あじさいラグビークラブ

山形県の新庄最上地区でタグラグビーを中心に活動しています。

11月23日のタグラグビー

2014-11-25 10:31:51 | Weblog
参加者
こども:3名
おとな:2名

久々に外での活動を予定していたが、前日からの雨でコンディションが悪くなり変更する。
体育館下の土のコートで、天井は低いが動くには十分な広さ。

ランニング、軽く準備運動をしてからパスエクササイズへ。
二手に分かれ、向かい合って走りながらすれ違いざまにパス。
動きながらパスとキャッチができることに慣れていくようにする。

さらに4か所に分かれ、左右へのパスとキャッチも入れていく。
これも動きながらボールを扱わなければならないので、難易度があがる。
人数が少ないとぐるぐる回ることになり、目もまわりそうになる。

次に、アタックの際のパスエクササイズ。
3人が並んで、離れたところに立っている相手に次々に距離のあるパスをして、ボールを大きく動かしていく。
立ったままパスをするようにして、モーションもボールのスピードもできるだけ速く行う。
左右できるのが理想的だが、まずは自分のやりやすい方向だけにして、流暢性を増していく。

ランプレーも大切だが、パスプレーのオプションも増やしていくことでプレーの幅を広げていく。

最後にゲーム。
じゃんけんで2対3に分かれて行う。
コート表面に凸凹もあるので100%の速さではないスピードで走るようにする。
タグは取ったらその場所に置き、その地点より前に出た場合は戻ってパス、タグの数は無制限というルール。
人数が少ないとスペースがあるのでついボールを持って走ることが多くなるが、
ゲームが増えてくると疲れてくるので自然とパスでボールを動かすことも増えてくる。


終了後振り返り。

人数が少なくてもいろいろなルールを考えることで十分に楽しめる。
もちろんもっと人がいればもっといろんなことができるので、地道な広報も続けていく。

11月1日のタグラグビー

2014-11-09 08:52:55 | Weblog
日にちが前後してしまったが、活動の記録。
参加者
子ども:5名
おとな:2名→1名

子どもたちが久々にそろった日。
まずはアップを兼ねたパススキルのドリル。
向かい合って走ってきた相手へのパス、左右へのパス&キャッチを動きながら行う。
向かってくる相手へのパスではすれ違いざまに浮かせる柔らかいパスを、
左右へは正確に速いパスを、と動きの中でいろいろな種類のパスを瞬時に判断して実行する。
小学校低学年にはちょっと難しいが、高学年のを見て感じをつかめればよし。

それからは3対3でのミニゲームを続けていく。
タグされたらパスはその地点からとし、戻っていく間にディフェンスをそろえる時間を作ることで安易に抜けないようにする。
また、キックオフで開始したり、4回タグされたらキックもOKにしたりと、ゲームの中にキックのプレーも入れていく。
これによって、深い位置でディフェンスをするという意識も自然に出てくる。

他には、ボールキャリアが立ち止まったらタグをとってはダメにして、しかもそこから3m以上離れるというルールもやってみる。
ディフェンスは一旦止まらなければならず、しかもタグの地点から下がるという動きも入る。
こうするとディフェンスを引きつけたらあえて立ち止まり、相手の動きを止めておいてマークの空いているプレーヤーにパス、
というプレーができる。
アタックには必ずしも走って抜くだけでなく、パスをして味方をつかってトライ、という意識を持たせるのにも繋がる。
逆にディフェンスにとっては、ボールを持っているプレーヤーだけでなく、広く相手を見るという意識にも繋がる。

タッチにボールが出た時の再開の仕方も、投げ入れたボールをジャンプして取りあうというラインアウトのようなこともやってみる。
もちろん激しい接触は避けるようにしているが、単純に取り合いだけでも子どもたちは楽しんでいる。
これは身長差がない小学校下学年同士でやってみると面白かった。

終了後振り返り。
いろいろなルールでやってみたが、子どもたちはよく対応してプレーしていた。
まだまだランプレーが中心だが、パスプレーができるようになるともっとゲームを楽しめるようになる、等々を話す。
低学年などは途中で飽きるとふざけてしまいがちなので(本人達の弁)、時間や課題の難易度などもバリエーションをつけるのが必要。

11月7日のタグラグビー(出前事業)

