2006-11-06 17:40 追加
このエントリの内容は誤解に基づく部分があり、不適切でした。あえて削除せずに残しますが、コメント欄での展開も合わせてお読みください。なお、エントリの旧タイトルは「見なくて良かった」でしたが、修正しました。(追加部分以上)
3 回あったコンサートのうち、シャッフル版の 1 回しか見なかったことについて、実を言えば少し後悔し始めていた。3 日の夜、コンサートを見た後の友人たちと軽く飲んで、「オリジナルって話だったけど、実は結構シャッフル入ってたよ」という話を聞いていたからだ。4 日の昼の日本青年館でも、とある方から、オリジナルは見ないのか、という趣旨のことを、ちょっと残念そうに言われた。今ならその言葉をかけていただいた意味が良く分かる。まあチケットを買っていなかったので、その時点ではもうどうしようもなかったのだけれど。
4 日の夜はコンサートの感想をもやもやとした思いから言葉に煮詰める作業をしつつ、一方では友人から聞いた組替えの話に心を奪われたりもしていたし、5 日は劇場に昼公演を見に行き、夜公演もカフェのモニターで観覧していたので、結局のところ、コンサートについて書かれた他の方々のブログなどを見始めたのは、つい先ほどからだった。そうして、実は 3 日の夜の時点では、優しい友人たちはネタバレにならないよう、コンサートの話をかなり伏せてくれていたのだということを実感し、かつ、少なくとも「オリジナル」のどちらか 1 回は見ておくべきだったと、後悔の念をさらに強めていたのだった。
だが、ある方のレポートで、ある記述を見て、愕然とした。オリジナルバージョンでの「キスはダメよ」の時に、「後ろでは、何度も自分が出て行こうとするしほちゃんが他のメンバに止められるというパントマイム」があった、というのだ。この「出て行こうとする」がどういう意味なのかについて、レポートを書かれた方に確認をとっている最中ではあるのだけれど、普通に考えると「渡邊さんが自分の曲だと思って歌いに出ようとするのを引き止められる」パントマイム、という風に読める。私は本当に目を疑い、そしてものすごく悲しく、悔しくなった。
私が見落としているのでなければ、11/4 昼のシャッフルバージョンでは、そういうパントマイムはなかったと思う。前述のレポートを書いた人も、ブログに書かれたメモで、なかった、という趣旨のことを書かれているので、多分なかったのだと思う。もし私が見ていた回でそんな小芝居があり、私がそれに気付いていたら、私はその瞬間に激怒して、コンサートのそれ以後を全く楽しめなかっただろう。そういう意味では、私はオリジナルバージョンを見ていなくて、本当に良かった。
もしオリジナルバージョンのキスダメに渡邊さんが出ていて、シャッフルバージョンに限ってこのパントマイムをやるなら、「志穂ちゃん、今回はシャッフルだってば!」という意味で、笑いのネタにしても良かっただろう。だが、オリジナルと言っていたステージで、劇場公演でこの曲を歌ったことのない人を起用し ( そのこと自体が悪いと言っているわけではない )、結果的に出番を奪われた人を小芝居のネタにするのは、彼女の努力を笑いものにする行為ではないのか。A-2nd 千秋楽で彼女が涙ながらに語った、自分の出番が減らされることの辛さ、悔しさを、よりによってファーストコンサートという晴れの舞台で笑いのネタにしたというのか。信じられないほどひどい話だ。
世の中では、誰にでも「平等に」チャンスが与えられるわけじゃないし、努力したって結果を出せなければ評価されない。いや、努力してそこそこの結果を出してもなお報われないことだって、世間ではいくらでもある。見ている客の側は承知の上でも、夢に向かっている若い彼女たちは、そんなことは知らず、考えずに、ただひたすら努力していることだろう。AKB48 は、そうやって夢に向かって努力する彼女たちにチャンスを与え、その努力に心打たれたファンが、彼女たちを応援する場ではなかったのか。その AKB48 で、こんなひどい役回りをメンバーに演じさせて良いのか。
もちろん彼女達も、遠からず世間の現実を知っていくことにはなるだろうけれど、でもそれまでの間、結果を出せようが出せなかろうが、報われようが報われまいが、しかし彼女たちの努力だけは尊い、ということを、私たちファンは彼女たちに伝えたいのだ。真剣な努力を笑いものにするような真似は、AKB48 が絶対にしてはいけなかったことではないのか。それは渡邊さんと、彼女を応援するファンと、そして AKB48 を愛するすべてのファンに対しての冒涜だ。
私は AKB48 が好きだし、この一件だけで絶望したくない。とりあえず今は、これが私の、見ていないが故の勘違いであってくれればと思っている。
2006-11-06 17:40 追加
このエントリの内容は誤解に基づく部分があり、不適切でした。あえて削除せずに残しますが、コメント欄での展開も合わせてお読みください。なお、エントリの旧タイトルは「見なくて良かった」でしたが、修正しました。(追加部分以上)
