自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

3月27日

2017-03-27 | Weblog
新居のカギ問題は、面倒くさくなったのでこちらが折れました。すぐに交換できたし、思ったより安かったし。

お次は前家の敷金問題が勃発。22インチのテレビを置いていたところのクッションフロアが剥がれているから直せと。いやいや、22インチのテレビの重みでめくれる施工に問題があるやろと…。前の家は嫁名義でしたので、嫁が不動産屋とやりとりをしていたのですが、不機嫌になって困るんですよ。

もともと前家はリフォームの質が悪く、パッと見はキレイなんだけどよく見ると粗が目立つ家でした。棚のネジはとんでもないところに刺さってるし、洗面台の下にどこにもつながってない電源ケーブルが垂れているし。そしてクッションフロアはところどころ浮いてきていました。でもまぁ、住むには困らなかったので放置していたのも悪かったね。

引き払いの時に立ち会った不動産屋には伝えていましたが、その時の担当も『これは遊びを作らずにピッタリつけちゃって、熱で膨張したんでしょうね』と言ってくれていたので安心していたのですが、大家は『住人が壊したんだから住人が直せ』の一点張りらしい。嫁が何度も『テレビを置いていたくらいで壊れるのはおかしい』と伝えても、『馴染みの業者がそんなミスをするはずがない』と突っぱねてくるそうな。なんつーか、間に入る不動産屋が可哀想。『ここはお宅が折れてくれませんか』という不動産屋に嫁ブチ切れ。このままでは家庭の雰囲気がまずい。仕方なくバトンタッチ。

不「お世話になっております、V社です」
ア「おせわになります、旦那です。大体の流れは聞いております」
不「そうなんですね、私共も困っておりまして…」
ア「心中お察ししますが、うちも折れませんよ」
不「しかし実際に壊れているわけですし」
ア「契約書には『通常利用の範囲であれば貸主が直す』ってありますよね?22インチのテレビを置くのは通常じゃないんですか?」
不「それを証明することもできませんし…」
ア「通常利用でないと言うなら、その証拠を出してください。例えば全く別の会社に調査させるとか」
不「わかりました、相談してかけなおします」

不「それだと1年かかるから無理だそうです」
ア「なぜ1年かかる…同じ状況を再現しろとは言ってないでしょう…ちゃんと伝えました?」
不「すみません、もう一度お時間ください」

インターネッツで情報収集すると、これは少額訴訟かなぁ…とゲンナリ。6,000円もかかるけど、それで数万返ってくるなら御の字だなぁ。負けたら立ち直れないけど。

不「今後については継続協議としまして、いったん返金させてほしいと大家さんが言ってます」
ア「ん?じゃあ床の補修費用はどうするの?」
不「大家さん預かりとして、抜いた金額を返します」
ア「絶対イヤです。有耶無耶にされるのがオチでしょう」

今年の初詣でおみくじを引いたんですよ。二人とも、転居についてはあまりいいことが書いてなかったんですよ。たしか嫁はやめとけ、私は後半以降だった気がする。それなのに前半に買っちゃったのが良くなかったのかなぁ…ちゃんとおみくじ結んできたんだけどなぁ。

翌日、ふと思い返してスマホの写真を漁ってみたら、入居前に撮った写真の中に例の床の写真がありました。入居前からめくれてました。これで勝つる。

不「入金明細をつけるので、返金させてください」
ア「そこには預り金も明記されるんだな?」
不「はい、明記します」
ア「それなら許す」
不「では、明日には発送します。今後は大家さんから直接アレックスさんに連絡が行きます」
ア「あ、入居前の床の写真が出てきたんだけど、どうすればいい?」
不「それも大家さんに直接言ってください。明細に送付状がついていると思いますので」

そして一週間経っても明細が届かない。マジいい加減にしろよ…。この一週間、『連絡ないなぁ…やっぱり少額訴訟かなぁ…』とソワソワだぞ。さすがに我慢ならんので不動産屋にクレームを入れねば。その前に、口座に入金がないかを確認せねば。『あ、入れておきましたので』とか言われたときに金額が分かっていればクレームも入れやすいしね。

仕事帰りに銀行に向かう途中、嫁から『さっき不動産屋から電話があって、修理費は大家が持つって。明日には明細を送るって言ってるから、電話しなくていいよ』と連絡が。おっつ、拍子抜け。

こっちはわざわざ撮影日がわかる形で印刷して準備万端だったのに。きっと大家と不動産屋の間で『写真があるって』『そんなの関係ない』『いやいや無理ですって』みたいなやり取りがあったに違いない。それで明細を送ってこなかったんだな。なんにせよ、少額訴訟の手間とお金が省けて良かったよ。まぁ、少額訴訟になったら、ハウスクリーニング代まで返すように請求するつもりでしたけどね。ハウスクリーニングどっちが負担するかでよく揉めるらしいけど、揉めるのが嫌だから払う前提で家を出るちょっと前から掃除をしてなかったんだよ。でもどうせ揉めるならここも請求するつもりだったんだよ。

これでやっと新居のゴタゴタは一段落かな。あ、センチュリー2○にクレーム入れないと…。早く安穏と過ごしたい…。

3月22日

2017-03-22 | Weblog
ガンダムフロント閉館の一報を受けて、お台場に行ってきました。

前日に我路の参加が決まったかと思いきや、当日に元同居人の不参加が決定。インフルエンザではないようですが、謎の高熱にうなされているらしい。帝都で謎の病気がパンデミックですね。恐ろしい…。そしてCurioも愛猫が体調不良で遅刻。たい焼き、冬みかん、ヤージーと集合後、仕方がないのでダイバーシティのタリーズでお茶してました。なんかめっちゃ空いてたし、ガンダムの後ろ姿が良く見えるから結果オーライだったね。

