グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ラベンダーの夏越し作業です。

2023-06-13 13:53:21 | Weblog
ラベンダーの夏越し作業です。
→ プラ鉢で大きく育て →露地植え →その挿し木でプラ鉢へ →

・・・というラベンダーの「ネバーエンディング・ストーリー」栽培
を20年以上にわたってご紹介しています。 → こちら 。
そして今回は、春の開花のシーズンを終えたラベンダーの 夏越しの
管理のご紹介です。

その夏越しのやり方ですが、要は 伸びた茎葉の剪定となります。そ
のやり方ですが、たとえば 下の写真のピナータラペンダーなどでは


 選定前.jpg のののののののの 剪定前

 ↓

 剪定後.jpg のの剪定後


と、こんなふうにカットしていきます。そうですね、よくわかるよう
に上の写真のうちの2鉢ほどを拡大してみましょうか。↓

          剪定後 拡大.jpg

こんなふうに剪定したばかりの時期は、まさに 丸刈りされたヒツジ
といった観がありあり
なのですが、なあに心配することなく ふた月
ほどすると、これはこれでなかなかよい枝ぶりとなってまいります。
あ そうそう、このように地上部の剪定をやったときは もちろん
『土中への空気いれ』をやっていることも 付け加えておきますね。

とったわけで今回はネバーエンディング栽培というか・ラベンダー
の盆栽栽培というか、そんなピナータラベンダーの夏越しのやり方
のご紹介でした[ちなみにこの6鉢は枝の太さのかんじからいって
だいたい3年もの]。


晴れ 高温多湿になる南国宮崎でのラベンダー栽培の大敵は、梅雨
  の時期の蒸れ、そして地上部へのハダニなどの虫被害です。
  今回ご紹介した茎葉の剪定は、その蒸れとハダニ防除の効果
  がありますよ。 

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜

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