このエントリの内容は誤解に基づく部分があり、不適切でした。あえて削除せずに残しますが、コメント欄での展開も合わせてお読みください。なお、エントリの旧タイトルは「見なくて良かった」でしたが、修正しました。(追加部分以上)
3 回あったコンサートのうち、シャッフル版の 1 回しか見なかったことについて、実を言えば少し後悔し始めていた。3 日の夜、コンサートを見た後の友人たちと軽く飲んで、「オリジナルって話だったけど、実は結構シャッフル入ってたよ」という話を聞いていたからだ。4 日の昼の日本青年館でも、とある方から、オリジナルは見ないのか、という趣旨のことを、ちょっと残念そうに言われた。今ならその言葉をかけていただいた意味が良く分かる。まあチケットを買っていなかったので、その時点ではもうどうしようもなかったのだけれど。
4 日の夜はコンサートの感想をもやもやとした思いから言葉に煮詰める作業をしつつ、一方では友人から聞いた組替えの話に心を奪われたりもしていたし、5 日は劇場に昼公演を見に行き、夜公演もカフェのモニターで観覧していたので、結局のところ、コンサートについて書かれた他の方々のブログなどを見始めたのは、つい先ほどからだった。そうして、実は 3 日の夜の時点では、優しい友人たちはネタバレにならないよう、コンサートの話をかなり伏せてくれていたのだということを実感し、かつ、少なくとも「オリジナル」のどちらか 1 回は見ておくべきだったと、後悔の念をさらに強めていたのだった。
だが、ある方のレポートで、ある記述を見て、愕然とした。オリジナルバージョンでの「キスはダメよ」の時に、「後ろでは、何度も自分が出て行こうとするしほちゃんが他のメンバに止められるというパントマイム」があった、というのだ。この「出て行こうとする」がどういう意味なのかについて、レポートを書かれた方に確認をとっている最中ではあるのだけれど、普通に考えると「渡邊さんが自分の曲だと思って歌いに出ようとするのを引き止められる」パントマイム、という風に読める。私は本当に目を疑い、そしてものすごく悲しく、悔しくなった。
私が見落としているのでなければ、11/4 昼のシャッフルバージョンでは、そういうパントマイムはなかったと思う。前述のレポートを書いた人も、ブログに書かれたメモで、なかった、という趣旨のことを書かれているので、多分なかったのだと思う。もし私が見ていた回でそんな小芝居があり、私がそれに気付いていたら、私はその瞬間に激怒して、コンサートのそれ以後を全く楽しめなかっただろう。そういう意味では、私はオリジナルバージョンを見ていなくて、本当に良かった。
もしオリジナルバージョンのキスダメに渡邊さんが出ていて、シャッフルバージョンに限ってこのパントマイムをやるなら、「志穂ちゃん、今回はシャッフルだってば!」という意味で、笑いのネタにしても良かっただろう。だが、オリジナルと言っていたステージで、劇場公演でこの曲を歌ったことのない人を起用し ( そのこと自体が悪いと言っているわけではない )、結果的に出番を奪われた人を小芝居のネタにするのは、彼女の努力を笑いものにする行為ではないのか。A-2nd 千秋楽で彼女が涙ながらに語った、自分の出番が減らされることの辛さ、悔しさを、よりによってファーストコンサートという晴れの舞台で笑いのネタにしたというのか。信じられないほどひどい話だ。
世の中では、誰にでも「平等に」チャンスが与えられるわけじゃないし、努力したって結果を出せなければ評価されない。いや、努力してそこそこの結果を出してもなお報われないことだって、世間ではいくらでもある。見ている客の側は承知の上でも、夢に向かっている若い彼女たちは、そんなことは知らず、考えずに、ただひたすら努力していることだろう。AKB48 は、そうやって夢に向かって努力する彼女たちにチャンスを与え、その努力に心打たれたファンが、彼女たちを応援する場ではなかったのか。その AKB48 で、こんなひどい役回りをメンバーに演じさせて良いのか。
もちろん彼女達も、遠からず世間の現実を知っていくことにはなるだろうけれど、でもそれまでの間、結果を出せようが出せなかろうが、報われようが報われまいが、しかし彼女たちの努力だけは尊い、ということを、私たちファンは彼女たちに伝えたいのだ。真剣な努力を笑いものにするような真似は、AKB48 が絶対にしてはいけなかったことではないのか。それは渡邊さんと、彼女を応援するファンと、そして AKB48 を愛するすべてのファンに対しての冒涜だ。
私は AKB48 が好きだし、この一件だけで絶望したくない。とりあえず今は、これが私の、見ていないが故の勘違いであってくれればと思っている。
2006-11-06 17:40 追加
