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スズキの弱点、GSR750ABS。(番外編vol.648)

2014年10月21日 08時35分19秒 | Weblog
今どきの新しいバイクのデザインは国産、外車を含めかなり同じ傾向にありますよね。

いわゆるソリッドで複数のカバーに覆われてる完成されたデザインです。

その中でも一番受け入れられているのはカワサキのZシリーズ。

で、この今風ネイキッド最強のヤマハMT-09、そしてバイク界の王様、ホンダ。

国産4強にあって残念ながら国内でのスズキの人気は低いです。

そうなると他社と同じようなデザインのバイクで対向すると負けてしまいがちです。

その一番分かりやすい事例がこの「GSR750ABS」だったりします。

大型の最新ネイキッドバイクでは同じ雰囲気を醸し出すものが他にも多く存在します。

例えばカワサキのZ800や、ホンダCB650F、ヤマハMT06-MT09など。

海外に目を向ければもっと同じような今風ネイキッドが存在します。

スーパースポーツの1.000ccでは健闘してるスズキですが、

このジャンルは相当厳しい状況ですね。

中排気量のグラディウス400やGSR250はまだ他に無い何かをもっているので、

健闘していますが、この「GSR750ABS」は残念です。

しかしこの「GSR750ABS」優れた性能をちゃんと持っています。

水冷式4スト4気筒DOHC4バルブエンジンは最高出力が106ps。

このエンジンはかつてのGSX-R750からのもので信頼性も高いです。

また、サスペンションも減水力を何段階も調整出来る優れものだったりします。

特にそん色のない仕上がりになっているのですが、

後はスズキというブランド力が向かい風を吹かせてしまってます。

スズキは隼やカタナのように圧倒的な人気車種を持っているのも関わらず、

なぜか他の車種になると人気が低いです。

決定的な違いを見せる車両で対向するしかないスズキというブランドが、

スズキの最大の弱点だったりするんでしょうね。