お久しぶりねの47都道府県プロジェクト。Aesculus turbinataに行ってきました。名前をひねり過ぎて、自分でもよくわからなくなりつつあります。47都道府県プロジェクトとは言いつつ、ここは小学校の移動教室で来ているんですけどね。自由行動じゃなかったし、記憶も薄れているのでよしとしましょう。
前日に職場から実家に直行し、翌朝に両親と弟を乗せて出発。若干の渋滞を乗り越えて、圏央道へ。しかしここで問題発生、ナビが古くて圏央道がつながっていない。桶川北本で降りて一般道を走れと申すか。問題とか言いながら、看板に従って東北道方面へ走ればいいんですけどね。白岡菖蒲で圏央道に無事復帰しました。
そんなことより大問題です。毎度のことながらトイレに行きたい。狭山PAあたりで『そろそろやばいかなぁ』と思っていたのですが、あと1時間で休憩だし、なんとかなるやろと思って通過。しかし、迫りくる尿意は容赦なく、あっという間に切羽詰まりました。さっきからシートベルトの締め付けがきつくて、片手でスペースを作っているよ。そんな中で見つけた『菖蒲PA』の文字。なんと!圏央道にもう一つPAがあるのか!神の救いだと思いましたが、止まる予定の羽生PAまで28kmの文字も発見。うーん、あと15分強か…予定より若干遅れているし、ここで休んで時間かけるよりなんとか20分耐えるほうが良いかな。そう、なんと愚かな考えでしょう。
10分後、絶望する。トイレ行きたい。もうそれしか考えられない。だんだん動悸が激しくなってきた…。ナビの到着予定時間を何度も見返す。あと7分、頑張れオレ!あれ、あと6分もあるの?もう無理だぜ?だいたいあと6分って言ったって、駐車場に入れる時間とか考えるとあと10分くらいだろ?無理だよ。
ア「やばい、無理。替えのパンツはあるけど、替えのパンツはない」
嫁「はいはい、あと10分くらい我慢しなさい」
我慢できないから言っているんだろうが。驚異の忍耐力で、なんとか羽生PAまで耐えることに成功。しかし、焦ってうまく駐車できない。何度も切り返して、ようやく枠に収まったところで、カギを親父殿に押し付けて走った。そのとき少年は風になった。そして3分後、この世のすべてに感謝をささげました。
ここで姉家族と合流。姉たちは外環道で来るので、東北道合流後の最初のPAである羽生で集合です。ほぼほぼ時間通りに合流したのですが、甥っ子が初めての遠出でテンション上がったのか、ご飯を食べてくれない。普段はお母さんと二人きりなのに、どっかで見たことある人たちに囲まれ、知らない人が大勢いるよくわからないところで慣れてない離乳食を食わされても困っちゃうよね。私が抱っこして姉が食べさせていたのですが、定期的に『俺を抱いているコイツは誰やねん』って感じで人の顔を見るの、やめてください。
予定より30分遅れで羽生PA出発。東北道をひたすら北上。しかし、義兄さん早え!飛ばし過ぎやろ!Baby in Carやぞ!先導していた義兄さんのナビが暴走するアクシデントがありましたが、大谷資料館に到着。ときどきドラマとかで出てくる採石場跡ですね。
中はひんやりとは聞いていましたが、そりゃもうひんやりですよ。なんてったって本日は室温6℃。寒い…。中は広く、アートが飾ってあったりライトアップされていたり、なかなかに見ごたえあり。ただ、そこかしこに『○○の撮影に使いました!』って展示があり、ちょっと辟易。三代目JSBとか興味ないし。ヨシヒコですらどうでもいいわ。せめてまとめておいてくれればいいのに、ちょっと歩くと書いてあるんだもん。撮影で鋲を打ち付けたとか書いてあるけど、保全とかどうなってんねん。もちろん、ちゃんとした展示もありましたけどね。採石の遷移とか、戦時中は工場の疎開があったとか、コメが豊作すぎて保管していたとかね。夏場のゴムボートツアーに参加したい。
