北海道探偵(興信所)社長の独り言 (株)アイシン探偵事務所

北海道の探偵が、日々の出来事を綴っていきます。

探偵・黒松内町のつぶやき話 児童虐待と児童相談所

2021年07月05日 | 北海道

(株)アイシン探偵事務所  代表の高橋です。

 

当社は倶知安町を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。

 

毎日のように天使のような幼い子供たちが虐待され、死んでいく。

 

報道では警察が要請したにも関わらず、児童相談所が放置したと攻め立てる。

 

でも、児童相談所だけを責めたても、児童の虐待死はなくなりません。

 

児童相談所は子供の保護に関する強制権を持っています。

 

でも、それはあくまでも前提であって、警察のように逮捕権を自ら持っての権限ではない。

 

児童虐待や育児放棄をする親に常識や理屈など通じません。

 

当然ながら理不尽で高圧的な態度をとってくることも多い。

 

そのような相手(親)に対して、警察官のように多少なり格闘技(柔道・剣道など)を訓練しているわけでもない児童福祉司が対応しきれるだろうか。

 

児童福祉司はあくまでも一般職の公務員なのです。

 

訓練されている警察官でも、日々鍛錬している消防士でも自衛官でもないのです。

 

また、現在の児童相談所の人員や予算が足りないのも現実です。

 

単に児童相談所や児童福祉司を責めるのではなく、

 

制度の抜本的な改革や、職員の中に出向の警察官を配置するなど、

 

考えなくてはならないことがたくさんあります。

 

 

探偵は願います。

 

どうか、これ以上、幼い子供たちが、虐待などを受けない社会になること。

 

 

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