お昼に全員集合して、ガンダムフロントに入場。そこは小規模ながら楽園でした。ドーム映像は全部見ましたよ。バンシィvsフェネクス、ネオ・ジオングの台場襲来、デルタガンダム&Zガンダムの順番でしたが、ネオ・ジオングが残念だった。ゴジラ風にしたのはおもしろかったけど、結局海上だけだったし、他と比べると動きが残念。バンシィvsフェネクスは、声優も作画も気合入りまくりだったなぁ。その前段階のνガンダムvsサザビーで、Iフィールドバリアの中からの映像に興奮しまくり。

展示品としては1/1ストライクフリーダムの胸像。コクピットに入って写真が撮れるけど、スゲー並んでいたので断念。VRの何かは、60分待ちだったのでやっぱり断念。ア・バオア・クーのジオラマに、スゲー小さいMSとか戦艦がくっついていて面白かったよ。気づけば壁紙に戦艦のサイズ比較が書いてあったり、隅っこに1/1アカハナさんとかいたり、地味に面白い。ユニコーンのコクピットと、キャラクターとのフォトスポットで記念撮影を実施して、お土産を購入して撤収。お土産はレジがアホみたいに混んでいて、並んでから買うまでに30分を要したよ…。

この時点で15時。思ったよりガンダムに長居したな。これから大江戸温泉に移動ですが、ヤージーは急用が入ったために離脱。大江戸温泉はヤージーのおススメだっただけにいっそう残念…。東京テレポート駅から無料送迎バスでヒョイっと移動。弊社の別オフィス前を通るんだよ…休日なのに微妙な気分だよ…。

さて、初の大江戸温泉は予想よりは空いてました。が、世間一般では混雑していると思います。受け付けを済ませて浴衣を選んで、いきなりお着替え。ほえー、風呂入る前に着替えるんだなぁ。てっきり風呂上がりに浴衣に着替えてそのままだと思ってた。そっちのほうがロッカー1つでいいし…。万葉倶楽部はそっちだったな。

更衣室を抜けるとフードコート、薄暗くて夜店の雰囲気です。ちょっとした的屋や駄菓子屋とかがあり、飲食ブースではちゃんとビールもおいてあります。じっくり見て回りたいところですが、まずはお風呂に入りましょう。浴室は、屋内がすごく広い。大きい風呂がいっぱいだ。しかし浴槽の割に流し台が少ない。空いているところを探して潜り込まないと体が洗えないので、仕方なくみんなバラバラに。ここで大問題です。ここにいるみんなメガネっ子なんです。風呂入るからってメガネ外しているんです。見えないんです。はぐれたら合流なんてできないぞ…。流し台に一番近い浴槽をウロウロすることで難を逃れました。

屋内は広いのに、露天は結構小さい。ギッチギチだよ。運良く入れたので良かったですが。ここで30分以上ダラダラと無駄話。お台場の中心から離れているとはいえ、予想以上に静か。海のすぐそばだし、基本オフィス街だからごちゃごちゃしていないんだね。遅くなると混みそうなので、早めに夕飯にしましょう。昼飯抜いてるし…。

フードコートに戻って、改めてお店の確認。ふむふむ、フードコート内は定食とか丼とか甘味が中心か。ドリンクとしてビールはあるけど、ガッツリお食事系って感じだな。一方で居酒屋スペースもあるぞ。せっかくだし、居酒屋スペースでのんびり飲むとしようか。

機材故障で氷点下系ドリンクが作れないというトラブルがありつつも、普通に居酒屋として楽しめました。居酒屋スペースは喫煙可能なのが注意ですね。Curioや冬みかんにはありがたいですが、たい焼きにはちょっとつらそう。

我々は早い時間だったのでサクッと入れましたが、夕食時間には結構混んできて、入れないこともしばしば。そんな中でダラダラと居座る我々は、若干嫌な客だったことでしょう。でも、チマチマ頼んでるし…。こういうところだとみんな長居しないんだね。回転率半端ないよ。女の子二人組とか来ると、ちょっとテンション上がる。縁日でもないのに、浴衣の女の子たちが隣のテーブルでお酒を飲んでいるんだよ!しかし、思いのほか外国人が多かった。そして若い子たちが多かった。みなとみらいの万葉倶楽部はおっさんおばさんばかりなのに…。

3時間以上ダラダラしていましたが、さすがに時間がまずい。このままでは家に着くまでに日付が変わってしまう。東京都下と神奈川県だからね。田舎民はつらいね。早く帰りたいけど、体が冷えまくり。お店の中で扇風機回っているからね。お風呂で温まってから帰るとしようか。

今度はちゃんとメガネしたまま入りましたよ。体洗うわけでもないのにね。冷えた体に温かいお湯が沁みるぜ。20分くらいだったかな?相変わらずの無駄話を切り上げて、退店準備。いろいろとゴタゴタした結果、乗る予定の送迎バスに間に合わず。まぁ、そんなこともある。私の前で駐車券で揉めてたおっさん、ゆるさへん…!

のんびり風呂入って、ダラダラとお酒飲んで、一人頭5,000円ちょい。飲食を若干抑えたとはいえ、なかなかのコストパフォーマンスではなかろうか。年度末優待じゃなかったら、プラス1,000円だったけど。送迎バスで東京テレポート駅に戻り、臨海線で解散。私はギリギリ日付変更前に帰宅できました。引っ越し準備でバタバタしていた時期でしたので、奥様の目線が怖かったです。

なかなかに満喫できた休日でした。外回りから内勤に戻って、仕事や転居でバタバタしていたので、久々にアホみたいにはしゃげてよかったよ。

翌日、1/1ガンダムのフィナーレが行われました。撤去前に見れてよかったよね。そのフィナーレで、次は秋に1/1ガンダムユニコーンが登場することが発表されましたけどね。

3月17日

2017-03-17 | Weblog
そういえば、クリスマス会についてまとめるのを忘れてました。もう3ヶ月前の話だよ!備忘程度にまとめようと思ったけど、もう十分忘れてます。