見終われば、すでにお昼過ぎ。ランチをどうすっぺか…。昼過ぎているし、有名店でも空いているだろうということで、宇都宮餃子にチャレンジ。宇都宮餃子といえば、みんみんと正嗣の二強だと聞いていますが、正嗣っていくつも店舗があるのですね。そこに決定。近場のお店に行くと、若干混んでいたものの、10分ほどでカウンターへ。メニューは焼き餃子、水餃子、ライスのみ。漢らしい…。野菜餃子でかなりさっぱり味ですね。いくらでも食べられそう。水餃子は私の好みと違ったのでちょっと残念でした。
あとはお宿へ一直線。ホントは牧場に寄ってソフトクリームを食べたかったのですが、雨降っているんですもん。雨がパラつく中で乳児を外に出すなんて、僕にはとてもできない。時間もまだあるし、のんびり一般道で行きましょう。途中のコンビニで小休止を挟んで、ものすごく狭い砂利道を抜けて、2時間弱で本日のお宿のある那須高原に到着。
宿はちょっとこじんまり。八ヶ岳でよく行くペンションに雰囲気は似ているけど、それより大きい。部屋についてはちょっと思ってたのと違ったけど、風呂についてはちょっと思ってたのと違うけど、とりあえずゆっくりしましょう。部屋割りは、姉夫婦、我が家、両親と弟の3部屋。弟、すまんな。
とりあえず風呂行くっぺってことで、まずは男連中が風呂へ。予想以上に狭い…洗い場は2つしかないし、浴槽は4人でちょうどいい感じ。相変わらず、宿のパネマジは見破れない。でも源泉かけ流しだし、壺だけど露天風呂もあるのでまぁよし。壺は2人入ったらギチギチだけど。先に義兄さんと私が体を洗い、壺から親父殿と弟が体を洗っているのを見ていたら、ほかのお客さんが登場。流しが埋まっているのはわかるけど、かけ湯もしないで浴槽にイン。これには義兄さんと一緒に激怒。いい歳して風呂の入り方も知らないのかよ!壺の淵に4人で腰かけて、無駄話。親父…体がおじいちゃんになってきたな…。あんまりのんびりしていると女性陣に怒られるので、この辺で終了。
部屋に戻ると今度は女性陣が風呂なので、両親の部屋に集まって無駄話。しながら甥っ子と戯れる。可愛い…。若干眠いみたいでときどきぐずるものの、今日はかなりいい子。のんびりしていたら、女性陣がバタバタと戻ってきました。もうすぐごはんだと風呂場から追い出されたらしい。大変やのぅ。
夕飯は別室で。赤ちゃんいるし、お祝いだからのんびりしたいしね。おしながきを見る限り、ごはんは普通かなぁ。まぁ、個室でのんびりワイワイ出来ればいいんだけどね。乾杯をしようと思ったら、義兄さんが胃腸不良ということで控えめに。つぶされるものだと思っていたからびっくりだよ。
前菜は地野菜のサラダ。ナスのソースがあるんだよ、那須だけに。お味は普通。次はコロッケ。結構お肉がゴロゴロで、揚げたてホクホク。それから白みそ鍋。ピリ辛だけど、途中で豆乳を投入すると一気にまろやか。さらに那須和牛のステーキ。やわらかくてうまい!ソースも美味しい!締めは洋風茶碗蒸し。シイタケのソースがポタージュのようで、シイタケ臭さがすごく少ない。デザートはゆずシャーベット。安定のサッパリ感。サラダは置いといて、全体的に思ったよりはるかにクオリティ高いじゃないか!
