自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

1月27日

2017-01-27 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。5日目。

朝5時起床。何故こんなに早いのかって、朝日を見るためです。ヌサドゥアはバリ島の東側なので昇る朝日が見られるのだよ。こっちはバリ海になるのかな。プライベートビーチがあるから、ゆっくり見られるよ。夕日を見たら朝日も見ないとね。朝日を見ながら朝食っていうのも可能だけど、そんな時間からご飯食べられないよ。

部屋を出てトボトボと歩くこと10分、ビーチに到着。と、遠い…。こっちの海は波がめっちゃ穏やか。東西で全然違うものだなぁ。この時間は干潮で、干潟が良く見える。良く見えるのはいいんだけど、海底があんまりキレイじゃない。ゴミとかじゃなくて、ツルツルした岩に海藻がいっぱい。砂浜はキレイなんだけどなー。

ちょうど東側だけ雲がたくさん。朝日が見られるか、とても微妙なところ。徐々に明るくなる空。輝く雲。残念ながら朝日は見られず。こればっかりは仕方がない、雨季だし。諦めて沖にいる大型客船をタイムラプス撮影して遊んでたら、嫁に怒られました。朝日は見られなかったけど、キレイな空と海が見られたから良しとしよう。そして帰って寝よう。

9時半に再度起床。うむ、今日もいい天気だ。早速モーニングをオーダーしましょう。これがメニュー豊富で、何品頼んでもOK。しかも朝である必要はなく、お昼に頼んでも夜に頼んでもよし。太っ腹。ただし、1日1回だけどね。ドリンクから始まり、サラダやサンドイッチ、パンケーキにオムレツに…が何種類かある。もちろん、ナシゴレンとミーゴレンも。好きなだけ頼んでいいと言われても、困っちゃうね。レストランで食べてもいいし、部屋で食べてもいいということなので、内線でオーダー。

ア「あー、オーダー ブレックファースト」
スタッフ「Yes」
ア「ジャパニーズ、オーケー?」
ス「だいじょぶです」
ア「えーっと、ミックスジュースにフルーツサラダにソフトシリアルにトリュフエッグにハムとチーズのオムレツにハムチーズサンドイッチにバナナクレープにオリジナルトーストにナシゴレン、あとアイスラテで」
ス「わかりました、ナシゴレンはエビとチキンどちらですか」
ア「エビで」

日本語が通じるって素晴らしい。そして運び込まれる大量の料理。明らかに頼み過ぎた…。

ス「○×△☆◇?」
ア「え?」
ス「○×△☆◇?」
ア「え?」
嫁「食器はいつ片づけるかって言ってると思うよ」
ア「んー、2時間後かな」
嫁「2 hour later」
ス「yes. □☆○ clean △×?」
ア「部屋掃除ってこと?んー、シックスティーンオクロック、フォーピーエム」
ス「yes.」
ア「あ、あとプール、クリーンナウ」
ス「Oh, OK」

早速プールの掃除を始めてくれました。とは言っても、浮いている枯葉を集めたり、ベッドのセッティングぐらいだけど。その横で私が死にそうな顔をしながら浮輪に息を吹き込んでいると、掃除のおっちゃんが『Pump?』みたいに聞いてくれました。ほぼほぼ膨らんだけど、お願いしておきました。

食事のほうは、案の定食べきれない。なんつーボリュームだ…。早々に完食は諦めた。お食事系だけ食べて、デザート系は後回しにしよう。因みにお食事はテレビを観ながら頂きました。現地のテレビはNHK以外何を言っているかサッパリなので、iPadで自宅のレコーダーにつないで、録画番組を観てました。ホテルのWi-Fiが泣けるほど遅いので、通信はスマホでテザリングです。海外パケット定額、1日2,980円です。高いけど、2GBとか使ったから…。現地の4Gネットワークは、そこそこ悪くなかったよ。インターコンチネンタルもカユマニスも、Wi-Fi不安定やねん。サイトを見る分にはいいけど、動画系はきつい。

食後、プールでのんびり。ターンがキレイに出来なくなっている自分に愕然とした。おかしい、20年前は出来たのに。嫁曰く『もがいているようにしか見えなかった』とのこと。ほっとけ。基本的には浮輪でプカプカ。嫁はプールサイドのベッドでのんびり。超平和。しかし、平和とは長続きしないもの。ここでスコール来襲。渋々ベッドを片づけて、シャワーを浴びて室内でのんびり。アフタヌーンティーは、満腹すぎて頼みませんでした。バナナクレープ食べないと…。

16時、スタッフが訪問。人生初の全身マッサージ、いわゆるエステ体験です。ホテルの特典で2時間半付いているんだよ。太っ腹だね。いろいろあって、本日1時間半、明日1時間でお願いしています。分割できることに驚きさ。スタッフの案内でマッサージルームへ。問診票を書いて、香りの違うマッサージオイルから1つ選んで、シャワーを浴びてお着替え。これが噂の紙パンツか…。

まずは足から。ちょっと熱めのお湯で足をゴシゴシ。ブラシで汚れを落として、粗塩を擦りこみ、オイルで揉む。あ、超気持ちいい。次は上着を脱いで、ベッドに俯せ。背中と肩のマッサージです。部屋が若干寒いんですけど…。

スタッフ「☆○ ice □△×?」
嫁「え?何?」
スタッフ「☆○ ice □△×?」
嫁「えーっと…」
ア「ジェスチャー的に、首を冷やすかって聞いてるんじゃない?」
ス「Yes」
嫁「じゃあお願いします」

部屋が寒いのに、首に氷を当てられるとは。いや、気持ちいいんだけどね。で、肝心のマッサージで死んだ。元々くすぐったがりではありましたが、プロのマッサージなら大丈夫だと思ったんだよ。痛いしくすぐったいしで、どういう感情になればいいんだよ。体に変な力が入ってガチガチだよ。これ、逆に疲れるんじゃないか。

ス「いたいですか?」
ア「ノーノー、くすぐったい」

地獄のような時間でした。でも、気づけば体がポカポカ。寒くない。そのまま軽く足のストレッチ。これは気持ちが良かった。その後は仰向けになり、腕と胸のマッサージ。あ、コレはめっちゃ気持ちがいい。なるほど、私は背中がダメなんだな。

これでマッサージは終わり。シャワーを浴びて、ジンジャーティーとクッキーを頂いて、アンケートに答えて終了。このアンケートの項目に『良かったスタッフの名前を書いてください』というのがあるのですが、そこに既に名前が入っているんですが。まぁ、若くてそこそこ可愛かったから、全然いいんですけどね!もう少しワイセツなマッサージでも良かったんですけどね!ジンジャーティーが美味しくないんですけどね!

部屋に戻ると、ディナーです。これまたホテルの特典で、1回だけランチが付いてくる。ランチ名目だけど夜に頼んでもOKなので、この時間にしました。どっかのインターコンチネンタルと違って、ドリンクは無料だし料理もしっかりしてる。いや、どっかのインターコンチネンタルより宿泊料が高いんだけどね。前菜にリンゴとパイナップルのサラダ。ついつい『PPAP』ってつぶやいたら、スタッフも『Oh!
PPAP!』って乗ってきました。このスタッフは完全英語なので意思疎通が大変でしたが、結構雑談しましたよ。

ア「PPAP知ってるの?」
ス「知ってるよ、YouTubeで見た。他にも日本のアニメとか見るよ」
ア「YouTubeで?すごいな、なに見るの?ワンピース?」
ス「ワンピース見るよ!あとナルトが人気」
嫁「そう言えば、テレビで英語のちびまる子ちゃんやってたね」
ス「日本のアニメは人気だけど、バトル物は放送してないんだ」
ア「なんで?」
ス「教育に良くないから禁止されているんだ。だからYouTubeで見るよ」
ア「なるほどねー、お国柄だなぁ」
ス「おススメのアニメはなんだい?」
ア「んー、ガンダムだな」
ス「ガンダムって?」
ア「ロボットアニメ。日本では有名だよ」
ス「YouTubeで調べてみるよ」

全て意訳ですが、こんな感じ。ところどころ、話が通じず嫁に通訳してもらったり、私の発言が単語だけだったりしましたけどね。あ、サラダは美味しかったです。

その後はメインで、お魚とお米。タイ米のはずだけど、そこまでパサパサしてなかったよ。たぶん、お米に香りづけしたり、ちょっと油が入っていたりするんだろうね。美味しかった。さらにデザートも付くよ。チョコタルト。うむ、美味しい。どれも特別美味しいわけじゃないけど、美味しく頂けました。コレがランチって言うのがすごいな。あ、ご飯が付いてるのにパンも付いてくるのは驚いた。ご飯はおひつ一杯に来るし。『もういらないの?』って言われても、そんなに食べられないぜよ。昼過ぎにクレープ食べてるし。

今日も嫁が風呂入っている間に全裸で泳いで、風呂入って就寝。嗚呼、旅行も遂に明日で最後か…。

1月24日

2017-01-24 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。4日目。

確か8時過ぎに起床。朝食は昨日と同じ会場で。エアコン快適。席に通されて、コーヒーか紅茶か聞かれ、料理を取りに行く。ラインアップは昨日とほぼ同じだなぁ。和食に肉じゃがが追加されているのと、バナナスムージーがパパイヤスムージーに変わっていたのは気づいたよ。昨日よりゆっくりなせいか、体調も悪くなく食欲もあるぞ。