今回は、元同居人嫁が引っ越ししたので、新居での開催となりました。彼女の最寄り駅は変わっていませんが、私も引っ越しているので遠くなっています。ガッデム。なんかめっちゃ乗り換えを繰り返して、目的の駅に到着。ついついいつもの癖で南口に出てしまいましたが、彼女の新居は北口でした。北口に行こうと踏切が開くのを待っていると、後ろにピッタリ張り付いてくる子連れの不審者が。こういうときは目を合わせると殺られるので、気づかないフリをしましょう。踏切を渡ってもピッタリくっついてくるので、仕方なく声をかけてみました。

ア「あれ、まだオレだけ?」
元「いやー、おすぎさんが南側に出ちゃうから焦ったよ」

寿導を連れた元同居人でした。どうでもいいけど、寿導すごく眠そう。元同居人嫁の実家に寄り、駅に戻って後から来た参加者と合流し、プラプラとディスカウントストアへ。アレやね、安いけど品揃えは少ないね。とりあえずビールとおつまみ系だけ買って、冬みかん夫妻と合流して、別のスーパーへ。なんかいろいろ買った。

そして元同居人嫁宅へ。準備をしている元同居人夫妻を横目に、とりあえずグダグダ。元同居人がピザ焼いてくれるから、それをつまんでました。パラパラと人が集まってきますが、今回もたい焼きはお休みです。彼のクリスマス欠席率は半端ない。ヤージーも仕事が忙しいようで欠席。それなりに人が集まったので、乾杯しましょう。

チキンは冬みかん夫妻が用意してくれました。一羽丸々の燻製チキンです。ボリューム半端なし。そしてうまい。ウチの近所に肉の加工工場があるのでレッグの燻製はよく食べるのですが、一羽丸ごとだといろんな部位が楽しめていいね。味付けもちょっと違うし、めちゃウマだね。ボリューミーなチキンとは別に、Curio特性の豚バラ煮込みもあります。コーラで煮込んだそうですが、肉が柔らかく、味付けも絶妙。めっちゃうま。これは酒が進むわぁ。テーブルの上は肉が山盛りです。なんだここは、天国か。

一方、子供たちはカオス。バタバタ走り回ったり、おもちゃを取り合ったり、カーズについて解説してくれたり、ご飯食べなくて怒られたり。なんか親族の集まり的な雰囲気になってきたぞ。私はこういう所帯染みた空気は嫌いじゃありませんけどね。それより、何故か男連中が隅っこに集まっているのが気になる。何故にこんな肩身が狭そうなんだ…。そりゃ嫁連中に聞かれたら困る話をしているけどさ…。

チビッ子連中は男の子ばかりです。元同居人のところは二人とも男の子、たっくんも男の子、別の友人のところも男の子。しかし、遂に女の子が加わったんだよ!別の友人の二人目が女の子でした。いやー、女の子めっちゃ可愛いね。姪っ子でも思ったけど、男の子とは違って、動きが愛らしいよね。いや、変な意味じゃないっすよ、ホントっすよ、マジでマジで。

楽しい時間もあっという間。ケーキを食べてお開きです。このケーキ、ツムツム仕様なんですね。今はこういうのが人気なんだなぁ、おじさんの小さい頃はホールケーキのほうがテンション上がったけどなぁ。だいぶお腹いっぱいですけど、甘いものは別腹ですね。

いやー、楽しかった。しかし、これから帰らなきゃならんのね。おうちが遠いって大変だわぁ。何故か一般道を10分も歩く乗り換えをYahoo乗換案内に指示され、フラフラになりながら帰りました。まぁ、武蔵小杉での乗り換えは、駅構内を10分も歩くんですけどね。乗り換えって何だ。

今年も意外と集まったなぁ。この歳になると疎遠になるもんかと思うけど、仕事や体調不良じゃなければみんな来るのね。素晴らしい。みんな家持ちになってきたから、小さい子がいても集まりやすいってのも大きいかも。

ホント、うちだけ遠いことだけが残念です。

3月13日

2017-03-13 | Weblog
サラリーマン、マンションを買う。引き渡し編

遂に、決済実行日。銀行に、売主と司法書士と仲介業者である不動産屋が集まりますよ。なんで仲介業者が必要なんでしょうね、契約締結で終わりじゃないんですかね。ひたすら振込用紙と引出し用紙に名前と金額を書く。そしてハンコを連打。それを銀行員が持って行き、待つこと20分で、現金がこんにちわ。残念ながら大半が振込みなので、目の前に現金が積まれることはありませんでした。3,000万の札束、見たかったわ…。

司法書士、売主、不動産屋に払う金額を念のため数えて、手渡し。ここで不動産屋は退席。さようなら、もう会うこともないでしょう。司法書士も、登記のために退席。売主は、カギや宅配ボックスの説明をした後に退席。まだ給湯器とか使ってないから、調子悪かったらご相談かなぁ。『何かあったらすぐ言ってください!』と言ってくれたよ。売主が企業だと、こういうところは安心だね、融通効かないけど。

その後、火災保険屋さんが登場。今まで電話では何度もやり取りしていましたが、お会いするのは初めて。なかなかのナイスミドルで、雰囲気は片岡愛之助っぽい。営業だけあってトークもうまい。もろもろあって、今回の取引で数少ない信頼できそうな人でした。

今回、一番頼りになったのは、お断りしてしまったけどD銀行の担当者でした。ローンについて右も左もわからない私に、1から10までちゃんと教えてくれました。資料作成などで担当が離席すると、何故か所長が出てきて雑談してくれるんですけどね。所長、暇なの…?プラン的にも悪くなかったんだけど、金利がもう少し安かったら…。

A銀行も担当の子が頑張ってくれたし、ミスも少なかったよ。ミスと言っても資料の記入内容を間違えるくらいで、後日訂正とかで済むから被害は全然なかった。期日にもちゃんと間に合わせてくれたし、わざわざ不動産屋のそばの支店の会議室用意してくれたりしたし。D銀行と比べてサポート感はなかったけど。決済前に異動になっちゃったけど。

まーなんにせよ、これで多額の借金を背負い、資産を有する身分になってしまいました。人生、順調に詰んできているね。

2軒を維持しても何の得にもならないので、さっさと引っ越しの準備を進めましょう。もともと荷物の少ない家ではありましたが、交渉がうまいこと進んでしまい、この繁忙期に見積もりから半分になるという快挙。というかここまで下がるってさ、見積もりってなんなんだよ…。言い値どおりだったら、どんだけ利益出るんだよ…。

引っ越しの準備を進めつつ、新居の準備も始めなければ。まずはバイクの準備だ。不動産屋は駐輪場空いているって言ってたけど…。

管理人「大型用は空いてませんよ」

ガッデム!

