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農業の現場の おはなしなどなど。

日本も、米国の食中毒を気にしなければならない時代に?

2011-11-02 11:40:43 | Weblog
日本も、米国の食中毒を気にしなければならない時代に?み

賛成派・反対派入り乱れてのTPP参加に関する論議ですが、両派に共通
するのは、政府の情報開示による説明がよくわからないという思いではな
いでしょうか。そんななかで、よき参考となるのは、日本でも先日来大々
的に報道され、話題となった韓米FTAです。なんといっても現在進行形
で、先行している案件でありますから。
そんな韓国と米国の関係に関する10月05日分の再掲載ですが、よろし
かったら、ご参考に。

 ↓

米国のコロラド州で生産されたメロンが感染源とみられるリステリア菌に
よる集団食中毒
が発生している事件について、CNNは 9月29日のニ
ュースで「26日までにメロンが原因の集団食中毒で13人の死亡が確認
された
」と、伝えました。 

ニュースは こちら

そのニュースを受けて、すばやい動き〔対策〕をとったのは韓国です。

その対策について、韓国の中央日報は、「原因とされている米国産のメ
ロンが韓国国内に輸入されたかどうかについての調査が始められた
」と
いうニュースを伝えました。 こちら 。

そうなんです。

なにせリステリア菌による食中毒は、感染した飲食物を食べてから症状
が表れるまで4週間
ほどかかる厄介なしろもの。韓国は今後の数週間
以内に感染者と死亡者の数はさらに増える危険性を考慮したにちがいあり
ません。

日本とちがってすばやい対応だな・・・ と、感心した半面、わたし
は、こうも考えたのです。
韓国がこういった対策をとらねばならなかった背景には、自由貿易を
推進することで農産物輸入を増やしている韓国のお国事情も多分に影
したのだろうな、と。

そんな韓国の農産物輸入増大に関する参考記事は こちら 。 〔将来の
経済政策に関する〕日本の近未来像として、いま韓国からは目が離せな
だけに、よろしかったらご参考に。

▼ しかしあれですね。米疾病対策センター/CDCによれば『米国内の
  リステリア菌重症化例は年に1600件ほど、うち約260人が死亡して
  いる』という数字は、じつに怖すぎっ。これにサルモネラやO157に代表
  される病原性大腸菌も加わります。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