ウキウキで選んで席に戻ると、ヌードルのボウルが置いてありました。『珍しく嫁が麺類に手を出したな』と思ったら、現れたのは東洋人女性、中国人か韓国人かは判別できなかった。英語?でまくし立てられましたが、たぶん『ここは私の席だ』的なことを言っているのでしょう。マジかよ、ブッキングかよ。頭は回らないし英語出来ないので回答のしようがないので愛想笑いをしていると、ホテルのスタッフがコーヒーと紅茶を運んできてくれました。自分が頼んだ飲み物と違ったんでしょうね、おそらく『私の席がない』的な話になり、隣のテーブルに移動していきました。スタッフがテーブルをセッティングして飲み物を取りに行ったところで、その女性が別のテーブルに連れの男性を発見、そこへまた移動していきました。おいおい、なんやねん。貴様の勘違いだったんかい。まずは謝れよ。なに何事もなかったように飯食っとんねん。スタッフが飲み物運んで来ちゃってるじゃん。一言声かけてやれよ。

そんな爽やかな朝。あ、今日は春雨麺を食べました。結論として、初日に食べた米粉麺が一番美味しかったな。あと、欧米系外国人の食べ方は半端ない。少しずついろんな料理を持ってくるのが日本人的ですが、欧米系は自分の好きなものをごっそり持ってくる。そして残す。もしくは持って帰る。うーむ、文化が違う。もちろん、お上品な方々も多い。楽しそうに紅茶だかコーヒーだかを飲みながらオムレツを食べてる老夫婦に癒されたよ。

お食事の時に、各テーブルに小さな瓶詰のジャムが置いてあるんですよ。色んな種類があって、結構可愛い。南国はフルーツが良いですから、ジャムも結構いいらしい。これ、お土産にいいんじゃないかな。ということで、どこで買えるかフロントで聞いてみよう。日本の温泉みたいに、わかりやすいお土産売り場があればいいのに。

ア「あー、ジャパニーズスピーキングスタッフ、いますか?」
フロント「oh、今いません、私少しならわかります」
ア「朝ごはんで出ていたジャムが欲しいんですけど、どこで買えますか?」
フ「ホテルで買うと高いから、ホテル出て右に行ったお店で買う方が、安くて大きいですよ」
ア「違う違う、朝食で出た、あの小さいのが欲しいの」
フ「だったら、朝ごはんのときに持って帰ればいいよ」
ア「いいの!?」
フ「毎日1つ2つずつ待って帰ればバレないよー」

それでいいのか。実際にはもっと日本語が通じずに苦労しました。そして今日が朝食最後だから、もう持って帰れないんですけど。

食後、水着に着替えていざ海へ。2日目も思ったけど、インド洋、波高し。ザッパンザッパン言ってるよ。プライベートビーチだから、ほとんど人がいない。監視員もいない。波にさらわれたらおしまい。嫁は海に入る気はないらしく、浜辺でのんびり。私だけ、気合を入れて突撃。

波すげぇ!膝まで入ると、かなり波に押されてふらつく。腰まで入ると抵抗できません。しかし楽しい。波がある海って久しぶりだなぁ!サマーランドの波のプールも立ち入り禁止になったし、満喫しておかないと!胸元まで入るともう大変。大きな波が来ると足が付きません。さらにその波が崩れたりしたら、もみくちゃでどうしようもない。やばい、海パン脱げる。部屋のカードキー入ってるのに。

バッシャバッシャ楽しんだ結果、気持ち悪くなる。食後すぐに激しい運動はするものではないな…。もはや波に抗う力もなく、されるがままに浜に打ち上げられ、トボトボと嫁のもとへ。

ア「体力的につらい…」
嫁「波の間から頭が見えたり消えたりして、漂流者にしか見えなかったよ」

嫁がプールにも行きたいというので、少し休んで海に突撃して、再び浜に打ち上げられて、クラブプールへ。まだ時間が早いからか、プールはガラガラ。3人がプールの中でのんびり、数人がプールサイドでのんびりって感じ。我々もプールサイドのベッドを押さえて、小休止。呼吸を整えていると、ホテルスタッフが水を運んできてくれました。素晴らしいサービスですね。プールバーもあるので、お酒やソフトドリンクを飲みながら泳ぐことも出来るよ。

周りは白人系しかいません。なんかすごく居づらい。隅っこでバッシャバッシャ泳いだら、嫁に『恥ずかしいからやめて』と止められました。なんでや!プールは泳ぐところやろ!風呂みたいに浸かっているあっちがおかしいんだ!と言ったところでしょうがないので、おとなしくのんびりしました。

ボーっとしていたいところだけど、今日はホテル移動日なのでチェックアウトの準備をしなければ。11時過ぎに部屋に戻り、シャワーを浴びて荷造り。荷造りしていると、日本人スタッフから内線がかかってきました。

ス「滞在中、ご不便やご迷惑をおかけしませんでしたか」
ア「いやいやとんでもない、大変お世話になりました」
ス「残りわずかですが、ごゆっくりお過ごしください」
ア「あ、すみません、荷造りしたのでカバン取りに来てください」
ス「かしこまりました」
ア「あと、朝食で出たジャムって、ホテルで買えますか?」
ス「そーですねぇ、ホテル内のショップで売っているかもしれません」

カバンを取りに来てもらい、ホテル内を再度散策。ブランド店などの陰にひっそりと、ショップを発見。そしてそこに、無事ジャムが置いてありました。やったぜ!

チェックアウトまで時間があるのでラウンジでのんびりしていたら、スタッフが来てチェックアウトの手続きをしてくれました。そう言えば、チェックインもラウンジだったわ。クラブルームすげーな。アイスティーを飲み終えて、フロントに行くとガイドのアルサさんが待っていました。ホテルの移動を手伝ってくれるんだよ。

よっしゃ、次のホテルに出発!と思ったら、カバンが来ない。どこ行った。ガイドさんとスタッフがワタワタとしております。まぁ、なくなることはないだろうけど。10分くらいしたらカバンが出てきました。チェックアウトまで2時間あるし、まだ出ないと思って奥に保管していたのかな。

移動がてら、昼食。ガイドさんおススメのポークリブのお店へ。最近バリで流行っているんだって、ポークリブ。地元の人も行くようなお店ということなので、不安半分期待半分。お店に着いたら、めっちゃいい匂い。店先で焼いていて、香ばしい煙が充満していて食欲をそそりまくり。が、混んでる。と言っても時間が若干遅いので、2組待ち。いいよ、それくらい待つよ。客層は、東洋人観光客が多いな。たぶん、中国人。

20分ほど待ったところで、オーダー。ヤバい、悩む。おススメのポークリブは外せないとして、ビーフリブもあるし、チキンもある。どっちがいいかなー。よし、嫁に選ばせてあげよう。

ア「ポークリブは外せないとして、もう一品どうする?」
嫁「ミーゴレン」
ア「……え?」
嫁「ミーゴレン」
ア「あ、はい」

どうやら現地料理が気に入ったらしい。でも食い過ぎじゃない?昨日の昼も、昨日の夜もミーゴレン出てきたよね?とは言えず。ポークリブは、付け合わせをライスにするかポテトにするか聞かれたので、ポテトにしてみました。ドリンクは安定のスプライトです。

待つこと5分でポークリブとこんにちは。これがめっちゃうまい!ソースはあまりスパイシーではなく、BBQソースを少しマイルドにした感じ。食が進みまくり。味が濃すぎず、ご飯がなくてもバクバク食べられるよ。ポテトで正解だった。でも隣の客が、残った肉とソースとご飯を混ぜるという裏技をかましていて、ちょっとうらやましい。そして隣の客の旦那は、美味しそうなチキンを目の前にして、ほとんど食べずにスマホゲームに興じている。なんともったいない。

嫁の頼んだミーゴレンも到着。チキンが少し乗っていました。あ、チキンも美味しいぞ。なんと食べやすい味だ。ポークリブに食いつき、麺を食べ、チキンをつまんでポテトで一休み。完璧だね。こうも美味しいとビーフの味も気になるね。そう言えば、サービスでエビせんが付いてきました。どこのレストランでも、エビせんは付いてくるものっぽい。

朝ごはんからそんなに時間が経っていないので大して食欲なかったのですが、見事に完食。これはいいお店を教えてもらったなぁ。全然お会計に来てくれないけど。しかし、お値段はそこそこだったなぁ。たしか、ポークリブが110,000IDRでミーゴレンが80,000IDRとかだった気がする。スプライトは忘れた。日本とさほど値段が変わらないね。ホントに地元の人来るのか。あと、お釣りいつもらえるんですか。

大満足で次のホテルへ。日本に帰ってからパンフ読みなおして気づいたけど、ホテル移動時にどこかに寄る場合は別料金だった。ガイドさん、マジありがとう。

次のホテルはヌサドゥアという地区にあります。ここはリゾート地区で、地元の人は入れないらしい。実際に検問がありましたよ。もともと爆破テロ以降は各ホテルで入場チェックを実施しているのですが、めんどいからまとめてやっちゃおうぜって感じなのかもしれない。検問をくぐると、景色が一変。さっきまであんなにお店と人と車でゴチャゴチャしていたのに、滅茶苦茶スッキリ。道路はガラガラ、歩道もスカスカ、緑が多くて大きい公園みたい。

そんなところにあるホテル、カユマニスが本日のお宿。ホテルというか、ヴィラ。コテージのような一棟貸し切りで、周囲は高い塀に囲まれているので周りを気にせずのんびりできる。16歳未満は宿泊禁止なのですごく静か。小さいけどプライベートプールも付いてるだーよ。ヴィラに泊まりたいというのは嫁の希望。ホントはもっと市街地のクタとかにしようと思ったけど、HISのお姉さんに止められてここになりました。確かにここなら静かだし、宿泊客の半分が日本人というだけあって、日本人スタッフも常駐。インターコンチネンタルにもいたけど、宿泊客数に対する比率がね…。そんな日本人スタッフがお出迎え。流暢な日本語を久しぶりに聞いたね。部屋まで案内してもらって、注意事項やらサービスやらのご説明。

