アグリコ日記

岩手の山里で自給自足的な暮らしをしています。

うさぎハウス近況

2006-08-09 19:09:31 | 暮らし
バクとピーターの兄弟がわが家に引っ越して来たのは去年の12月。

突然の家族の増加に猫家は慌てふためいた。何よりも彼らの餌をどうするのか?やがてそれは町のスーパーからキャベツの上皮の葉を頂けることになって解決したのだったが。
おかげさまで仲良し兄弟は雪多き冬を乗り越え(まあ、屋根のついた小舎の中にいるのだから雪はさほど脅威ではないが、それでも吹雪の日には小舎の床一面が雪で覆われる)、無事に緑の季節を私たちとともにすることができた。
でも彼らも既に年頃。(正確に言えば年齢不詳!)やんちゃの横顔に、心なしかふと寂しさが漂う時がある。

そこでたまたま市場で見かけた「一羽1000円」の立看板。そこで私はメスうさぎを購入し、新たに我々の家族に加えることにしたのだった。
梅雨の始まる、6月の半ばだった。

名前は「ヒメ」。

日頃感謝の特売アーップゥ!



なかなかの美うさぎである。

でもヒメの家族入りはすんなりとは進まなかった。
生まれて初めて見た(おそらく母さん以外の)オンナにピーターもバクもすっかりヒートアップしてしまった。
夜を日に継いでヒメを追いかけ回してはお尻の毛をむしったりする。どうしてそうするのかわからない。けれどこれは彼女にとって甚だしく迷惑なことだと思う。現にヒメの体は次第に痩せてきた(ように見えた。もしかしたら毛をむしられたので痩せたように見えたのかもしれない)。

それで私も落ち着かなく、日に何度も様子を伺ったり、特に追っかけのバクを鶏小舎に一時移したりしたのだったが、そうこうするうちなぜかなんとなく事は収まってきた。

今ではヒメを含めて三匹仲良く暮らしてる風に見える。
鶏も群れの中に新人を加えた時には一時的につつき合うことがあるけれど、それと同じであれは家族への入会の儀式的なものだったのかもしれない。


・・・でなければ、バクもピーターも、すっかり尻に敷かれたかふられたかのどちらかだろうな。




【トップの写真はヒメとバク。今ではヒメのお尻の毛も生え揃っている。
さて、これからどのような子が生まれるのだろうか?】




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