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農業の現場の おはなしなどなど。

骨があるなと感心したJNNの米国BSE関連ニュース。

2012-04-26 03:31:35 | Weblog
骨があるなと感心したJNNの米国BSE関連ニュース。

米国でのBSE発生を受けて、当ブログのBSE関連記事を 3回 にわたって
再掲載してきたわけですが・・・本日のBSE関連報道において“骨がある
な”と感心させられたのが、この JNNの米国BSE関連ニュース でした。

4月25日夜に、『米政府意外な形でBSE感染発表』というタイトルで
TBS系で報道されたニュースは こちら です。


◎ ニュース中に登場する農務省主任獣医師のジョン・クリフォードさん。
 なんだか視線が泳いでいるようにも感じるのは、私だけなのでしょうかね。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染



米国でのBSE発生を受けての、こんな話し。その3。

2012-04-26 03:21:21 | Weblog
米国でのBSE発生を受けての、こんな話し。その3。

2011年02月の当ブログ記事です。米国でのBSE発生を受けての
参考資料として再掲載しました。1回目 ・ 2回目 にひきつづきの
3回目です。3回目は、BSE関連部分の抜粋となりますが、よろしかっ
たら、ご参考に。

 ↓

『 消費者の信頼を得るために必要なこと。』

前回 、「野坂さんの懸念」の回において、米国牛の輸入についての規制
緩和に不安を覚えたのは、日本と米国のあいだの検査や管理体制には、
つぎのような違いがある
からです。

つまり 米国では

  いまだに牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに与えている
  牛に牛由来の肉骨粉を与えていないのかの調査があやふや
  自力歩行が難しい牛などでしかBSE検査をおこなっていない
  BSE検査をおこなっているのは全体の0.1パーセント程度

というのが実態であるらしい。そのような規制が緩やかな米国に対して
わが日本では

  牛1頭ごとに耳票をつけて生産履歴を管理
  自治体をふくめて全頭検査を行う
  牛由来の肉骨粉をブタやニワトリに給与することすら認めていない

という、まさに完璧といってもよい対策がとられています。

このように、飼育と流通に関する徹底した管理体制がとられていること、
それこそが日本の消費者の信頼を得ている理由であると、あらためて確認
した次第です。


◎ 消費者をして、ここまでするのかといわれるくらいの対策を講じる
  こと
・・・それこそが、信頼回復への近道なのだと思います。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染