自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

それは鼻とは認めない

2020-09-24 | 時事
ある日、久しぶりに会社の席で、溜まった事務作業をこなしておりました。部署によってバラつきがあるものの、席は1/10も埋まっていないなぁ。みんな在宅しているんだなぁ。

事務作業も一段落して、さあ通常業務を始めるかというタイミングで、ペロンとチャットが届きました。

『先日仕事をしたAさんが、コロナ陽性と判明しました』

んー…どういうこと!?

私は数日ほど別の仕事のヘルプに出ていて、その時ご一緒した人でした。/(^o^)\ナンテコッタイ

Aさんとは、屋外で一緒に仕事をしたり、食事をしたりしました。いろんな会社の人が集まっている現場だったので最初は警戒していたのですが、ある程度親しくなってしまうと緊張感が緩みますね。無意識に『知り合いがコロナのはずがない』と思ってしまう。だから個室で食事もしてしまいました。さすがに食事以外はマスクをしていましたが、食事中はノーガードでしたよ…。

Aさんが発症したのは、解散してから4日後。感染したのが仕事中なのか、解散後なのか不明。政府の定義では発症から2日前までが濃厚接触になるので、私は濃厚接触者にはあたりません。県の相談窓口に電話をしてみても、『おそらく保健所から連絡があると思う』とのことでした。おとなしく待つしかないか。

一応上司に状況を説明しました。すると、数時間後に上司から『大変なことになった』と連絡がきました。

上司「一応上司に連絡しておくか。ヘルプに出た部下が、ヘルプ先でコロナ陽性者と接触していました」
上司の上司「なにぃ?ヘルプ先の管理はどうなってたんだ!?クレーム入れちゃる!」
なんやかんやあって偉い人「うちのところでコロナが出たらしい。すぐにオフィスを消毒しなさい」

いや…私まだ陽性だと決まったわけでは…。帰りの電車で肺が痛くなって立っていられなくなりました。家に帰って水分とって安静にしたら落ち着いたので、若干脱水気味だったんだと思いますけど。また、すごく疲れやすくて汗をかきやすくなった気がします。熱は全然ないんですけど。

この日から、家庭内隔離が始まりました。家でもマスクを着けて、可能な限り寝室におこもりです。でも、こういう時にかぎってムスッコが甘えて来るんだよなぁ…。何か違和感を感じるのかね。そして、ほぼワンオペとなった奥さんの機嫌がすこぶる悪い。

翌日、接触確認アプリCOCOAから、陽性者との接触通知が届きました。入れておいて良かったぜ。通知の中身を確認すると、Aさんと会った日がズバリでした。Aさんも入れておいてくれたんですね。一緒に仕事をした他の人たちも同様に通知が来たそうです。

アプリの案内に従って改めて相談窓口に電話をしたところ、保健所から折り返し電話が来ました。接触状況や現在の体調など、長々と話をした結果、PCR検査を受けることになりました。一緒に仕事をした他の都内の人や大都市の人たちは『あなたは濃厚接触者じゃないから落ち着いてください』と言われたそうなので、受けられてラッキーですね。田舎だから空いているのかな。

PCR検査当日、ドライブスルー方式なので愛車で出発。ドライブスルー方式じゃなくても公共交通機関使えないけど。換気を良くしてお越しくださいとのことなので、窓は全開です。なんだかばら撒いている気がしてちょっと罪悪感。場所は何となくわかってはいたものの、念のためにナビに従って行ったら超渋滞に巻き込まれました。20分前に着くはずが、着いたのは3分前だよ。焦ってわき見して事故りそうになったわ。

会場に着いたら、窓は全部閉めます。案内の人が、プラカードで指示を出してくれます。案内してくれたのは、服装的に消防団員かな。今日も暑いのに外で立ちっぱなしで申し訳ない。私はエアコンガンガンの車内にいるというのに…。あと、私服の若いお姉さんたちは市役所や保健所の人かな?休日なのにご苦労様です。ホント頭が上がりません。

会場は公園なので、公園内を車で走るという非日常にドキドキ。木の根でアスファルトが持ち上がっていて、擦りそうでドキドキ。区切られてはいるものの、PCR会場のすぐ脇では子連れが散歩していてちょっと不安。窓閉めているけど、万が一の感染は怖くないのかな。

何故か時間通りに着いたわけですが、入ってすぐのところでいったん待機。前に1台待っていました。その1台が進んで、私にも進むように指示が出ますが、少し進んだところでまた待機。そしてまた進むと、完全防備の人から『予約票と身分証を出して』と言われましたが、窓は閉まっているし、あちらはマスクとフェイスガードをしているので全然聞こえない。窓越しに提示して、また進みます。

そして遂にPCR検査です。窓を全開にして、マスクを着けて、名前の確認。それが終わると、鼻に例の棒を突っ込まれます。

鼻の奥の検体を採ると聞いておりましたし、奥さんがインフルエンザの検査でやったときのことも聞いていたので覚悟はしていたのですが、あれは鼻じゃない。鼻を通り越してのどちんこの上の方まで入ってきましたよ。