2014-11-08 16:47:50 | Weblog
今回は真室川町内3つの小学校4年生が集まる交流学習で行うタグラグビーへの協力。

この活動は3,4時間目に行うのだが、学校間の児童の移動もあるので実際の時間は1時間強しかとれず、
時間内でタグラグビーのゲームまでもっていくことは難しい。
また今回はあくまでも児童の交流がメインでタグラグビーはあくまでもその手段にしかすぎない。
だけど楽しんでもらえるにはどうしたらよいか?
ならば、やることを絞りそれぞれの学校で同じ内容をやっておけば当日はスムーズにいくのではないか!
ということで、事前にそれぞれの学校に赴き、当日行う内容について出前事業を行うことにした。

やってみてわかったのだけれど、始めてタグベルトをつける小学生はそれだけで結構時間がかかる。
あとは笛がなったら集合とかプレーをやめるとか、こういうことを事前に話しておくだけで余計な説明も省ける。
他にも、集合に一番遅れたらちょっと恥ずかしい罰ゲームがあるなどと言っておくと子どもたちの気分も盛り上がる。
パス、タグ取り、1対1でのタグ取り、ゲームの進め方などを行い、当日の予告もする。
始めての用語や動きもあったが、なんとかみんな飲み込めたようだ。
ゲームを楽しみにしている子もいたようだが、あくまでも今回は交流がメインなので勝ち負けにこだわらないように、
ということも忘れずに伝える。

そして当日。
当初予定していた体育館では運動量と室内に設置されている遊具の危険性もあるためグラウンドにコートを設置。
3つの学校の児童を予め4つのタグの色とそれぞれA,Bとのグループに分けておいたのでそのグループごとに整列する。
子どもたち全部合わせても50名強と少ない人数だが、いつもとは違うメンバーのためか緊張した面持ち。
進行役をしたが、予め教えにいったおかげで全員が自分のことは知っているという気持ちがあり、話すほうもリラックスできる。
あいさつを終えて早速活動に入る。

最初は4つのグループを作り、それぞれで手をつないで輪を作りその間をボールを持った鬼が抜けていくという活動。
知らない人といきなり手をつなぐのも緊張があり始まるまで少々時間がかかったが、一度やっていくとどんどん進めていっていた。
全員で手をつなぐということと、少々ごちゃごちゃすることで初対面の緊張も少しほぐれてきたようだ。

次はそれぞれさらに2つずつのグループに分かれてパス。
サークルを作り、パスする人の名前を呼んで左右にパスをしたり、ボールを追いかけて1周走るということをする。
パスする人の名前を聞くというなかなか体験しないことにはちょっと戸惑っていたようだが、
なんとか聞き出して小さい声ながらもパスをしていた。
1周走るのは準備運動も兼ねた動き。

次にグループワーク。
今回は1チームの人数が8名、ゲームを4対4でやることにしたので出る順番を決める必要がある。
グループごとに決めて紙に書いていく。
このころには、初対面でも顔を寄せあって話し合いをするという光景が見られていた。

そしてみんなが待っていたゲーム。
事前の説明で、攻撃側は、前パスや落とすこと、防御側は待ちぶせ、横どりとが反則になることを教えておいたので
あらためて話す必要もなく時間が短縮できた。
他には、タグの数は制限なしで、トライかタッチにでる、上記の反則があったら相手ボール。
また、タグを取られたらその場でパス、もし前に進みすぎたらその場所に戻ってパス、というようにする。

タグの色毎に、対戦相手を交換しながら5分ほどのゲームを計4回2つのコートで行った。
コートを4つにして全てのチームがゲームをするというようにもできたのだが、
交流がメインなので自分の色のチームを応援するという意味であえて2つにした。
ほぼ始めてのゲーム体験だったが、どのチームもよく動いていた。
動きのよい男子だけでなく、女の子もたくさん走ってトライをとっていた。

最後に各校から感想を言ってもらったが、どの子も楽しかったということ旨のことを発表していた。

それぞれの学校でバスで帰る子どもたちへも見送りをしているなど、交流としても目的が達成されのではと思う。

今回は特別な例だったのだが、単発でのタグラグビー事業を成功させるためにはやることを絞って、
説明を少なくして体験を増やす活動を取り入れたプログラムを作れるかが重要ということを実感。

これを機にタグラグビーに興味を持ってくれる子もいるといいのだが、まずは地道な普及活動を続けていきたい。

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