あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

12月22日のタグラグビー (合同2回目)

2018-12-26 14:58:52 | Weblog
タイトルは合同2回目とあるが、正確にはSMACの活動への参加という形になる。
あじさいラグビーの活動に参加してもらう時には、タグラグビー形式の運動を中心に進め、
SMACの活動へ参加した際は、陸上トレーニングをやった後のタグラグビー体験ということにしている。
今日は合計で30名近くの人数で、ほぼ8割が女子という構成。

最初は陸上のエクササイズを中心に進めてもらう。
足をいろいろな方向に大きく開いての屈伸の動きやリズムを変えたスキップなど様々。
始めの頃は一緒にやっていたが、初めの動きだけで既に腿がプルプルしてきたので自分は適度に進める。
次は手拍子に合わせてテンポよくステップを踏む、徐々にそれに合わせて体を回転、後ろ向きに進む、手の動きをつける、
などのコオーディショントレーニング。
言われたことはわかるが、実際にやってみると面白いくらいに体が動かない。
途中で断念してオリジナルの動きをしていく子供たち。。。
頭で理解した動きを体で再現するためには、常に自身の体をモニタリングしていく必要がある。
こういうのは物理的なモニタリング、鏡に映したり映像に撮って見直したりなどできるとさらによい。
陸上部門のおしまいはダッシュ。
前回も行なった姿勢の作り方から、4歩を走る、視線の方向、腕を振り下ろす、など一回ごとに注意する視点を変えて取り組む。
改めてわかったことは、走るのが速い子は姿勢が格好いい。

後半からはタグラグビーコーナー。
30人近くいるので、大きく小学校4年以上と3年以下のグループに分ける。
まずはグリッドを使って1対1でのタグ取り。
走り抜けるだけではなく、フェイントやステップで相手をかわしていく、いわゆるevationの動きも体験してもらう。
ボールを持ったときのかわす感覚というのが身についたらまたゲームも楽しくなっていく。

続けてゲーム。
4年以上は大人も混ざってチームを作り、交代しながらタグラグビーを行う 。
ちょっとコートが狭かったようだったが、激しい衝突もなくやっていたようだ。

3年以下は2チームに分かれオノタケ式BG。
最初は狭いコートを設定してルールを確認し、徐々にコートを広げルールも少しずつ変更しながら行なっていく。
今回はゲームが終わるごとに作戦タイムを設定していく。
近くで聞いてみるとそれぞれ意見を出しながらいろいろと考えていて、ゲームを繰り返すごとに工夫が見えてきておもしろい。
小さい子でもきちんと自分で考えた動きなどを話していた。
フォワードパスやノックオン、オフサイドなどの反則がないので、ボールゲームの導入段階でも十分に楽しめる。
幼稚園や保育園でもやってみたいので、関心のある先生方いましたらぜひ一声かけてください。

これで2018年内の活動は終了。
帰り際、SMACの小学校上学年の女の子たちが「タグラグビー 楽しかったね」と言っているのを耳にした。
3月までにちょっとしたタグラグビー交流大会ができるといいと関係者で雑談する。
どこか会場空いてないかな。

12月16日のタグラグビー

2018-12-17 06:03:18 | Weblog
参加者
こども:14名
おとな:3名

今日は通常のタグラグビー の活動にSMACの希望者が参加ということで人数も多め。
寒い日になるかと思ったが、太陽も出てきていい天気。

まずはボールを持って3周ほど走り、そのままボール慣れのエクササイズ。
ボールを上に放り上げてキャッチ、間に拍手、背中でキャッチなどを行う。
とにかくたくさんボールに触って、扱う感覚を身につけていくようにする。

円形に並んで、隣へパス。
ボールを胸で止めるのではなく、手から迎えにいくアーリーキャッチを意識させる。
慣れていくに従って、1個から4個へボールを増やしてく。
続けてフォローラン。
人数が多いとボールが1周するまで時間がかかるので、パスをし終わったら中央部分に置いたボールへタッチしていく。
密集した中でも集中して動くことの意識づけ。

4グループに分けてのボール送り競争。
ボールを持った人は動けないルールで、少しずつ距離を増やしていく。
次に、フォワードパス禁止のルールで行う。
ボールを持っている人の動きと、ボールを持っていない人の動きそれぞれが重要になってくる。
グループごとに動きの確認をしたり、声をかけたりするなどコミュニケーションスキル向上のねらいもある。
続けて4人でのラインパス。
横の並びを保ち、止まらないでパス&キャッチをしていく。まずは歩くスピードから始める。
特に小学校の低学年の子供にはなかなか難しいのだが、とにかく慣れてみることが大事。

