AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

チーム4「夢を死なせるわけにいかない」2016年初回公演に寄せて・その1

2016-01-04 22:12:00 | Weblog
 チーム4「夢を死なせるわけにいかない」を観た。元旦公演というスペシャルはあったものの、通常公演としては年明け初の公演。そのこともあってか、メンバーが皆はつらつと、やる気に満ちたステージングだった。実を言うと私にとっては、1箇月遅れでやっと新チーム4の初見でもある。もしかすると「何を今さら」な内容もあるかも知れないが、私なりに初見の感想を兼ねて綴っておくこととする。

 かつてのひまわり組2ndも、Gロッソでの「夢をしなせるわけにいかない」公演も観ていたのだけれど、今回改めて気づいたのが、この公演ではポジションによる格差が少ないなぁ、ということだった。一応センターと言えるポジションはあるのだけれど、露骨な「干され」ポジションがなく、どのポジションでも全員曲でそれなりに見せ場がある。そのことが、この新しいチーム4にとって、非常にマッチしていると同時に、すごく良い影響をもたらすだろう、と感じた。

 新しいチーム4には、エースがいない。本来であればそうであるべきだったこじまこは、前チームKで伸び切れなかった。と言うより、センターの素質ないし可能性を持つ人をどう伸ばし、どうすれば真のセンターに育てていけるのか、その方法論は大人たちですら誰も知らない、分かっていないということを露呈した日々だった。そうしてアイドルが花開くべき17歳を十分に活かし切れずに過ごしたまま、やっとこじまこはチーム4に戻って来た。しかし、そこで演じるこのセットリストは、センターを持ち上げてくれない。全ポジションが(本人にその気があれば)ガツガツと自己主張できるポジション割の中で、自らセンターとしての輝きを放っていかなければならない。

 ただ、それこそは、今のこじまこに必要な環境なのだ。これが偶然か、意図したものかは分からないが、この状況はこじまこにとって、大変好ましいものだと思う。同期を中心とした若手メンバーとの切磋琢磨の中で、進んでセンターに相応しい力を勝ち取って欲しい。それはこじまこ本人だけでなく、チーム4、ひいてはAKB48全体にとっても、とてもとても重要な意味を持って来る。果たして今日のこじまこはどうであったか、というと、こじまこ自身は決して悪いパフォーマンスではない、というか、むしろかなり良いパフォーマンスだったと思うのだが、いかんせん他の人がすご過ぎた。これはこじまこ、大変だぞ~、と、うれしくステージを観ていた。

 特に、あまりポジジョンが良いわけではない岡田(奈)さん、西野さんのハジケぶり、ポジションもそれなりに良いうえにフリと表情の両面での表現力に磨きがかかって来たさっほー、やはりポジションは良くないがそれを逆手にとってのびのびと演じているゆいり、といった同期が、もうセンターをまったく目立たせてくれない。ゆかるん、こみはる、みゆぽん、岡田(彩)さんもそれぞれの持ち味を十分に発揮している。正直、ちょっと心配だったきあらも、ユニットでは意外なほど曲にマッチした魅力を放っている。ユニットの有華ポジであれだけやれるとは、申し訳ないが私としてはまったく想定外だった。

 以下は個人的な好みというか、推し贔屓も少し入っているかも知れない、ということを事前にお断りしておく。私はできるだけフラットにステージを観るようにはしているけれど、評論家ではなくあくまでも一ファンなので、やっぱり推しにはついつい目と心が惹かれてしまうことは否定しない。ただそれにしても、今日のさっほーはかなりクオリティが高かったと思う。メンバーの中では年長、というアドバンテージはあると思うが、やっぱり歌詞を解釈して、曲ごとに演じ分ける、という点では、他のメンバーより一段上の力があると感じた。もちろん今が完璧というわけではなく、まだまだ磨きをかける余地はあると思うけれど、年少メンバーが多い中、アイドルという存在がどうあるべきか、常日頃から考え続け、体現しようとしている意識の高さは、手本になり得るものだろう。どうかこれからも、自ら信じるアイドル像に近づくよう、精進して欲しい。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-02-26 18:54:08
ゆいりーはこじまこと同期であるように読めるのですが、読み違いでしょうか。さっほーとゆいりーが同期という意味なのでしょうか。とすると「同期がこじまこをめだたせない」という意味のあとの文とつながらないような気がします。
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