(株)アイシン探偵事務所 代表の高橋です。
当社は倶知安町を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。
毎日のように天使のような幼い子供たちが虐待され、死んでいく。
報道では警察が要請したにも関わらず、児童相談所が放置したと攻め立てる。
でも、児童相談所だけを責めたても、児童の虐待死はなくなりません。
児童相談所は子供の保護に関する強制権を持っています。
でも、それはあくまでも前提であって、警察のように逮捕権を自ら持っての権限ではない。
児童虐待や育児放棄をする親に常識や理屈など通じません。
当然ながら理不尽で高圧的な態度をとってくることも多い。
そのような相手(親)に対して、警察官のように多少なり格闘技(柔道・剣道など)を訓練しているわけでもない児童福祉司が対応しきれるだろうか。
児童福祉司はあくまでも一般職の公務員なのです。
訓練されている警察官でも、日々鍛錬している消防士でも自衛官でもないのです。
また、現在の児童相談所の人員や予算が足りないのも現実です。
単に児童相談所や児童福祉司を責めるのではなく、
制度の抜本的な改革や、職員の中に出向の警察官を配置するなど、
考えなくてはならないことがたくさんあります。
探偵は願います。
どうか、これ以上、幼い子供たちが、虐待などを受けない社会になること。