うんこ、おしっこに続いて。
おならとか、へとか言うが。
おならの先頭の、お、は尊敬語とかの接頭語だから、取る。
なら。
これは簡単だ。鳴らすの、鳴ら(なら)だろう。
だから、おならが出た、とは、『今、鳴らしたよ」という意味かあ。
みんな、ブーとかすーとか鳴らしたよってことかあ。
へはなんだろ。
漢字で書くと、屁。
垂れの尸は、おしりの意味だ。
比は漢字の音を表すから、「ピー」になる。
お尻から、ピーだから、これもおならと同じく、出したときの音で表現しているなあ。昔の中国人はブーとかブリブリとかの下品な音じゃなくて、ピーと上品に鳴らしたんだろう。
ピーの音は、ぴ。
日本語のひらかなの成り立ちから言うと、はじめは「ひ」。これは漢字の比の草書から変体かなになって、「ひ」になった。次に濁点が付いて「び」が現れ、
時代の最後に半濁点「ぴ」ができた。
当初はこの3音は同じ一つの文字「ひ」で書かれていたが、時代の要請で
濁点、半濁点が付けられた、と。
だから昔の「ひ」の音は3音の中間の口で、上唇と下唇が少し合わさって、震わせる様な音だったんじゃないか、と高校の古文の先生が言ってたなあ。
hi, bi ,pi 。
ハングルだと 히 비 피。びとぴは共に唇音の表記になっている。
ということで、ひと、びと、ぴは日本語では区別なかったということになって、
屁を、ぴと読まずに、ひと読んで、それからへと読んだんだろう。
えeといiは同じ陰母音で近いからかなあ。
에と이。
結局薬局、おならと同じく、鳴らしたよ、ということかあ。
中国人も日本人も、名前を付ける発想は同じだったかあ。
目に見えるものなら、色とか形で、クロとかマルとか名付けたんだろうが、
目に見えないガス状のものの音で名付けた、と言うことか。
Godfarther 。speak softly。
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