想像を超え過ぎてちょっとよくわからない。痛いのか痒いのかもわからない。混乱してンガンガ言っているうちに終わりました。鼻の奥にスゲー違和感が残るんですね。

到着から検査完了まで、大体10分ほどでした。私が出るときに入り口で待っている車は1台だったので、うまいこと回っている印象です。帰りは行きとは打って変わって、ナビに超裏道を案内されました。すれ違えない道は案内しないでほしい。

検査後に受け取った案内を見てみると、陽性の場合に自宅療養とするかホテル療養とするかの基準が書いてありました。自宅療養は、家族介護などで家から離れられない人。ホテル療養は、家に個室が無い人。我が家の場合は原則ホテル療養ですが、私が陽性の場合は家族が濃厚接触者になるわけで、私以外にも陽性だった場合にもうどうすんのって話で、奥さんの機嫌がめちゃくちゃ悪い。

私のような自覚症状なしだと、検査日から10日間隔離らしい。ご飯は弁当を運んでくれるらしいよ。その代わり家族でも差し入れとか不可だって。仕事はリモートで出来るから良いとして、問題は暇つぶしやな。録画番組を宅外視聴できるけど、チャプタースキップが出来ないし反応も遅いんだよなぁ。スマホとかに出来るだけコピーして、あとはスーファミミニで乗り切るか。

翌日、保健所から電話がありまして、陰性であることがわかりました。いやー、良かった良かった。無事、無罪放免です。大変なのはこれからです、ワンオペだった奥さんの機嫌を取らないといけません。

病は気からとは良く言ったものですね。Aさんの要請連絡を貰った後は体調が悪かったけど、実際にはなんともなかったわけですからね。検査結果が出るまでは複雑な心境でした。陽性率が低いのは知っていたので大丈夫だろうと思う反面、体調がすぐれないので罹患しているのではないかという不安。検査後は、諦めて陽性のつもりでいました。

なかなか貴重な体験でしたがもう二度とごめんですね。

あと5年しかない

2020-09-17 | アニメ
地球特捜隊ダイバスターについては、皆さんご存知かと思います。ご存知とは思いますが念のため説明致しますと、地球特捜隊ダイバスターとは、知的地球外生命体パピルスからの質問に備え組織された調査機関です。深夜番組ながら、フジテレビの公式サイトアクセスランキングで10位に入るという、カルト的番組です。

そのパピルスが地球にやってくるのが2025年なんです。あと5年しかないよ!

この前、倉庫部屋を整理していたら、ダイバスターのDVDが出てきました。私がダイバスターを知ったのは、確か元同居人と二人暮らしだったときに教えてもらった気がする。いったん実家に戻った時も録画をしていて、何故か家族総出で見ていました。でも最終回とか覚えてないんだよなぁ。

久しぶりにダイバスターを見ましたが、画面はまさかの4:3でした。そうだよな、ブラウン管で見てたもんな。みんなガラケー持っているもんな。

ダイバスターのDVDを揃えるべきか悩んでいます。欲しいけど見る暇がなぁ…。


夏の運動

2020-09-02 | 仕事
今年は暑いしコロナでどこにも行けないしで、完全に運動不足です。在宅勤務で通勤すらないから、腹囲の成長が半端ないよ。そんな夏も終盤になり、台風シーズンが近づいています。去年は千葉の停電が大変でしたね。ということで、災害復旧の事前訓練に参加してきました。

いやね、暑い。というか熱い。機材を車に積み込んだり、被災地を想定して組み立てたりするので、訓練は炎天下の駐車場で行います。アスファルトの照り返しが殺人的よ。そんな中で重量物を持ち上げて積み込んだり、細かなパーツの個数を数えたり。汗が止まりません。コンタクトレンズで来て良かったわ…。

辛いのは座り込んで行う作業です。ホントにアスファルトが熱い。火傷するぞ、コレ。そこに寝転がったり膝をついたり。嗚呼、意識飛びそう。

さらに辛いのが午後の作業です。8年前に支給された作業着、めっちゃキツイ…。数年前はぶかぶかでベルトをしていたのに、今では腹を引っ込めないと履けないよ。お昼ご飯を食べた後だと、腹に食い込んで苦しいよ。

体力的にも精神的にもキツイ訓練ですね。長袖長ズボン、ヘルメットにマスクという完全防備。3リットルの水分がキレイに無くなりました。それだけ水分とっても、朝10時から17時まで作業して一回もトイレに行ってないんですけど…。夏は怖いね。

そんな訓練を複数パターンこなしまして、一応災害時に対応できる状態にはなりました。出番はないに越したことはないですけどね。最後の訓練の翌日、ムスッコを抱え上げたら腰が死にました。2年ぶりのギックリ腰です。日常生活もツラい…。

出番はないに越したことはないです、ホントに。