【第三場】生態系って、いったいなに?
カズヤ 「こりゃ大変じゃん! このままじゃあ、そのうち田んぼも畑も害虫ばっかになっちゃうよ」
じっちゃ「そんでオラも悩んでんのよ」
カズヤ 「そしたらオレたちも、なんとかしないと!」
じっちゃ「んだどもなあ・・・」
ここで遠くからおばあさんの声が聞こえる。
ばっちゃ「カズヤ~、じっちゃ~、小昼にすっぺー」
カズヤ 「あ、ばっちゃだ。」
おばあさんが袖から登場 . . . 本文を読む
【第一場】地球温暖化って、どんなこと?
田植の終わった田んぼに、青年とおじいさんが補植をしている。水を張った田面をすいすいと軽やかに渡り歩くおじいさんと対照的に、青年の動きはぎこちなくて遅い。
(ナレーション)「この春高校を卒業したばかりのカズヤは、晴れて農業一年生。じっちゃんに手取り足取り教えてもらいながら、毎日田んぼで働いています。苗作り、堆肥散らし、耕起、代掻きと仕事は進んで、今は田植の . . . 本文を読む
去年の11月にこのブログでアップした「地球温暖化と生きものたち」(1~4)。実はこれ、隣りの金ヶ崎町で開催された「環境推進大会」で、寸劇仕立てでプレゼンテーションしたものです。
今度これを、奥州市内の幾つかの中学校で上演することになりました。
そこで同じ内容を中学生相手にわかりやすく、かつ授業時間内に収まるように、一部内容を修正したものをこれから数回に亙ってアップします。
芝居をするとなる . . . 本文を読む
1937(昭和12)年、東京日日新聞(現在は朝日新聞に統合)の紙面に次の記事が載った。しかしこの当時、これが後にどんな悲劇を招くかを知る者はただの一人もいなかった。
「百人斬り競争」は、当時大阪毎日新聞と東京日日新聞において掲載された記事だった。南京侵攻途上の白兵戦において、日本軍将校2人が日本刀でどちらが早く100人を斬るかを競い、その手柄を語り合うという内容である。一人は向井敏明少尉(歩 . . . 本文を読む
今日「南京大虐殺」と言われるものは、戦後の東京裁判で日本の戦争責任を問うために、その根拠のひとつとして提示されたのを発端とする。概要としては次のとおり。
「1937年日本軍は南京への侵攻途上において、途中の村々で米や豚、鶏などを奪取し、更に放火や暴行、強姦、殺害などを繰り返し、特に12月13日の南京陥落以後2ヶ月間に亙っては、市内にて略奪や強盗、放火、更には無抵抗の市民や婦女子、捕虜30万人以上 . . . 本文を読む
松井石根(まつい いわね)陸軍大将をご存知だろうか。1937年の上海事変と、それに続く日本軍による南京攻略の総司令官だった人である。以下にこの、中国を敬い軍人ながら日中親善のために心を砕いたひとりの日本人将校が、どのようにして生き、また東京裁判にて罪を問われたかを見てみよう。
松井石根は1878年愛知県に生まれ、成城学校から陸軍士官学校、陸軍大学校へと進学。日露戦争時から40余年間陸軍に在職 . . . 本文を読む
東京裁判は敗戦国である日本に今大戦の一切の責任を負わせるとともに、今後再び日本が白人社会に対して交戦する能力を持ち得ないように、日本国民へ徹底した自虐史観を植えつける、その第一歩となる重要な「イベント」だった。
それゆえ判事はすべて戦勝国側(11カ国)から選出され、被告にも一応弁護人は付けられたが、日本側から提出された3千件を超える弁護資料(当時の日本政府・軍部・外務省の公式声明等を含む)は . . . 本文を読む