ア「250ccのスクーターなんですけど、どこにも置けませんかね…」
管「そうですね…ミニバイク用のスペースを横並びで2つ使っていいので、そこに停めてください」
ア「やったぜ」
管「その代わり、利用料はミニバイク2台分頂きます」
ア「大型用の値段と同じじゃないですか」

まったく、不動産屋は信用ならんな。もう会うこともないからいいけど。あとは部屋の掃除しないとな。ハウスクリーニング済みとはいえ、2ヶ月経てばホコリも出るし。幸い、知り合いに元ハウスクリーニング業がいるので、手伝いに来てもらいました。用具は売り払ってしまったらしいですが、ノウハウとか着眼点とか欲しいんです。

まずはシンク周りのパッキン?の交換。カビがひどくて『これは交換してください』と言ったら、不動産屋に『これくらい、ホームセンターで用品を買えば自分で交換できますよ』と言われて引き下がったんだよね。

ハ「うわぁ、これかぁ…これはシロウトには無理だぞ…」
ア「え?不動産屋は簡単だって言ってたけど…」
ハ「直線なら問題ないけど、曲線だと相当難しいぞ」
ア「えー…じゃあカビ取り剤使うしかないか」
ハ「いや、こりゃ相当根が張っているから効果薄いぞ。とりあえず交換してみよう」
ア「頼む。多少はみ出てもカビで真っ黒よりマシだ」

マジ不動産屋、なんなんだよ。テキパキとパッキン?を剥がしていくけど、確かに深いところまで真っ黒。こりゃカビ取り剤じゃダメだな。めっちゃ丁寧にマスキングして、上から埋めます。

ア「いや、そんなに丁寧じゃなくても…多少汚くてもいいぞ?」
ハ「気が散る」

プロってめんどくさい。しかしホントにハウスクリーニングしたのかよ。シンクは水垢だらけだし、窓はくすんでいるし、床になんか粉みたいなの落ちているし、玄関に泥ついているし、外の荷物入れは砂だらけだし。極めつけはトイレですよ。使用禁止の札を外して便座を上げてみたら、陰毛付いているんですけど。カム着火インフェルノですよ。

知り合いを呼んで本当に良かった。だいぶキレイにしてもらい、お別れ。あとは引っ越し当日の話とか、カギの話とかするために管理人に相談に行かねば。

ア「カギの交換ってどうすればいいんですか?」
管「うちはノータッチなので、ここの業者に電話してください」
ア「はーい」
管「いま4本お持ちですよね?」
ア「……は?」

3本しかカギをもらっていないんですけど。え?1本どこいったの?もうこれ以上揉めたくないよ…疲れるよ…。でもカギが行方不明とか、セキュリティリスクデカすぎ。元々シリンダーを変えるつもりだったけど、さすがにひどい。この件で売主と不動産屋と仁義なき戦いに発展するんですけどね。激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですよ。久々にマジギレしたけど、細かく書くと日記2日分くらいになるから省きます。

引っ越し準備でイライラ気味な嫁にビクビクする日々を過ごし、前日には無事に荷造り終了。明日は朝から慌ただしいので、早く寝ましょう。が、眠れない。なんだろう、興奮しているのかな。これは新居が楽みというより、ゴタゴタの新居に引っ越すことの不安な気がする。ようやく眠れても3時間ほどで目が覚め、気づけば始発の通過音が聞こえてきました。はぁ、つらい。

そして引っ越し当日。食欲ないっつーか、胃が痛い。身だしなみを整えて洗面具やカーテンや電灯を片づけて、あとは引っ越し屋が来るのを待つだけ。まぁ、時間通りに来ないんですけどね。寒いし、胃が痛いし、早く来てくれないかな…。

『渋滞に巻き込まれちゃって…』と現われたのは、松山ケンイチ似のイケメン。引っ越し作業は雑でしたが、大変テキパキと進めて頂き、1時間半で搬出完了。早い。後で気づいたけど、コタツの天板が傷ついてたわ。嫁は早々に新居へ、私は引き払いのために不動産屋待ちです。また不動産屋が遅れるし…。引き払いが終わり、バイクで新居へ。道路混んでるし…。

あ、引っ越し作業中に、カギの件で不動産屋から電話がありました。こっちは搬出作業まっただ中だっつーのに40分電話してますからね。人のことをクレーマー呼ばわりですからね。話は堂々巡りだし。信用できないっつーか、嫌い。

私が新居に着いた頃には、荷物の搬入はほぼほぼ終了しており、家具の設置に入っていました。嫁のご両親が手伝いに来てくれていてましたよ。並行して、エアコンの設置業者も来ていまして、なかなかにカオス。設備の再確認をしてみると、IHコンロのスイッチが接触不良、トイレの電球が切れかかり。早急になんとかせねば…。カギで揉めているところ申し訳ないけど、売主にIHコンロの不具合を報告したら、すぐに修理の手配をしてくれました。電球は買い出してもらおう。

