粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

墓穴を掘った朝日新聞

2012-10-20 00:47:52 | 煽り週刊誌

あの朝日新聞が形無しだ。橋下徹大阪市長の週刊朝日批判に全面敗北。結局朝日得意の「人権」が墓穴を掘ってしまった。橋下市長の父親や祖父の過去を不確かな伝聞で暴き、そのDNAこそが今の橋下市長を形成していると決めつける。しかも諸悪の根源のごとく。

人格を否定する人権侵害の最たるものだ。日頃、朝日は何よりも人権の尊重を社是ともしている。しかし今回のやり方を見ると、その取り組み方が軽薄で欺瞞に満ちてことが明るみになってしまった。

橋下市長が、君が代や日の丸を強制していると批判する。慰安婦問題では、彼の韓国批判を一方的だと問題視する。普段こうした課題で旗振り役を担う朝日にとっっては、市長の言動は許しがたい。自分たちを攻撃しているとしか思えないのだろう。市長は人権を軽視している、と。

しかし一応日本を代表する朝日新聞は、体面を重視するあまり、ストレートであからさまには橋下市長を批判出来ない。結局その役割を別働隊の週刊誌に担ってもらう。本社と違い、露骨なやり方でもいいから大いに暴れてもらう。

しかし週刊朝日はやりすぎた。酷すぎた。おまけに相手は、こうした論争では百戦錬磨の橋下市長だ。朝日が最もしていけない人権攻撃を野方図にやってしまった。市長にそこを徹底的に突かれ、結局朝日は自滅し墓穴を掘ってしまった。これほどの朝日のイメージダウンは過去になかった。大朝日の屋台骨を大きく揺さぶるかもしれない。一人の首長で、立ち上げた政党が海のものともわからない相手に。


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