タグラグビー のゲームの前にオノタケ式BGを行ってみる。
人数があまりいなくて実施できずにいたので、ある程度そろった今回がチャンス。
得点方法とタグを取られたらパスという簡単なルールだけを説明して実施。
運動量も多く、スペースを探すという動きも自然とできていた。
タグラグビーの前段階のゲームとしても取り入れられるし、他のボール競技にもつながる要素がある。
小学校のゴール型ゲームでやってみるのもいいと実感。

最後に2チームを作ってのゲーム。
人数が多いので入れ替えながら行っていく。
タグラグビー 東北大会ルールで、スーパートライの設定の他に、小1・年長がトライした場合は10点の設定も付け加える。
実際やってみたら10点トライが出てかなり大量得点につながり、面白い展開になった.
すぽーてぃあの反面のスペースだと子供でも6人いると狭く感じる。
コートの広さと併せて適当な人数を調整していく必要あり。

終了後次回の連絡をして解散。




12月1日のタグラグビー (合同1回目)

2018-12-02 08:53:16 | Weblog
今シーズンの新たな試みで、陸上クラブSMACとの活動相互乗り入れ事業の1回目。
今回はSMACの活動に合流という形での取り組み。
内容として、最初にアップから意識して体を動かすエクササイズをリクエストする。
腕を平行に保つ、腕の内転・外転、肩甲骨入れなどから股関節の深いところを伸ばす運動など
普段使ってないところが動いてこれだけでかなり体温が上がる。
あじさいラグビーの子どもたちも普段やったことのない動きに悪戦苦闘。
続けて走り出しの姿勢づくりから、短い距離のダッシュのエクササイズもいくつかやってもらう。
身体図式を意識することの重要性を改めて認識。

30分ほど行ったあとタグラグビー コーナー
SMACの活動に合流する場合は、タグラグビーのスキルよりもコミュニケーションを多くとる内容を入れてみることにする。
まずは、全員で手を繋いで円を作りwho is the dogs out
予想通り、手を繋ぐということに躊躇する子どもたちが多い。
この辺は年齢の発達段階においても小学校レベルだと結構難しい課題でもある。
やり方を説明して大人から見本を見せてもらう。
次に輪の中の逃げる役になりたい人と呼びかけるが、ここでもなかなか出てこれない。
なんとか1回目をやり次々に逃げる役を交代していく。
数回やっているうちに手を繋ぐことはあまり意識することなく活動に夢中になってきている。

次にタグを4色に分けたグループごとの活動
まずはサークルパス
数を数えて一番遅いグループにはご褒美としてスタージャンプをしてもらうことを話す。
見本を見せるとグループの集中度も上がる。なぜなら恥ずかしいからですね。
めでたく一番遅かったグループにスタージャンプを全員の方を見てやってもらう。
バリエーションで、パスの際に自分の名前を言ってボールをもらう、隣の人の名前を言ってボールをもらう、なども行う。
名前を呼ぶことに意外とつまる子が多い。
続けてボールをパスしたら腕立て2回、ジャンプ5回など動きを入れていく。
動いている間に一度ボールから目が離れてしまうが、すぐにまたボールを見つけるなど、ゲームで必要な動きにもつながる。
そのまま別のグループの人が輪の中に入り、パスカットをねらわせパス競争。
これはプレッシャーの下でのプレーにつながる。

次にチーム対抗のボール運び競争
ボールを持っている人は動けない、必ず全員がボールに触る、ボールを落としから元の場所から再スタート、往復して全員戻るまで、
と条件を少しずつ付け加えながら行う。
このあたりになると各グループの中でどうやってパスをしていこうかと話し合う場面が出てくる。
自主的に練習をしていくなどいい傾向。
何度かやってから競争にうつる。
今回も最下位チームはスタージャンプのご褒美。しかも隣で活動を行なっているテニスのグループに向かってするというプレッシャーをつける。
緊張する中でスタート。
一位になったチームは安堵の表情を浮かべている。
めでたく最下位になったチームのスタージャンプ。
テニスグループも少し運動の手を休めてこちら側を見ているという絶好の条件。
そんな中最下位チームは渋々という表情だったが、きちんとスタージャンプをおこなっていた。
この、しょうがないけどやるしかないか、という気持ちも人生には大切である。

最後にゲーム
大人も入り、4チームが全て対抗するように組みわせていく。
狭いコートなので中に入るのは4人とし、交代しながら行う。1ゲームは5分1本でも結構な運動量。
すべての対戦が終わってからコートを広くして対大人チームとゲーム。
4チームが1分ごとにチームを交代していくというやり方で進める。
ゲームをサイドから見ることで動きを客観的に捉えることにもつながるし、大人のランやパスなどのプレーも今後の参考になるだろう。

ゲーム後、恒例の「たのしかっタグ」をやって終了。

同じメンバーだけだとどうしてもマンネリ化してしまいがちなこともあるが、合同での活動はたくさんの刺激があり効果的なことを実感。
あじさいラグビーとしては、人数が多い活動というだけでも大変刺激になりいい傾向である。

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