自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

ミルフィーユこぼれ話

2019-10-08 | 仕事
いろんな宿に行ったけど、どこに行っても作業員がいっぱいでした。10泊予約とかしている人たちもいましたよ。駐車場は、ワンボックスや商用バン、作業車的な車でいっぱい。そこに交じって普通の観光客がいるから変な感じ。3日目の高級ホテルでさえ、駐車場は作業車がいっぱいでした。作業着の人たちが朝食を食べている横で、キャリーバッグを引いた観光客が『今日どこ行く?』という話をしていたのは、なかなかに滑稽。いや、観光でお金を落とすの大事よ。

ホントにいろんな会社が来ていました。私の活動地域では東北電力の新潟支社をよく見た。東電もいたし、協力会社各社の高所作業車は見飽きるレベル。電力関係ってこんなにいるんだって思ったよ。ほかにもdocomo、au、ソフトバンクも見た。auはいっぱい見たなぁ、特に広島とか岡山ナンバーの。逆にdocomoはほとんど見なかったな。活動地域の問題だと思うけど。某ラジオ局の移動通信車も見たな。アナウンサーみたいな若い女の子たちと、ディレクターみたいなおじさんたちが、楽しそうにコンビニの駐車場でご飯食べてた。

コンビニの駐車場は、休憩拠点と化してました。いろんな会社のいろんな車が止まっては出て行きます。かく言う我々も、とあるコンビニの駐車場を拠点化しました。買い物したので許してください。

宿の文句を言いまくりましたが、イオンモールの駐車場でテント泊していた電力関係の人たちがいるらしいので、ベッドで寝れただけマシですね。我々も、活動物資の中にテントと寝袋は入ってますけど。幸い今まで車中泊の経験はなし。

我々の活動地域は山間部の集落が中心だったけど、森林では木がバキバキに折れている。ニュースでもやっていたけど、空洞化していたらしいね。一方で田園地区だと防風がないので、家がやられているところが多かった。ビニールハウスは大半が倒壊していたし、ガードレールや看板も折れ曲がっているし、踏切のポールも折れてました。

いくつかの信号は発電機で動いていたのですが、燃料がなくなると当然止まってしまいます。見通しの良い国道だったので問題なかったけど、街中だったら怖いわ。そりゃ事故も起こる。そんな発電機を盗む地元民がいるんだから信じられないよね。弊社も数台盗まれてます。どこにでも頭のおかしい人はいるもんだ。

待ち時間が出来たので、同僚と車の中で映画を見ました。同僚が選んだのはサバイバルファミリーでした。いいチョイスしてるぜ。

活動中の位置情報は、常にGPSで本部に管理されています。時速100kmを超えると警告が出てしまうので、高速道路での移動も気を使います。ジョイフルで優雅にランチしているのもきっとバレてる。

資材管理所は、廃屋でした。昔は某社の通信管理施設だったようですが、使われなくなって久しいみたい。建物はボロボロだし、周りは雑草のジャングル。屋内には大型機器があったであろう部屋とか、監視員がいたであろう部屋とかありました。水道が止まっているので、トイレが地獄でした。ガソリンが大量に保管されていますが、へき地なので何か起きても周りに迷惑をかけずにすみますね。

ひたすらハイエースの中にいました。移動時間は長いし、時間が中途半端に空いても喫茶店とかないしね。長さにさえ気を付ければ、本当に運転しやすい車でした。ウン千万円の機材やガソリンを積んだ状態での運転は気を使いまくりでしたが。スポーツカーに煽られたりしましたが。

ガソリンって、そんなに簡単に持ち歩いていいの?と疑問でしたが、調べてみたら1つの容器で22リットル以下、合計で200リットル以下であれば問題ないようです。我々は20リットルタンクを3つ持っていたので、全然問題ありませんね。発電機への給油後にホースの水切りをちゃんとしないと、車の中がガソリン臭過ぎて気分が悪くなります。

延々と同じ地域を給油して周っていると、地元感が出てきます。道も覚えちゃって、途中からナビを使わなくなりました。田園地帯と山という景色が、私の祖父母宅を思い出させる。なんかもう、おばあちゃん家に来た感が半端ない。何回かつい『帰ってきた』って言っちゃったもん。

せっかくなのでお世話なったゴルフ場でゴルフをしようかと思ったけど、なかなかのお値段でした。そもそもアクアラインを渡るってのは移動時間と交通量的に結構なハードルだし。

他にも言いたいことがあったはずだけど、思い出せない…。これが老化か…。

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