搬入が終わり、嫁家族が足りないものの買い出しに行き、エアコンの設置業者が帰り、私は新居にポツン。今まで慌ただしかったからむしろ落ち着く。胃は痛いし、不動産屋へのストレスMAXだし、やる気が起きない。でも片づけないと奥さん怖いので、とりあえず配線周りを頑張りました。

嫁家族が電球買わずに帰宅して、とりあえず早急に必要なものを出し終えたところで、ちょっと早いけど夕飯へ。ずーっと言ってみたかったくら寿司へ。車がないと行けないからね。寿司は並というか、昔よりちょっとバリエーションが減った気がする。まぁそこはいいんですよ。今日の目的は担担麺ですから。400円弱ということで、ボリュームは大変控えめ。でも味はかなりいい。魚介出汁のスープにゴマとラー油の香りが程よく効いているし、麺が太麺で予想以上に美味しくて、強いスープに合ってたよ。来た甲斐があったぜ!シャリカレーパンも食べたけど、ちょっと不思議な味でこっちも美味しかった。次回は普通のラーメンと、シャリカレーと、シャリコーラだな!

段ボールの山の我が家に帰宅。夜になると昼にはわからなかったところが見えてくるね。とりあえずカーテン買わないとダメだってことがよくわかりました。食洗機の使い方がわからずアタフタしたり、風呂の天井がカビてたり、玄関が今までより広くて宅配受け取りが大変だったり、いろいろあるねぇ…。まぁ、無事に搬入が終わって、風呂も入れて、寝られるから良しとしよう。あとは週末だな。

で、週末。土曜は結婚式の二次会だったため、荷物の整理だけで終了。決戦は日曜日でした。二日酔いか、頭が痛い…。午前中に残った荷物の配置を終えて、段ボールはこれでほぼ撃破。午後は不用品の処分へ。これが思いのほかいいお金になった。買ってすぐダメになったデジタル一眼一式が6,000円に、読まない本や取り込み終わったCDが2,500円に、嫁の服がいくらになったかは知らんが、程よいお小遣いになりました。1,500円で買ったブルーハーツのCDが、1,200円で売れるとは思わなかった…。DearS全巻セットが45円にしかならないとは思わなかった…。

その足で家具屋へ。カーテンは嫁が目星を付けていたのですんなり決まりましたが、問題はソファとダイニングテーブルです。ソファは見れば見るほど悩み、ダイニングはアウトレット品をタッチ差で買い逃す痛恨のミス。家具が揃わない…。その後、嫁の実家で義兄家族も含めてお食事。今後、これが増えるんだろうなぁ。

現在、そこそこ広いリビングに小さなコタツとテレビがポツンな感じ。早くテーブルとソファを買わねば。それが終われば引っ越しも一段落。これから少なくとも10年はここで暮らすとなると、感慨深いね。通勤時間の長さに早く慣れなければ…。

3月10日

2017-03-10 | Weblog
前回までのあらすじ。今の家に不満が溜まり、引っ越すことを決めたアレックス夫妻。人生で一番高い買い物のプレッシャーと不動産屋の猛攻に耐えきれず、アレックスは冷静な判断ができない状態に。世はまさに大後悔時代!

不動産なんて買ったことありませんから、何をすればいいのかわかりません。ローンの仕組みだってよくわかってないし。いつまでに何をしなきゃいけないのかサッパリです。印鑑証明書って言われても、実印すら持ってないんですけど。売主が企業なので、締日だけが決まっている状態。1ヶ月で準備ってできるものなの?

不動産屋「全然大丈夫です!ローンの事前審査が2~3日で降りて、本審査が5日くらい。それから契約して決済ですから、余裕ですよ」
ア「でも実印もありませんよ?」
不「大丈夫です。とりあえずウチと付き合いのあるところは進めておきますので、他の銀行を使う場合はアレックスさんで手配してください」
ア「はぁ」
不「あ、決済だけこの近辺で出来るようにしてくださいね。全然焦らなくて大丈夫ですから」

そう言われても、高い買い物だし焦るよね。翌日、即行で会社の提携銀行とかメインバンクとかのローン専用窓口に電話をしてみたよ。

A「1か月後に決済とか、無理ですよ。1ヶ月半は必要です」
B「普通にやったら間に合いませんね」
C「うちは45日で案内しているんで」

どこもダメじゃねえか!どの銀行も、『ここでは判断できないから、直接支店か担当に問い合わせろ』とのこと。

審査が通らなかったら手付金没収無しでキャンセルになるらしいから、『いっそのこと審査落ちないかなー』が最近の口癖。

ア「おい、どの銀行も1ヶ月は無理って言ってるぞ」
不「そんなはずありませんよ!1ヶ月あればローンの審査は全部終わりますよ」
ア「A銀行もB銀行もC信託も無理だって言ってるぞ」
不「C信託はわかりませんが、A銀行もB銀行も、うちと付き合いのある担当者は大丈夫だと…」
ア「それっておかしくない?」
不「うーん、言い方はアレですけど、それは担当者がよくないと思います…」
ア「(あ、これはウチと提携している支店使えってことだな)お宅経由のD銀行は大丈夫なんだな?」
不「はい!アレックスさんがちゃんと動いてくだされば!」
ア「わかった、じゃあそっちは引き続きお願いします。その他はこれから直接担当とやり取りするわ」
不「念のため、こっちの支店の担当者にも話しておきますね!あ、印鑑証明も今週中にお願いします」
ア「は?実印ないよ?まだいいって言ったじゃん」
不「いや…そんな…今週末にD銀行に出さないと…」
ア「だから、印鑑ないよ。引き渡し延ばして」
不「それは出来ないので、なんとかして頂かないと…」
ア「平日だよ?無理に決まってるじゃん(実家に取りに行くだけだけど)」
不「あのぅ…最悪、安いハンコをいったん登録してもらって…」
ア「はぁ…わかった、考える」

