あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

小学校でのタグラグビーその6

2011-06-30 20:09:36 | Weblog
6回目となりました。

残りは、チームごとの対戦を主にやっていくので、授業の流れも毎回同じようになっています。
軽く準備運動の後、チームごとのパス回し練習を行います。
素早く自分たちで輪を作って、間隔を広げてパスをしていきます。
声を合わせてパスの回数を数えるのも自然に行えるグループもでてきました。
20回競争を軽く行いましたが、落球も少なくなっています。

最初の作戦タイムです。
図にしてカードに書いてもOKなのですが、パッと見ただけではわけがわからないものもありました。
でも、本人達はよくわかっているようでした。

そしてゲームです。
前回と比べて、タグを取られたらきちんと後ろをむいて味方を捜すプレーが多くなっていました。
タグの後の走り過ぎもあまり見られません。子ども達も上達してきています。
前半戦が終了し、二度目の作戦タイムです。
なかなか点が取れないチームにはアドバイスをしました。
「なるほど!」と、すぐに体を動かして練習していました。これが非常に大事です。
いくら言葉で作戦をたてても、実際の動きができないとゲームでは使えません。

後半戦もいい勝負が続きました。
ゲームを継続するため、タグの制限無しでおこなっているのですが、ディフェンスが非常に良くなっています。
なかなか点が取れない場面が続きました。本来のルールの回数制にしてもいいのかなと感じました。
あっというまに終了の時間です。

自分のチームの作戦通りにできたか?という質問には全員が手を挙げていました。
作戦通りにやってトライも取れたか?という質問には半分のチームが、
作戦通りにやったのにトライが取れなかった?という質問には残りのチームが手を挙げて、見事に2つに分かれました。
じゃ、なぜトライできなかったかを考えてみようと声をかけて授業を終了しました。

明日は総当たり戦の最終ゲームを行う予定です。

小学校でのタグラグビーその5

2011-06-28 06:40:51 | Weblog
5回目になりました。なんと今回は授業参観でタグラグビーを行いました。

今回からは、チームごとの対戦を主に活動を進めていきます。
まずは準備運動を兼ねてサークルパスです。
近い距離なので、ボールを落とす事も少なくなっています。
パス20回競争では一度もボールを落とさなかったチームも出てきました。

次にチームごとに分かれて作戦会議です。
ゲームに出る順番や、審判の役割、めあてなどを5分以内で決めます。
まだ順番でもめているチームもあり、どんどん進めていくように話しました。

4つのチームに分かれているので、最初に赤対青、次に緑対黄として前半と後半に分けて行いました。
ゲームに出ていないチームは手分けをして審判役をします。
今回はゲームをある程度続けさせる為にやさしいタグラグビールールでやります。
具体的には、タグの制限無し、前に落とす、走り過ぎはやり直しなどです。

観客で見ている保護者の方々も、見ているうちになんとなくルールを理解してきたようで、
トライのシーンでは拍手もおこりました。

それぞれが前半を終了したあとは作戦タイムです。チームごとに新たな攻め方など図を書くなどして相談していました。
チームのみんなが頭を寄せ合って話に参加していていい光景です。
後半は、作戦の成果があったのかどのチームもトライを取っていました。

次回からもこのシリーズで対戦相手を変えて行う予定です。

小学校でのタグラグビーその4

2011-06-24 05:31:29 | Weblog
4回目を一週間ぶりに行いました。

最初はグループごとに円になって左右へのパスです。
パスのしかたについては、相手が取りやすいパスをするように
「ボールを卵だと思って」という言葉を繰り返しました。
バスケットボールのチェストパスになってしまう子には、
「へそより下からボールを投げて」と教えました。
これが一番スピードと方向をコントロールしやすいからです。
続けて、パスの20回競争をしました。
特に全員で声をあわせて数えるように、繰り返しました。
こういった声を出していく事もタグラグビーでは非常に重要です。

次に1対2の練習です。
最初に、こんな感じでやるんだというイメージを持たせる為にビデオを見せました。
全員が一気にできるように2チームずつに分かれて行いました。
女子の中には止まったり、後ろへ下がったりする子もいるので、ボールをもらったらまず前に走る事を繰り返して教えます。
ボールをパスしてからそのまま立ってパスをもらおうとしている子には
「近くまでいかないとパスが届かないよ」などと声をかけます。

そしていよいよゲームです。2チームがゲームをして、他の2チームは審判や記録の係です。
なにせ初めてのことなので、動きがよくわからず戸惑ってしまう様子が多く見られました。
また、ボールを取りにいこうとする意識がまだあり、パスカットをしたり、はたき落としたりというプレーも多かったです。
「取っていいのはタグだけ」ということをもっと教えていく必要があるなと感じました。
やはりゲームになると皆興奮してしまい、周りの声もあまり聞こえなくなります。
ケガにつながってしまうようなプレーだけは強く笛を吹いて止める必要があるなと感じました。
予定の時間をだいぶ過ぎてしまいましたが、なんとか全チームがゲームをする事ができました。