途中で、両親の還暦祝いってことで赤いちゃんちゃんこが登場。ぬ~べ~のアレじゃないよ。ちゃんとしたシルクっぽい。すげーな。嫌がる母上を『やらない後悔よりやった後悔』と言いくるめ、写真撮影。なんだろう、赤いちゃんちゃんこを着せると、すごく老けて見えるな。もうお爺ちゃんお婆ちゃんじゃん。孫いるからお祖父ちゃんお祖母ちゃんで間違いないんだけどさ。ついでに姉の誕生日だったので、義兄さんの提案でお祝いしておきました。
食後はまたお風呂。この時間は貸し切りなんだよ。部屋ごとに貸し切りなので、3部屋連続で借りて順次入りましょう。年寄りは寝るのが早いから先に入れようと思ったら、ちょうど甥っ子が目を覚ましたので姉家族から。人生初温泉はどんな感じだったのかなー。いろいろあって次は我が家。コソコソビールを持ち込んだのはいいけど、3口で飽きた。食後だしな…。嫁を追い出して弟を入れようとしたら、弟が辞退。遠慮すんなよ。最後に両親が入って、それぞれ就寝。
翌朝、早めに起きて風呂に行くと先客が。なんだよ、貸し切りだと思ったのに。入ってみたら親父殿でした。適当に無駄話をして、親父が出たところで私は露天へ。めっちゃ雨降っているんですけど。お風呂ぬるいんですけど。ぬるいと長湯できちゃうから怖いね。のぼせる前に出たら、寒くて震えました。屋内で温まってから出たら、弟襲来。タイミング悪いねん。着替えて出たら、今度は甥っ子を担いだ義兄さんと遭遇。ラッパーがラジカセを担ぐ感じで、甥っ子を担ぐのはどうなのよ。パン一で部屋でゴロゴロしていたら、今度は姉襲来。
姉「ねぇ、旦那知らない?」
ア「さっき風呂行ってたよ」
姉「部屋にカギかけないで?」
ア「それは知らねーよ」
朝食は和食。だいたい朝食ってビュッフェのイメージだけど、こういうザ和食っていいよね。焼き魚があって納豆があって卵があって卵焼きもあって味噌汁があってって感じ。味噌汁あるのに鍋もついているし。納豆は藁に入っていて、粘りが半端ない。どれもうまいなぁ。おかわりまでしちゃったよ。甥っ子のご飯も済ませて、チェックアウト。
残念ながら、今日も雨。天気予報では8時にやむって言ったのに、結構な雨量です。東武ワールドスクウェアに行く予定でしたが、出発が遅れたので日光混みそうだし、天気も悪いしで予定変更。とりあえず近場の道の駅へ。
ここで野菜を買いまくる両親と義兄。我が家とは温度感が違い過ぎる…。買い物が終わるまでブラブラ。ソフトクリーム売ってたけど、肌寒いし雨降ってるし…。昼には天候が回復することを信じて、千本松牧場へ。
のんびり1時間走ったけど、残念ながら天気は回復せず。小雨ちらついてるけど、まぁなんかあるやろ。駐車場で流鏑馬の練習してました。初めて間近で見たけど、なかなかの迫力。練習だから全力じゃなさそうだけど。一回だけ、先生と思わしき人がやっているのを見れたけど、スピードも型も段違いだった。ありゃカッコイイ。
触れ合い広場にでも行こうと思ったけど、甥っ子にはまだ早いってことでスルー。牧場に来た理由の半分くらいが消し飛びました。雨降ってるし、何をするわけでもなくトボトボ。しかしお土産売り場でみんなの目つきが変わりました。肉製品乳製品はもちろん、お菓子もたくさん。もう我が家もお土産ここでいいよ。
みんながお土産を物色している間、暇なのでソフトクリーム買いに行きました。思ったより微妙だったけど、思ったより安かったので満足。肌寒い中でモシャモシャソフトクリーム食べてたら、なんかみんなも買い始めました。いいからお土産決めろよ。大したことしていない気がするけど、1時間半くらい居ました。
