あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

1月18日のタグラグビー

2020-01-19 21:36:09 | Weblog
今回は陸上クラブSMACとの合同での活動。
全部で19名の小学生の参加となった。
前半をSMACコーチ主導で走り方、体の使い方などの活動で行い、後半はあじさいコーチ主導でボールを使った活動という流れで行う。

まずはSMAC部門から。リズムに合わせたウォーキングから始め、徐々に様々な手や足の動きを加えていき、スキップ、ギャロップなどと強度を上げていく。
続けて短距離のダッシュをいろいろな動きにとりくみながら繰り返していく。この繰り返すということが運動においては重要。
特に子供たちは、ただ同じことをやみくもに繰り返すだけだとすぐに飽きる。
だから、時間や回数などの目標を決めたり、理想の形ができるまでにしたりと、いろいろと策を講じる必要が出てくる。

40分ほどしてからあじさい部門。
まずは、ボールを扱うエクササイズ。
上に投げて拍手してキャッチ、背伸びしたところでキャッチ、地面すれすれで、ジャンプしてなど動きを入れる。
ここでは「なるべく手で(指で)とる」ように声をかける。
1人1つボールが行き渡るようにして、とにかく扱う回数を増やしていく。

次に、7×7m程度のグリッドの中で、ボールを持って歩き、他の人にタッチする動きを行う。
目標回数を設定し、終わったら外に抜けるというやり方でやっていく。
全員が逃げることと追いかけることの両方の役割を持っているので、周辺を見て動くということが大事になってくる。
注意点としては、ボールを投げてぶつけないことと、同じ人に何回もタッチをしないということ。

その後タグをつけてゲーム。 今回は人数が多いので、グループを5・6年と4年生以下に分けて行う。
このように年齢層が広い場合のチーム編成というのがなかなか難しい。
下学年グループの4年生にとって少し物足りないが、キャプテンという役割でやってもらう。
SMACメンバーも何度かやっているので、5・6年生はルールもほぼ覚えてきている。
男女混合にしてやったのだが、このような時はどうしてもおとなしめの女子は引きがちになる。
スタートの時に女子から始めるようにするなど配慮が必要。
ルールも覚え始めボールを持って走ることもできてくると、オフサイドも多く出てくる。
この辺は、タグ後のパスの仕方を一旦プレーを止めるような形にすることで、防御側が戻る時間もでてくるのでかなり解消される。

SMACグループは早めに解散ということなので、のこりはあじさいメンバーでパスを中心に個人スキルアップ。
スピードのあるパスができるように何種類かのエクササイズをして終了。

今年は積雪がほとんどなく、外の草地では野球をしている人もいるほど。
この調子で推移してくれれば、屋外でもできそう。

11月17日のタグラグビー

2019-11-21 08:38:21 | Weblog
参加者
こども:5名
おとな:2名

今日は「動きながらボールを扱う」ことをテーマに様々なドリルやエクササイズを取り入れたプログラムで進める。

ボールを持ってジグザグ走をして体をあたためてから、まずはアルゼンチンパス
横からパスされたボールをキャッチして反対側の人へパス。
キャッチとパスという、一度に2つの動きを行うので体の使い方が慣れない人にとっては難しい。
最初はスピードはゆっくりめで走り、徐々に自分のコントロールできるスピードにも挑戦していく。
パスの際に、「投げる人を見てヘソを向けるように」といって、体の向きを意識できるようにアドバイス。
立ったままボールをキャッチする、パスをするというのはできてきているが、走りながらだとスキルレベルがあがっていく。

次に小さいグリッドをつかって1対1。
このときも、攻撃側が動きながらボールをもらえるようなスタートの仕方で行う。
まだ動きながらのキャッチには慣れていないせいもあり、立ち止まっていることも多い。
走ったとしても、パスを投げる人に近づいてしまうこともあるが、意識して動こうとしている。