ア「困ったら内線でお姉さんを呼び出せばいいんですね」
日「はい、それで大丈夫ですよ。不在だったらケータイにつながるようにしてもらうので」
ア「……なるべくご迷惑をかけないようにしますね」

部屋はワンルームだけど結構な広さ。レースのカーテン付きのダブルベッドに、ソファセット、小さいながらもキッチンがある。プールは歩測で10m、深さは1.5mだから結構深い。嫁は沈みます。そして最大の衝撃が、トイレがオープン。どれくらいオープンかって、天井しかない。こう書くと語弊があるね。風呂トイレ洗面台が、屋外に設置されているんだよ。部屋からは屋根続きだから雨には濡れないけど、開放感と蚊が半端ないね。設備はとてもキレイです。

設備もすごいけどサービスもすごい。朝食は、浜辺で朝日を見ながらと、レストランと、部屋食と選べる。アフタヌーンティーのセットも付いているし、部屋の清掃は1日2回。部屋の冷蔵庫(コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、ビールが2本ずつ)は無料で毎日補充、フルーツ盛り合わせと大き目の瓶いっぱいのクッキーも毎日補充。近隣の無料送迎にレンタル自転車と、結構至れり尽くせり。その分高いけど。インターコンチネンタルも、チョコとフルーツは毎日補充だったけどね。

一通り説明が終わったところで、サービスのアフタヌーンティーをオーダー。ティーだけど、飲み物はカフェラテだよ。出てきたのは、まさにホテルで食べるヤツ。焼き菓子とバリのデザートとサンドイッチ。いや、これ、普通に昼食のボリュームなんですけど。カフェラテもコーヒーがいい感じにビターでめっちゃ美味しい。

アフタヌーンティーでお腹も膨れたところで、送迎サービスで近くのショッピングモールへ。送迎車がオートマであることに感動。ショッピングモールにはなんと、SOGOも入っているんだよ。2時間後にお迎えをお願いして、中を散策。2日目に行ったショッピングモールと違って、ここは観光客しか来れないからすごく静か。ゆっくり見られるね。まずはぐるっと一周して、SOGOに突入。うん、まぁ日本語はないね。雰囲気は日本と大差ないかな。気になったのは、31アイスとコールドストーンが2店舗ずつあったこと。そんなに需要があるのか。

そして、嫁のご希望のスーパーへ。スーパー好きだな…。スーパーとは言うものの、半分はお土産売り場みたいな感じ。自分用のお菓子とか、今夜の軽食とかを買い出し。ちょっとだけ時間が余ったのでコンビニを覗いたら、スーパーより安かった…。このカップ麺、スーパーで8,000IDRで買ったけど、コンビニだと6,800IDRですよ。まさかスーパーのほうが高いとは思わないじゃん…あれか、成城石井的な感じなのか。あ、そう言えば初めてここで初めてコインをゲットした。コインは存在しないものかと思っていたけど、ちゃんとあるんですね。1,000IDRコイン、めっちゃ軽くて不安なんですけど。

あっという間にお迎えの時間。ちょっとチンタラしすぎた。ホテルに戻って、風呂でも入るか。ここも風呂が大変だった。とにかく水量が少ない!バスタブに水は貯まらないし、シャワーはチョロチョロ。水が黄色くないだけ良しとするか…。嫁が風呂に入っている間にプールで遊ぼうっと。どうせ誰からも見られないし、全裸で突撃。なんという開放感…!一泳ぎして、風呂に行ったらお湯が出ないんですよ。お湯って言うか、冷たくない水しか出ない。

ア「なんかお湯出ないんだけど…」
嫁「たぶんこういうところはお湯をタンクに貯めてるから、タンクが空になったんじゃない?」

誰のせいでこうなった。お湯は出ないし水量は少ないし、どうせいっちゅーねん。仕方がないので、プールサイドの打たせ湯的な蛇口で体を洗いました。こっちは水量が良すぎて、体痛いよ。ちゃんとお湯が出たので、タンクが別なのかな。

さすがに小腹が空きました。さっき買ってみたカップ麺を食べてみましょう。作り方が全然わからんけど、絵が書いてあるからなんとかなるだろ。えーっと、まずは蓋を開ける…既に開いているんですが…フィルムで覆われていたとはいえ、衛生的に大丈夫かしら…。次は、小袋を取り出して中身を入れる。そしてお湯を注ぐ。待つこと3分、出来上がり。あ、箸がない。と思ったら、カップの中から折り畳みフォークが出てきました。ついでに小袋が2つ出てきました。絵だけで作り方を理解するのは無理だった…。味は普通。クセも無く、しょう油系のカップ麺として普通に美味しく頂きました。逆にガッカリ。

今日はこんなもので終了。さ、寝るかね。ベッドのカーテンは、蚊が入らないようにするために存在していることを初めて知ったよ。蚊帳代わりですね。それではおやすみなさい。

1月23日

2017-01-23 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。3日目。

今日は6時過ぎに起床。早いよ…。ツアーの集合時間が8時だから仕方がない。身だしなみを整えて、朝食へ。今日は屋内のお食事会場にしました。いやー、エアコンがついているって快適。メニューは昨日の会場とさほど変わらない。こっちのほうが若干多いかな。和食コーナーもあったけど、白米、味噌汁、太巻き(謎の野菜巻き)、漬物と言ったラインアップ。やっぱり洋食が中心。

朝が早いせいか、若干の体調不良で食欲もあまりない。そうだ、昨日は米粉麺を食べたけど、今日は卵麺を食べよう。麺類でサッパリしよう。いやー、全っ然美味しくない。スープは昨日と同じだから美味しいんだけど、麺がネチョネチョ。茹ですぎ?茹で不足?ガッカリだよ。今日の当たりはバナナスムージーでした。

8時にロビーでガイドさんと待ち合わせ。今日はHISのツアーなので、アルサさんじゃないよ。ワンさんと言うらしい。30代前半くらいかな。若そうで明るい感じ。ドライバーはめっちゃいかついおっさん。逆らったら殺されそう。

まずは民族舞踊であるバロンダンスの鑑賞。劇場までの移動の車内で、自己紹介からの雑談。事前にアルサさんから聞いていた情報がめっちゃ多く、なんか気を遣う。しかし、朝のバリは初めてでちょっと新鮮。通勤時間帯をちょっと過ぎたくらいらしいけど、バイクの量が半端ねぇ。通勤で2人乗りとか、ちょっと謎。家族を送ってから自分も仕事に行くのか、途中で同僚を拾ったのか。とりあえずヘルメットしようぜ。

ガ「道はいつもこんな感じです。交通事故がいっぱいおきてます」
ア「そうなんですねー(前に聞いたなぁ)」
ガ「バリではスピード違反がありません」
ア「え?なんで?」
ガ「最高速度がないんです」
ア「そういえば、そういう標識がない!」

新しい発見。そしてそれでいいのか、バリ。

ガ「道路が思っていたよりも空いていたので、ちょっと時間があるんです」
ア「はぁ」
ガ「このまま劇場に行って待つか、布工場の見学をするか、どっちがいいですか」

あー、コレ、ネットで調べたヤツや。高いお土産買わされるヤツや。でも待つのも暇なので布工場へ。工場と言っても、見られるのは1部屋だけ。そこでおじさんとおばさんが布を織って色付けしてた。見る価値なし。そしてそのままお土産売り場へご案内。Tシャツやらスカーフやら、織物を中心に品ぞろえはなかなか豊富。値段的にも、免税店とかに比べると安いので、自分用と身内用にいくつかお買い上げ。

その後、目的のバロンダンス。簡単に言えば、王子と死神による善と悪の戦い。バリ島かヒンズー教か忘れたけど、物事は全て表裏一体で、どちらかのみということはないという思想らしく、この物語の結末も決着がつかずに終わる。民族舞踊が見たかったので満足ですが、内容的にはイマイチ。超ダレる。物語的にどうでも良さそうな部分が長く、盛り上がるところが短い。今朝からの若干の体調不良と暑さが相まって、気持ち悪くなってきた。

そう、今日暑いんだよ。汗ダラダラだよ。ようやく南国って感じになってきました。バロンダンスが終わって、トイレに行って衝撃を受けた。学校の流しあるじゃん、蛇口がいっぱい付いてるヤツ。アレに仕切りを付けただけって感じ。嫁曰く、女性トイレもショッキングだったらしいよ。むしろこれがバリクオリティなんだろうけど。

次は銀細工の工場。流れは完全に織物と一緒。見学は1部屋で、銀を溶かしているお兄ちゃんと指輪を作っているおっちゃんを見るだけ。さっきも思ったけど、これは作業部屋であって工場ではない。そしてまたお土産売り場へご案内。銀細工なんて、欲しいもの無いわ。バリのお守りは銀細工だけど、昨日買っちゃったし。すぐに帰るのも悪いので、ゆっくり売り場を一周して撤退。

その次は雑貨屋。お土産ばかりやな。面白いものもちょっとあったけど、欲しいものは大概買い終わってるし。嫁がランチョンマットを買って終了。

次は遺跡であるゴア・ガジャ。16世紀ごろに作られたと思われ、その後忘れ去られて1950年代に再発見されたそうな。だいぶ整備されているけど、沐浴場と洞窟と積んである石は当時のままだそうな。積んである石はよくわからんけど、沐浴場と洞窟は結構装飾が凝っている。沐浴場は男性用と女性用に分かれており、沐浴に使う水は近くの湧き水。岩から湧き出ていて、岩を掘った水道で沐浴場まで水をひいてる。これも当時のままというのだからすごい。湧水量はかなり減ったそうです。周りを見渡すと、木々が鬱蒼としていてジャングルっぽい感じ。入口付近はお店が並んでいて、若干仲見世通り感がある。ガイドさん曰く、お土産は質が悪いから注意とのこと。