もうお昼過ぎだけど、全然お腹空いていません。かと言って遅く食べると夕飯困るし…次の観光地に行く途中でなんかあったら入っぺか。のんびり1時間走ったら道の駅の看板が見つかりました。道の駅ならレストランも併設されているだろうし、そこでいいか。看板に従って右折。したのはいいけど全然着きません。なんだよ、曲がってすぐくらいにあるかと思ったのに、5分くらい走らされたよ。
姉「休憩?」
ア「いや、昼飯にしようと思って」
姉「ちょうど子供が寝たところなんだけど」
ア「ふーん、で?」
姉「今車からおろすと絶対起きるし、もうちょっと後にしたいんだけど」
ア「何時くらいがいいの?」
姉「それはあなたの嫁に合わせるよ」
ア「いや、だからあとどれくらいがいいんだよ」
姉「いやいや、だからあなたの嫁に合わせるよ」
ア「だからさぁ」
姉「1時間後くらいがいいです」
じゃあトイレ休憩して1時間後にどっかで飯にするか。またもや野菜コーナーに突撃する両親と義兄を見送り、トイレで用を済ませて、ブラブラしていたら甥っ子覚醒。結局、ここでランチになりました。世の中そんなもん。
しかし全然腹が減らないなぁ。唐揚げ定食、ボリューム満点だしお値段も手ごろだし揚げたてでめっちゃおいしいけど、全然進まないなぁ。ホント、朝食食べ過ぎた。そこからさらに1時間ほどで、おもちゃのまちバンダイミュージアムに到着。おもちゃのまちって、おもちゃがたくさんあることにたいする比喩かと思ったら、そういう地名なのね。ビックリ。
到着したのは15時半でしたが、閉館まで1時間しかありません。ちょっと見切れないかな…という不安はすぐに吹き飛びました。意外と狭い。お台場の1/1ガンダムは撤去されてしまいましたが、ここにはチェストアップではあるものの1/1ガンダムが健在です。質感しょぼいけどな。コスプレ衣装もちゃんとあるし、写真を撮る分には十分ですね。私も連邦軍の制服を着て写真を撮ってもらいましたが、構図にダメ出ししまくって弟の顰蹙を買いました。
展示としては、ガンダムコーナーが少しと、実際に遊べるファミコンコーナー、おもちゃがたくさんのキッズスペース、歴代の戦隊ヒーローのロボット展示、おもちゃの歴史コーナー。おもちゃの歴史コーナーが意外と面白く、ブリキコーナーでは親父が興奮し、特撮ヒーローコーナーでは私と弟が興奮し、女児向けヒーローコーナーでは姉が興奮する。だって、昔持ってたジバンの車が展示されているんだぜ!弟が昔持ってたジャンパーソンの車が展示されているんだぜ!ビーファイターカブトとか、ウィンスペクターとか懐かしいじゃん!
展示品は感激でしたが、これで1,000円はちょっと高いな…。広い庭園もあるので、どちらかと言えばお弁当とか持ってきて1日のんびりする感じなのかもしれないな。そしてファミコンをクリアするまでプレイしないといけないな…課長には負けられぬ…。
以上で全行程が終了。北関東道から東北道に入り、行きと同じく羽生PAへ。途中、相変わらず飛ばしまくる義兄さんでしたが、渋滞に阻まれておりました。上りの羽生PAは、江戸時代風なんだよ。こじんまりではあるけど、なかなかオシャレ。おかげで混んでて駐車に手間取ったわ…。ここでちょっと休憩して、姉家族とは解散。グッバイ甥っ子。
ここからは親父殿の運転だったのですが、嫁がダウン。アクセルとブレーキが急やねん。もうちょい優しくしてや。帰宅したのはいいけど、全然腹減らないよね。でも夕飯抜くのもダメだしってことで、近所のファミレスへ。和食もいいけど、パスタもいいよね。いったん実家に寄って、ちょっと休憩してから帰宅。家に着いたのはギリギリ日付変更前でした。
