AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

新チームA「M.T.に捧ぐ」公演初日の感想・その1

2016-02-10 22:28:44 | Weblog
 実に5年半ぶりの新公演。劇場の女神は今回も微笑んでくれて、センターブロック3列目。柱の陰になるので上手側の視界が限られるものの、メンバーの表情までちゃんと見られる良席だったのはありがたい。いつも20順以降ばっかりでも、こういう時に良順で入れるのは、やはりちゃんと見ろということなんだろう。ちなみに3列目の逆サイドでは秋元先生や高みなが観ていた。

 以下、ネタバレもあるので、自分で観るまで知りたくないという方は嫌な人は読むのを回避していただきたい。あと、以下はあくまでも私の個人的な感想なので、「そうは思わない」という人がいて当然だが、どちらが「正しい」か、そうでないかという話には応じないので、あらかじめご了解いただきたい。

 全体として、いわゆる「神曲」は少なく、「神セットリスト」と言うほどではないと感じた。だが、やや小粒ながら佳曲を揃っており、曲ごとに目先を変えて来ること、そしてこれまでにない舞台演出の工夫が凝らされていることなどで、全体としては約2時間、弛緩せずに観ていられる、非常に楽しい公演になっていると感じた。

 曲ごとの世界観がはっきりしていて、メンバーはそれらを演じ分けて表現する力を求められる。王道のアイドル曲は少なめだが、歌詞や衣装などの雰囲気のかわいらしい曲はそれなりにある。いわゆるMIXが合う曲も多くはないが、アップテンポな曲やノリの良い曲はそれなりにある。このあたりの、あえて微妙に直球を避けた雰囲気が、吉と出るかどうかは分からない。とは言え、MIXが好きでない私ですら「ここで『よっしゃいくぞー』だろうに」と思う曲に、初日は音沙汰もなかったので、客側が曲に慣れれば、それなりににぎやかになって行くのかも知れない。

 舞台演出の点では、これまでにないものや、あるいは過去に例はあったが、さらに工夫されたものがいくつも見られた。特に目新しかったのは、サンドアートの映像と曲をシンクロさせるユニット1曲目「リスケ」や、ステージ背面のどんでんを全開放して、これまで通路だと思っていたところまでをステージの一部のように使う演出など。あと、劇場公演にしてはスモークが多用されていると感じた。

 メンバーのパフォーマンスは、さすがに初日だけあって、ほとんどの人は良かったと思う。ただ、それだけに、誰かが特別すばらしく目を引く、ということもなかった。ちなみに、ほとんど、と言ったのは、良し悪しを言えるほどの曲数に出ていなかった人がいるためで、ついでに言うとそのわずか数曲でもあまり良いとは思えなかったからだ。健康状態が相変わらず芳しくないのだとすれば、お大事にしてほしい。また、これは私のスタンスではあまり言わないことなのだが、今の大和田さんはたぶん、峯岸さんの後釜でどこかの会社のCMを狙っている段階なのだと思う。結果にコミットする方向で頑張ってほしい。

 ほかにも語りたいことは山ほどあるのだけれど、今日のところはこれまで。

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