あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

12月1日のタグラグビー (合同1回目)

2018-12-02 08:53:16 | Weblog
今シーズンの新たな試みで、陸上クラブSMACとの活動相互乗り入れ事業の1回目。
今回はSMACの活動に合流という形での取り組み。
内容として、最初にアップから意識して体を動かすエクササイズをリクエストする。
腕を平行に保つ、腕の内転・外転、肩甲骨入れなどから股関節の深いところを伸ばす運動など
普段使ってないところが動いてこれだけでかなり体温が上がる。
あじさいラグビーの子どもたちも普段やったことのない動きに悪戦苦闘。
続けて走り出しの姿勢づくりから、短い距離のダッシュのエクササイズもいくつかやってもらう。
身体図式を意識することの重要性を改めて認識。

30分ほど行ったあとタグラグビー コーナー
SMACの活動に合流する場合は、タグラグビーのスキルよりもコミュニケーションを多くとる内容を入れてみることにする。
まずは、全員で手を繋いで円を作りwho is the dogs out
予想通り、手を繋ぐということに躊躇する子どもたちが多い。
この辺は年齢の発達段階においても小学校レベルだと結構難しい課題でもある。
やり方を説明して大人から見本を見せてもらう。
次に輪の中の逃げる役になりたい人と呼びかけるが、ここでもなかなか出てこれない。
なんとか1回目をやり次々に逃げる役を交代していく。
数回やっているうちに手を繋ぐことはあまり意識することなく活動に夢中になってきている。

次にタグを4色に分けたグループごとの活動
まずはサークルパス
数を数えて一番遅いグループにはご褒美としてスタージャンプをしてもらうことを話す。
見本を見せるとグループの集中度も上がる。なぜなら恥ずかしいからですね。
めでたく一番遅かったグループにスタージャンプを全員の方を見てやってもらう。
バリエーションで、パスの際に自分の名前を言ってボールをもらう、隣の人の名前を言ってボールをもらう、なども行う。
名前を呼ぶことに意外とつまる子が多い。
続けてボールをパスしたら腕立て2回、ジャンプ5回など動きを入れていく。
動いている間に一度ボールから目が離れてしまうが、すぐにまたボールを見つけるなど、ゲームで必要な動きにもつながる。
そのまま別のグループの人が輪の中に入り、パスカットをねらわせパス競争。
これはプレッシャーの下でのプレーにつながる。

次にチーム対抗のボール運び競争
ボールを持っている人は動けない、必ず全員がボールに触る、ボールを落としから元の場所から再スタート、往復して全員戻るまで、
と条件を少しずつ付け加えながら行う。
このあたりになると各グループの中でどうやってパスをしていこうかと話し合う場面が出てくる。
自主的に練習をしていくなどいい傾向。
何度かやってから競争にうつる。
今回も最下位チームはスタージャンプのご褒美。しかも隣で活動を行なっているテニスのグループに向かってするというプレッシャーをつける。
緊張する中でスタート。
一位になったチームは安堵の表情を浮かべている。
めでたく最下位になったチームのスタージャンプ。
テニスグループも少し運動の手を休めてこちら側を見ているという絶好の条件。
そんな中最下位チームは渋々という表情だったが、きちんとスタージャンプをおこなっていた。
この、しょうがないけどやるしかないか、という気持ちも人生には大切である。

最後にゲーム
大人も入り、4チームが全て対抗するように組みわせていく。
狭いコートなので中に入るのは4人とし、交代しながら行う。1ゲームは5分1本でも結構な運動量。
すべての対戦が終わってからコートを広くして対大人チームとゲーム。
4チームが1分ごとにチームを交代していくというやり方で進める。
ゲームをサイドから見ることで動きを客観的に捉えることにもつながるし、大人のランやパスなどのプレーも今後の参考になるだろう。

ゲーム後、恒例の「たのしかっタグ」をやって終了。

同じメンバーだけだとどうしてもマンネリ化してしまいがちなこともあるが、合同での活動はたくさんの刺激があり効果的なことを実感。
あじさいラグビーとしては、人数が多い活動というだけでも大変刺激になりいい傾向である。

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