無事、両親の還暦を祝えて良かったです。宿も、部屋はボロかったけど、客室数が多くなくて落ち着いていたのが良かったよ。風呂も小さかったけど源泉かけ流しだし、貸し切りもできたし。そこそこしたけどな…。
何より、義兄さんと嫁が一番大変だったと思います。一泊二日、気を使いまくっただろうし。頭が上がりませんね。
親父「オレは大家族で育ったから、こういうのがホントに楽しい。また頼むよ」
頼むったって、先立つものが要るんだよ…親父…。
前日に職場から実家に直行し、翌朝に両親と弟を乗せて出発。若干の渋滞を乗り越えて、圏央道へ。しかしここで問題発生、ナビが古くて圏央道がつながっていない。桶川北本で降りて一般道を走れと申すか。問題とか言いながら、看板に従って東北道方面へ走ればいいんですけどね。白岡菖蒲で圏央道に無事復帰しました。
そんなことより大問題です。毎度のことながらトイレに行きたい。狭山PAあたりで『そろそろやばいかなぁ』と思っていたのですが、あと1時間で休憩だし、なんとかなるやろと思って通過。しかし、迫りくる尿意は容赦なく、あっという間に切羽詰まりました。さっきからシートベルトの締め付けがきつくて、片手でスペースを作っているよ。そんな中で見つけた『菖蒲PA』の文字。なんと!圏央道にもう一つPAがあるのか!神の救いだと思いましたが、止まる予定の羽生PAまで28kmの文字も発見。うーん、あと15分強か…予定より若干遅れているし、ここで休んで時間かけるよりなんとか20分耐えるほうが良いかな。そう、なんと愚かな考えでしょう。
10分後、絶望する。トイレ行きたい。もうそれしか考えられない。だんだん動悸が激しくなってきた…。ナビの到着予定時間を何度も見返す。あと7分、頑張れオレ!あれ、あと6分もあるの?もう無理だぜ?だいたいあと6分って言ったって、駐車場に入れる時間とか考えるとあと10分くらいだろ?無理だよ。
ア「やばい、無理。替えのパンツはあるけど、替えのパンツはない」
嫁「はいはい、あと10分くらい我慢しなさい」
我慢できないから言っているんだろうが。驚異の忍耐力で、なんとか羽生PAまで耐えることに成功。しかし、焦ってうまく駐車できない。何度も切り返して、ようやく枠に収まったところで、カギを親父殿に押し付けて走った。そのとき少年は風になった。そして3分後、この世のすべてに感謝をささげました。
ここで姉家族と合流。姉たちは外環道で来るので、東北道合流後の最初のPAである羽生で集合です。ほぼほぼ時間通りに合流したのですが、甥っ子が初めての遠出でテンション上がったのか、ご飯を食べてくれない。普段はお母さんと二人きりなのに、どっかで見たことある人たちに囲まれ、知らない人が大勢いるよくわからないところで慣れてない離乳食を食わされても困っちゃうよね。私が抱っこして姉が食べさせていたのですが、定期的に『俺を抱いているコイツは誰やねん』って感じで人の顔を見るの、やめてください。
予定より30分遅れで羽生PA出発。東北道をひたすら北上。しかし、義兄さん早え!飛ばし過ぎやろ!Baby in Carやぞ!先導していた義兄さんのナビが暴走するアクシデントがありましたが、大谷資料館に到着。ときどきドラマとかで出てくる採石場跡ですね。
