今朝、2022年9月26日の日本テレビスッキリで、身近なマインドコントロールについてとりあげています。
私の親族二人が、医師にマインドコントロールを受け、
もう一人が、友人にマインドコントロールされ引きずり込まれましたし、私も医師にマインドコントロールされかかっていたのでマインドコントロールには興味があります。
番組で紹介された映画
死刑に至る病
連続殺人犯が獄中から大学生をマインドコントロールする内容だそう。
どうせフィクションだろうけど。
立正大学教授 心理学部教授 西田公昭さんが解説されていました。
この方は
ママ友裁判や
2012年の尼崎連続死体遺棄事件など、
数々の心理鑑定を行なってきたそうです。
西田さんは、殺人事件に関わった人物の心理鑑定を担当したそうです。
その時「はじめは主犯格の女に恐怖感を感じていたけれど、同時に強さとか社会家庭の問題を解決してくれる救世主のように見えたと言ったそうです。
マインドコントロールとは、
カルト団体や様々な集団、身近な他者によって引き起こされるコミュニケーションの支配パターンだそうです。
支配する側は、「コミュニケーションで相手を支配」
支配される側は「関係を維持しようと相手の思うように行動」してしまう。支配されていると思わないから、周りが「支配されている」と言っても否定してしまう。
支配される側は「自分の意思で行動している」と、思い込んでいるため抜け出すのが難しい。
洗脳とは、
暴力や薬物で相手を拘束し、強制的に従わせるため、拘束がなくなれば、元の自分を取り戻せる。
西田さんが言うマインドコントロールの大きな要素は3つ
1権威の構築
2恐怖を与える
3社会的遮断
事でなされるそうです。
マインドコントロールする側が、相手に対して
1権威の構築とは、尊敬や崇拝できるすごい人物がいて、抱えている未解決の問題を解決してくれる。それが唯一のあなたにとっての救いになると説明していく。
超越的な権威だし、絶対的なカリスマ
2問題解決に対する見返りとして金銭や奴隷のように隷属する事、奉仕を要求する。はむかってはならない。
要求に応じなければ酷い目にあうのではないか?と権威に対して恐怖を抱くようになる。
3一般的交流をなくす。
一般社会との交流を遮断する事で、今いる空間だけが正しいと信じるようになる。
次第に依存服従していくようになる。
こうした事でマインドコントロールされてしまうそう。
明星大学 心理学部の藤井靖准教授によると家庭や職場、部活動、さまざまな所でマインドコントロールは起きているそう。
部活の顧問が高圧的だったり、多様性みたいなものは一切受け入れずにとにかくひとつの方向へ向かっていくことが
その部活にとってと一番の目的というような感じ。
顧問が絶対的存在になっている環境の場合、生徒は恐れや不安から思考停止になっていくケース。
ブラック企業という職場環境でも、
長時間労働とか上の人の話は絶対みたいな文化風土がある。
家族関係におけるマインドコントロールも。実の母からのマインドコントロール。
マインドコントロールにかかりやすさチェックリスト
①人生の中で解決できない大きな悩みや問題がある。
②ニュース、ドラマ、映画、本などで泣いてしまうことがよくある。
③雑談をしていても自分の本音は話さない方。
④初めて会った人をいい人だと思うことが多い
⑤迷うことがあってもできるだけすぐ決断したい
⑥自分の趣味と言える活動は1つは全くない。
⑦親密な人が近くにいても常に孤独を感じることがある。
⑧他のことをしている時でもメールの返信をすぐしたい
⑨学校行事季節ごとのイベントに夢中になりやすい
⑩おまじない占いが好き
⑪些細な事でも約束を破ったり遅刻をしたりすることが多い
チェック5個以上がハイリスクの
マインドコントロールにかかりやすい人だそう。
私は4つ該当で、ギリギリセーフでしたね。
明星大学心理学部 藤井靖准教授による。