花がおわり葉もでて ポポーの木を見ては「どっかに受粉できてる実ないかな~」と探す日々。
あったー!! 見つけたー!! バンザーイ!!
…想像していた実とはちょっと違う。なんだか不思議な形です。
まるでビワの葉っぱほどもある大きな葉の影に隠れて順調に大きくなってます♪ この実が細い枝にくっ付いてる姿って なんだか笑える。一花から実が5個できるようで、結実したのは二花だから計10個の実りを待ちわびることになりました。
順調に大きくなってきた頃、百合ママが「実に太陽が当たらん」と葉っぱを切ってしまいました。真夏の直射日光(特に西日)が青い実にサンサンと ヒェー 「葉取らずリンゴは色が悪くても栄養状態バツグンで美味しいって言うじゃないかー」と、ポポーの葉っぱでモメる ゆりりん邸 でも一番モメたのは収穫時期…。「子供の時に一度食べただけだから いつ食べ頃かなんて分からん」と百合ママが爆弾発言をしたのです。 えっ えっ えーーー
食べ頃不明のため完熟度が分からず 眺める日々。強い風がふいた翌日 家から見ると、いつもの場所に実がぶら下がってない!! 大急ぎで見に行くと一花分の実が全部落ちてました。
え~ん。落ちちゃったぁ
でも もう一花分はまだぶら下がってる。と言うことは落ちた実は完熟したから落ちたんじゃなかろうか?ってことで拾い集めキズチェック。キズ無し♪ 鼻を近づけクンクンしてみる。少し甘いなんとも独特な香り♪
さて お味は 美味しかったです。ねっとり濃厚なバナナのような食味に糖度も高くとっても美味しかったのです。た・だ・し ありえんくらい大きなタネがたっぷり入っていて、縦に切っても横に切ってもタネ・種・たね。スイカのタネは飲みこめても柿のタネは飲みこめんじゃろ… って感じで想像してください。タネが実から離れないのでタネごと口に入れなきゃならんのです。お口の中でモゴモゴと果肉をこそげとらねばならんのです。
ガブッと食べられなかったポポーちゃん。百合ママが「子供の時は美味しいと思ったのに~バナナじゃね」と言ってましたが、甘味の少ない当時+現在の大きくふくらんだ妄想でアタシタチを巻き込み「ポポーは夢のような果物」と皆そろってドリマーになっていたためか、食べてみると感動は半減。夢破れてタネだらけ… いや違う夢の中で何度も食べてしまい 現物を食べる頃には食べ飽きてたみたいです。
我が家で食べたのは2個だけ。「もっと食べたいな~」というお味だったことは間違いないけど 次に食べられるのは来年の晩夏を待たねばなりません。
画像も来年じゃ 残りのポポーは百合ママの手によって親戚・友人知人へ配られ撮影できませなんだ。しかも百合ママ「マンゴー」と言って配り歩いたらしく問い合わせの電話がかかってくる始末。マンゴーって… マンゴーって… マンゴーって… 品種名がマンゴーだっただけで 知らん人に差し上げるときはポポーって言わにゃ通じません! しかも結実したのはマンゴーではなくデービスだった!なんだか最後まで百合ママにふり回されてポポーは今年も葉を落としました~。普通に紅葉して落葉するんですわ。