洞窟は、中に籠もってお祈りだか瞑想だかをする場所。入口はさっきのバロンダンスに出た死神が変身した、悪魔の顔をかたどっている。口から入るのかよ。中は真っ暗。そしてかなり蒸し暑い。こういうところって、温度が一定で夏涼しく冬暖かい的な感じじゃないの?湿気がまとわりつく感じ。祈祷用のスペースや就寝スペースが彫ってあるけど、どこも狭い。いやー、修行僧は大変だわ。

これで午前は終了。ランチ会場は、念願のキンタマーニ高原です。キンタマーニですよ、キンタマ。北上しながら観光していたとはいえ、高原までは1時間ほど車を走らせます。途中で集落を通過したりするのですが、これが超田舎道。すれ違いもやっとって感じの道で、観光バスを追い越そうとするウチの車。そりゃ無茶だよ。何回かチャレンジして、抜き去ったけど。もうね、超運転荒い。加減速もハンドルきるのも急で、車は揺れまくり。嫁は青い顔してました。そりゃ早く着いた方が運転手は休憩時間取れるけどさ…。さらに天気が怪しい。進行方向にはどす黒い雲。あー、雲があるなーと思ったら、土砂降り。オワタ\(^o^)/

無事にキンタマーニに到着。着くころには雨が上がり、青空も顔を見せています。いやー、ホント天気に恵まれるな。でも寒い。気温は20℃ないくらいかなぁ。不覚にも長袖を車に置いてきてしまった。雨上がりのせいか、視界はクッキリ。バトゥール山とバトゥール湖がキレイに見える。残念ながらアグン山は雲の中だけど、外輪山は良く見えるので、なかなかの絶景。バトゥール山はすごくキレイな形をしていて、めっちゃ登りたい!

でもバトゥール山は活火山で、17年前に噴火しているんだって。怖いね。山肌は草が生えている緑と、固まった溶岩でマーブルというか縞というか。麓の湖岸には集落がいっぱい。温泉も湧いているんだって。また噴火したらどうするんだろう…。

嫁「あの黒いところ、溶岩なんだね。雲で影っているのかと思った」

草原が日陰でであんなに黒くなるかよ!って思ったね。

ア「草原が日陰でであんなに黒くなるかよ!」

口に出ちゃったね。ひとしきり景色を満喫したので、ご飯にしましょう。景色の良いテラス席に惹かれましたが、あまりに寒いので建物の中で頂きましょう。メニューはインドネシア料理のバイキングとなっており、ツアー代金に含まれております。が、ここでも飲み物は別料金。まぁ、1杯くらい頼んであげましょう。

お味は、可もなく不可もなく。食べられなくないけど、美味しいとは思わない。ミーゴレン、明らかにインスタントだし。一通り味わったところで打ち止めに。ここのところ1日2食だったし、問題ないやろ。コーヒーもレモングラスティーも薄いな、おい。ここは景色を楽しむところだと割り切ろうね。

続いてはライステラス。道中でも結構いい感じの農園がチラホラ。運転が荒いからキレイに写真を撮れなかったのが残念。30分ちょいくらいで到着。めっちゃ混んでるな。確かに立派だけど、思ったよりギュッとした感じ。小さくまとまっちゃってるんだよ。写真を見る限り、別のライステラスのほうが壮大だったかな。まぁ、そっちは遠いから行けないけど。良く見ると、外国人が散策している。

ガ「トレッキングツアーもあるんですよ。2時間くらいかな。今日は見るだけですけど」

おー、この近辺を散策できるなら結構面白そう。とはいえ、そんな時間を取れるわけもなく、見れただけでも良しとしようね。なんかドローン飛んでるけど。20分くらいで強制切り上げ。

次はウブド散策です。ウブドは内陸の繁華街?宿泊地も多いしね。市場があって、客引きが半端ないらしいよ。王宮もあるし、意外と時間がつぶれそう。初日にルアックコーヒーを飲まなかったら、ここで飲む予定だったんだけどね。

ガ「市場は押し売りに弱い人は行かない方がいいですよ」
嫁「あ、ウチだめだ」
ガ「では17時15分前に集合です」

まずは王宮を見学。寺院と同じく、立ち入り制限が厳しくてあまり見るところなし。装飾が凝っているようなところは中国人が占拠していて写真撮れないし。15分くらいで撤収。市場は怖くて入れないので、その横の道を散策。ブランドショップもあれば、胡散臭いお店もあり、なかなかに飽きない。そこそこツアーカウンターみたいなのがあったな。エレファントライドとか、ラフティングとか。面白そうだったのがバギー。山間部を爆走出来るっぽい。いつかやってみたい。明確な目的があるわけでもないので、30分くらいで結局飽きる。嫁の提案でコンビニに入ってみることにしました。

バリでよく見るコンビニは、モスバーガーにそっくりなロゴのMini martと、alfa mart、coco mart、そしてCircle
K。Circle
Kは、あのサークルK。日本で消えつつあるロゴが、そこかしこにあるよ。最初、サークルKが何故かローソンとして上陸。いろんな問題で1年で撤退して、サークルKとして再上陸。爆発的に流行って、今に至るらしい。

最初に入ったのはサークルK。本当に普通のコンビニ。お菓子や飲料、生活用品や、場所柄お土産も置いていたな。残念ながら、とろける窯出しプリンは無かった。そう言えば、ホットスナックも無かった。持ち帰りのコーヒーもあったけど、若干胡散臭いのスルー。大概、どのコンビニにも店先にテーブルとイスが置いてあるから、そこで飲むのかな。特に欲しいものもないので、退散。

次に入ったのはMini
mart。うん、まぁコンビニだよね。サークルKと同じ商品でも、値段が違うのが面白い。コンビニ=定価っていうのは日本だけなのかな。せっかくなので、お菓子をちょっと購入。レジの人が何言っているのか、サッパリわからなかったよ。

これでやることがなくなりました。嫁が『ガイドブック見たい』とか言い出しましたが、こんなところで広げたら、客引きに捕まって死ぬことは明確。いったん王宮に戻って、中に入ってから確認しようと、何とか嫁を説き伏せました。王宮の中には現地の人はほとんどいませんでしたからね。

王宮に向かう途中で、ポツポツと雨が降り出す。やばい、来るぞ。予定変更で、カフェで時間を潰すことで合意。カフェもいろいろあるので迷っちゃうね。オシャレなバーっぽいところは白人系がいっぱいいて場違い感があるし、地元なお店に入る勇気は(お腹の心配的な意味で)ない。迷っているうちに雨はポツポツからボタボタに変わり、ちょっとヤバそう。そこそこキレイめなお店に飛び込みました。オーダーしている間に、外は豪雨。どれくらいって、日本だとゲリラ豪雨って言われるくらい。間一髪だったわ。

私がオーダーしたのはスプライト。バリでは至る所にスプライトがあり、一番無難な飲料。コカ・コーラが強いらしく、ペプシはほとんど見なかったね。コーラよりスプライトのほうがサッパリしているイメージなので、行きの飛行機から始まり、バリを出るまで飲みまくったよ。嫁に糖尿になると警告されるくらい。

ア「えーあー、スプライトで」
店「Bottle or Can?」
ア「え?え?」
店「Bottle or Can?」
ア「あ、缶で」

基本、1回では聞き取れません。瓶でも缶でもいいんですけど、なんとなく缶のほうが衛生的な気がした。缶なら英語も日本語も発音同じだし。そして運ばれてくる缶と、氷の入ったグラス。ガイドブックには『現地の水には気を付けろ。出来るなら歯を磨くのもミネラルウォーターを使え。お店の氷もヤバいからNo
Iceで頼め』って書いてあった。ぐぬぬ、このグラスは使っていいものか…。

嫁「このくらいキレイな店なら大丈夫でしょ」

嫁を信じた。結果、大丈夫だった。外は相変わらずの大雨。傘を持っていない観光客が、ずぶ濡れで歩いているよ。現地の子も、全身ビッシャビシャでバイクに乗っていたりする。大半はカッパを着ているけどね。若い女の子の2人乗り(当然ノーヘル)で、Tシャツビシャビシャだったのは、もはやエロさではなく哀愁を感じた。

30分ほど経ちましたが、雨は止まず。若干弱くなった気はするけど。集合時間が近いので、諦めて出発。嫁は折りたたみ傘、私は折りたたみ傘+レインウェア。今日はハーフパンツとサンダルで正解だったわ。水しぶきで膝までビッショリ。足元は結構深い水たまりでグシャグシャ。道路状況が悪いから水たまりだらけで、その水たまりは泥だらけ。若干潔癖気味な私には絶望的。早々にいろいろと諦めました。そうやって足元ばかり気にしていると、頭上に罠が待ち受けております。雨どいが壊れていて放水状態なお店がチラホラ。折りたたみ傘ではその水圧に耐えられません。私はレインウェアを着ていたからいいけど、嫁は背中がびしょ濡れ。ドンマイ。

やっとの思いで集合場所の広場に着いたら、ガイドが『え?もう来たの?』って顔をしてました。つーか言われました。どうやら17時15分前というのは、16時45分ではなく、17時10分くらいのこと指していたようです。『雨じゃなかったら王宮を案内しようと思ったんですけどね』と言われましたが、さっき見てきたからいいよ。