中はひんやりとは聞いていましたが、そりゃもうひんやりですよ。なんてったって本日は室温6℃。寒い…。中は広く、アートが飾ってあったりライトアップされていたり、なかなかに見ごたえあり。ただ、そこかしこに『○○の撮影に使いました!』って展示があり、ちょっと辟易。三代目JSBとか興味ないし。ヨシヒコですらどうでもいいわ。せめてまとめておいてくれればいいのに、ちょっと歩くと書いてあるんだもん。撮影で鋲を打ち付けたとか書いてあるけど、保全とかどうなってんねん。もちろん、ちゃんとした展示もありましたけどね。採石の遷移とか、戦時中は工場の疎開があったとか、コメが豊作すぎて保管していたとかね。夏場のゴムボートツアーに参加したい。
見終われば、すでにお昼過ぎ。ランチをどうすっぺか…。昼過ぎているし、有名店でも空いているだろうということで、宇都宮餃子にチャレンジ。宇都宮餃子といえば、みんみんと正嗣の二強だと聞いていますが、正嗣っていくつも店舗があるのですね。そこに決定。近場のお店に行くと、若干混んでいたものの、10分ほどでカウンターへ。メニューは焼き餃子、水餃子、ライスのみ。漢らしい…。野菜餃子でかなりさっぱり味ですね。いくらでも食べられそう。水餃子は私の好みと違ったのでちょっと残念でした。
あとはお宿へ一直線。ホントは牧場に寄ってソフトクリームを食べたかったのですが、雨降っているんですもん。雨がパラつく中で乳児を外に出すなんて、僕にはとてもできない。時間もまだあるし、のんびり一般道で行きましょう。途中のコンビニで小休止を挟んで、ものすごく狭い砂利道を抜けて、2時間弱で本日のお宿のある那須高原に到着。
宿はちょっとこじんまり。八ヶ岳でよく行くペンションに雰囲気は似ているけど、それより大きい。部屋についてはちょっと思ってたのと違ったけど、風呂についてはちょっと思ってたのと違うけど、とりあえずゆっくりしましょう。部屋割りは、姉夫婦、我が家、両親と弟の3部屋。弟、すまんな。
とりあえず風呂行くっぺってことで、まずは男連中が風呂へ。予想以上に狭い…洗い場は2つしかないし、浴槽は4人でちょうどいい感じ。相変わらず、宿のパネマジは見破れない。でも源泉かけ流しだし、壺だけど露天風呂もあるのでまぁよし。壺は2人入ったらギチギチだけど。先に義兄さんと私が体を洗い、壺から親父殿と弟が体を洗っているのを見ていたら、ほかのお客さんが登場。流しが埋まっているのはわかるけど、かけ湯もしないで浴槽にイン。これには義兄さんと一緒に激怒。いい歳して風呂の入り方も知らないのかよ!壺の淵に4人で腰かけて、無駄話。親父…体がおじいちゃんになってきたな…。あんまりのんびりしていると女性陣に怒られるので、この辺で終了。
部屋に戻ると今度は女性陣が風呂なので、両親の部屋に集まって無駄話。しながら甥っ子と戯れる。可愛い…。若干眠いみたいでときどきぐずるものの、今日はかなりいい子。のんびりしていたら、女性陣がバタバタと戻ってきました。もうすぐごはんだと風呂場から追い出されたらしい。大変やのぅ。
夕飯は別室で。赤ちゃんいるし、お祝いだからのんびりしたいしね。おしながきを見る限り、ごはんは普通かなぁ。まぁ、個室でのんびりワイワイ出来ればいいんだけどね。乾杯をしようと思ったら、義兄さんが胃腸不良ということで控えめに。つぶされるものだと思っていたからびっくりだよ。
前菜は地野菜のサラダ。ナスのソースがあるんだよ、那須だけに。お味は普通。次はコロッケ。結構お肉がゴロゴロで、揚げたてホクホク。それから白みそ鍋。ピリ辛だけど、途中で豆乳を投入すると一気にまろやか。さらに那須和牛のステーキ。やわらかくてうまい!ソースも美味しい!締めは洋風茶碗蒸し。シイタケのソースがポタージュのようで、シイタケ臭さがすごく少ない。デザートはゆずシャーベット。安定のサッパリ感。サラダは置いといて、全体的に思ったよりはるかにクオリティ高いじゃないか!