次回からはゲームを中心に、チームごとの作戦も立てながら活動をしていく予定です。


6月18日のタグラグビー

2011-06-19 04:42:58 | Weblog
参加者
こども:11名
おとな:4名

今日は全員の参加。
最初にサークルパス。左右、ひとりとばし、ボールの数を増やしていく。
パスから一周走るというのも、人数が多いので先にゴールできてしまう。
前回までパスの練習に時間をさいてきたおかげで、ポオポロ落とす事が少なくなった。
2年生もビッとしたボールを投げる場面も多い。

次に、人数&ボール集め。
指示を聞いて、すばやくグループを組むということが大切。
男女混じってのグループというのがなかなか組めないことが多い。これも我がチームの課題。
つづけて、パスした後のフォローラン。
パスをしたらそのまま前に走っていってしまうことがあるので、走り過ぎ防止の意味もこめる。

来月の東北大会に向けてチームごとに分かれての練習。
Aチームは昨年度までのアタックのパターンを思い出しながら、コース等の確認。
Bチームはディフェンスの並び方、アタックの仕方などを説明しながら行う。
Bチームは初心者&2年生で構成しており、人数も5人とぎりぎりなので体力面が心配。

最後にA対Bでゲーム。
Aが圧勝かと思いきや、前半はいい勝負。
高学年女子が、タグを取る時の手が片手&逆になってしまっていることが多い。
これはケガのもとにもなるので、改善していかなければならない課題。

終了後ミーティング。
コーチ陣からは、まだまだ他のチームとゲームをして互角に戦える状態ではない、
そのためには、集中して練習をおこなうこと、気持ちの切り替えを素早くすること、
などなどの指摘。
そして、開始時間は集合時間ではない!ということも話す。

次回の練習まで日が空いてしまうのが痛い。



小学校でのタグラグビーその3

2011-06-18 20:44:07 | Weblog
3回目になりました。

最初に円になってのパス。
今回は円の外側をむいてパスをするというようにしました。
体をひねって相手を見てからパスをするようにチェックしながら行いました。
パスをして1周走ったり、グループごとの競争も行いました。
終了後、パスの仕方について確認。
ボールを卵に見立てて、丁寧に扱うことが大切という事をはなしました。

次にタグ取り。
今回は2チーム同士の対決にしました。
見ているグループは、ラインからでていないか、タグを押さえたり、手をはらったりしていないかを教えるようにしました。
ゲームをする時の審判役の練習でもあります。
最初に注意した事は、「タグ取り」であって逃げるのではないという事です。
ゲームの時にボールを持って逃げ回ってしまうということにならない為の布石です。

そして、1対1のタグ取りです。
横一線に並んで、ボールを持っている人の前に立つようにして一斉に始めます。
前にでてタグをとるということと、自分のマークを追いかけるということも目指しました。

最後は1対2のミニゲームです。
タグを取られたら止まって味方を見てパスをするようにしました。
一度にやることが増えたので、戸惑っている子どもが多かったです。
これは、時間がなくて半分しか攻撃の役をできませんでした。
予定していた4対4のゲームまでにはたどりつかなかったので、予告をしておいて終了です。

ルールについては大きい用紙に書いておいて廊下の移動黒板にはっておいて、いつでもみてもらえるようにしました。



小学校でのタグラグビーその2

2011-06-17 06:22:17 | Weblog
引き続き2回目のタグラグビー授業です。

まずはタグの取り付けから。
つかむ→手を挙げ「タグ!」→つける→しゃがむ
の一連の動作です。
両方のタグを一気につけるため、そのところで戸惑うことが多いです。

今日はチームでのプレーを中心に行います。
最初に円になって、隣の人へのパスを一周回します。
ボールの持ち方や投げ方なども説明してから右、左と行います。
いわゆるバスケットボールパスになっている子が多いです。
次に、パスをした人が円の周りを一周走って戻る。
円を速く走るにもコツがあるのですが、遠心力でとんでもない方向に向かってしまう子もいました。
最後にチームのパス競争。
速くしようとするとやはりパスが乱れてボールを落としてしまっていました。

次に全員でのタグ取りです。
タグの色を指定してそれを取っていきます。
指示の内容も少し変えたりして、集中して聞く場面も用意しました。
この年代で一番難しいのがラインの意識です。
逃げようとしてあっという間に外に出てしまいます。
全員で走り回りましたが、大きなケガもなくホッとしました。

ここで時間がもう無くなってきたので、本当は1対1や1対2のタグ取りを予定していたのですが、
変更して最後のゲームへ行く事にしました。

最後は通り抜けゲームです。
コートの中に立っている相手チームの人から、タグを取られないように走ってゴールラインへトライします。
立っている人は動けないという条件をつけました。
けっこう上手に間を走り抜けている子も多かったです。