車が来るまでやることがない。ダジャレじゃないよ。周りを見渡すと、そこそこカオス。現地の人と思わしき人がトウモロコシ食べてるけど、葉っぱとか筋とか食べこぼしとかが全部足に落ちてますけど。サンダルだから、足の甲がトウモロコシまみれですけど。別の人は観光客向けにカッパを販売。売り手も同じカッパを着ているけど、ボロボロなので逆効果ではないのか。着てる観光客いるけど。使い捨てか。中国人はお土産広げて整理しているし、パンツ見えそうなスカート穿いたり胸が見えそうなシャツ着てるし。そういうのは若くて可愛い子が着てくれないかな。

嫁「でも見ちゃうんでしょ」
ア「男の悲しいサガですよ」

30分くらいボーっとして、出発。雨はだいぶ小降りに。1時間くらいでやむことが多いらしい。

ガ「どうします?だいぶ時間が早いですが、このまま劇場行きますか?それともどこか寄りますか」
ア「劇場直行で」

これ以上、いらんお土産見ても仕方がない。そしてこのガイドは意外と商魂たくましく、車内でも『帰りの日はどうしますか?飛行機までの時間、こういうパッケージはどうですか』とオプションツアーを勧めてくる。いらんっちゅーに。

1時間くらいで劇場に到着。開演まで30分以上あるけど、中で暇つぶし。今度見るのはケチャという民族舞踊。バリ舞踊と言えばこっちのほうが有名っぽい。朝見たバロンダンスは民族楽器で盛り上げるのに対して、ケチャはボイパというか、モブの声で盛り上げる感じ。『サルに扮した約50人の男性の「チャッチャッチャッ」という大合唱で物語は進みます』って書いてあるけど、30人くらいしかいないんですが。物語はともかく、舞踊自体は独特で結構面白い。が、それ以上に演者たちが気になって仕方がない。

嫁「あのおじさん、さっきから背中掻いてる。よっぽど痒いんだね」
ア「あそこの少年たち、悪ふざけしているのか、そういう踊りなのか…」

いやいや、この踊りの演者はトランス状態になるんとちゃうんかい。雑念ありまくりじゃん。ケチャが終わると、今度は少女2人の舞踊。『少女たちはトランス状態で、不思議と目をつむっていても常に踊りが一致しています』って書いてあるけど、練習すればそういうもんじゃないですかね。

次は少年が火の上で踊るらしい。『トランス状態になっているので火の熱さを感じない』んだって。どんだけトランスが好きなんだよ。ファイファン6のティナかよ。しかも出てきたのは、どうみてもおっさんだよ。腹出てるよ。燃える椰子の実の上で踊るって書いてあるけど、私には燃えている椰子の実を蹴散らかしているようにしか見えないよ。燃えた実が飛んできそうで怖いんですけど。そんなこんなで終了。後ろに座っていたジャパニーズがうるさかったけど、悪くはなかった。バロンダンスよりこっちのほうがだれなかったよ。

あとはご飯を食べて終了。夕飯はシーフードバーベキューって書いてありました。インドネシア風の浜焼き的なものを想像していましたが、シーフードグリルでした。イカとエビの串焼きと焼き魚を、いろんなタレに付けて食べる。それにナシゴレンとミーゴレンが付いてくる。味は全てにおいて並。そしてドリンクはやっぱり別料金。でもお店は結構キレイで、人が少なくて静か。バーベキューって書いてあったからもっとゴチャゴチャしているかと思ったから、うれしい誤算。しかし、全体的に並。インドネシア料理ってもっとクセがあって食べづらいと思っていたので、めっちゃ褒め言葉ですよ。

21時過ぎくらいにホテルに到着。ガイドさんたちは挨拶もそこそこにサッサと帰っていきました。うむ、ビジネスライク。部屋に戻ったところで、どっと疲れが出てきました。荷物を片づけて、また風呂で四苦八苦して、バタンキュー。いろいろ見れて楽しかったけど、さすがに疲れた…。そのおかげで、観光はこれでほぼ終了。明日からはのんびり過ごす予定。のんびりの前に、ホテルの移動が待っているけどね。

1月20日

2017-01-20 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。2日目。

9時くらいに起きた気がする。いやー、快適だった。エアコンはちゃんと効いているし、何より静か!車の音もなければ、電車の音もない。我が家ってうるさかったんだなぁ…。窓を開けてみると、若干雲は多いけどいい天気。雨季なのにラッキーだ!

身だしなみを整えて、朝食へ。朝食は宿泊料金に含まれているよ。今日はプールサイドのオープンカフェみたいなところでビュッフェです。ちょっと行くと海なので、時折聞こえる波音が心地よい。ときどき激しいのが聞こえてくるけど。

店「in side?out side?」
ア「天気いいし、外かなぁ。アウトサイドで」
店「out side is so hot」
嫁「in side」

暑いところに来たんだから、暑くていいじゃん。中って言ったって、屋根があるだけでエアコンも壁もないんだからさ。

料理はビュッフェでみんなそこそこ美味しい。個人的に気に入ったのは、sumoke
tuna。スモークサーモンのマグロ版ですね。半生なので嫁はビビっていましたが、なかなかに美味しい。卵料理はオーダーすればその場で作ってくれるし、飲み物もその場で作るフレッシュジュースもあります。フレッシュジュースはぬるいのが難点ですが、めっちゃ美味しい。特に、オレンジ、スイカ、バナナは、どこ行っても外れがなかったよ。インターコンチネンタルは、プラスでグァバも美味しかった。メロンとパパイヤもどこにでもあったけど、イマイチだったな。今日のベストはライスヌードルでした。フォーですね、美味しい。

食後はホテル内のお散歩。ホテル、めちゃめちゃ広いねん。まずはプールの見回り。誰でも使えるプールが2つだったかな、あとはクラブルーム専用のプール。普通のプールは家族連れがパシャパシャと遊んでいましたが、クラブプールではプールサイドのベッドでみんなのんびり。ときどき、誰かが入っているけど泳いではいないなぁ。優雅ですね。

クラブプールのちょっと先は、プライベートビーチです。インド洋、波高し。めっちゃザッパンザッパンいってるよ。沖縄の海とは大違いだよ。砂は結構細かく、サンゴとかの混じりが少ないので、素足でも大丈夫そう。私はサンダルでしたけど。このために、モンベルのサンダルを買いましたからね。青い空と海、そして白い雲。いやー、夏って感じだね。雨季ってどこ行った。そこまで暑くないのが快適。

部屋へ戻る道中、昨日のクラブラウンジに寄ってみました。オレ、半袖短パンサンダルだけど、ドレスコード的に問題ないのかしら。不安に思いながら入ると、バトラーに捕まりました。やっちまったと思いましたが、早口の英語で『何にしますか?』的なことを聞かれていると思う。『通り抜けたかっただけです』とは言えず、強制休憩。アイスティーを頂くことに。まぁ、無料だし。このアイスティーがまた美味しい。香りは控えめだけど、中に入っているミントを潰すと爽やかな香りに。こりゃスッキリ。ただ、エアコンがガンガンで寒いっす。

部屋に戻って荷物の整理を少しして、13時にロビーへ。今日はツアー会社のサービスで6時間のチャーター車が付いているんだよ。ロビーで待っていたのは、昨日のアルサさん。ですよねー。運転手さんも昨日と同じ。運転手さんは気が弱そうな、笑顔のステキなおじさんです。今日やりたいことは昨日の段階で打ち合わせ済み。

まずは特産品系のお土産。ツアー会社お薦めのお店へ。すごい馴れ馴れしい店員さんが、付きっきりで案内してくれるよ。楽しいけど、うざい。置いてあるのは大きく分けて、ヒンズー系の仏像、食器や篭などの木工品、石鹸やオイルなどのボディケア用品、銀細工、御菓子、衣料品。入店してすぐ、ガイドさんたちは消えました。おーぅ、助けてよ。1時間くらいウロウロして、私は銀細工のお守りを、嫁は木工品のランチョンマットを購入。さほど安くないだろうことは想像に難くないので、控えめに。

ガイドさんたちは、駐車場がないので我々を降ろしたらどこかへ消えたらしい。そして買い物が終わるとお店の人が呼んでくれるらしい。会計後、しばらく待っていたら戻ってきましたよ。

続いては、地域の大型スーパーです。嫁の本命はこちら。諸事情により、スーパーの前に免税店への立ち寄りが必要です。免税店をウロウロしていたら、某ブランドのおサイフが75%引き。めっちゃ安い。デザインはちょっと奇抜だし、若干使いづらそうだけど、今使っているサイフが限界に近いため、嫁にそそのかされて購入。まさか、ブランド品を持つ日が来るとは思わなんだ。

免税店を抜けると、ショッピングモール。大型のホームセンターや様々な飲食店、衣料品店が入っています。日本のモールと変わらんね。雰囲気は全然違うけど。その奥にスーパーが入っています。なんつーか、デカい。オモチャや家電、お土産、薬、そして食料や雑貨など、なんだよここ、イ○ンかよ。ここで、配る用のお土産を買い漁る。しっかし、言葉は読めないし何言っているかわからないし、押し売りはいるしで困っちまうな。迷ったのもあるけど、2時間の予定が全然足りない。

物価的には、現地のものは安いけど、世界共通品やお土産などは日本より若干安いくらい。コーラが11,000IDRなので、100円くらい。カップヌードルは18,000IDRだけど、現地のカップ麺は6,000IDR。慌ただしくお会計を済ませたけど、お釣りが少ない。そういえば、コインって見たことがない。100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2,000のお札はあるけど。お釣りが2,000IDR未満だと渡さない的な文化なのかしら。

ガイドさんと合流して、一気に南下。目指すはウルワツ寺院。やっぱお寺は見ておかないと。そしてここは夕日スポットとして有名。行くしかないよね。心配なのは雨季ということだけだ。

