ノストラダムスの大予言
五島勉さんへ、新解釈を。
1999年7の月、アンゴルモアの大王が現れて、世界は終末へ。
ノストラダムスは、言葉を入れ替えたり、たとえをしたりだそうだ。
キーになる予言のいくつかを、現代のキーワード「社会主義」「共産主義」で解明しよう。
・終末はマルス(火星)が力を失うそうだ。
これを五島さんは天体の火星としたため、グランドクロスとかで、地球が滅びると言う解釈になった。
マルス(仏語)はmarsだ。
これは、ずばりmarksだ。
これをマークスと読むのは、英語読みだね。
マルクスとドイツ語読みで。
マルスが力を失う=マルクスが力を失う=共産主義が力を失う、ということだ。
1989年ベルリンの壁崩壊、東西ドイツの統合
1991年ソ連の崩壊。東欧諸国の自由化。
・赤い宗教とは・・・RED=共産主義。無神論という宗教。
共産主義は、科学的な根拠に乏しく、神とか宗教とか必要ない、ということを信じるという一種の宗教だと言われている。
・既成の宗教から、迫害を受ける
・アンゴルモアの大王=モンゴリアン=東洋人で蒙古斑。=モンゴル、中国東北部(満州)、朝鮮半島、日本の5国だね。
・新しい人類が現れる、他者のために生きる人が出現して、世界は救われると。
まあ、結局、共産主義が力を失い、既成の宗教から迫害をうける蒙古系(蒙古斑)の東洋人が、1999年7月に、既存の世の中(共産主義)を滅ぼす。他者のために生きるという新しい人類が出現して、世界が救われる、という予言だね。
利己主義を克服した新しい人類、は共産主義の理想を実現することでもあるから、共産主義との争いもなくなる、ということになるなあ。
共産主義では、環境(下部構造)が精神(上部構造)を規定するという理論のもと、
私有財産撤廃し、財産を国の共有、公共のものとすることで、
人間の利己主義を解決し、公のために生きる人間が創造される、という実験を、
社会主義国を建設してやって来た訳だが、失敗に終わった。
ソ連や東欧のようにねえ。
利己主義(エゴイズム)は克服出来ず、かえって国家の上層部が、国民の全財産と人権を没収する口実になっただけだ。
環境が精神を規定する、という経験論というか、模写説というか、これはカントによって批判、克服されていると思うんだけど。
先天的要素が、経験や環境の要素を構築するため後天的な経験だけではだめだと。
ただ、なぜ共産主義にとらわれるかいえば、多少の不合理という理性よりも不満や怒りの感情が優先して、捕らわれてしまう。怒り、という感情で共鳴、シンクロしてしまう。
Victory over Communism.
これがノストラダムスの予言だね。