今回から学習カードを用意して、感想等も書いてもらう事にしました。
そして、一番最後に「楽しかっタグ!」でしめました。

初めてする事が多かったので説明に時間をとってしまい、予定の活動ができなかったのが反省点です。
次回からは4VS4のゲームに向けて、進め方や審判のしかたなどをやっていく予定です。

小学校でのタグラビーその1

2011-06-15 20:08:05 | Weblog
小学校3・4年生の合同の体育でタグラグビーを行う事になりました。
その活動の様子を報告します。

1回目はオリエンテーション中心です。
まず、タグラグビーについての話から始めました。
案の定タグラグビーを知っている子どもは全くいません。そこでボールとタグを見せて、まずは用具の説明です。
そしてつぎに大まかなルールについて話しました。
その中で子どもたちがいちばんびっくりしていたのは「前にいる味方にボールをパスしてはいけない」ということです。
「なんでですか?」という質問については、「それがラグビーというスポーツのルールなのです」と話をしました。
「なぜバスケットボールは、ドリブルをしながらでないと進めないのか?それがバスケットボールのルールだから」
「なぜサッカーはボールを手で扱ってはいけないのか?それがサッカーのルールだから」
という補足もしました。これで大体の子どもは納得したようです。
次に得点の仕方や反則などもホワイトボードに書いて話をしました。
これは後々重要になってくるので、聞くだけじゃなくて目でも確認してもらうためです。

一通り話し終えたあとは実際に体を動かします。
まずはタグの付け方です。
全員がタグをつけた後、タグを両手でつかんで「タグ!」と上にあげる基本中の基本の動作を行います。
あげた後は、すばやくタグをつけてしゃがむ、という所までを1セットにして何度かやりました。
この「すばやくタグをつける」というのがなかなか難しく手こずっている子どもたちも多かったです。

次に2人1組になり、手を握って空いた手でタグを取るという活動です。
手を変えて、相手を変えて行いました。これは時間で区切った方が集中できるようでした。

今度はボールを使った活動です。
4チームにわかれているので、チーム対抗で行いました。
最初にボールを持って走るリレーです。両手でもつこと、手渡しでボールを渡すことなどを話しておきました。
今回は体育館で行うので、危険防止のため滑り込みは絶対しないということも確認しました。
2度ほど繰り返して、次はボールリレーです。
頭の上、足の下、体をひねって右、左、など手渡しでボールをリレーしていきます。
常に1位になるチームというのはなくて、適度に順位もばらけていました。

終わりにタグラグビーのお約束について話をしました。
「楽しかったですか?」の声に対して、両手でタグをつかんで
「楽しかっタグ!」というやつです。
声を大きく出すこともできますし、笑顔でできるというところがいいなと思っています。

次回からは、チームごとの競争をメインにしながら、ゲームに向けての様々な活動を行う予定です。


タグラグビー東北大会

2011-06-13 21:13:26 | Weblog
毎夏恒例のタグラグビー東北大会ですが、今年は7月17日(日)に行います。
既に申し込みも受け付けています。
参加チームの上限もあるので、早いうちに申し込んでおくとよいと思います。
あじさいラグビークラブは既に申し込みしました。

6月4日のタグラグビー

2011-06-05 06:54:34 | Weblog
参加者
こども:8名
おとな:3名

まずはストレッチ後にボール慣れの運動を少し。手のひらや指先などでボールコントロールの感覚を養う。
続けて2人1組になって、立った構えから、正面、左右とパス。体の向きを変えてもやってみる。

休憩の後、2人1組で動きながらのパス。ゆっくりからスピードをあげていく。
こういうのは単調になって飽きてくるのだが、今月はパス強化月間ということにして集中的に取り組んでいる。
走りながらボールをキャッチ。最初はコーチ陣がパスをして、子ども達へと交代していく。
パスのスピード、コントロールを意識できればいいのだが、とんでもないところに飛んでいく事がまだまだ多い。

縄跳びを使ってのダッシュ。
入りはいいのだが、縄を抜けた後スピードを落としてしまうので、引っかかってしまう。
転ばないように縄を緩めているのだけれど、それでも転んでしまう子もいる。
1人から、2人、3人と人数を増やしていき、声を合わせて出て行くようにする。
ディフェンスでそろえて出て行けるようになるのはまだまだか。

2人1組でのタグ取り、3人が輪になりその周囲を回ってタグをとるなども行う。

最後にゲーム。コーチ陣が入り、5VS5で。
今日は全面を使って行ったのでタグ4で交代になることが多く、なかなか点が入らない。
それだけタグを取っているという事でもある。
スローフォワードやノックオンなどのミスは少ないがタッチラインの意識がまだ低く、はみだして走ってしまうことがまだ多い。

最後にミーティング。
子ども達からは、広いコートだったがよく走っていたという振り返りが多かった。
コーチ陣からは、まだまだ声が小さい、集中力が足りない、という指摘。

来月はいよいよタグラグビー東北大会なので、実際のゲームに向けた練習も考えていかなければ。

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