車内の雑談で、ルアックコーヒーの話に。映画【最高の人生の見つけ方】でも出てきた、最高級コーヒーですね。バリで飲めるらしく、自由時間にカフェでも行って飲んでみようと思っていました。ガイドさんが『この辺りにコーヒー農園のお店があって飲めますけど、寄りますか』と提案してくれたので、寄ることに。農園をイメージした敷地にジャコウネコが飼われていて、なかなかいい雰囲気。だけど、農園だけあって蚊がめっちゃ多い。刺されまくりよ。

10種類以上のコーヒーと紅茶を無料で試飲できて、ルアックだけ有料。もちろん頼んで飲んでみたよ。コーヒー紅茶は当たり外れがあったけど、これで無料はすごい。飲みきれないよ。高麗人参のコーヒーがめっちゃ美味しくてビックリ。肝心のルアックは、スッキリとした味わい。雑味と苦味が少なくて、最後に少し酸味。とても飲みやすいけど、コーヒーを飲み慣れていない私にとっては、何が高級なのかわからなかったよ。そして試飲中も蚊に刺されまくりなのがツラい。その後は当然お土産攻勢が待っているんだけど、どれもベラボーに高くて撤退。安かったら欲しい紅茶もあったんだけどなぁ。

改めてウルワツ寺院へ出発。若干っつーかかなり雲が怪しい…。コーヒー屋から寺院まで結構近くて、30分かからず到着。半ば観光地だけあって、駐車場は車だらけ。入場料は確か一人30,000IDR。神聖な場所では足を出してはいけないので、腰巻を借ります。今でも謎だけど、何故半袖とサンダルは良くて、ハーフパンツやミニスカはダメなんだろう。

ガ「ここはサルがいたずらしてくるから気を付けてください。メガネとかカメラとか取られますよ」
ア「そんなもの取ってどうするんだ」
ガ「エサをあげると返してくれます」
ア「か、賢い…」
ガ「サルは神聖な生き物なのですが、いたずらがひどいので追い払ってます。それでも3つのグループが残ってます」

どこの国でも、サルはロクなことしないね。今日はコンタクトだし、カメラも持ってないからいいけど。スマホとか気を付けないとね。

ガイドさんに、ウルワツ寺院を大まかに案内。いやーさすがガイド、ちゃんと知ってるわ。バリの寺院は大きく3つのエリアに分かれていて、一番外のエリアまでしか観光客(というか異教徒?)は入れない。寺院は各集落に1つあるらしい。寺院は高いところにあるほうが良いとされているため、大きな寺院は山間部が多い。ウルワツ寺院は切り立った崖の上にあるので、ちょっと異色。他の寺院がレンガや石造りなのに対して、ウルワツはサンゴだしね。一通り案内してもらった後、夕日が良く見えそうな場所に陣取る。若干雲が多いのが不安だな。

ガ「この海はときどきカメが来るんですよ。良く見てると、息をしに顔を出しますよ」
ア「ふーん」
ガ「ほら、あそこ!」
ア「どこどこ?」
ガ「あそこの波のところに頭出して…ほら!」
嫁「ホントだ!いた!」
ア「いや、どこだよ…」

結局カメは見つけられず。ガイドさんと別れて、日没まで約30分、ボーっと海を眺めて待機。18時過ぎたくらいかな。寺院のステージで民族舞踊が始まりました。見たいけど、あれ見ると夕日見れないし、帰り混むので我慢。つーか明日見るしな。肝心の夕日は、なかなか良かった。雲がかかることもあったけど、日没までしっかり見えました。雨季なのに、やったぜ。

さ、民族舞踊が終わる前に駐車場に戻りましょう。寺院の入り口でガイドさんと合流。あれ、加藤茶が遠い目をしてるぞ。

ガ「あそこのサルが、中国人のサンダルを取ってました」
ア「サンダルを取るってすごいな」
ガ「サルの群れは、ボスがメスを独占するんですよね」
ア「なんてこった、めちゃくちゃうらやましい」
ガ「ですよねー」

ガイドさんと心が通じた。あとはホテルに帰るだけ。相変わらずの道路を揺られて、1時間でホテルに到着。ガイドさんドライバーさん、お疲れ様でした。

荷物を置いて、夕飯にしましょう。ホテルの特典で1食だけランチかディナーを食べられるんだよ。特典と言っても、ホテルのご飯ですよ。と期待しすぎました。メニューはナシゴレンかミーゴレンかグリルフィッシュ。私はフィッシュを、嫁はナシゴレンをオーダー。うん、まぁこんなもんだよね。ワンプレートでいろいろ乗っている感じ。魚はスパイスで焼かれていて、東南アジアって感じの味付け。ナシゴレンもそんなにクセがなく、モシャモシャ食べられる。

一番おいしかったのは、チキンサテ。日本語だと焼き鳥。サテというのが串焼きで、いろんな肉を刺して焼くんですよ。ビーフも美味しかったけど、チキンは甘辛くてホント美味しかった。残念だったのが、タコさんウインナー。タコさんウインナーだと思ったら、トウガラシで作ったタコだった。食えるか。因みにドリンクは別料金です。大変お高いですが、頼まないのもアレなので、フレッシュジュースをオーダー。朝食だったら無料なのに、90,000IDRとか。しゃーない。

今日もお風呂で四苦八苦。バスタブもシャワールームも、惜しいんだよなぁ。何より残念だったのが、コンセントですよ。インドネシアはCタイプと聞いていたので変換器を買ったのですが、なんか形が違う。今調べてみたら、タイプBFでした。どういうこっちゃ。サービスで1つだけ変換器があったので、嫁と奪い合いですよ。インターコンチネンタルだけ形が違うのか、そもそも情報が間違っていたのか。困っちゃうよ…。

さ、明日は朝が早いから早く寝ないと。おやすみなさい。

1月19日

2017-01-19 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。1日目。ほぼなのは、小学生のころに親父の社員旅行でハワイに行ったことがあるのと、仕事では上海に行ったことがあるから。パスポートは既に3冊目だぜ。

朝5時、起床。昨晩ギリギリまで荷物の整理をしていたので、非常に眠い。日本は初冬だけど、バリは常夏。体温調節をしやすいように、薄着の重ね着で出発。

成田空港へは、横浜からNEX(成田エクスプレス)で移動。高速バスでも良かったが、嫁の『遅れるとイヤ』の一言で電車に。なんでもない休日の朝っぱらなんて道路混まないよ…と思ったけど、言うと怒られるのでやめておきました。しかし、電車遅延。電車も遅れるじゃねーか!線路に人が立ち入ったそうです。朝まで飲んでた酔っ払いがフラフラ入ったか、痴漢が線路を逃亡したか。クソ寒い中、ホームでひたすら待つ。こんなことなら、ちゃんとした防寒で来ればよかった…。しかし、我々日本人はいいけど、日本語がわからない外国人は大変だよなぁ、なんで遅れているのかとかよくわからないだろうし。

15分ほど遅れて、NEX到着。前席の外国人が、断りもなくリクライニングを全開にしたことにイラッ☆としたけど、海外の文化はこうなのかもしれん。そこそこ快適に成田空港に到着。15分遅れは変わらないけど、出発まで2時間以上あるし。と思ったら、時間変更で10分早く飛ぶのか。飛行機って早まることもあるのね。それでも2時間以上あるんですけどね。どんだけ早く着くんだよ。

ツアーカウンターでeチケットを受け取り、超混雑しているエコノミーカウンターの横のビジネスクラス専用カウンターでチェックイン。ビジネスクラスすげぇ。手荷物検査と出国検査を終えて、専用ラウンジで時間潰し。さすがビジネスクラス、ラウンジもすごい。クレカのラウンジと違って広々としているし、人が少ないから静か。軽食もあるし、アルコールも飲み放題。プレモルと乾き物で、だいぶ気持ちよくなっちゃったよ。

そして搭乗。既にエコノミーの搭乗も始まっていたけど、ビジネスクラスはエコノミーの列の横からサクッと搭乗。いやー、素晴らしい。そしてビジネスクラスは当然席が違う。エコノミー4~6席分で1席だからね。横は1列で4席、縦はフルフラットになるから170cmちょい。高さはエコノミーと同じだけど、頭上の手荷物入れは1~2人で1つ。スッカスカだよ。そりゃたけーわ…。一部補修でガムテープを使っているところはご愛嬌。日本の航空会社では考えられんね。

フライトは10分早まったはずが、滑走路混雑のせいか、結局予定時間どおりに出発。離陸時の加速は、やっぱりヤージーのインプレッサのほうがすごいな。離陸後はしばらく気流が悪いようで、めっちゃ揺れる。やばい、楽しいけど酔いそう。既にお酒には酔っているんですけどね。酔いのおかげでなおさら酔いそうだよ。

機内で致命的だったのは、大して見たい映画がなかったこと。到着までの6時間59分、どうやって時間を潰せと言うのか。暇つぶし用にiPadは持っているけど、嫁に強奪されているし。さして興味のない映画を見たせいか、飲み物頼み過ぎてトイレが近くなっちゃったよ。でもトイレもビジネス用があるから混まなくて助かった。トイレ広いし、キレイだし、アメニティも多いし。

2時間ほどで揺れも収まって、機内食です。さすがビジネス、機内食も違うぜ。前菜orスープ、メイン、デザートという構成。嫁とシェアしたけど、お味はそこそこ。でも、エコノミーのワンプレートと比べたら、やっぱり違う。エコノミーはチープでそこそこだけど、こっちはちゃんとしてそこそこだからね。そして飲み物はアルコールもあれば、玉露もあるでよ。玉露は急須で出てくるんだよ。嫁的には食器で出てくることが感動らしいけど、そもそも機内食が出るような飛行機に10年以上乗ってないからわからん。お酒弱いからアルコールはメリットないし。玉露薄いし。あ、デザートのナッツのタルトは驚くほど美味しかった。あれは素晴らしい。

