グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

瑠璃鐫花娘子が でたっ。

2022-05-19 22:15:15 | Weblog
瑠璃鐫花娘子が でたっ。
ミノムシにやられたサツキを せっせと世話して やっとのことで
なんとか葉っぱを揃えられるまでに回復させた とおもっていたら、

 

サツキの葉の中心の 太い葉脈だけを残して

    

左右の葉の部分を食して、見た目でいえば 一枚の葉を一本の線状
に齧りたおしていくという

  

そんな信じがたい食性をした虫がいるんです。 枝で見たときの
その虫の被害が こちら。⇩。



   
   

大人の手の平くらいの面積が 順に食害されていき、しまいには
手にもっている枝全部の葉が上記の棒状に食害されてしまいます。

そしてこちらが 現場のツキの被害状況です ⇩ 。中央にいる
犯人のまわりにある 棒状のものが かつては葉であった部分。


   

イモムシ類の特徴として この虫も集団で発生しますから、数が
おおくなれば サツキはいっきに丸坊主の状態にされていきます。


 


こいつの名前は 瑠璃鐫花娘子。 るりちゅうれんじ と読む
ハチの幼虫です。

昨年も サツキのお花が 咲くころの時期に出現しましたので、
 むむっ、なんだかサツキの葉が急に寂しくなってきたぞ
なんて感じた方は、早急な観察&点検&駆除をお願いします。


晴れ それにしてもの 瑠璃鐫花娘子。その字面に
  はむかしなつかしの夜露死苦や、キョンシーの額に貼っ
  てあった おまじないの文字など連想しませんか笑。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」