何が焦らなくていいだよ。即行で動いたから良かったものの、全然ダメじゃないか!この不動産屋、大丈夫か。翌日、午前半休を取得してA銀行へ。担当が若いお姉さんで若干ビビる。惚れるとかじゃなく、期日短いのに大丈夫かという面で。愛想があって、親しみやすそうな人ですけどね。即行で仮審査を申し込んで、翌週に本審査、その翌週に契約で、ギリギリ決済は間に合いそう。

その翌日に、会社と提携しているB銀行が来社。こっちも若そうな女性だけど、愛想なし。対応もめっちゃ事務的で、話していてツラい。きっと、何十件とウチの会社から相談を受けてルーチンワークになっているんだろうなぁ。期間が短いということで、仮審査と本審査をほぼ並行して走らせることに。

C信託は、電話での対応。取り急ぎネットで仮審査の申し込みをしてほしいとのこと。決済日は45日後を入力して、備考欄に本来の決済日を入力して、申し込みを実施。

ふー、とりあえず仮審査の申し込みは一通り終わった。あとは結果を待つのみだなぁ。

不「D銀行の仮審査が終わりました!本審査の手続きが必要なのですが、印鑑証明はどうなりましたか?」
ア「印鑑は手に入れたから、あとは登録に行くだけ」
不「ありがとうございます!土曜日にアポ取っておいたので、申し訳ありませんがそれまでに…」
ア「はいはい」
不「あとですね、課税証明書というものが必要でして…」
ア「はぁ?まだ何か要るの?」
不「いくら税金収めましたよっていうもので」
ア「あー、あの6月くらいに来る細長い冊子状のヤツね」<既にA銀行で用意するように言われてる
不「そうですそうです!」
ア「どこにしまったか忘れた」
不「形は違いますが、市役所で取れますので印鑑登録と一緒に…」
ア「あれって1月1日時点に住んでた場所じゃないの?1月1日は帝都在住だよ」
不「いやいや、大丈夫ですので!」

はい、取れませんでした。印鑑登録はスムーズで、30分かからず終了。税務課に行って『かぜーしょーめーしょください』って言ったら、『ぼうやは年明け時点で帝都在住だから、帝都でもらってきてね』って言われました。ランボー、怒りのクレーム電話。

ア「取れませんでしたよ」
不「え!?ちょっと確認しますね……あのー、冊子みたいなものでも…」
ア「だから、どこにあるかわからない」
不「となるとですね、前のお住まいまで取りに行っていただくしか…」
ア「……会社と相談します」

この不動産屋、本当に大丈夫か。言うことが信頼できん。この時点で出社までまだ時間の余裕があったので、取りに行きましたけど。1年ぶりに浅草線に乗ったわ。会社に間に合うようにダッシュしたから、めっちゃ疲れたわ。

一通り仮審査が通りましたが、悩ましい。初期費用と利率がそれぞれ違うから、仕事しないで返済額計算に明け暮れる日々。利率がゲロ安でも初期費用が高いとか、初期費用がゲロ安でも利率が高いとか。エクセルの関数がうまく動かなくて発狂しました。HLOOKUPが変な値を返すんだよ!出来ればIF文連発はやりたくないんだよ!

13年目に支払額が逆転するんだよなぁ。10~15年住む予定だから、めっちゃ微妙…。繰り上げ返済が増えると逆転が後ろ倒しになり、繰り上げ返済が減ると前倒しになる。うーん…まぁ、どっちでもいいやってことで、なんとなく不動産屋に勧められた銀行はイヤなので、自分で調整した銀行にしました。で、実際にハンコを押してみたら、初期費用が安くなってました。ラッキー。

さて、あとは引き渡しを待つだけですが、その前にやるべきことがあります。そう、不動産屋へのクレームです。大きなミスはないけど、小さなミスが多くてこっちの手間ばっかりかかってしまう。そりゃないだろうと。

ア「というわけで、その辺はどう考えているわけ?」
不「申し訳ございません!」
ア「担当者が頑張ってくれているのはわかるけどさ、こっちも迷惑被っているんですよ」
不「誠に申し訳ございません」
ア「とりあえず、次のステップについてちゃんと整理して」
不「わかりました!」

で、出てきた資料に既に矛盾点。『支払いは全部口座引き落としなので、手数料などは全て口座に入れておいてください』って書いてあるのに、所々に『支払方法:現金』って書いてある。現ナマも要るの?どうなの?もう面倒なので、メールで送ってみた。『支払方法に現金とありますが、現金の準備は必要でしょうか。あと、あまりにもひどいので仲介手数料の減額をお願いします。10%引けとは言わないが、端数を切れ』翌日、電話がかかってきました。

不「わかりづらくて申し訳ございません!支払方法は現金ですが、その場で口座から出すのでハンコだけお願いします」
ア「わかった」
不「あと、仲介手数料の変更はできません」
ア「なんで?」
不「仲介手数料は、売主と買主の仲介にかかるお金なので、アレックスさんは既に契約が終わっていますので…」
ア「ふーん、つまり、契約書にハンコを押せば、もう終わりってこと?」
不「いや、そういうわけではないんですが…」
ア「こっちは、不動産なんて買うのは初めてなわけですよ、あなた方の言うことを信じて動くしかないんですよ」
不「はい、わかります」
ア「で、信じて動いたら違いましたって言われてさ、私は職場にも迷惑かけてさ、交通費も余分に出してさ、いろいろやっているわけ」
不「はい」
ア「それでその対応ですか?」
不「アレックスさんのお気持ちはよくわかりますが、既に決まったことなので」
ア「そりゃおかしいでしょ、実際に仲介手数料を変えた事例を知っているし」
不「こちらに重大な落ち度があれば、そういうケースもあり得ますが」
ア「こっちがいろいろ動いたから重大なケースにならなかったんじゃなくて?課税証明書とかさ」
不「それについては、こちらに委任して頂ければ対応も出来たのですが、アレックスさんがおっしゃらなかったので…」
ア「はぁ!?委任できるなんて言わなかったよね!?」
不「普通は案内していないので…委任されたらなんでも出来てしまうので嫌がるお客様も…」
ア「案内されなきゃお願いできるわけないでしょうが!」