このエントリの内容は誤解に基づく部分があり、不適切でした。あえて削除せずに残しますが、コメント欄での展開も合わせてお読みください。なお、エントリの旧タイトルは「見なくて良かった」でしたが、修正しました。(追加部分以上)
大の大人(スタッフ)が、さすがにそこまで理不尽な役回りをさせたりはしないだろうと、思います。
プロデューサーさんもおっしゃった後で恐縮ですが、私もカギさんに、AKBを『見なくてよかった』とは、言って欲しくないです。
まず大前提として、他人のレポートを読んだだけで、私が見てもいない場面のことについて書いたことが大きな間違いでした。また、ここで述べたことは、私の考え過ぎによる誤解であって、レポートを書いた方に一切の責任はありません。ついでに言うと、その方は私の友人ではなく、単に私が良くレポートを読ませていただいているだけです。
また、仮に私自身が見て、そのように「見えてしまう」何かがあったとしても ( あくまでも仮定です )、もう少し慎重な言葉遣いをするべきでした。AKB48 のスタッフが、彼女たちの真剣な頑張りを支えるために、どれほど力を尽くしているか、1 年近く見続けて来て良く知っているはずなのに、それらの方々に対して失礼なことを申し上げてしまったことを、心からお詫びします。ごめんなさい。
誤解に基づく内容なので、エントリを削除することも考えましたが、今後の反省のためにも、あえて自分の間違いの痕跡をとどめておくこととしました。ご了解いただければ幸いです。
以下、いただいたコメントへのお返事を、簡単に。
> 妄想プロデューサー。さま
ステージ上ではメンバーとして黒子に徹しなければいけないこともある、というのは分かりますし、ですから、彼女があの曲で、背後のお芝居に参加していたことは良いと思います。ただ、やはりファンとしてはそこに、実際以上の「意味」を深読みしてしまった…ということで、どうかお許しください。「見なくて良かった」は、作り手の方々に対して、最も発してはいけない失言でした。深くお詫びします。
> 智みすと。さん
小芝居の部分をメンバーの皆さんが自らアレンジしていたとしたら、彼女たちにも悪いことをしてしまいましたね。まあ、こんなブログをメンバーが読んでいればの話ですが。
> 森田さん
確かに、その人が歌っていた曲で後ろにいるというのは、それだけでちょっと悲しいことではありますが、そういった「ポジションの競い合い」や「出番の多少の差」というのは、AKB48 の持つ厳しい一面として、仕方がないことだと思っています。
ただ、選抜メンバーのためのコンサートというのは、どうでしょうか。ビジネスとして、プロを育てていく AKB48 で、36 人全員に完全に平等に出番を割り振るというのでは、かえって真剣さを欠いているように思います。
AKB48大好きな高校②年生のMaIといいます。
最近ファンになったわけでゎないですが、AKB48に本格的に注目し始めてからまだ日が浅いので、このブログをみていろいろな情報をもらったり、楽しませていただいています。
私もまだまだAKBファンのなってから未熟者なのですが、ブログを立ち上げました。
私は九州に住んでいるので、AKB48劇場に行ったりすることはできませんが、数少ない(!?)女性ファンの代表(!?!?)としてブログ頑張りたいと思いますので、これからよろしくおねがいします。
またなにかあったらコメントさせていただきます。
是非ブログにも遊びに来てください!!
もしよかったらLinkもよろしくお願いします。
厚かましいお願いですいません・・・
でゎ・・・
どうすれば、メンバーがプロデューサーの玩具に見えなくなるのか。
「あれもダメ、これもダメ、と、ステージを減点法で見ていました」では、つまらないし、何も生まれて来ません。
『それを考えるのがプロの仕事』なんて野暮は言いっこなしでお願いします。
5曲+自己紹介のみ。アンコールも1曲目と同じ。で45分そこそこで終わってしまいました。本来の公演の半分以下の曲数で、公演の半分が自己紹介。終演後のサプライズ企画を終えても1時間程度と、かなり寂しい内容でした。
ここからは、まったくの妄想なのですが、カメラ(ビデオ・スチル)も入っていたので、『会いに行けるアイドル』の画像素材を撮るためのエキストラに、2千円払って駆り出されたような感じでした。
ステージのカットが全体曲で数曲と、「ふれあっている」素材には打ってつけの「ハイタッチ・サプライズ」。画的に「オッケー画像」が撮れればいいから、実際のふれあい(会話)は禁止されていました。
初めて見たステージがこれだったら、きっともう来ないんじゃ?
オークションでは、チケットに4万円前後の値段が付いていたそうですが、お気の毒様としか言えません(売買を容認する発言ではありません)。
中には「見なくて良かったなぁ」というステージもありますよ!
文句を言うのはファンの特権です。
笑ったり怒ったり、
それも含めて楽しいじゃないですか。
気楽に行きましょう。
それから、もっとどんどん更新してください。
ぼくもカギさんのブログのファンですので。