女性に人気だと聞いていたけどこれほどとは…。そう、今日はスノーシューです。私は年末にデビューしましたが、ヤージーは今日が初めて。つーか彼は雪山が初めて。初めてならツアーのほうが安全だし、スノーシューなら楽しいし。ゴンドラで一気に上がって、スノーシューを装着して出発。
いやー、いいね。何がいいって、団体行動だからヤージーのペースに合わせなくて良いんだよ。こりゃ楽だー。ただ、遅い。このペースで大丈夫なのかな…。
残念ながら、雪はガリガリ。ふわふわの雪に沈まないためのスノーシューなのに…。と思ったけど、登山道に入ったら、表面がガチガチだけど、中はふわふわ。外はカリっと、中はふわっと。揚げ物なら完璧だ。緩やかな坂を駆け下りるのも、スノーシューの楽しみ。二人してアホみたいに走り降りて、周りから顰蹙を買いました。そして雪に足を取られてこけまくる。ちべたい。
でも気温は高い。いつも通り、化繊のシャツにヒートテック、薄い上着にフリースという格好で、汗ばむ。他の人はさらに防寒着も着てるけど、暑くないのかしら。ねぇねぇ、そこで汗だくのヤージーくん、暑くないの?『暑いわ。脱ぐわ』歩くと暑いよって教えてあげたのに…。
団体行動は休憩が多いし、誰かが転んだりスノーシューが外れるたびに止まる。夏場は60分で行ける距離を、たっぷり2時間かけて行進。入傘山に登頂。天気はいいんだけど、ちょっとガスってる。八ヶ岳と中央アルプス?北アルプス?が見えるけど、富士山は残念ながら見れず。富士見なのに。そして思ったより風が強い。既にお昼は過ぎているけど、昼食はお預け。風のないところまで降りましょう。
下りは急な坂道。最悪、お尻で滑ればいいからね。徒歩での下降にチャレンジした結果、転倒からのスライディング。お尻を強打。そして財布を失くす。これだよ…ヤージーとの登山は呪われているんじゃなかろうか…。インストラクターさんが拾ってくれました。申し訳ない。
ちょっと下ったところでランチ。もう1時半ですよ。今日のお昼もカップラーメン。ヤージーがお湯を沸かしてくれるからね。ステキ。パンとおにぎりを食べつつ、お湯が沸くのを待つ。なかなか沸かない。まぁ、水も相当冷たくなってるだろうからねぇ。山で食べるカップラーメンは、相変わらず格別。うめぇwwwもちろん、お湯をわけてもらうだけにはいかないので、2人分のコーヒーを持参。ヤージー、コーヒー用のお湯沸かすの早くないか…。
食べ終わったところで、インストラクターさんが
エアボードを始めました。何アレ!?楽しそう!借りてやってみました。ヒーヒー言いながら坂を登って、いざ滑らん!というときに団体さんが登場。老夫婦が、私の眼下で止まりました。いや、行けよ。邪魔だよ。5分待っても動かないので、ぶつからないように角度を調整してダイブ。やべぇ…超楽しい…。これ欲しい!と思ったけど、2万か…利用場面も無いし、高いわ。
そういえば、全然寒くない。風が来ない場所っていうのもあるけど、防寒着着てないわ。どんだけ暖かいなだよ。さすがに日蔭は肌寒いけどね。1時間で休憩を終えて、下山再開。緩やかな登りを延々と…って言っても1時間弱だけど登って、ゴンドラの駅に到着。うん、スノーシューはやっぱり楽しいね。
ゴンドラでふもとまで下りて、スノーシューを返却してバスで帰京。またナチュラルにヤージーが窓際。今度はヤージーもザックを預けてた。とりあえず、帰りもタイムスリップ。ヤージーも寝てた。行きと同じく双葉SAで休憩。今度は15分というアナウンスがありました。ヤージーはお土産を選んでいるので、私はコーヒーでも買うか。抹茶ラテを購入しましたが、お釣りの50円が10円玉で返ってきて憤慨。でも良く見たら60円あったから許す。
ここからは寝ない。だって、内臓を活性化しておかないと夕飯が…。ヤージーとひたすら会話。と言っても、もう話すこともないわ。必死にひねり出した会話は、車と野球でした。お互い、そんなに喋るほうじゃないからな。
高速は渋滞を心配していましたが、恐ろしく快調でした。小仏も談合坂も元八王子も八王子料金所も順調。唯一、高井戸の手前でちょっと止まった。スケジュール押してたのに、巻きで解散となりました。そして夕食。狙っていた居酒屋はいっぱい。予備の居酒屋は電話に出ない。仕方がないので予備の焼肉屋に電話したら入れました。
しかし、これが微妙。THE韓流って感じのお店で、おじさんドン引き。なんか…ごめん…。味は悪くなかった。とくにチヂミは普通に美味しかった。肉も結構美味しかったし。まぁ、ちょっとお高かったしねぇ。お店の雰囲気がなぁ…。満腹になったところで解散。お疲れ様でした。
やっぱりツアーは楽でいいなぁ。バスは乗り換えいらないし、必ず座れるから好き。渋滞のリスクはあるけど。帰りも寝てたら着くからね。特急はともかく、在来線を使う登山は結構大変なのよね。ヤージーはスノーシューを気に入ったみたいで何より。
半年ぶりのOFTは、生ぬる~く終わりました。次からはちゃんと活動しますよ。今年の目標は赤岳!ホントに行けんのかよ…。そして、夕飯の候補はもう少し準備しておきましょう。『肉かなぁ…居酒屋かなぁ…』と悩んでないで、決めて予約しておくのが良し。
さぁ、今年のOFTはどうなることやら…。