その後もあーだこーだすったもんだと押し問答をすること40分。結論は出るはずもなく、私がケツカッチンです。

ア「とりあえず、そちらの言い分はわかった。減額が無理なら、なんか誠意を見せろ」
不「わかりました、考えます」
ア「何度も言うが、頑張ってくれているとは思う」
不「わかっています、私も理不尽な要求をされているとは思っていません」

で、数日後

ア「どうなった?」
不「やっぱり無理です」

もうあきらめた。さっさと契約を終わらせて、この業者と縁を切りたい。冬みかんが『不動産屋はしっかり選べ』って言っていたのがよくわかりました。大手のフランチャイズだから安心だと思ったのに…ケイン・コスギを嫌いになりそう…。

3月6日

2017-03-06 | Weblog
サラリーマン、マンションを買う。物件決定編

約1年前、結婚の話がまとまってきて住む家を探す必要があったのですが、私が外回りに変わるタイミングでしたので時間の余裕がほとんどなし。嫁の職場に行きやすくて私の本社に行きやすいところ。クリスマス返上で家探しして、なんとか今の家に落ち着きました。

大して吟味せずに選んでしまったので、今の家は小さな不満が多い。嫁に引っ越しを提案しては拒否られ続ける日々でしたが、あるとき嫁が暴発。『もうこの家はイヤ!引っ越ししたい!』いや、ずーっと提案していましたけど。ところが外回り中の私はシフト勤務だったため、嫁と予定が合わずに家探しは一向に進まず。晴れて内勤に戻りましたので、重い腰を上げた次第にございます。

引っ越したいと言っても、決めなければならないことがいっぱいあります。どこに住むか、賃貸か購入か、譲れない条件は、などなど。一応、ゆくゆくはウチの親との二世帯住宅を予定しているので、今回住む場所は奥様に決定権を譲渡。職場優先でもプライベート優先でも好きな所にすればいい。で、嫁の実家近辺で探すことになりました。私の職場も実家も遠くなるねー。そういう話を新年に親父殿や義兄さんとしたところ、嫁にえらく怒られました。オレ、なんであんなに怒られたんだろ。

賃貸にするという選択肢は、二人とも無し。毎月の支払額が同じなら、購入のほうが設備がいいからね。ゆくゆく出ることを考えると、二束三文で買って二束三文で売る作戦。戸建てとマンションなら、嫁はマンション派。次が戸建だから、私も反対せず。維持費は高くなるけど、管理楽だし売りやすいし。譲れない条件は、嫁は水回りと2階以上、私はバイク置場。早々にバイク置場は却下される。候補が狭まるから、最悪近隣に(自腹で)借りろと。冷たい。

なんとなく条件が決まったので、物件検索アプリで候補を絞り、見たいなーと思った物件2つを取り扱っていた不動産屋にコンタクト。二人ともポッカリ予定が空いたので、その日をピンポイントで依頼したところ、無事見学できました。

一軒目は、異様に広くて安いマンション。14階建ての9階部分で、展望は最高。設備も充実しているし、築10年くらいだからまだまだキレイ。難点は借地権であること。50年後は更地にして返還になるので、売りづらそう。広さ的にも近隣環境的にもファミリー向けだから、売らずに賃貸にするという手もある。私はとても気に入ったのですが、嫁が反対。駅から遠い(徒歩14分)、借り手がつかないリスクがある、広すぎて掃除が面倒、広すぎて光熱費が心配などなど。15分くらい歩けよ…それに目の前バス停だから、バス使えばいいじゃん…。

二軒目は、駅近の一般的なマンション。駅から徒歩6分にもかかわらず、お値段めっちゃお手頃。窓が二重になっていて、防音断熱がバッチリ。食洗機が付いているのも地味に良し。ただ、2階部分なので展望がイマイチで、隣の一軒家のベランダや前のプレハブの屋根が目の前。日当たりは大丈夫だけど、圧迫感が半端ない。そして各部屋が若干狭い。二重窓は性能いいけど窓開けるのが面倒。しかも既に申し込みが入っているらしいのでそもそも無理。

ま、こんなもんかって感じでこの日は終了。不動産屋には『今年中に決まればいい』と伝えたけど、不動産屋は今年度の売り上げにしたいから結構必死。『金利もジワジワ上がってますし、いい物件はこの時期がやっぱり多いです!いい物件が出たらすぐに決めちゃいましょう!なければ、のんびりいきましょう』って感じで、一応のんびりとは言いつつも決められるなら決めたいご様子。まぁ、そりゃそうだ。

二週間後、再び見学。不動産屋から『リフォームが終わったばかりの物件があるから見に来て』と連絡がありました。

一軒目は、また物理的に高いマンションで14階建ての11階。これまた眺めは最高。キレイにリフォームされていて、琉球畳の和室がオシャレ。ディスポーザーが付いているのもうれしいね。しかも駐車場が500円/月とめちゃ安。バイクもめちゃ安。ただ、消防署が目の前、総合病院が対面という、消防救急の音が心配。そして駅から若干遠い。遠いのはいいけど、裏道っぽいところを歩かなきゃいけないのが嫁NG。年に2回、花火が目の前で見られるらしいけどなぁ。

二軒目は、超駅近。図面上では徒歩2分だよ。14階建ての4階ですが、建物がL字になっていて、低い方の建物なので最上階。目の前は普通の住宅街なので高い建物がなく、4階なのに展望もいい。食洗機が付いているのが地味に良し。4LDKを3LDKにしただけあって、リビングめちゃ広。風呂場に無駄にサウナが付いてる。ベランダがめちゃめちゃ広いのは良し悪し。便利だけど、日光が室内に届きづらいくて寒そう。細かな収納がたくさん付いているけど、大きな収納が少ないので服が心配。駅まで地図上は徒歩2分だけど、部屋がマンションの奥のほうの上に、改札からホームまでめちゃ遠い。結局徒歩10分くらい。そして高い。

