アグリコ日記

岩手の山里で自給自足的な暮らしをしています。

よみがえる地球

2024-07-08 07:21:45 | 思い
私は美しいものが好きだ。と言うとなんだか海原雄山的でよろしくないのだが、ただ素直に言えば、世の中の多くの人がしているように、きれいな花など、心を和ませるものを庭や畑に植えて季節ごとに楽しんでいる(だけの話である)。梅雨に至るこの時期までは、花菖蒲が見頃で、早生から晩生へとひと月近く次々に咲いてはまるで微笑みかけるように庭の空気を明るくしてくれる。 今日はそんなわが家の花々など見ながら、地球環境のこ . . . 本文を読む
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情報の海

2024-06-24 14:37:44 | 思い
私が「信念体系」の概念を最初に受け取ったのは、今から15、6年前のこと。その頃なぜか俄かに興味を覚えた「シャーマニズム」について、本や資料を集めていた時だった。さるシャーマン集団は、人間の内にある信念体系(の特に「エゴ」の部分)を「外部装置」と呼んでいた。もともとヒトの持っていたものではなく、生まれた後に外付けされる一種の操作盤というか、人間の行動を方向づけするための制御装置のようなものと捉えてい . . . 本文を読む
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風通しのよい世界

2024-06-16 16:59:37 | 思い
家の前の畑の一角に今、物置小屋を建てようとしている。いろいろと農業機械など収納したいし、草取りに来てくれる人たちに、気楽に休めるようなスペースを提供したい。そこで一年越しでそのための準備をしていたのだが、このところようやく着工の目途が立った。 早ければ月末にでも基礎工事に入る予定だ。今回は、基礎と骨組み、屋根は業者に任せて、その後の壁や床、階段作りなどは自分でやろうと思っている。まあ、現実的に一番 . . . 本文を読む
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ひとりひとりのタイムライン

2024-05-30 08:17:03 | 思い
昨日夢を見た。少し面白い内容だったので、今回はそれを共有してみよう。 以前、私はいわゆる「明晰夢」と呼ばれる夢をよく見ていた。夢の中で「これは夢なんだ」と自覚できる夢である。夢の中では肉体がないので、自分のイメージや意図によってどのようにでも、どんな「現実」でも創ることができる。私は空を飛ぶのが好きで、よく家の上空に舞い上がってみたり近くの町へ飛んで行ったりしたものだった。一時期そんな夢の内容を書 . . . 本文を読む
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10%の遊び

2024-05-20 16:43:52 | 思い
わが家の猫たちは、ラーメンが好きである。実はここ数年、私は朝にラーメンを食べることが多い。もちろんインスタントだ。こう言うと意外と思われる方も多いだろう。長らく自給自足をモットーにしてきたたわが家では、かつては小麦を育ててうどんを作り、ソバを育てて蕎麦を打った。しかし当時ラーメン作りだけはハードルが高かった。かんすいが手に入らなかったのである。今ならネットで購入することもできるのだろうが、あの頃は . . . 本文を読む
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アイヌが伝えたアセンション

2024-05-15 09:09:10 | 思い
アイヌに伝わるカムイユカラ(直訳すればカムイの叙事詩。カムイとは、生きもの・山や川・自然現象・人工物など、すべてのものに宿るその本体。神/霊/魂とでも訳せるもの)を集めた本に「アイヌ神謡集」というものがある。今からおよそ百年前(1923年)、アイヌ女性・知里幸惠が邦訳・編纂したものである。今回はその中の一篇「梟の神の自ら歌った謡 『銀の滴降る降るまわりに』」を紹介しよう。かなり長いので、途中省略し . . . 本文を読む
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縄文人の痕跡

2024-05-13 09:17:00 | 思い
おぉ! わが家から縄文式土器がっ!! なんじゃ?こりゃ???・・・もしや縄文人も猫をかわいがったのかっ!? 🔷 ◇ 🔶 ◇ 🔷 ◇ 🔶  日本人は縄文人と弥生人の混血であり、アイヌは縄文人の直系の子孫だと一般に言われている。それはそうに違いないと私も思うのだが、今日は縄文人とアイヌの関係についてひとつ私見を述べてみよう。 以下はwikipedia「コロポックル」からの抜粋である。 アイヌ . . . 本文を読む
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家畜の夢

