地球温暖化が世界規模で叫ばれるようになってから随分になる。紙面で「温暖化」の文字を見ない日はないし、折込チラシや市の広報でもエコドライブや家庭の省エネを謳うことが多くなった。しかしその反面、いまだに温暖化を一蹴する説を目にすることも少なくない。「温暖化なんて実は騒ぎ立てるほど深刻なものじゃなく」「実は過去の地球の歴史ではこの程度の温暖化などしょっちゅうあった」「だから無理して不便な生活に戻すこと . . . 本文を読む
前記事に関連して、日韓併合前後の朝鮮半島の様子を捉えたYouTubeの動画があったので紹介する。既に一世紀を遡る当時の実情に関する資料は、当然ながらそれほど多くはない。その中で貴重な写真や文献、公文書などをこうして居ながらにして参照できることは、日本に住む私たちはごく当たり前に思ってしまうけれど、実は世界的に見れば希少なことなのかもしれない。
「朝鮮の本当の歴史」
朝鮮半島は当時、決して豊かと . . . 本文を読む
昔南米を歩いてて、通りすがりの人や出会った人たちに、よく「Chino, chino!(中国人の意)」と呼ばれたものだった。アジアから遠く離れた彼らにとっては東洋人はみな同じに見え、その代名詞が「chino」だったのだ。ところが呼ばれたこちらにとってはあまり面白くない。それに対しては必ず、「No! Soy japones.(いや、オレは日本人だ!)」と応えたものだった。
あれは今からもう20年以 . . . 本文を読む
名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の実一つ
故郷の岸をはなれて
なれはそも波にいく月
もとの樹は 生いや茂れる
枝はなお かげをやなせる
われもまた なぎさを枕
ひとり身の うき寝の旅ぞ
実をとりて 胸にあつれば
新たなり 流離のうれい
海の日の 沈むを見れば
たぎり落つ 異郷の涙
思いやる八重の汐々
いずれの日にか国に帰らん
日本海沿岸を中心に大量の廃ポリタンクなどが漂着している問題 . . . 本文を読む