向かってくる台風。大雨の中 広大へ受診してきました。
話し合いは決裂です。
教授 曰く「アンタは手術しても意味が無い!」&「どこの誰に手術なんか言われたんだ!」&「するなら回転じゃ!がワシはせん!」ってな感じで話し合いはどこまでもどこまでも平行線。
好意を持って想像するに、両骨頭とも潰れたものの「すでに壊死部位が多少なりとも再生されており今後は急激な圧潰進行は無いと見込めば少しくらいの痛みは我慢がまん。関節変形してもいずれ人工置換すればいいじゃないか」ってな感じでしょうか(あくまで アタシの想像です)。
一つの意見としては納得できる。
ところが
アタシは痛みと制限のある生活が今から何年も続くのがイヤ
骨壊死発症7年経過。アタシ十分我慢したと思う。楽しく元気な ながーい老後なら60歳まで我慢してからの
置換術もいいけれどアタシはそうじゃない。 もう我慢する時間そのものが正直モッタイナイ!
急な進行がない保証がどこにもない
実際 もう何しても大丈夫と言われてた右骨頭が6年半もたって潰れた以上 やっぱり この骨もたないと思う
ヘルニアもあるしSLEの再燃もあるだろうし体調ベストで手術を受けられるチャンスって少ない
骨切りヤルなら若いほうが良い!体力落ちて 筋力落ちて 体調悪くて 骨粗鬆症とか …ありえそうで笑えない
体力&経済事情。どんな手術にしろ年齢が上がるほど自分には不利
体力の無い病気&ハンデ持ちが年取って手術解雇のうえ再就職って難しいのよ。やっぱり…
まぁ上記はアタシの現状と考えなんで横に置いといて、話し合いにもならないような診察の中でアタシ的に 一番問題だったのは
愛大と広大では 選択する術式が違ってる この一点につきますデス
手術したいと申し出て、教授に反対されたり煮え切らない曖昧な返事をされる程度は( 以前から何度も あったので ) 覚悟して受診した。初診時に「骨髄移植して経過が悪くても骨切り術できる」と言われていたことと、術後の経過観察期間は2年の契約なので、手術に反対されたら「もう受診しません」と言って感謝とともに縁を切り地元で内反するつもりだった。ところが、全否定されたあげく【術式が違う】のは全くの想定外。
A.内反骨切り術
転子部で内反させたときに壊死部が荷重部からはずれる場合に適応があります。骨切りの形状に工夫をした転子間弯曲内反骨切り術では合併症が少ないとされています。
B.大腿骨頭回転骨切り術
大腿骨頚部軸を回転軸として大腿骨頭を前方あるいは後方に回転させることで壊死部を荷重部から外し、健常部を新しい荷重部とする方法です。また、同時に大腿骨頭を内反させることにより、寛骨臼荷重部に対する健常部の占める割合をさらに増やすことができます。
アタシとしては、温存術をするなら
①より体への負担が少ない術 (SLEの再燃は絶対にイヤ)
②術後の療養生活が短い術 (回復に時間がかかり社会復帰が遅れると困窮する)
③痛みがとれ歩行状態が良くなる術 (術後の歩行に問題があるほど痛みが残る予測なら手術しない)
の順で希望です。 ある意味 人工関節置換が一番手っ取り早いんですが…
愛大センセの勧めるAの術式はほぼアタシの希望を満たしていると思えるのに、広大教授は「やるならB。Aは全く意味が無い。でも手術はせん」 ってな お答え。アタシが「手術しないことにどんな意味があるんだ」と言ったあたりから診察室に漂う不穏な空気。
Aをやっても意味が無いのが本当ならアタシはしない。SLE再燃のリスクをおかしてまで自骨にこだわり骨切り術チャレンジしたいわけじゃない。意味が無いなら、あと数年だけ我慢して人工関節置換すれば歩ける足が手に入る話しだもの。
もちろんAでもBでも100%痛みが取れて経過も良く一生持つなんて信じるほどお目出度くはない。でも、今 不自由な生活を我慢して元気に歩ける老後にかけるほど老い先に夢があるわけでもない。痛みがとれず歩行困難が増すようなら自骨に未練なし。速攻で人工関節置換する。 今!いま痛み少なく動く足が欲しい。自分のことが自分で出来る足が欲しい。
Aの術式とBの術式…どちらにしろ術後の経過はやってみなくちゃ分からないことは百も承知!でもBじゃないと意味が無いと言われた理由がアタシには正直ワカリマセン。骨髄移植をやったことで骨も修復され壊死範囲は小さくなってるハズだからAの術式を選択ってのは理にかなってると思う。より良い経過のために難易度の高いBの術式を選択ってのならともかく、Bしかダメってことはアタシの壊死範囲まったく縮小してない・・・?? まぁBはアタシの希望する条件を満たさず、おまけに教授は「手術は絶対せん」と言ってるので悩みシロは少ないんですがぁ Bはあり得ないとして、Aは よりベストな選択なのか??
教授には「Aでは意味が無いからBだ」という根拠を説明するよう何度も何度も訴えましたが答えは無く、とうぜん手術しない理由も答えてもらえず診察終了を告げられ次の診察予約の話すらありません。受診するつもりは無いから予約は不要だけど
このまま 引き下がったらアタシは治療を選択できない
ネバって かなり捨て台詞気味に「アンタが手術したいならドコででもナンでもしてもらえ」と言う言葉を引き出しました 意味合い的には「手術の許可」がでたと解釈。 …しても良いハズだ
当初から説明を積極的にするタイプの医師ではないけれど
かなりヒドイ…と思う。最初に漠然と言われていた「完治を目指す」状態には現状ほど遠くともアタシは骨髄移植を受けたことを後悔はしていない。施術してくれたことに関しても感謝している。なんのかんのと言っても今まで持ちこたえてるんだもの。
でもさ…「最後まで責任持て」とまでは言わないけど 今さら「勝手にせい、ワシャ知らん」はないんじゃないの?
いゃもぅホントに これが命にかかわるような病態ならグー で殴ってます タコ殴りだ