2024-05-07 09:59:41 | 思い
今日は、手放し/統合を進める人が時として陥ることがある、ひとつの落とし穴について述べてみよう。これはもしかしたら今意外とたくさんの人が直面していることかもしれないし、もしあなたがそうでなかったとしても、こんなこともあるのかと思って聞いてもらいたい。 私たちが教育や幼いころの躾けによって刷り込まれた信念の塊であるエゴは、それに従えば際限なく苦しみや悲しみを生み出すように意図的にデザインされている。 . . . 本文を読む
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エゴの声、ハートの声 2

2024-04-06 19:34:36 | 思い
先に述べたとおり、多くの人にとって、自己は子どもの頃から、ほとんどエゴに乗っ取られた状態にある。だから「エゴ=自分」と信じて疑わない。なにかにつけエゴの声はとても大きいし、対してハートの声は感じれるかどうかの微かなものだ。ではこのエゴを小さくしてハートの声を復活させるには、どうしたらいいだろうか。 例えば私がしたように「信念体系」というものに正面から取り組んで自己を変えていく方法もある。またバシャ . . . 本文を読む
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エゴの声、ハートの声 1

2024-04-05 19:25:50 | 思い
母なる地球が次元上昇するのに合わせて、今多くの人が自分の意識を変えようと試みている。そしてこのための豊富な情報がメディアやネット上で容易に入手できる状況にもある。更に宇宙からはそれを助長し支援してくれる膨大な量のエネルギーが注ぎ込まれている。時は絶好のタイミングにある。そして実際に多くの人たちが日々生まれ変わっている。 しかしながら、この作業に少なからず停滞してしまっている人も多い。その多くはいわ . . . 本文を読む
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完璧主義

2024-03-30 17:41:08 | 思い
若いころ、食器を洗う時は使う前よりもきれいになるまで洗う、という言葉を聞いたことがあった。そうかそれがいいのだなと思って、長い間そんなことを真面目に心掛けていたりした。しかしよくよく考えてみると、これは噴飯ものである。モノは使えば必ず消耗する。いずれは壊れるなり摩耗して原形を失う。これは自然界の摂理であり、およそすべてのものに当てはまる。それなのにいったい誰があんなことを言い出したのだろう。まあ、 . . . 本文を読む
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ゴミの行方

2024-03-20 09:01:09 | 思い
私の家の隣りは少し高台になっていて、家が一軒ある。そこは地形上風当たりが強くて、風が吹くとよくうちの畑や山の中にそこから物が飛ばされてきた。みな、その家から飛んで出たものだということは明らかだった。他に該当するような家が無いのである。その家には70代になる老夫婦が二人住んでいた。 そこで私は越してきてしばらくの間は、それらの物を拾い集めてはまとめてその家との境の畑の脇に置いておいた。たぶん飛ばされ . . . 本文を読む
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豊かさの秘訣

2024-03-09 11:45:38 | 思い
私がこの地に越してきた22年前、それまでの農業経験から、作物は必ず無農薬・無化学肥料で作ろうと決めていた。そこでさっそく土作りに励んだのだったが、なにぶんそこは長年の慣行栽培で土は汚染され生態系は破壊されていた。簡単にはできない。どうしても農業を軌道に乗せるには時間がかかってしまう。そこで私は、玄米と野菜、そしてそこらに生えている野草を食べることにした。持ち金をできるだけ減らさないためである。また . . . 本文を読む
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今、地球は、 8 

2017-02-26 09:40:57 | 思い
 まず少しだけ、僕の短い創作話に付き合ってもらいたい。  創造の初め、原初の存在はただ一つそれだけで存在し、それ以外の何ものも無かった。その存在の状態を僕らの持つ非常に限られた概念で説明することはできない。だから比較的それに近い比喩によって表してみる。例えばそれを、輝く一点の光になぞらえてみようか。眩くてとても見ていられないほどの光。しかしある時その「光」は考えた。この世界には今自分しかいないけれ . . . 本文を読む
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今、地球は、 7

2017-02-20 08:25:39 | 思い
 本題に入る前に、信念体系関連でもう少しだけ付け加えておきたいことがある。これらの情報は、きっと君のこれからの道の助けになるに違いない。  まずは僕たちの「意識」について若干説明しておきたい。存在の本質は「意識」である。いのちあるものはもちろん、無生物にも、また僕らが通常非物質とみなしているエネルギーだけの存在についてもそれは言える。あらゆる存在には意識があるのだ(例え僕らの目にはそのように見えな . . . 本文を読む
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