途中で、両親の還暦祝いってことで赤いちゃんちゃんこが登場。ぬ~べ~のアレじゃないよ。ちゃんとしたシルクっぽい。すげーな。嫌がる母上を『やらない後悔よりやった後悔』と言いくるめ、写真撮影。なんだろう、赤いちゃんちゃんこを着せると、すごく老けて見えるな。もうお爺ちゃんお婆ちゃんじゃん。孫いるからお祖父ちゃんお祖母ちゃんで間違いないんだけどさ。ついでに姉の誕生日だったので、義兄さんの提案でお祝いしておきました。
食後はまたお風呂。この時間は貸し切りなんだよ。部屋ごとに貸し切りなので、3部屋連続で借りて順次入りましょう。年寄りは寝るのが早いから先に入れようと思ったら、ちょうど甥っ子が目を覚ましたので姉家族から。人生初温泉はどんな感じだったのかなー。いろいろあって次は我が家。コソコソビールを持ち込んだのはいいけど、3口で飽きた。食後だしな…。嫁を追い出して弟を入れようとしたら、弟が辞退。遠慮すんなよ。最後に両親が入って、それぞれ就寝。
翌朝、早めに起きて風呂に行くと先客が。なんだよ、貸し切りだと思ったのに。入ってみたら親父殿でした。適当に無駄話をして、親父が出たところで私は露天へ。めっちゃ雨降っているんですけど。お風呂ぬるいんですけど。ぬるいと長湯できちゃうから怖いね。のぼせる前に出たら、寒くて震えました。屋内で温まってから出たら、弟襲来。タイミング悪いねん。着替えて出たら、今度は甥っ子を担いだ義兄さんと遭遇。ラッパーがラジカセを担ぐ感じで、甥っ子を担ぐのはどうなのよ。パン一で部屋でゴロゴロしていたら、今度は姉襲来。
姉「ねぇ、旦那知らない?」
ア「さっき風呂行ってたよ」
姉「部屋にカギかけないで?」
ア「それは知らねーよ」
朝食は和食。だいたい朝食ってビュッフェのイメージだけど、こういうザ和食っていいよね。焼き魚があって納豆があって卵があって卵焼きもあって味噌汁があってって感じ。味噌汁あるのに鍋もついているし。納豆は藁に入っていて、粘りが半端ない。どれもうまいなぁ。おかわりまでしちゃったよ。甥っ子のご飯も済ませて、チェックアウト。
残念ながら、今日も雨。天気予報では8時にやむって言ったのに、結構な雨量です。東武ワールドスクウェアに行く予定でしたが、出発が遅れたので日光混みそうだし、天気も悪いしで予定変更。とりあえず近場の道の駅へ。
ここで野菜を買いまくる両親と義兄。我が家とは温度感が違い過ぎる…。買い物が終わるまでブラブラ。ソフトクリーム売ってたけど、肌寒いし雨降ってるし…。昼には天候が回復することを信じて、千本松牧場へ。
のんびり1時間走ったけど、残念ながら天気は回復せず。小雨ちらついてるけど、まぁなんかあるやろ。駐車場で流鏑馬の練習してました。初めて間近で見たけど、なかなかの迫力。練習だから全力じゃなさそうだけど。一回だけ、先生と思わしき人がやっているのを見れたけど、スピードも型も段違いだった。ありゃカッコイイ。
触れ合い広場にでも行こうと思ったけど、甥っ子にはまだ早いってことでスルー。牧場に来た理由の半分くらいが消し飛びました。雨降ってるし、何をするわけでもなくトボトボ。しかしお土産売り場でみんなの目つきが変わりました。肉製品乳製品はもちろん、お菓子もたくさん。もう我が家もお土産ここでいいよ。
みんながお土産を物色している間、暇なのでソフトクリーム買いに行きました。思ったより微妙だったけど、思ったより安かったので満足。肌寒い中でモシャモシャソフトクリーム食べてたら、なんかみんなも買い始めました。いいからお土産決めろよ。大したことしていない気がするけど、1時間半くらい居ました。
もうお昼過ぎだけど、全然お腹空いていません。かと言って遅く食べると夕飯困るし…次の観光地に行く途中でなんかあったら入っぺか。のんびり1時間走ったら道の駅の看板が見つかりました。道の駅ならレストランも併設されているだろうし、そこでいいか。看板に従って右折。したのはいいけど全然着きません。なんだよ、曲がってすぐくらいにあるかと思ったのに、5分くらい走らされたよ。