同じやり方で、攻撃側の人数を2人にする。
これは攻撃側が有利なので、かならずトライラインを超えることを意識して行うようにする。
1人目のスピードが遅いと、タグを取られた後に2人目が前方にいてしまいフォワードパスになってしまう。
また、1人目が横に走ってしまうと、2人目との距離がせばまってしまい、サイドに出たりパスができなくなったりする。
2人目も、ただ闇雲に走るのではなく、1人目の動きをしっかりみて動くということも大切。

少し幅を広げたり、防御側を2人にしたりと変化をつけながら行っていく。

次にディフェンスのゾーンを分けての3対3。
これで攻撃側が連続してパスを継続していく動きの感覚をつかめるようにする。
ディフェンスが増えるということとで、少し強いプレッシャーの下でのプレーになるのでやはり混乱してしまうことは多い。
相手や見方、現在地、サイドの位置などたくさんの情報を把握して動きを決めるという即時の判断力を求められるので、なかなか辛いものではある。
体も頭も使うのがスポーツの面白さ。

最後に3対3でゲーム。
人が少ない時は、とったタグはその場所に置き、ボールキャリアは戻って足の間から転がしてスタートというITFルールに近づけたもので行う。
やはりこれの方がやってる方もわかりやすい。

前半にやっていた「動きながらボールを扱う」ことはできていたかというと、あまりできなかったのが現状。
すぐにはできることでもないので、地道にしかも飽きがこないように続けていく。


7月11日の出前活動

2019-07-15 10:37:13 | Weblog
新庄市内の中学校からのタグラグビー の依頼ということで、新庄地区協会として出前活動を行いました。

対象は中学3年生13名。2時間目と3時間目の2コマで、グラウンドを使って行いました。

自己紹介でラグビーのことを聞いてみるもののやはり認知度は低いという現実を再認識しました。
ウォーミングアップを兼ねてボール操作の動きを2人1組で始めます。
頭上へのスロー&キャッチ、合間に拍手を入れてなどやってみると、想像以上に上手です。
バスケットボール部が多いということで納得。
サークルパスも合わせて行います。
本当にボールを落とすことも少ない。

タグの扱いも一緒にやってしまいます。
ここでは、タグベルトのサイズが合わないということで交換を何度か行います。
この年代には、最初にサイズの違いを提示しておいて自分で選ぶようにしてみるという方法がいいようです。
2人1組になってのタグ取り、グリッド内でのタグ取りも行いました。
担当の先生にもタグをつけてもらい、あえて少ない色にして生徒に追いかけさせるというのも盛り上がりました。

ゲームの前に2VS1で動きながらのパスもやってみます。
ここでは、トライ方向にパスはできないということを特に繰り返します。

後半は3チームに分かれてゲームを行います。
チームが4、4、5となっているので、協会メンバーも助っ人として入りました。
最初はトライを取ったチームが抜けて交代していくという進め方にします。
ルールもよく理解していて、フォワードパスなどになりそうな時はすかさず下がるなど、皆さん状況把握が素晴らしいです。

一通り終えた後は、4分1ゲームにして時間で区切って行います。
久しぶりの晴天で、熱中症には十分気を付けて水分や休憩もこまめに取るようにします。
スピードを出しすぎて転ぶ男子生徒もいましたが、大事にはいたらずほっとしました。

合わせて2時間の活動でしたが、本当に最後まで生徒の皆さん集中していました。
「こうやってみよう」というと素直に聞き入れて、そしてやってみようとしてくれます。
自分が中学生の頃と比べると隔世の感があります。

最後に一人一人感想を発表してもらい活動終了です。
次回は9月に1・2年生を対象にして行いたいという話でした。
他の学校の先生も視察?に来ていて、10月に要請したいというお話もいただきました。
W杯イヤーということがあまり感じられない日本ですが、今後も地道に普及に励んでいきたいです。

