今回 手術するにあたり、はじめて まともな説明を受けることができました。今まで内反(ないはん)とアタシが言ってた手術ですが "本当に内反なのか まさか回転じゃなかろうか?"と多少の疑いの目を向けていたので 書面で説明していただけて一安心です。 術中に術が変わることもあるだろうけど内反できなきゃ置換だからね
術式は希望していた 【大腿骨彎曲内反骨切り術 (だいたいこつわんきょくないはんこつきりじゅつ)】です。
術時間は2時間ほど。翌日にはベットのギャッジアップ可。5日目頃から車椅子の使用可。5~6週頃から部分荷重開始。順調な経過だと7~8週で退院(転院)だそうです。アレッ 4~5週で退院とか言ってたのに…聞いてたより長いぞ。退院4月やん
先週の股関節レントゲン画像を見せてもらうと やはり潰れた範囲が広がっていて「チョコっと内反」では荷重部にくる健常部が想像してた以上に少ない。…気がする。
この術式 術後の健常部占拠率で術後の経過が分かれる報告があります。骨頭を内側に傾けることで荷重部分に35%の健常部を確保できれば比較的良好な経過をおくれるらしい。もちろん健常部は多いほうが良い。当然ながら健常部の確保を最優先して傾ける角度は決まるはずだけれど、その辺の説明が書面にない。内反による脚長差は回転に比べさほどではないはずなので角度は分からなくてもいいけれど、健常部占拠率は教えていただかないと術後経過の予測がたてられないのでは? 健常部占拠率の予測を教えてほしいと手術説明の医師に質問してみるも「3分の1はありますよ」って。3分の1は35%未満なんですが…適当に答えてみた感ありあり この医師が知らないのか、言いたくないほど率が低いのか、はたまた広大が率には重きを置いていないのか。ナゾです。
これまでの経過中「説明がない&質問しても回答がない&自らの希望すら話しにくい」という不満が澱のようにたまり続け、なにかと疑惑の目を向け不信感のかたまりのアタシ。説明してくれる医師がハキハキ喋るわりに患者の話も聞く人だったので、再び念には念を入れて自分の希望を伝えてみた。「術後の経過が悪くても2年は頑張る。でも2年後に痛み少なく動ける足にならないと思ったら置換する。教授が反対してもそれ以上の経過見は無し!」
いつも通りの医師から目線の話を聞かされました。「痛みは100パー取れるとは限らないし 杖が手放せるとは限らない。」そんなことは分かってるのよ。歩く姿が悪いとかそんな話をしてるんじゃない。アタシは生活の話をしている。自分のADLスコアが悪くないこと分かってるのよ。でも食事を自分で食べるから満点とか更衣ができるから生活に問題ないってオカシイでしょ。日々の食事の用意は?更衣も椅子がないとできないし衣類の洗濯は?気持ちよく入浴したいしお部屋だって清潔にしたいのよ。仕事もしないと経済的にも立ち行かないでしょ。基準は杖の有無じゃない。まわりの援助を前提とした経過観察に付き合えるのは2年だけ。2年たって援助が必要な状態では困るから置換すると言ってるだけ。手術の決断もしくは右足が潰れたの1年早ければ3年我慢できたけど、1年遅ければアタシは骨切りではなく置換を選択してる。ラッキーだったのかアンラッキーだったのかは10~20年後の話です。
そしたらば…置換術のリスクを延々と説明されました あんたら鬼かっ!! 一応アタシなりの希望(着地点)に理解は示してもらえましたが、今回の術後経過が悪いと教授とまたバトルになること必至です。まぁ退院したら経過観察は愛媛の予定だから教授に会うこともないだろうと思っていたのに、話をしていると術後も要・通院
歩けないし車も運転できないし「無理っ」と言うと広島市内に転院すれば良いと言われる始末。あげくにプレートの抜去も広大でと言われる
オカシイ。すでに話が違ってきている。プレート抜去は経過の良い人で1年半後が標準的らしいがビミョーな期間だ。そして(なぜか)プレートを付けたままだと置換できないと言われる。なぬ!?そんな話は初耳だ。抜去前に置換する人だっているだろうに…どこまで本当でどこから嘘なのか…ともかく、そんな話を飲んだら「結局は経過も抜去も 置換も広大」って意味やーーーん
どんだけ患者の囲い込みする気なん…? もうマジで許してください
もぅイイよ。一先ず目先の話だ。ようは教授が上手く回せ(内反すれ)ばすむ話だ。勢い余って「ジジーには(置換が嫌なら)10年持つよう回せ!! 信じてるって言っといて!!」 ←怒りのため教授をジジー呼ばわり。医師苦笑い。
じつはアタシに手術説明をした医師…説明中オカシイと思うことが何度かあり、股関節班の医師なのか聞いてみたら「股関節手伝ってます。大学院にいます。」みたいな回答。股関節入局希望の院所属研修医かと思ってたのに違うのかもしれない。医師免許持ってる大学院生か?帰宅して調べても立ち位置がワカリマセンでした。高い確率でアタシがジジーと言ってしまったことは伝わらない変わりに、この日聞いた話の中でアタシ的に大切な部分は 入院後に要・確認 イイけど。
そんなこんなの術前説明で、医師がよーく説明しておきたいはずの合併症などの話はおざなり まぁ恐いのは麻酔による全身状態の悪化や感染症、深部静脈血栓症。あ゛ぁ~術後骨折や骨癒合遅延、神経障害あたりもイヤだなぁ
ともかく不慮の事故や合併症など予期せぬ事態は自身では対処不能ですからね、それはお医者様に気を付けて早期発見&対応していただきたいと思います。