姉「休憩?」
ア「いや、昼飯にしようと思って」
姉「ちょうど子供が寝たところなんだけど」
ア「ふーん、で?」
姉「今車からおろすと絶対起きるし、もうちょっと後にしたいんだけど」
ア「何時くらいがいいの?」
姉「それはあなたの嫁に合わせるよ」
ア「いや、だからあとどれくらいがいいんだよ」
姉「いやいや、だからあなたの嫁に合わせるよ」
ア「だからさぁ」
姉「1時間後くらいがいいです」
じゃあトイレ休憩して1時間後にどっかで飯にするか。またもや野菜コーナーに突撃する両親と義兄を見送り、トイレで用を済ませて、ブラブラしていたら甥っ子覚醒。結局、ここでランチになりました。世の中そんなもん。
しかし全然腹が減らないなぁ。唐揚げ定食、ボリューム満点だしお値段も手ごろだし揚げたてでめっちゃおいしいけど、全然進まないなぁ。ホント、朝食食べ過ぎた。そこからさらに1時間ほどで、おもちゃのまちバンダイミュージアムに到着。おもちゃのまちって、おもちゃがたくさんあることにたいする比喩かと思ったら、そういう地名なのね。ビックリ。
到着したのは15時半でしたが、閉館まで1時間しかありません。ちょっと見切れないかな…という不安はすぐに吹き飛びました。意外と狭い。お台場の1/1ガンダムは撤去されてしまいましたが、ここにはチェストアップではあるものの1/1ガンダムが健在です。質感しょぼいけどな。コスプレ衣装もちゃんとあるし、写真を撮る分には十分ですね。私も連邦軍の制服を着て写真を撮ってもらいましたが、構図にダメ出ししまくって弟の顰蹙を買いました。
展示としては、ガンダムコーナーが少しと、実際に遊べるファミコンコーナー、おもちゃがたくさんのキッズスペース、歴代の戦隊ヒーローのロボット展示、おもちゃの歴史コーナー。おもちゃの歴史コーナーが意外と面白く、ブリキコーナーでは親父が興奮し、特撮ヒーローコーナーでは私と弟が興奮し、女児向けヒーローコーナーでは姉が興奮する。だって、昔持ってたジバンの車が展示されているんだぜ!弟が昔持ってたジャンパーソンの車が展示されているんだぜ!ビーファイターカブトとか、ウィンスペクターとか懐かしいじゃん!
展示品は感激でしたが、これで1,000円はちょっと高いな…。広い庭園もあるので、どちらかと言えばお弁当とか持ってきて1日のんびりする感じなのかもしれないな。そしてファミコンをクリアするまでプレイしないといけないな…課長には負けられぬ…。
以上で全行程が終了。北関東道から東北道に入り、行きと同じく羽生PAへ。途中、相変わらず飛ばしまくる義兄さんでしたが、渋滞に阻まれておりました。上りの羽生PAは、江戸時代風なんだよ。こじんまりではあるけど、なかなかオシャレ。おかげで混んでて駐車に手間取ったわ…。ここでちょっと休憩して、姉家族とは解散。グッバイ甥っ子。
ここからは親父殿の運転だったのですが、嫁がダウン。アクセルとブレーキが急やねん。もうちょい優しくしてや。帰宅したのはいいけど、全然腹減らないよね。でも夕飯抜くのもダメだしってことで、近所のファミレスへ。和食もいいけど、パスタもいいよね。いったん実家に寄って、ちょっと休憩してから帰宅。家に着いたのはギリギリ日付変更前でした。
無事、両親の還暦を祝えて良かったです。宿も、部屋はボロかったけど、客室数が多くなくて落ち着いていたのが良かったよ。風呂も小さかったけど源泉かけ流しだし、貸し切りもできたし。そこそこしたけどな…。
何より、義兄さんと嫁が一番大変だったと思います。一泊二日、気を使いまくっただろうし。頭が上がりませんね。
親父「オレは大家族で育ったから、こういうのがホントに楽しい。また頼むよ」
頼むったって、先立つものが要るんだよ…親父…。