7月6日&7月13日のタグラグビー

2019-07-15 09:10:45 | Weblog

7月6日
翌週がタグラグビー 東北大会ということで、ゲームの進め方中心の活動を行う。

課題を上げればキリがないので、テーマを絞って取り組むことにする。

1「人の少ないところに走る」
2「タグの近くでボールをもらったらパス」
3「ディフェンスは3歩は前に出る」

まず、1と2を合わせて行う。
最初はディフェンスをつけず、徐々に増やしていき3VS3の形へとつなげていく。
なんとなく動きは理解できてきたが、しかしここでも新たな課題が出てきた。
それは「パス!」
少し距離があると投げる方向、距離、スピードとキャッチングなどの正確さががくんと落ちる。
これは一朝一夕では身につかないので、まだまだ時間が必要か。

3は、ゲームをやりながら行う。
そんな基本中の基本みたいなことを今ごろやっているのと言われるようなことであるが、そうなのです。
やっているうちになんとか3歩は出るようになってはきた。
だが、スピードを出しすぎたせいか、ボールキャリアから左右に動かれると簡単に振られてしまう。
タグを取るために近づくので、きちんと手を伸ばして取れるようにスピードやバランスをコントロールすることも確認していく。

後半はチーム編成を変えながらゲームを繰り返す。
パスされたボールに走りこむというプレーも時々あり、なんとなく走る感覚もつかめてきている様子。

7月13日
昨年度同様、明日の大会のために前日新庄入りした東京セブンズラグビースクール(以下TSRS)の皆さんと前日練習。
今回はフレンドリーとジュニアへの参加ということだった。
自己紹介もそこそこにアップを兼ねてサークルパス。
そして、タグをつけてグリッドでのタグ取り。
これはどのレベルでやっても結構盛り上がり楽しめるプログラム。
コートを整備している間に、今度はお互いのメンバーがわかるように名前を言いながらサークルパス。
新庄のメンバーは、初対面で名前を呼ぶことになかなか慣れないようだがこれも貴重な経験である。

チーム対決にすると実力差が出てくるので、お互いをミックスしてゲームを行う。
TSRSは通常はラグビーを行なっているので、接触に気をつけるように見本を見せながら説明する。
ついハンドオフのような形になってしまうことがあり、少々苦戦している様子。
休憩を入れながらゲームを繰り返す。
明日の大会を前にやりすぎて疲労が蓄積してしまわないように適度なところで切り上げる。

このような形で交流が持てるのは、普段他のチームとの接触がない我々にとっては大変貴重な時間。
TSRSのみなさんありがとうございました。

6月29日のタグラグビー

2019-06-30 08:51:53 | Weblog
参加者
こども:6名
おとな:2名

軽くランニングの後、サークルパス。
最初にパスをした人が1周戻ってくるというのは同じ。これだと他の人は見ているだけになるので、いろいろな動きを加える。
今回は自分が持っているボールを円の中心に置く、持ってくるのを小走りで行う。
しゃがむのが苦手な子は、体を曲げて片手で取るということも出てきたので、一旦チェック。
「それが素早い動きの中でできているか」
ゆっくり歩いて、どっこいしょ、というリズムでボールを掴んだりおいたりする動きでは、このドリルの目的「素早く動く」という目的に合致していない。
ゲーム中では、転がっているボールを拾い上げる、トライのタッチダウンという場面での動きなので、こういうことをきっちりできるようにしたいもの。
一度にいろいろな動きを加えているので、途中で混乱してしまうこともあるが、同時処理の思考パターンも訓練次第で慣れていく。

ボールを持ってウォーミングアップ。
両足を固定して、左右に腕を素早く伸ばす。これは体幹も鍛えられるし、パスの際の腕の使い方にも繋げられる。
続けてスピンをかけてボールキャッチ、ハムストリングを伸ばす、股割りからの姿勢保持などなど行う。

タグラグビー 東北大会も近づいてきているので、ゲームに使う動きも練習してみる。
前回からやっているのは、「止まってボールをもらった時の動き」
タグがおきた後は、ディフェンスも近くにいることがほとんど。
そしてほぼ立ち止まっている状況なので、そこから走り始めるとすぐにタグを取られることが多い。
だからもっと相手と距離のある人にパスをしてみよう、ということ。ラグビーで言えばスクラムハーフの役に近い。
並ぶ位置を変更しながら2パターンほど行う。
遠い距離だと、小学校低学年は届かないことが多いが、逆にボールを捕る方の練習にもなる。

