突然・春日記

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紫陽花たち

2011年06月02日 | あじさい

少しずつ花色を染めて色移りしていく「土佐の暁」です。お気に入り度うなぎ登りの一品 5年ほど前ちろ邸から我が家にやってきました。ハバの広い剣弁一重の装飾花。花色の変化を楽しむにはイチオシ!花色の変化を楽しむのは紫陽花の醍醐味じゃないでしょうかね~。写真は緑が青に染まり、少し紅がさしはじめた頃。この品種、調べてみると じつは年によって花の雰囲気が変わるそうです。ちろちゃまは地味に咲いた年を見て好みじゃないと判断したのかしら~返品受付けまっせっ 今年は花付きが良く、小ぶりながらも装飾花の多い額ブチ咲き。これがテマリ咲きになったりするというのだから驚く!大きく育てた株を朝焼け色に染め上げてみたいもの。とりあえず鉢増ししてあげないとね

 

こちらは「藍姫」。果てして「藍姫と七変化と紫姫」は同一品種なのか?という素朴な疑問。七変化は古くからある四国産の品種なんですが、藍姫として出回っている品種と同一種かどうかという疑問/疑惑は解けません。困ったことに七変化という名称が紫陽花の古名のため…紫陽花をアバウトにさしているのか、品種名をさしているのか判断できない。そんな中、唯一の手がかりが「七変化のほうが弁先が尖っている」という記述。で、七変化を探しているのだけれど見つからないのだ~。ただ言えることは藍姫の青の美しさは群を抜いてると言うこと。装飾花がほころびはじめてから一気に藍一色に染まりました。酸度を上げて育てたときの花色は、青色ではなく藍色の域かと思うのです

こちらも疑惑の品種。八重の白花を咲かせる富士と名の付く品種。果たして同一品種かどうか?

 

一見そっくりな「富士の大滝」と「富士の白滝」です。大滝は検索しても品種名がみつからず、販売業者さんの勘違いかとも思い 今現在、同じ土を使い同じ号数の鉢で同じ場所で育ててます。そもそも“白滝”と“滝”は同一品種のはずで、写真の“白滝”は2008年愛彩邸からの挿し穂。昨年ゆきこさんから譲り受けた挿し穂は“滝”と呼ばれていました。なもんだもんだから「大滝/白滝/滝」と名前が少々ヤヤコシイ。どちらも咲き進むと装飾花が盛り上がり塔状花になります。白滝(滝)のほうが品種の特性が良くあらわれ半テマリ咲きに近いかな~。ただ大滝のほうが花がデカイ。そして(今年の暑さを考えても)両性花の脱落がとても激しい。大滝は華やかさはあるものの大味。白滝は華やかで繊細な印象です 少し大滝のほうが株に力があるせいかもしれず…あと数年は要観察の2品種。言えるのは どちらも花付きの良い品種で、花期が長いということです。とっても良い子じゃ~ん

 

お気に入りの「伊予小紋」です。今年も青紫で咲いてしまいました。昨夏以降とっても具合が悪く枯れないように維持するのが精一杯で 酸度を上げて植替えすることができませんでした。今年も春先に立ち枯れをおこしてしまい涙 2年前の1/3ほどの株元です。今年は装飾花も1個だけ。前年より株が弱ってる証拠なのかもしれません。芽を増やし、在りし日の青花で咲かせたいものです!


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