高知産の品種は変わり者が多い!今回の2種は そんな山紫陽花の代表格です。
【横浪の月/ヨコナミノツキ 旧名:土佐の織姫】 高知県産
どこが変わり者か分かりますか~? なんと 両性花にガクが付いているのです!そして装飾花もあるため、なんだか花びらがたくさんあるように見えるんです。かといって超・豪華ってわけでもないところがゆりりんのツボ ツボミが育ちはじめ、ガク片が薄い黄緑色から白へ変わる頃は日々 変化を楽しめます。青い両性花に花びらがついてるようでしょ。小皿に和菓子をのせてるようにも見えます。可愛いのだ。面白いでしょ~
で、この時期が過ぎると可愛かった両性花のガクが色褪せセピア色。両性花が咲くと さらに地味になるらしいけど昨年は観察できませんでした 基本は、薄い水色で咲くヤマアジサイです。ま~るい円弁に一重のガク咲き。
【横浪の光/ヨコナミノヒカリ】 高知県産
でもって こちらは横浪の月の枝変わりなのだそう。パッと見ただけでは差はありません。よーーーく観察して「あっ…違う」と分かる程度の差です。葉っぱが斑入り。でも地味な黄斑に加えて、かなりバラつきがあり昨年観察したところによると斑入葉になる確率は1/10程度。左上の写真は 唯一 花の近くにあった斑入り葉ちゃん。右上の写真は両性花のガクに入った斑?いやいや酸性雨の影響かもしれないぞ!?といったところですが、枝によって随分と違うので これもまた横浪の光の特性かもしれません
そして今現在 この2種…どっちがどっちだか分かんなくしてしまいました 芽吹いたら必死で斑入り葉を捜さなくっちゃなりません
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