休憩の合間に的当てチャレンジ。
ボールを直線上に7個並べ、的に何個当てられるかやってみる。
全員一回やってみたが、6年生が5個で最高記録だった。
もっとやりたいという声もあったので、また時間を見つけて実施する。

最後にゲーム。
まず子供同士で3対3。
人数が少ないので、一度タグをはずされるとそのままトライになってしまう。
ディフェンスでは、相手との距離を縮めるために一斉に前に出るという動きを意識するようにしているが、
あまりおもいきり走りすぎて、横の動きにかわされてしまうことが多い。
それでも、前に出ているだけよい、ということにしておく。
次に子供5人対大人を加えて3。
ランやパスのフェイントを多く取り入れた、大人の高度というか狡猾なスキルに翻弄される子供たち。
よくも悪くもそれだけ子供たちの思考が真っ直ぐということでもあるのか。
数ゲーム行い終了。

湿度も高くなり熱中症の心配も出てきたが、怪我や体調不良になる人もなく一安心。

前回の投稿の期間が空いてしまいましたが、しっかり活動はしています。

12月22日のタグラグビー (合同2回目)

2018-12-26 14:58:52 | Weblog
タイトルは合同2回目とあるが、正確にはSMACの活動への参加という形になる。
あじさいラグビーの活動に参加してもらう時には、タグラグビー形式の運動を中心に進め、
SMACの活動へ参加した際は、陸上トレーニングをやった後のタグラグビー体験ということにしている。
今日は合計で30名近くの人数で、ほぼ8割が女子という構成。

最初は陸上のエクササイズを中心に進めてもらう。
足をいろいろな方向に大きく開いての屈伸の動きやリズムを変えたスキップなど様々。
始めの頃は一緒にやっていたが、初めの動きだけで既に腿がプルプルしてきたので自分は適度に進める。
次は手拍子に合わせてテンポよくステップを踏む、徐々にそれに合わせて体を回転、後ろ向きに進む、手の動きをつける、
などのコオーディショントレーニング。
言われたことはわかるが、実際にやってみると面白いくらいに体が動かない。
途中で断念してオリジナルの動きをしていく子供たち。。。
頭で理解した動きを体で再現するためには、常に自身の体をモニタリングしていく必要がある。
こういうのは物理的なモニタリング、鏡に映したり映像に撮って見直したりなどできるとさらによい。
陸上部門のおしまいはダッシュ。
前回も行なった姿勢の作り方から、4歩を走る、視線の方向、腕を振り下ろす、など一回ごとに注意する視点を変えて取り組む。
改めてわかったことは、走るのが速い子は姿勢が格好いい。

後半からはタグラグビーコーナー。
30人近くいるので、大きく小学校4年以上と3年以下のグループに分ける。
まずはグリッドを使って1対1でのタグ取り。
走り抜けるだけではなく、フェイントやステップで相手をかわしていく、いわゆるevationの動きも体験してもらう。
ボールを持ったときのかわす感覚というのが身についたらまたゲームも楽しくなっていく。

続けてゲーム。
4年以上は大人も混ざってチームを作り、交代しながらタグラグビーを行う 。
ちょっとコートが狭かったようだったが、激しい衝突もなくやっていたようだ。

3年以下は2チームに分かれオノタケ式BG。
最初は狭いコートを設定してルールを確認し、徐々にコートを広げルールも少しずつ変更しながら行なっていく。
今回はゲームが終わるごとに作戦タイムを設定していく。
近くで聞いてみるとそれぞれ意見を出しながらいろいろと考えていて、ゲームを繰り返すごとに工夫が見えてきておもしろい。
小さい子でもきちんと自分で考えた動きなどを話していた。
フォワードパスやノックオン、オフサイドなどの反則がないので、ボールゲームの導入段階でも十分に楽しめる。
幼稚園や保育園でもやってみたいので、関心のある先生方いましたらぜひ一声かけてください。

