あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

6月24&25日のタグラグビー

2017-06-28 21:27:07 | Weblog
今回は、2日間にわたり野球スポ少への普及活動を行いました。
24日は主に子どもたちとの活動、25日は保護者を交えての活動でした。

25日の様子を振り返ります。
大人がいきなり体を動かすのは怪我のモトなので、まずは最初に時間をかけてウォーミングアップ。
ボールファシリテーションを行いながら、体を動かしたりダイナミックストレッチを入れたりして体を暖めました。
10分程度を目安に継続して体を動かしていくので、結構汗もかいてきます。

次に2つのチームに分かれてボール運び。
一列に並んで上下左右の方向へとボールをリレーしていきます。
手渡しから始めて、最後には少し距離をとってパスへと繋げていきました。
声を出すのも子どもだけだと小さくなりがちなのですが、大人も入るといい掛け声が出てきていい雰囲気です。

そして、タグをつけてます。
まずは小さくグリッドを作り1対1のアタック&ディフェンスの動きです。
ボールを持っている人が気をつけること(隠す、押さえる、回るなど)もその都度説明していきます。
子どもはタグをとられないために後ろに逃げてしまいがちでしたが、大人はステップでかわそうという動きが見られました。
やはり人生経験があるだけに、どうすれば相手の虚をつけるか考えた動きができるのはさすがです。

アタックを増やし1対2でも行います。
ここで、前方へのパス禁止などもつけ加えていきます。
タグを取られてからパス、取られる前にパスなど、予めいろいろなパターンも説明しておくといいようでした。

合間に三角形を作り、その間を抜けていくボールキャリアのタグを取るというエクササイズもやってみました。
これは長時間というより、短い時間で行うのが気分転換にもなってよいです。

このあたりで1時間近く過ぎたので、ゲームを行いました。
まずは大人と子ども混合で4人のチームを3つ作り、5分1本で3ゲームです。
今回はタグは5回で交代。タグを取られて進みすぎてしまったら、その場に戻ってから再開、という東北大会ルールです。
総当たりにして、続けてゲームを行うと負担が大きいので、休みを長めに取りながら行います。

次に子ども対大人のゲームです。
大人は4人、子どもは5人で7分ハーフにしました。
結果は大人の勝ち。
子どもはどうしてもライン際を一人で抜いていこうという走りが多く、タッチに出てしまい相手ボールになるパターンです。
対して大人はパスを取られたらすぐに味方を探してパス、という動きができていました。

最後はクールダウンを兼ねて全員でラインパスをしてジョギングです。

終了後、来月行われるタグラグビー東北大会にもぜひ参加してみてほしいという話をして、広報も忘れずに行いました。

今回は学校の授業ではない出前講座でしたが、最後にゲームまでできたというのは大きな収穫です。
単発で終わらせる場合は、ゲームを体験してもらえるようなプログラムを組むというのは大事だとあらためて感じました。
その際、ルールもわかりやすくすることが大切です。
オーバーステップを反則として採用することや、トライのグラウンディングなどは、始めてプレーする人にはあまり意味がありません。
コートの広さも重要です。
13×25の学校のプール程度の大きさが、疲労度やスピードの出しすぎも防ぐことができていいようです。
あと、いわゆる「ランパス」は、一般の人のラグビーのイメージと結びつけやすいので、やってみる価値大です。

小学校の学年行事や地区の子供会の事業などにも活用できるので、その点での広報もしていきたいと思いました。





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