ウトウトしながら【エヴェレスト
神々の山嶺】を見て、エンドロールの一部がモザイク処理されていて『きっと他の航空会社名が入っているんだろうな』とかどうでもいいことを考えたり、着陸まで2時間切ったから映画が見られず、ひたすらソリティアをやったりしながら時間を潰す。やっぱり1.3倍速って大事。そして結局遅延して、着陸まで2時間以上かかったし。もう1本映画見れたじゃん。

着陸の1時間くらい前に、軽食の提供。うどんとかサンドイッチとか。スモークチキンのサンドイッチを食べましたが、すごく美味しかった!けど、もうお腹いっぱいやねん…。ラウンジで軽く食べて、機内食食べてですからね。さらに、スナックサービスでシリアルとかチョコバーとかカップ麺とかサービスですからね。食いきれませんよ。インドネシアの怪しいカップ麺、食べたかったなぁ…。

滑走路が混んでいたのか、しばらく上空を旋回してからングラライ空港に着陸。6時間59分の空の旅とか言っていたけど、結局7時間半かかっているやんけ。ビジネスは降りるのも優先。手荷物を準備する時間が短くて、逆に焦ったよ。

現地は既に夕方。飛行機から出ると、熱気は感じるもののそんなに暑くはない。空港内だからエアコンが効いているのかな。さぁ、恐怖の入国審査の時間です。私、自慢じゃありませんが英語が喋れません。2~3年前のビジネス英語の試験で『中学生レベル』という素晴らしい評価をもらいましたからね。嫁はパスポートが旧姓のままなので、入国審査は一人で乗り切らねばなりません。頑張れ、オレ!Japaneseの必殺技、笑顔で誤魔化しで乗り切るんだ!

審査官「くぁwせdrftgyふじこlp?」

やっべ、何言っているか全然わからん。笑顔で『ん?何?』という表情を作って乗り切るぜ!

審査官「くぁwせdrftgyふじこlp?」

だから全然わからん。いや、いまアローンって言った気がするぞ。『一人か?』って聞いているのかも!

ア「No. あー、ワイフ」
審査官「?」
ア「だから、ノットオンリー、(嫁を指さしながら)マイワイフ」
審査官「ナンニチデスカ」
ア「あー…セブンデイズ」

日本語喋れんのかよ!!もっと早い段階で諦めて日本語出せよ!パスポートを返されて、あっち行けというジェスチャー。ちゃんとハンコが押されていることを確認して、失意のまま荷物が出てくるベルトコンベアへ。しかし、さすがビジネス。荷物も即行で出てくるよ。群がるエコノミーをかき分け、さっさと荷物を回収。ビジネス側は優越感あるけど、エコノミー側は全然気にしてないよね。そんなもんだよね。

次はどこへ行けばいいのかわからず迷子になっていると、制服着た険しい顔のお兄さんに手招きされました。チガウヨ、アヤシイモノハモッテナイヨ、コムギコカナニカダヨ。行ってみたら税関でした。荷物をチェックされて、無事に全検査をパスできました。因みに、空港で愛想が良かったのは、荷物チェックのお姉さんだけでした。

ア「ダメだ、全然わからん」
嫁「みんな早口で、何言ってるかよくわかんないよねー」
ア「a lotをaloneと聞き間違えて、恥かいたわ…」

ゲートを出ると、大勢の人がお出迎え。一瞬、オレって実はプロスポーツ選手で、歓迎されているんじゃないかと勘違いしたわ。みんなお客の名前とかツアー会社名を書いた紙を振りまくり。正直、気圧されました。さて、うちのガイドさんはどこかな。たしか、Pと書かれた紙を持っているはず。いくら探してもいない。代わりに、ツアー会社名を持った人はいた。事前の案内はしっかりとお願いします。

嫁「Pがいない!」
ア「いや、あそこにツアー会社名の紙持っている人がいるじゃん」
嫁「でも…」
ガイド「アレックスオスギサンデスカ?」
ア「そうですそうです」
ガ「オマチシテマシタ」

そこにいたのは、どうみても加藤茶だった。大病をする前の加藤茶を東南アジア風にしたら、まさにこんな感じだろう。それを嫁に言ったら、思いっきり吹きだしていました。失礼やろ!ガイドさんの名前はアルサさん。民族楽器の達人で、演奏のために日本に来たこともあるとか。日本人に楽器を教える代わりに日本語を教えてもらい、この仕事も始めたんだって。NHKに知り合いがいるそうで、芸能人や撮影クルーのガイドもするんだって。めっちゃカタコトだったけど、めんどくさいから普通に表記しますね。

ガ「日本人は、海外でも芸能人を見ると『写真撮ってください』って集まってきますね」
ア「あー、わかる気がしますね」
ガ「アレ、あとでガイドが怒られるのでやめてほしいね」

空港から出ると、めっちゃガラの悪い人たちがウロウロ。数人でたむろしていたり、タバコを吸っていたり、そこらへんに座り込んでいたり。自分たちだけじゃ怖くて通れん。おそらく、タクシーの運転手だと思うんだけどね。あ、そしてやっぱりそんなに暑くない。日本の梅雨より過ごしやすいぞ。湿度も気温も高いはずだけど、なんでだろう。

空港から車でツアー会社のラウンジまで移動。しかし、道路すごいぞ。体感的には車が1に対してバイクが3ってところか。信号が少なく、カオスな状態。2車線なのに3台が並行して走っているし、バイクは逆走しているし、至る所でクラクションが鳴っているし、追い越しすり抜けは車でも当たり前。あとで気づいたけど、追い越しとかする前に合図としてクラクションを鳴らしているっぽい。

左車線だけあって、走っているのは圧倒的に日本車。体感はスズキ≧トヨタ>越えられない壁>ホンダ、日産、ダイハツ>三菱>マツダ>スバル、外車。とにかくスズキとトヨタが多い。ガイドさん曰く、企業が使うのはトヨタで、それ以外はスズキって感じらしい。スズキのAPVというミニバンがそこかしこに走ってるんだよ。東南アジアのスズキのシェアは高いと聞いていたけど、これほどとは。三菱はトラックとパジェロが多かったな。日本以上に日本車しかいなくてビックリだよ。あと、基本マニュアル。メンテの関係だろうなぁ。

バイクはスクーター天国。ホンダが圧倒的で、ヤマハとスズキが頑張っている感じ。半分はノーヘルで、3人乗りは当たり前。10歳くらいの子どもが運転していたけど、免許どうなっとんねん。100~150ccがほとんどだそうな。スクーターに紛れて、ときどきスポーツタイプやオフロードが走っていたよ。アメリカンと大型はほとんど見なかった。っつーか、アメリカンの大型を1回見ただけだった。

ガソリンスタンドはあるけど、街中の小さい商店の店先でもガソリンを売っていて、バイクはそこで給油している感じ。明らかに管理が雑で、すごく心配。ガイド曰く、ときどき火事になって大惨事になるらしい。そりゃそうだろうな。商店密集しているし、1つ燃えたら連鎖的に爆発していくんだろう。国が規制しているらしいけど、全然だって。

2車線を3台で並行している脇を、ノーヘル3人乗りのバイクが追い越すとか、ホントに怖い。車もバイクも縫うように追い越ししているし、超スレスレで走っているし。いやー、よく事故らんわ。ある意味運転うまいんだろうなぁ。

ガ「事故多いですよ。毎日いろんなところで起こってます」

あ、やっぱり。幸い、旅行中に事故に巻き込まれることはありませんでしたが、結構ヒヤヒヤのシーンもありあしたよ。

ツアー会社のラウンジで怪しいウエルカムドリンクを飲みながら、両替。とりあえず5万円を現地通貨のインドネシアルピア(IDR)へ。570万IDRとかになるので、大金持ちになった気分。お札はヘロヘロだけど。最高額紙幣は10万IDRで、900円くらいですね。ザックリ、1円が100IDRって考えましょう。因みにペットボトル飲料が11,000IDR前後なので、物価はそんなに安くなかった。ゼロが多くなるので、K(1,000)で表示しているお店も多い。消費税とサービス税が乗ることもあり、その場合は数字の後ろに++が付く。ちょっとわかりづらいし、20%以上だった気がする。だいたい込み込みだし。

普段サイフはお尻のポケットに入れているのですが、この旅行中は肩掛けカバンに入れて、カバンも体の前でホールドです。近づくものはみんな敵です。まぁ、ついついクセでお尻のポケットにサイフを入れてしまうんですけど。

両替が終わったら、ホテルへ送迎。本日から3泊、インターコンチネンタル
バリに宿泊です。部屋はクラブルームです。よくわからないけど、一般以上スイート以下な感じ?一般棟とは別だし、専用のプールやラウンジが使えるので、ビジネスクラスみたいなもんか。チェックインもクラブルーム専用ラウンジで行います。エアコンガンガンでちょっと寒い。ピアノを生演奏してるし、外人さんたちがお食事したりお酒飲んでて、ちょっと場違い感が…。そしてホテルスタッフも英語が早口。チェックインの案内をしてくれているんだけど、何言ってるかサッパリだよ。結局、ガイドさんがスタッフとバリ語で話して、翻訳してくれました。ありがとう、アルサさん!つーか、日本語スタッフいるんじゃなかったのかよ…。