これで2018年内の活動は終了。
帰り際、SMACの小学校上学年の女の子たちが「タグラグビー 楽しかったね」と言っているのを耳にした。
3月までにちょっとしたタグラグビー交流大会ができるといいと関係者で雑談する。
どこか会場空いてないかな。

12月16日のタグラグビー

2018-12-17 06:03:18 | Weblog
参加者
こども:14名
おとな:3名

今日は通常のタグラグビー の活動にSMACの希望者が参加ということで人数も多め。
寒い日になるかと思ったが、太陽も出てきていい天気。

まずはボールを持って3周ほど走り、そのままボール慣れのエクササイズ。
ボールを上に放り上げてキャッチ、間に拍手、背中でキャッチなどを行う。
とにかくたくさんボールに触って、扱う感覚を身につけていくようにする。

円形に並んで、隣へパス。
ボールを胸で止めるのではなく、手から迎えにいくアーリーキャッチを意識させる。
慣れていくに従って、1個から4個へボールを増やしてく。
続けてフォローラン。
人数が多いとボールが1周するまで時間がかかるので、パスをし終わったら中央部分に置いたボールへタッチしていく。
密集した中でも集中して動くことの意識づけ。

4グループに分けてのボール送り競争。
ボールを持った人は動けないルールで、少しずつ距離を増やしていく。
次に、フォワードパス禁止のルールで行う。
ボールを持っている人の動きと、ボールを持っていない人の動きそれぞれが重要になってくる。
グループごとに動きの確認をしたり、声をかけたりするなどコミュニケーションスキル向上のねらいもある。
続けて4人でのラインパス。
横の並びを保ち、止まらないでパス&キャッチをしていく。まずは歩くスピードから始める。
特に小学校の低学年の子供にはなかなか難しいのだが、とにかく慣れてみることが大事。

タグラグビー のゲームの前にオノタケ式BGを行ってみる。
人数があまりいなくて実施できずにいたので、ある程度そろった今回がチャンス。
得点方法とタグを取られたらパスという簡単なルールだけを説明して実施。
運動量も多く、スペースを探すという動きも自然とできていた。
タグラグビーの前段階のゲームとしても取り入れられるし、他のボール競技にもつながる要素がある。
小学校のゴール型ゲームでやってみるのもいいと実感。

最後に2チームを作ってのゲーム。
人数が多いので入れ替えながら行っていく。
タグラグビー 東北大会ルールで、スーパートライの設定の他に、小1・年長がトライした場合は10点の設定も付け加える。
実際やってみたら10点トライが出てかなり大量得点につながり、面白い展開になった.
すぽーてぃあの反面のスペースだと子供でも6人いると狭く感じる。
コートの広さと併せて適当な人数を調整していく必要あり。

終了後次回の連絡をして解散。




12月1日のタグラグビー (合同1回目)

2018-12-02 08:53:16 | Weblog
今シーズンの新たな試みで、陸上クラブSMACとの活動相互乗り入れ事業の1回目。
今回はSMACの活動に合流という形での取り組み。
内容として、最初にアップから意識して体を動かすエクササイズをリクエストする。
腕を平行に保つ、腕の内転・外転、肩甲骨入れなどから股関節の深いところを伸ばす運動など
普段使ってないところが動いてこれだけでかなり体温が上がる。
あじさいラグビーの子どもたちも普段やったことのない動きに悪戦苦闘。
続けて走り出しの姿勢づくりから、短い距離のダッシュのエクササイズもいくつかやってもらう。
身体図式を意識することの重要性を改めて認識。

30分ほど行ったあとタグラグビー コーナー
SMACの活動に合流する場合は、タグラグビーのスキルよりもコミュニケーションを多くとる内容を入れてみることにする。
まずは、全員で手を繋いで円を作りwho is the dogs out
予想通り、手を繋ぐということに躊躇する子どもたちが多い。
この辺は年齢の発達段階においても小学校レベルだと結構難しい課題でもある。
やり方を説明して大人から見本を見せてもらう。
次に輪の中の逃げる役になりたい人と呼びかけるが、ここでもなかなか出てこれない。
なんとか1回目をやり次々に逃げる役を交代していく。
数回やっているうちに手を繋ぐことはあまり意識することなく活動に夢中になってきている。

