“ぼこぼこにされて”というニュースが流れ始めた時こそご用心。

“ぼこぼこにされて”というニュースが流れ始めた時こそご用心。

「ぼこぼこにされながらでも頑張っている」などといった、大メディアでは、
ある意味　同情論的な記事が書かれることの多い野田首相。
本日も全国紙では　こんな　ニュースが配信されているようです。
いわく、めったに愚痴をこぼさない方であるのに愚痴ったみたいな、そん
なかんじの内容です。

しかし、だまされてはいけません。

２月には、野田首相関連のニュースとして、「母校で、国会でいじめられ
ていると愚痴る」といった記事も配信されているのです。　こちら　。

しかしその後、国民の過半数が、「いまあげるべきではない」と意思表示
していた消費税増税に邁進し、同じく国民の過半数が「再稼働を急ぐな」
と意思表示していた原発の再稼働に首相が踏みきったのは衆智の事実。

そうなんです。

首相が、　ぼこぼこにされてこまっているなどといった、ことさらに弱い
“自分”をアピールする時こそが、じつは　今後の首相の動静に気をつけ
ねばならない時期だと判断すべき時であるのです。

「ぼこぼこにされながらでも頑張っている」というよりも、「着実に事をはこば
せるために、ぼこぼこにされるフリをしようと頑張る」・・・それが野田さんの
政治手法なのですから。


◎　それにしてもです。そんな首相と大メディアの二人三脚ぶりって
　“息があいすぎ”の観ありあり。９月に公開されるはずの 官房機密費の
　　内訳 発表・・・待ち遠しいです。

「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」