ガ「今軽食タイムですけど、部屋に行く前にご飯食べますかって聞いてます」
ア「あー、食べます食べます」

さすがラウンジ、ノンアルコールの飲み放題はもちろん、アフタヌーンティーとか、夜の軽食とか無料だよ。飛行機でお腹いっぱいだったから、軽食くらいで丁度いいや。あんまり種類ないし味はソコソコだけど、無料なので贅沢は言いません。ホテルからはウェルカムドリンクとしてスパークリングワインのサービスもありましたよ。至れり尽くせりですね。ワイン系はそんなに好きじゃないんだけど。

食後、部屋に案内してもらうと、まぁ広いこと。地味に、室内用サンダルの履き心地が良くて感動した。テレビは海外向けNHKと、日本カルチャー放送局みたいなのがありました。日本カルチャーっぽいのは、怪しい地方番組とか、テレ東の番組とか、インドネシア語のちびまる子ちゃんとか流れてました。

お風呂はバスタブと、シャワールーム。シャワールームとバスタブが若干離れていて不便。さらにシャワーは水量が微妙で、なんか流し切れていない感じ。バスタブのほうのシャワーはいい感じの水圧水量だったけど、水撥ね防止のカーテンがないので気を付けないとバスルーム中に飛び散ってしまう。ハネムーン特典のフラワーバスを試してみよう!ということで、バスタブにお湯を入れたのですが、お湯が黄色いよ…。どうなってんのや…。結局、私はシャワールームで全身洗って軽く流した後、バスタブに寝そべってシャワーですすぐという、面倒な使い方をする羽目になりました。

あ、トイレには何故か便器が2つありました。1つは普通の洋式でしたが、もう1つは洋式に似て非なるもの。結局使い方はわからないまま終わりました。ウォシュレットは、専用のノズルがトイレの横に付いていますよ。そもそも日本でもウォシュレットを使わないので、私は試してみませんでしたけど。

フルーツ盛り合わせがサービスで置いてあるのですが、あんまり美味しくない。ブドウは酸っぱいし、ミカンは青臭い。見たことないフルーツにも手を伸ばしてみたけど、うーん…。納豆の匂いがするフルーツには驚いたよ。ハネムーン特典でスパークリングワインのボトルが置いてあったけど、さっきラウンジで飲んだし。せっかくなので冷蔵庫でステイ。

なんとか、バリ島に上陸することが出来ました。どうなるかと思いましたが、なんとかなるものですね。今日は薄暗い街しか見れていないけど、想像よりごちゃごちゃしていたなぁ。明日からの観光に備えて、今日はもう寝ましょう。お休みなさい。

1月16日

2017-01-16 | Weblog
新婚旅行に行ってきました。外回り営業が終わり、内勤に戻るタイミングで、営業部門に『内勤に戻る前にちょっとお休みいただきます』と伝え、内勤部門に『内勤始まる前にちょっとお休みいただきます』と伝え、両方からちょっとずつ休みを引き出すこすい作戦を実施。無事に連休をゲット。国外逃亡に成功。

思い返せば紆余曲折。ここに至るまでには並々ならぬ苦労がありましたよ。

ア「南の島がいい。パラオとか行きたい」
嫁「海はいいけど、観光地がないと飽きるから却下」
ア「じゃあグアムとかサイパン?」
嫁「観光地少なそう」
ア「ハワイは?」
嫁「悪くないけど、将来子連れでも行けるよね」
ア「ニュージーランド」
嫁「お兄ちゃん住んでるからいつでも行ける。オーストラリアは?」
ア「あんまり興味ないんだよなぁ。フィリピンとかタイは?」
嫁「アジアはちょっと…」
ア「じゃあアメリカは?」
嫁「本土に興味なし」
ア「南米、メキシコとか」
嫁「アメリカ大陸自体に興味がない」
ア「ヨーロッパは?」
嫁「前に行ったし、今はいいかなぁ」
ア「アフリカ大陸は?」
嫁「喧嘩売ってる?」
ア「いやいや、地中海とかあるじゃん…」
嫁「却下です」
ア「じゃあトルコ。東洋と西洋が交わる、エキゾチックな街。親日だし」
嫁「えー…」
ア「もう、どこがいいんだよ。熱海かよ」
嫁「国内は無し」
ア「アジアダメ、ヨーロッパダメ、アメリカダメ、アフリカダメじゃ、ロシアくらいしか残ってないじゃん」
嫁「あそこはアジアでしょ」
ア「いや、ヨーロッパだろ」

その後もあーだこーだと全然決まらず。ニューカレドニアが候補に出たけど、公用語がフランス語とわかった時点で棄却。最悪、沖縄か北海道か。日程だけは仮決めしていたのですが、気づけば4か月前。急がないと90日前割引が使えません。結局、妥協に妥協を重ねてもらい、バリ島に内定。高いところに行ってチマチマするより、安いところ行って豪遊しようということになりました。

行き先が決まったら、次は行程を決めなければなりません。パンフレットやガイドブックで、早急に検討。そこで出てきた『キンタマーニ高原』の文字。行きたい。とても行きたい。むしろ行かない手はない。

ア「ねぇねぇ、ここ行こう。キンタマーニ高原」
嫁「何故行きたいのかを明確に述べよ。面白そうな名前だからという理由は却下」

なんだコイツ、名前以外に行きたい理由などあるはずがなかろう。

ア「ほら、高原で涼しいんだって。暑いばかりじゃイヤになっちゃうってよ」
嫁「メインの観光地から遠いじゃん。移動時間が無駄」
ア「でもホラ、景勝地って書いてあるし。海だけじゃなくて山もいいもんだよ」
嫁「ダメとは言わないけど、行きたいならスケジュールを考えなさい」

私のやりたいことは、海で泳ぐ、ゾウに乗る、キンタマーニ高原に行く、ライステラスを見る、寺院を見る、民族舞踊を見る。一方、嫁のやりたいことは、ホテルでのんびり、現地のスーパーで買い物、ちょっと観光。

バリの宿泊地と言えば、空港近辺や南端の海辺か、中部の山の中のウブドのほぼ二択。一方、寺院や景勝地は北部に集中。寺院や景色の観光をするなら、ウブドの宿泊がベターなのだが、嫁の『虫が多そうでイヤ』の一言で却下。なおさらキンタマーニに行きづらい。なんとか出来ないものかと調べていたら、オプションツアーが出てきました。HISのバリ島達人ツアー。民族舞踊を2種類見て、キンタマーニ高原に行って、ライステラスに行って、ウブドで買い物するという、やりたいこと詰め込みまくり。これだ!スケジュールはタイトだけど、1日で希望の大半をこなすことができる!

ホテルは基本的には嫁の要望通り、良いホテルとヴィラの2か所に滞在。お互いの意見が合致したのは、飛行機はビジネスクラスにするということくらい。大丈夫なのか。

無事に予約を終えて、残るは旅行カバンと私のパスポートくらいだ。カバンは嫁実家から拝借するとして、パスポートどうするか。アレ、戸籍謄本がいるのね。実家戻るの面倒だな…。このときばかりは、シフト制で良かったと思いましたよ。

しかしバリ島、調べれば調べるほど怖いぞ。入国審査時にハンコを押さず、出国時に違反金を巻き上げるとか、空港職員がカバンを運んでくれたと思ったらチップとして1,000円取られるとか、空港で写真を撮ると罰金を取られるとか、両替ではちょろまかすのが当たり前とか、レジで目を離したら同じ商品を何度も読み取られるとか、街中で日本語話す人はぼったくりとか。つーか空港ひどいな。ビザが必要だった頃はもっとひどかったらしいけど。本当に大丈夫なのか。あと、雨季。常夏だからと油断していたけど、10月からは雨季に入って雨が非常に多いらしい。マジかよ。

果たして人生(ほぼ)初の海外旅行はどうなったのか。相変わらず前置きが長いな…。

1月10日

2017-01-10 | Weblog
明けましておめでとうございます。12連休を頂いたところ、やる気は満充電されましたが、集中力はカケラも残らず消えました。何やっても眠い。何の話を聞いても理解できない。頭が全然回らないよ。

28日:前日飲み過ぎたので、のうのうと午後出社。机を片づけ、納会で酒を飲み、早々に帰宅。
29日:掃除とか年末の買い出しとか。比較的のんびり。
30日:近場で嫁と登山。年末のせいでいろいろひどい目に遭ったが、そこそこ楽しみました。
31日:買い物後、嫁の実家へ。ご馳走を頂きながら、紅白を見る。見たい人を見終わったら風呂に入って、2355/0655年越しをご一緒にスペシャルを見て、就寝。
1日:昼過ぎまで嫁実家でのんびり後、実家へ。寿導におちょくられ、嫁にキレられ、失意の就寝。
2日:嫁は早々に帰宅。本家に挨拶して、元同居人に忘れ物を届け、バイクで帰宅。
3日:隣駅の神社に初詣。御神酒を配っている巫女さんが可愛くて惚れる。帰り道でラーメン屋を2件発掘してホクホク。
4日:今日からはフリーダム。スポーツ王とかエロサイトとか見て、充実した休日を過ごす。
5日:右肩から首にかけて、原因不明の痛みに悶える。戦うお正月とかウルトラマンDASHとか見て過ごす。
6日:ゴルフ練習に行くが、あまりの寒さに早々に撤退。発掘したラーメン屋でガッカリして、アニメ見て過ごす。
7日:午前中に嫁の機嫌を取り、たい焼きと独身の語り部を実施後、新年会へ。お店は悪くなかったけど、親子丼が美味しくなかった。
8日:引きこもって録り溜めた映画とか見た。
9日:久しぶりに本を買った。いつ読むんだよ…。餃子作りという強制労働後、ご褒美のビールを飲んで沈む。

うむ、有意義な休暇だった。あの巫女さん、本当に可愛かったなぁ…。

今年の目標は酉年に因んで【低空飛行】です。墜落せず、上昇もせずに頑張りますので、宜しくお願い致します。