次にタグを4色に分けたグループごとの活動
まずはサークルパス
数を数えて一番遅いグループにはご褒美としてスタージャンプをしてもらうことを話す。
見本を見せるとグループの集中度も上がる。なぜなら恥ずかしいからですね。
めでたく一番遅かったグループにスタージャンプを全員の方を見てやってもらう。
バリエーションで、パスの際に自分の名前を言ってボールをもらう、隣の人の名前を言ってボールをもらう、なども行う。
名前を呼ぶことに意外とつまる子が多い。
続けてボールをパスしたら腕立て2回、ジャンプ5回など動きを入れていく。
動いている間に一度ボールから目が離れてしまうが、すぐにまたボールを見つけるなど、ゲームで必要な動きにもつながる。
そのまま別のグループの人が輪の中に入り、パスカットをねらわせパス競争。
これはプレッシャーの下でのプレーにつながる。

次にチーム対抗のボール運び競争
ボールを持っている人は動けない、必ず全員がボールに触る、ボールを落としから元の場所から再スタート、往復して全員戻るまで、
と条件を少しずつ付け加えながら行う。
このあたりになると各グループの中でどうやってパスをしていこうかと話し合う場面が出てくる。
自主的に練習をしていくなどいい傾向。
何度かやってから競争にうつる。
今回も最下位チームはスタージャンプのご褒美。しかも隣で活動を行なっているテニスのグループに向かってするというプレッシャーをつける。
緊張する中でスタート。
一位になったチームは安堵の表情を浮かべている。
めでたく最下位になったチームのスタージャンプ。
テニスグループも少し運動の手を休めてこちら側を見ているという絶好の条件。
そんな中最下位チームは渋々という表情だったが、きちんとスタージャンプをおこなっていた。
この、しょうがないけどやるしかないか、という気持ちも人生には大切である。

最後にゲーム
大人も入り、4チームが全て対抗するように組みわせていく。
狭いコートなので中に入るのは4人とし、交代しながら行う。1ゲームは5分1本でも結構な運動量。
すべての対戦が終わってからコートを広くして対大人チームとゲーム。
4チームが1分ごとにチームを交代していくというやり方で進める。
ゲームをサイドから見ることで動きを客観的に捉えることにもつながるし、大人のランやパスなどのプレーも今後の参考になるだろう。

ゲーム後、恒例の「たのしかっタグ」をやって終了。

同じメンバーだけだとどうしてもマンネリ化してしまいがちなこともあるが、合同での活動はたくさんの刺激があり効果的なことを実感。
あじさいラグビーとしては、人数が多い活動というだけでも大変刺激になりいい傾向である。

11月24日のタグラグビー

2018-11-27 18:43:52 | Weblog
参加者
こども:9名(体験、見学含む)
おとな:5名

今回は通常のタグラグビーの活動。
体験者も入り、新鮮な雰囲気。
準備運動ではサークルを作って、リーダーの声と動きに合わせて、というものをやってみる。
自分が中心になって声を出す、というのは新庄最上地区の子どもたちが苦手なもの。
これは繰り返して慣れさせていくことにする。

サークルパス。
ハンズアップ、コール、など意識してやることを再度確認する。
人数が多いと自分のところまで戻ってくるのに時間がかかるので、一度パスをするとぼーっとしてボールを落とすことがある。
これは人数が多い時は他の運動を取り入れるなどして集中力を高めるようにした方がよい。
そのままパス&フォローに移行して体を温める。

タグ取り
3人で三角形を作り、2人の間をぬけていくプレーヤーのタグをとる。
なかなか瞬間の動きについていけずにタグがとれない。
構える姿勢も教えながら繰り返してみる。