今日の二軒目はそんなに悪くなかったなーと思ったら、不動産屋からの猛プッシュ。『10点満点の物件なんてないですよ!』『金利もどうなるかわかりませんよ!』『ここを逃すと次いつ良い物件が出るかわかりませんよ!』まぁ、不動産屋も決算が近いだろうし、売上上げたいんだろうなぁ。『とりあえずローンの事前審査だけ取っちゃいましょう!』と言われたので、金がかかるものでもないのでトライ。この時点で13時、お腹空いた。

事前審査なんて、通っちゃうよね。一般的には高い物件でもないし、夫婦とも定職ついてるし。不動産屋からの『それ買えやれ買え』ラッシュに、奥様と辟易。お腹空いたから帰りたい。でも、不動産屋の言うことも一理あって、奥様の条件を満たす物件となると、今のところはここ以外は初日の2軒目しかないんだよなぁ。引っ越しシーズンで出てくるかもしれないけど、出てこないかもしれない。今年中に決めたいけど、結局ここよりいい物件が出なくて残念な思いをするのもイヤだしなぁ。今の家の大家にお金を払い続けるのもイヤだし。

あ、このこと書いてなかったかも。ワタクシ、大家に不審者扱いされたんですよ。知人と釣りに行って、家まで送ってもらったんです。駐車場で降ろしてもらって、防寒具だの釣果だのを整理して、さぁ部屋に戻るかってタイミングで声をかけられたんです。

大家「すみません、どちらさまですか?」
ア「(は?お前が誰やねん)502のアレックスですけど」
大「あ、いやー、失礼しました、私大家です」
ア「あー、どうも」
大「いやね、さっきから見てたんですけど、不審者がいるなって…」

不審者なのは否定しませんけど、それ、本人に言っちゃダメじゃない?他にも、設備に関しても小さい不満が積もり積もってる状況なので、そこにお金を払い続けることに疑問。ローンの支払額と家賃はそんなに変わらないし、買っちゃってもいいかなぁ。

不「人気物件なんで、すぐにおさえないとなくなっちゃいますよ!」
ア「えー…」
不「既に1件、仮予約が入ってますよ!」
ア「(ホントかよ…)じゃあ1%下げてくれたら考える」
不「わかりました!ちょっとお待ちください!」

ホントはもっと下げてほしい。サウナ要らないから、50万円くらい下がんないかな。

嫁「なんか乗り気じゃなさそうだね」
ア「乗り気じゃないっつーか、実感がないんだよ」
嫁「嫌ならやめれば?」
ア「嫌ではないんだって。嫁はどうなのさ」
嫁「私はどっちでもいい。買うなら今のところここが一番いいけど、今の家でもいい」
ア「不動産屋の猛プッシュがイヤなんだよ。オレひねくれてるから」
嫁「ひねくれてるのは知ってる。でもそんなんじゃ買えないじゃん」
ア「はいはい。でも売るタイミングとかがなぁ」
嫁「じゃあやめてすぐ二世帯にすれば?ダメとは言わない」
ア「(なに怒ってんねん…)」

不「0.7%なら下がります、ただし、今日中に契約が必要です!」
ア「えー?今日何も持ってないし…」
不「今日は三文判でいいので、百均で買ってきてください!」
ア「んー、どうすっかなー…新築から値下がりしてないしなぁ…」
不「こんな物件、もうないですよ!」
ア「はぁ…わかりましたよ、買いますよ、お腹空いたし。もう15時だし」
不「では18時にもう一度来てください!売主も来ますので!」
ア「すぐ終わるんだよな?2時間かからないって言ったよな!?」
不「大丈夫です!」

いまさらながらご飯を食べて、ハンコを買って、手付金をおろして、ダラダラして17時半過ぎに不動産屋に戻る。案の定、18時過ぎても始まらない。大丈夫かよこいつら。結局18時半くらいから、諸費用の説明開始。いやー、高いね。物件とは別で300万円くらいかかんのな。ちょっと雲行きが怪しいわ。つーか仲介手数料がフルに取られることに腹が立つ。

その後、重要事項説明が始まり、売買契約を結び、売主と顔合わせして手付金を支払い。不動産屋は笑いが止まらんだろうな…いろいろあって書いてて腹が立ってきた。結局、全部終わったのは21時半だし。何が1時間から1時間半だっつーの。

そんなこんなで借金を背負うことになりました。意外と使いづらい間取りと、思ったより高いコストにビビりまくり。『それでも満足度は今より高いはずだ』と自分を説得し続ける日々です。

因みに、初日の1軒目の超広い物件は、無事に売れたようです。別の階の間取りが似た部屋が賃貸に出ていましたが、想像していたよりもはるかに高い。ローンと維持費を考えても、毎月5万以上の利益だぞ…。やっぱ買っとくべきだったか…。

一方、初日の2軒目は、破談になったそうな。売主が焦っているのか、物件情報サイトに20件も載っています。もう少し早く破談になっていれば、うちが申し込んでいたかもしれない。いやー、危ないあぶない。

住宅ローンをどこで組むか苦悩するアレックスと、それをせせら笑う不動産屋。時間は容赦なく進み、決断を迫られたアレックスが目にしたものとは…。もうやめて!とっくにおすぎのライフはゼロよ!次回、『恐怖のお小遣い制!』絶対に見てくれよなっ!

3月3日

2017-03-03 | Weblog
ある日の会議。私のパソコンをプロジェクターにつないで資料を更新。

A「やり方についての項目を作って」
ア「承知しました、『しゅほう』っと」

画面に映し出される『主砲』の2文字。そして変換動作がプチフリーズ。またかよ。まぁ卑猥じゃないだけ昔よりマシだけどさ…。

B「おすぎさんって、野球ファンだっけ?」

そっちの主砲ではない。