今日は久しぶりに人数が多いので、早速ゲームを行う。
大人も二手に分かれるが、ハンデとしてボールを持って行う。
今回は、とにかくボールを持ったら走ることを中心にする。

ゲームを始めてすぐ、5年生がタグを取られたあとなかなかボールをもどさずにいたので、ゲームを遅延させるプレーとして反則を取りシンビン。
いつものコートに大人2名を加えて6名なので、なかなか走ることもままならずタグ5回のターンオーバーが続く。
2ゲームほどしてから大人は1名が交代しながら参加することにする。
少しスペースが広くなり前よりもトライがとりやすくなってきた。
ゲームの中で、狭い2人の間を半ば強引に走り抜けていてトライをとったプレーがあり、すかさずTMO判断のゼスチャー。
傍で見ていた大人にも確認をして危険につながるプレーと判断しトライは無効。
ゲームをするにつれて、フォローしてパスをもらってのトライなどいいプレーも随所に見られるようになってきた。

終了したが、室内が人数が混雑していたので簡単に振り返りをして解散。
今回で新たに3人が加入してくれるとのことで、嬉しい限りである。




11月17日のタグラグビー(共催事業2回目)

2018-11-21 19:30:09 | Weblog
今日は前回に引き続きタグラグビー体験事業。

開会のあいさつの時に、前回話をした日本対NZのテストマッチを見た人!と聞いてみると
何人か手を挙げてくれて、うれしい限り。
前回体験した人も多いので、ゲームを多めにすることも話す。

まずはウォーミングアップ。
タグの色ごとにグループに分かれてボール手渡しリレー。
上、下とやってから上下左右で行う。
声を出すようにすると早くやれると言うと、ちらほらと声も聞こえてくる。
続けて円を作りサークルパス。
今回は10回、20回、30回と回数を決めて終了したグループから座るようにする。
そのまま、パス&フォローへ。
今回は年長児も参加していて、小さい子供ほど遠心力に負けて大回りになるのだなあと改めて実感。

次にタグ取り。
20人超にしては狭いグリッドの中で、コールを聞いてタグ取り。
前回も感じたことだが、これほど狭いスペースでも子供たちはほぼぶつからない。
自分のコントロールできるスピードで走っているということか。
数回行い体も温まってきたところでラストマンスタンディング。
今回はスタート時の鬼は腕立ての姿勢から始める。
これはいろんなところでやっているが、大人も子供も真剣に面白がっている。
逃げるというのは人間の本能のワクワク部分を刺激するのだろう。

次からはゲーム。
今回は小学生を学年ごとに均等に分けるようにグループを再度組みなおす。
4グループできたので、上学年をキャプテンに任命しそれぞれ自己紹介を行うようにする。
色ごとに全グループが対戦できるようにゲームを進める。
全部の学年を混合すると、どうしても小さい学年はボールをもらうことが少なくなりがち。
最初のパスをする人ともらう人を1,2年にするようにキャプテンに話して全員がボールを持って走れるようにする。

とにかく走れるところまで走るように言うと、その言葉通りにどんどん走っていく。
が、タグをとられたあと後ろの味方にパスをするのは難しいようで、頭上にボールを放り投げるプレーが続出。
これも、前に投げないためにはどうするかを考えた結果ということなのでまずはよし。
そんな中でも立ち止まったり体をひねったりしてパスをしている人も何名かいた。

各チーム同士の対戦が終わったので、残り時間でVS大人チームとの対決を呼び掛けてみる。
やりたいという声が多かったので、下学年対大人、上学年対大人のゲームを行う。
広いコートで大人は4人ということにしたので少々大変そうではあった。
大人チームには、陸上クラブのコーチにも参加してもらう。
一切手を抜かない走りに大人げないという声も子供たちからちらほら出たが、
それがラグビースピリッツ。
これで全日程終了。
最後の閉会のあいさつでは、今日の深夜日本対イングランドのテストマッチがあることも告知しておく。

ゲームが終わり、終了のコールをすると「えーもう終わり!」という参加者の子供の声があった。
それが聞けたことで、今回の事業的には成功だったといえる。

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